タイ南部（クラビ～ハジャイ) ① アオナンビーチ

2022/12/29 - 2023/01/04

年末年始の休暇にタイ南部のクラビとハジャイへ行って来ました。

取り敢えずクラビまでの片道チケットを押さえた後、休暇中クラビ1箇所だけに滞在するのは少し勿体無い感じもして、クラビからそう遠くない所で、ビーチリゾートとは違った趣きのある町はないかと探してみると、クラビよりマレー半島を南下したマレーシアとの国境に近い「ハートヤイ」という町にシンガポールとの直行便が毎日就航している事が分かりました。
初めて聞く町の名前。でもタイの地方都市に毎日飛行機を飛ばしているのには何か理由があるのだろうと思い調べたら、ハートヤイ、別名ハジャイ、タイ南部の最大の都市で、シンガポールやマレーシアの華人達がよく訪れる町のようで興味が湧いてきて次のようなルートで周ることにしました。

シンガポール → クラビ → ハジャイ → シンガポール

（為替レート：1バーツ ≒ 約4円)

エリア クラビ(タイ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 2.5
• 交通: 3.0

• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: スクート
• 旅行の手配内容: 個別手配

Scootで、シンガポールからクラビへ。
スクートの利用は2回目ですが、シンガポールのLCC (SQ系列) ということで、なんとなく安心感があります。

出発の2時間前にチャンギ空港スクートのカウンターに着くと、行き先の国によって列が2つに分けられていました。どうやらチェックイン時に、コロナ関連の証明書類が必要な国とそうでない国に分けているようです。
タイへは書類確認不要ですので、セルフチェックイン可能な方に入りました。

シンガポール チャンギ国際空港 (SIN) 空港

キオスク端末でパスポートと予約番号を入力して発券しました。
地元シンガポールの航空会社なので、スペースも大きく取ってあり端末もたくさんあります。

発券が終わったら、自分で荷物を挿入口に置きます。端末の数が多いので待ち時間もなく5分掛からずに手続きが全て終わりました。

片道(シンガポール→クラビ）の航空代は、預け荷物(20kg)と座席指定料を追加してS$167(約17000円)でした。

シンガポール発14:25、クラビ着15:10の予定です。
シンガポールとタイとの時差が1時間ありますので、1時間45分のフライトです。

フライト予約時に別料金ですが、窓側のシートを予約しました。座席の位置によって細かく料金設定がされています。

チャンギ空港を離陸すると、直ぐにジョホール海峡を越えてマレーシアの空域に入ります。
写真は、ジョホール海峡にあるテコン島(手前) とウビン島で、両島ともシンガポール領です。

フライトは、チャンギ空港を定刻にドアクローズしましたが、混雑している時間帯なのか離陸までに時間がかかり、クラビ国際空港には少し遅れて到着。
クラビのイミグレでも指紋の記録等で通過にかなり時間がかかりましたが、コロナに関連する事項は不問で、コロナ前に戻っていました。

クラビ空港 (KBV) 空港

クラビ空港到着後、制限エリアを出ると、いきなりタクシーの呼び込みがあります。
アオナンビーチのホテルまで、600バーツでした。

タクシーと言っても空港の駐車場に止めてあったこの車で移動しました。

空港からアオナンへ向かう途中、学校から帰宅する中学生ぐらいのタイの子供達。
普段は出会えない何だかほのぼのとした気持ちになる光景に出会えました。

宿泊したホテル
ホリデーイン リゾート クラビ アオナンビーチ

紛らわしい名前のホテルがもうひとつあるので、最初に間違ったホテルに行ってしまいました。
間違ったホテルからこのホテルまでトゥクトゥクで100バーツ掛かりました。

チェックインの時、部屋をアップグレードしてくれた旨、伝えられました。
ホテルの敷地は広く独立した建物が６棟ぐらいあります。アサインされた部屋は、メインストリートから一番奥まった坂の上の棟で、アクセスはとても不便。

一方で、眺めは素晴らしく部屋の正面にクラビロックが見えます。

バスルーム
シャワーのみで浴槽はありませんでした。

部屋のバルコニーからの眺望

日が暮れる前に、早速、アオナンビーチへ。
かなりの人出です。白人が多い。

アオ ナン ビーチ ビーチ

ビーチ中央にあるモニュメント

サンセットは見れませんでしたが、アンダマン海の空がいい色に染まりました。

日暮れと共にビーチの何ヶ所かでファイヤダンスが始まりました。

喉が渇いたので、マンゴーシェーク50バーツ

クラビでの最初の食事はこちらの店で摂りました。

マッサマンカレーを食べてみたかったのですが、いろいろな種類があり迷いました。まずはオーソドックスなチキンをオーダーしました。

マッサマンカレーは、想像していたより少し辛かった。メインのチキンの他にカシューナッツ、ジャガイモ、玉ねぎ、人参が入っていました。
辛さを除けば、以前どこかで食べたことのある味でした。

翌日は、遅めの朝食をこちらのカフェで。

店内はそれほど混んでないのに、フードが出てくるのに結構時間がかかりました。

アオナンビーチ中央のモニュメント

アオナンビーチの西端まで歩いて行きました。
ここまで来ると泳いでいる人も少なくなります。

ビーチを遮る石灰石の岩
岩の下まで行くと地殻変動で珊瑚礁が隆起したのが間近に見れます。

反対の東端はアオナンロックで、その向こうに隠れリゾートがあります。
モンキートレイルという山道で越えてみました。

モンキートレイル入口付近
この付近は猿がたくさんいました。

徐々に登りがキツくなってきます。

モンキートレイルを越え、反対側からアオナンロックを見た所

隠れリゾート
岩に囲まれて道路は繋がってないので、物資の搬入はフローティング桟橋から船を使います。

浮きをつなぎ合わせて作った桟橋
かなり揺れます。

メインストリートをモスクの方に歩いて行くと、だんだんと道行く観光客の数が減り、地元の人の割合が増えていきます。
モスクの近くのこのレストラン (May & Zin) に入ってみました。

マンゴーサラダとエビのホットアンドサワーを頼みましたが、味はいまひとつでした。

両替所はメインストリートに幾つもありますが為替レートは若干違います。
見た中で一番良かったこちらの両替所で換金。1バーツは、ほぼ￥4円

翌日は、クラビタウンへ行きました。
続きの旅行記も是非ご覧ください。