2022年11月　NYC　その7　グルメ編

2022/11/23 - 2022/12/03

NYCではいろんな国の料理が楽しめます。
当初のホテルはチャイナタウンにあったので結構中華を楽しみました。
後半はミッドタウンへ移動し、いろんな国の料理を楽しみました。
何処で食事をするか悩む事もあるかと思うのでご参考までに、特に印象的だったお店の料理をまとめてみました。

エリア ニューヨーク(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

Golden Unicorn
パレードの帰りに昼食を取ろうと評判の飲茶の店にやってきました。
ガイドブックによると週末は行列ができるとか。
ホテルから徒歩でぶらぶら。
確かに、路上のビニールハウスも満員で、ちょうど空いた席に案内してもらえました。
食器は紙皿と箸がビニールの真空パックになって出てきました。
料理が乗ってくる食器も全て紙。使い捨てですね。
感染症対策だと思います。

Golden Unicorn
飲茶なので、定番の春巻き、大根餅、腸粉を注文。
注文は写真付きのパンフレット型のメニューにチェックを入れる方式で分かり易いです。値段も明記してある明朗会計。
この腸粉、旨かった。
私の知っている腸粉はこういうのよ、って餅店のおばさんに教えてあげたい。
大根餅もかなり旨い。結構アタリな感じです。
広東の飲茶はこういうのだなって感じの安定の味でした。

Golden Unicorn
スープは玉子スープにしようと思ったのだけれども、２人で分けるならワンタンスープの方がイイかなと思ってこっちにしましたが、これはもう少しがんばりましょうって感じでした。
ここでメインの小籠包が来ない事を告げたら、どうも忘れていたっぽいです。
大急ぎでお持ちしますと言った割には待てども待てども来ない。
待っている間にもうお腹いっぱいだなって思ったので、キャンセルしました。
夫はカンカンで、$0.01たりともチップを払う気はないという意思を示すのだと、小銭までキッチリ請求書通りの金額を置いて出てきました。

注文を忘れられたのは残念ですが、味自体は悪くなかったです。
すごい繁盛店で、我々の席もすぐに埋まりましたし、キャンセルした小籠包もすぐに誰かの腹に収まっていたはずです。
一番高い小籠包が来なかったので、お茶と点心4点で$27ちょいでした。
この旅で一番安上がりだったなぁ。

Joe's Shanghai
ホテルの隣の隣の路上にはいつも行列ができているので、なんでかなーと思ったらこのレストランの入場待ちでした。
そんなに人気なのかと俄然興味がわいて、翌朝開店と同時にくらいに行ってみたところ、未だそれほど混んでいなくてスンナリ入れました。
店内は広くて、テーブルの間隔が広くてイイ感じです。
感染症対策として120名以上は入れないと壁に張り紙がありましたので、連日120名入れても外に行列ができているとはなかなかの人気ですね。

Joe's Shanghai
看板メニューは蟹小籠包だそうで、それを2つ注文。
蒸すのを待つ間のつなぎに春巻き1個を2人で分けました。
これ、半分で十分なくらいの大きさがあります。
中身がぎっしり詰まった熱々春巻きは美味しかったです。

Joe's Shanghai
上海料理の店だし、豫園の小籠包くらいの大きさを想像して2蒸籠頼んだのですが、ここの料理はUSAサイズでした。
1人で8個食べるのは大変。
確かに美味しいし、人気なのは分かるけど、量が多くて最後は食傷気味。

Joe's Shanghai
USAサイズとは知らずに春巻き、小籠包だけでは足りないかもと、焼きそばも注文してたんですよねー。
出てきたのを見ると、焼きそばじゃなくて焼うどんだね。
麺までUSAサイズか。
これはとても食べられないので持ち帰りたいとお願いすると、快く箱詰めして持たせてくれました。
そういうリクエストが多いんでしょうね。
1時間後くらいに食べたけど、美味しかったです。
ホテルから徒歩30秒に美味しいレストランがあるのが分かったのは大収穫でした。

Joe's Shanghai
息子から「肉、メキシカン、イタリアン以外で美味しい晩飯食えるところ知ってるか？」と相談があったので、このお店を教えてあげたところ、メニューを選ぶのが大変だから一緒に食べようという事になり、別の日の夜に再訪。
行列の中、テーブル差配のお兄さんから番号札を貰い、約45分という待ち時間の目安を聞いたので、ホテルのロビーでみんな（4名）でメニューを検討。
入店待ちとUber Eatsの配達員で大混乱の中、無事にテーブルに付いて、春巻き、蟹小籠包と共に冷たい麺の前菜ってのを注文。
中国出張の時、平たい米麺を冷たくしてサラダ仕立てにしてゴマ風味のドレッシングで食べるってのに一時ハマってたので、それを想像してました。
でも、出てきたのはコレ。
ピーナッツバター味の小麦粉麺でした。まぁ、美味しいけどね。
息子は平たい米麺を期待していたのでがっかりしたようですが、ピーナッツバター味は気に入ったようです。
小籠包は4人で8個を分けたら、とても美味しかったです。
適切な量って重要よねぇ。

Joe's Shanghai
緑の野菜だと同行者たちはあまり箸がのびないかなーと思い、野菜の多い青椒肉絲と、息子が選んだナントカ将軍のチキンってのを注文。
こちら青椒肉絲です。なんか違うよねぇ。
肉が太い。ピーマンが少ない。タケノコの代わりに玉ねぎでした。
味は上海風の甘めの味で、ちょっと思っていた青椒肉絲とは違うけど美味しかったです。
太切りのお陰で肉味が強く、柔らかくて美味しい”ビーフ料理”は英国人たちに好評でした。

Joe's Shanghai
将軍のチキンは唐揚げチキンにスパイシーなソースがかかったものでした。
結構辛い。
スパイシーチキンと青椒肉絲はごはんに合うので白飯2人前追加。
ご飯もUSAサイズで量が多いので2人前で4人分にピッタリでした。

Joe's Shanghai
デザートの杏仁豆腐は英国人に受けなかったなぁ。

でも、全体にみんな満足した楽しい夕食となりました。
4名分で$200くらいだったと思います。
私の知っている上海料理とは少々違うけれども、美味しい本格中華のお店でした。

Kossar's Bialys
朝ご飯にベーグルを食べに行こう、評判の店がローワーイーストサイドにあるから、というお誘いでぶらぶら歩いて行きました。

Kossar's Bialys
種類がいっぱいありすぎて迷うーーー。
ワンコはどれ選ぶ？

Kossar's Bialys
NYCのワンコは本当にお行儀が良い。
隈取のような目元がクールですね。

Kossar's Bialys
夫はベーコンと玉子とアボガドにしたらしい。

Kossar's Bialys
私は無難にサーモンとクリームチーズにアボガド追加。
ベーグルはプレーンにしました。
ベーグルはずっしりと重く、噛み応えがあり、これ1個食べると満腹です。
美味しいです。確かに美味しいですが、私は正直、ベーグルより普通のパンの方が好きだなぁ。
この次ベーグルを食べるのはいつになるだろうか....。

PJ Clarke's
別の店でランチをするはずが、想像と違ってたので、ランチ難民になり、ウロウロしているときに偶然見つけました。

PJ Clarke's
19世紀からやってるお店。

PJ Clarke's
昼時からは少し外れているのに、まだすごい混んでましたが、なんとか4名のテーブルを確保してもらい無事着席。

PJ Clarke's
私は茄子のパスタにしました。
リトルイタリーの側にいたのに、そういえばまだイタ飯食べてなかったな―と思って。
この写真では餃子のように見えるトッピングはバルメザンチーズを焼いた煎餅のようなモノです。
美味しかったです。
美味しかったですが、同じ味なので段々飽きてきます。

PJ Clarke's
他の3名はバーガーを注文。
「今まで食べた中で1番！」と大好評。
くそー、こっちにすればよかったー。

PJ Clarke's
って事で、最終日のランチに再訪。
今日もものすごく混んでます。
チャイナタウンのお店は感染症対策で人数制限してましたが、そういう配慮はないような気がする。
前回はギネスでしたが、今回はアメリカらしくコークにしました。
バケツサイズの大きなのが来るかと思ったら、あらら、小さいじゃん。

PJ Clarke's
念願のバーガーです。
お店の名前の付いたシンプルなのにしようかと思ったのですが、夫が「キャデラック！」というので、今回はそのアドバイスに従いキャデラック・バーガー。
生の輪切りの玉ねぎがお皿の上に1つ乗っていて、その上にバンズ、レタス、美味しいバーガー、チーズ、ベーコン、トマトと続いていました。ピクルスは横に添えてあります。玉ねぎ、ピクルスが嫌いな人も食べやすい。
確かにムッチャ美味かったです。

PJ Clarke's
今日はお腹に余裕があるので、デザートも頼もうとメニューを要求すると、チーズケーキ、パンプキンパイ、ジャンボサンデーから選べとの事。
ニューヨークといえばチーズケーキかな。
出てきたのはこちら。日本のより1.5倍か2倍くらいデカイね。
う～ん、味濃いー。美味しい。
ねっとりとリッチ。これぞニューヨークチーズケーキ。

PJ Clark'sはNYCで一番好きなお店かもしれません。

Joe's Steam Rice Roll
セントラルパークとZabar'sの間にあるお店。
隣の犬連れの人が集まっているカフェでお昼にしようと思ったら空きテーブルがなく、隣を見たら”Steam Rice"の文字。
ご飯をロール状にしたもの？韓国の海苔巻きみたいなの？
そろそろ米が食いたくなってきたので入ってみることにしました。

Joe's Steam Rice Roll
鰻の寝床のような細長い店内。
持ち帰りの人が多いような印象でしたが、店内で食べるのもOKなのでここでランチにします。
奥のレジで注文。
「特選セット」と「海鮮セット」を選ぶと、野菜を5種類の中から3つ選べ、といわれました。
コーン、もやし、ホウレンソウ、インゲン、謎の野菜。
これって何？って聞いたんだけど、お兄さんも説明できない。
という事で私はコーン、もやし、謎の野菜。
夫はもやし、ホウレンソウ、インゲンにしました。

Joe's Steam Rice Roll
で、出てきたのがコレ。腸粉じゃん！
Steam Rice Rollって腸粉の事か。
野菜はサイドじゃなくて、中に一緒に入ってました。
謎野菜はキャベツのような白菜のようなモノでした。
腸粉は大好物ですから、嬉しい驚きでしたね。
うまかったです。

Joe's Steam Rice Roll
ニューヨークタイムスで紹介されたらしい。
美味しくて、たぶん15ドル/人ほどだったと思う、安上がりな昼食となりました。

Joe's Restaurant
ダビンチホテルのB1Fにあるイタリアン・レストラン。
外は大雨で、お腹は空いてるけど外へ食事に出る気も失せた時にやってきました。
そういえばここもJoeだなぁ。
Joeのお店ってNYCでは多いのかなぁ。

Joe's Restaurant
昼と夕飯の間くらいの中途半端な時間だったので他に客はいませんでした。
落ち着いたイイ感じの店内ですけどね。
閑古鳥の鳴く人気のないお店だったどうしようと、ちと不安。

Joe's Restaurant
カラマリとピザを注文。
カラマリはカラッと揚がっていて、ムッチャ美味かったー。
トマトソースが別添されてましたが、レモンを絞ってそのまま食べるのが美味しかった。
ピザはG's Pizzaというのを注文したのですが、夫は「マルガリータがイイなぁ」といっていたので、夫側には具がないマルガリータ風に仕上げてくれました。
心配する必要なんて全然ない、美味しいお店でした。
もう一度人が多い時間帯に訪れたいと思っていたのにチャンスを逃したのが残念。
宿泊者には10%割引がありました。

Bread & Honey
ダビンチホテルに到着した日に「朝飯食べたいんだけど、近所で良いとこないか」とフロントのお姉さんに聞いたところ、「どういう朝飯？ベーグルとか？ちゃんと座ってパンケーキとか？」と聞かれたので、「ベーグル！」と答えるとここを教えてくれました。

Bread & Honey
朝食メニューは大体コーヒー付きで$7~10程度です。
このカウンターで注文すると、この後ろで調理してくれます。
出来立てほやほや。
反対の後ろはバッフェコーナーになっていて、ランチ時はいろんな食材が並ぶようですが、朝はここだけ。
そして、この店の半分はお菓子、インスタント食品や洗剤などコンビニのようになっていて、とりあえず足りないものがあれば、ここに来れば何とかなるような感じでした。

Bread & Honey
初日に注文したのはベーコンエッグをロールパンで挟んだもの。
ブルベリーマフィンは1個を2人で分けました。
持ち帰り用に包んでくれましたが、店内にテーブルと椅子が幾つかあったので食べていくことにしました。
ベーグルと似たようなボリュームですが、パンが柔らかいので食べやすい。
私にはこっちの方が嬉しいなぁ。

Bread & Honey
翌日は「ここで食べていくか？」と聞かれたのでYESと答えると、ちゃんとプレートに乗って出てきました。
今日はマフィンでハムエッグを挟んだの。
これもおいしかったなぁ。

Bread & Honey
翌日はちょっと変えてオートミールにしました。
暖かいオートミールにフルーツ（バナナ、ブルーベリー、角切りリンゴ）とナッツが乗っています。
はちみつをかけてもらったので少し甘くておいしかったです。

Bread & Honey
最終日の朝は美味しかったマフィンサンドのベーコンサンド。
これは具が少ないので確か安かった。

ここの朝めしは手頃な値段で美味しいし、教えてもらって助かりました。
もしも着席タイプのお店を教えてもらっていたら、バカ高いエッグベネディクトだのワッフルだのを食べていたのかもしれないなぁ。

Bread & Honey
11/30のロックフェラーセンターのツリーの点灯式はTVを見ながら部屋食しようという事になったので、スーパーマーケットでカットフルーツや生ハムなど買ってきましたが、ちゃんとした「食事」も用意しようとBread & Honeyで韓国風ご飯とトマトソースのパスタを持ち帰りにしました。
見た目は何てことないですが、これもとても美味しかったです。

Bread & Honey
ベーカリーコーナーも充実しています。
先に帰った息子から「JFKで食事できるところはあんまりない」と聞いたので、ここでパンを1個づつ買って持ち込みました。
本当に滞在中ずっとお世話になりました。

JOJO
アッパーイーストサイドにあるフレンチレストランです。
息子が予約してくれました。

JOJO
息子によるとミシュランの星がどーとか、という有名シェフのお店だというので、ちゃんとした格好で来たのですが、案外カジュアルなお店で拍子抜け。
この気軽さがNYCっぽい気もします。

JOJO
前菜は夫と息子はスープ

JOJO
私はケールのサラダ
久しぶりに野菜だー、うれしいーと身体が喜ぶ感じでした。
量が多くて、食べても食べても減らないけど、ケールの苦みが美味しかったです。

JOJO
息子のパートナもエビのサラダ

JOJO
ダック。
とーっても美味いと言ってました。

JOJO
私と夫はフィレステーキ。
そういえば今回は肉料理って食べてなかったなぁと思って。
柔らかくて美味しいステーキでした。
満腹じゃー。

JOJO
でも甘いものは別腹。
フォンダンショコラ、アップルパイ、キャロットケーキを頼んで、それぞれ味見。
一番美味しいのはキャロットケーキでした。
実はにんじんが嫌いな私としては自分でも意外でしたが、これは本当に美味しかったー。

息子たちが払ってくれたので値段は分かりませんが、かなり高額だったろうと思います。
彼らと一緒にメキシカン料理の夕食ってのもあったのですが、iPhoneのバッテリーが5%切っていたので電源切った為写真はありません。
iPhoneが死ぬと地下鉄に乗れなくなっちゃう～。
ゴチになりました。

NYC滞在中、実はNo1美味は水じゃないかと思ったんですよね。
乾燥しているのか、水が美味しい。
左の500mlペットボトルは、おしゃれなカフェで買ったので1本ナント$3です！
まぁ、これは例外的に高いのかもねぇ。
真ん中のはチャイナタウンの香港スーパーマーケットで3本$2.00のセールで買いました。
ホールフーズでチェックしたら$1.12でしたので、チャイナタウンは少し物価が安いのかもね。
500ml1本$1ってのが相場なのかもしれません。
日本よりちょっと高めかなぁ。
右の大びんはBread & Honeyで購入した3Lボトルで、$4でした。
安い！と感激してましたが、日本で一般的な２Lボトル入りの水の値段を考えると、やっぱりNYCの物価は高いなーと思いました。