2022/10/19 - 2022/10/27
136位(同エリア325件中)
べるじゃらんさん
- べるじゃらんさんTOP
- 旅行記193冊
- クチコミ180件
- Q&A回答6件
- 222,386アクセス
- フォロワー7人
自分としては初めての九州旅行です。
かみさんは長崎や湯布院温泉などに行ったことがあるようですが、自分は全く初めての九州。
行き先はセールで安く手に入った長崎に行くことにしました。
LCCはピーチが多かったのですが、初めてジェットスターを利用することになりました。
長崎空港までのチケットは取ったものの、長崎でどのように過ごそうか?
ハウステンボスは何か遊園地みたいで趣味と合わなそう。
やはり長崎らしい自然と歴史の景色も見てみたいな。
かなり魅力的なのは五島列島だけれど日程的に無理そうだし。
Googleマップを見ながら悩みに悩んだ末、下記日程としました。
旅程
1日目 成田空港→長崎空港 小浜温泉泊
2日目 小浜温泉→雲仙温泉→島原市 島原泊
3日目 島原泊
4日目 島原泊
5日目 島原→長崎 長崎泊
6日目 長崎泊
7日目 長崎泊
8日目 長崎空港→成田空港 成田後泊
9日目 成田から帰宅
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 私鉄 ジェットスター
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
雲仙から乗ったバスをイオン島原店前で下車。
すぐ近くにあるホテルを島原観光の拠点としました。
手頃な価格のうえ、いろいろな観光スポットが徒歩圏ということが決め手です。
もちろんイオンも近くて何かと便利です。ビジネスホテルですが、観光にもオススメ by べるじゃらんさんビジネスホテル千鳥 宿・ホテル
-
ホテル入口です。
建物側面からは直接レストランに入ることが出来ます。 -
5階の角部屋がこれから3日間の”マイルーム”。
-
東側の窓からは島原鉄道が見えます。
-
こちらは南側の窓。
こちらの景色は良くないけれど、日当たりはとても良さそう。 -
バスルームはやはりビジネス仕様のユニットバス。
これはもちろん納得の上の宿泊です。 -
東側からは宝酒造の工場が見えます。
-
時間を有効に使いたいので、早速散歩に出かけよう。
島原鉄道の踏切を渡って少し歩くと神社がありました。霊丘神社 寺・神社・教会
-
横の公園にはSLが展示されていました。
-
進路を南に変えて細い路を歩く。
今日の目的地である浜の川湧水です。浜の川湧水 (島原湧水群) 自然・景勝地
-
島原市は湧き水がとても豊富らしい。
雲仙に降った雨が島原で湧き水として出てくるのです。
浄水場が不要だから水道料金がとても安いとのこと。 -
この湧水もこのとおり、上流側から使用目的が細かく決められています。
-
浜の川湧水の脇にあるのが銀水。
長崎名物かんざらしで有名なお店です。
NHKのテレビドラマのモデルになったお店とのこと。銀水(浜の川湧水観光交流館) グルメ・レストラン
-
さっそく中に入ろう。
-
何と店内にも湧き水が湧いています。
-
タイミングが良かったのか、店内はがらがら。
テーブル席もありますが、やはり良さそうなのは畳敷きかな。 -
店内の畳敷きの部屋に上がりました。
-
浜の川湧水をすぐ横に見ることが出来るに座ることが出来ました。
時間的には閉店時間の1時間半ほど前でしょうか?
このあと少ししたら観光客が2組ほど来店しました。
特等席を確保出来て良かった。 -
おすすめメニューに決定。
おすすめメニューのなかにも添え菓子や飲み物など色々と選択肢があるのです。 -
かんざらしが到着。
抹茶と添え菓子にチェリー豆を選びました。 -
白玉が淡くて甘いシロップに付けてあります。
素朴な味で、とても美味しい。 -
この建物、登録有形文化財なのです。
最近何故かこのプレートがある建物に行くことが多いような。 -
ホテルに戻って窓からの夕景を一枚。
-
普段は夕食を摂らない習慣なのですが、おいしい物がある土地への旅行時は別。
ホテル1階にある食堂へ。
この食堂は一般のお客さんも食事が出来ます。レストラン千鳥 グルメ・レストラン
-
ネットの口コミによると、ちゃんぽんが美味しいらしい。
さっそく食べてみよう。 -
海鮮系の出汁が効いていて美味しいね。
口コミ通りです。
レンゲがとても大きいので量が少なく見えるけれど、ボリュームがあります。 -
翌日の朝食も夕食と同じ1階のレストラン千鳥で。
もちろんホテル内からも行くことが出来ます。 -
洋食(トースト)と和食を予め選んでチェックイン時に頼んでおくシステム。
3日とも和食を選んであります。 -
朝食後はさっそく島原市内の観光へ。
このような湧き水をあちこちで見かけることが出来ます。 -
一番街というとても長いアーケードへ。
このアーケードは後ほどもう一度通る予定なので、引き返して逆方向へ向かう。 -
古い町並みのむこうに見えるのは雲仙の山々。
これが豊富な湧水の源です。 -
湧水の蛇口?もいろいろな形状をしています。
湧水なのでもちろん流しっぱなし。 -
島原鉄道の車両基地に到着。
-
カフェトレインが停車していました。
予約制で土日に運行しています。
車内でランチやスイーツをたべることができるのです。 -
眉山(まゆやま)です。
眉山(びざん)と読むと徳島の山になってしまいます。
江戸時代(1792年)にこの山が崩壊し、土石流と津波によって島原と湾を隔てた熊本は死者・行方不明者が約15000人という大惨事の歴史があります。
写真左側の岩肌が見えているところが崩壊部分なのでしょうか? -
九十九島(つくもじま)です。
前述の眉山崩壊によって流れ出された岩石によってできた島々とのこと。
これだけの島々を作るほどの崩壊だから、元々の眉山は今と比べるととても大きな山だったのでしょうね。 -
小さな魚市場がありました。
-
坂本龍馬が長崎に向かう際に有明海を渡って、この場所に上陸したということです。
-
小さな漁船もたくさん係留されていました。
-
昨日銀水さんで寒ざらしとともに食べたチェリー豆のお店を発見。
生憎閉まっていましたが。 -
島原港フェリーターミナルに到着。
島原港フェリーターミナル 乗り物
-
階段を上ると熊本行きのフェリー乗り場です。
-
フェリーターミナルの土産物売り場。
ここで島原産のカステラなどを購入。 -
お昼は海鮮レストラン 漁人市場 とっとっと食堂。
この七角堂なる塔がお店のシンボルらしい。漁人市場とっとっと グルメ・レストラン
-
店内には勝海舟や坂本龍馬が上陸した際に使ったという船の縮小模型が展示されています。けっこう広い店内は団体さんにも利用されているようです
。 -
海老が3本乗った天丼が豪華だな。
内容の割に値段もまあまあかな?よしこれにしよう。 -
かみさんは海鮮丼。
-
天丼は天ぷらの盛り方が豪華。
-
横からみると、丼の蓋に天ぷらがもたれかかるように盛られています。
ボリュームが凄く、満腹になってしまいました。 -
昼食後は島原鉄道の島原船津駅へ。
車両センターに近い駅です。 -
駅構内です。
-
ケースに島鉄グッズが飾ってありました。
-
キップは自動券売機ではなく窓口で購入します。
いまどき珍しい硬券です。
子供の頃は国鉄も私鉄もこのような硬券でした。
日付印字器で印字された左端の日付も懐かしい。
入鋏(この言葉も死語に近い?よく変換できたな。)されたパンチ形状は四角。
やっぱり駅毎に違うのかな?
キップの模様はしまてつと島原鉄道の社章ですね。
意味が分かる人は鉄道マニアか年配の方ですね。 -
列車が入線します。
タイミングが早すぎだな。列車の前面が切れてしまった。 -
島鉄の車内です。
-
次の霊丘公園体育館駅が見えてきました。
宿泊しているホテルの最寄り駅です。 -
ワンマン運転で、無人駅もたくさんあるので、バスのような整理券方式です。
キップを購入できない無人駅から乗った場合、運転手さんに整理券を渡して精算します。 -
島原駅で下車しました。
-
今の時代、都会ではこのような改札口は珍しい。
写真を撮っていて列車到着から時間が経ってしまい、駅員さんはもういません。
昔は改札口付近に入鋏したキップの破片が沢山落ちていましたね。 -
今は列車の運航時間だから、駅の門は開いています。
最終列車のあとはこの立派な門を閉じるのでしょうか? -
島原駅の駅舎です。まるでお城のよう。
とても素晴らしい駅舎ですね。 -
駅からまっすぐ続く道。
本来ならば正面に島原城の素晴らしい姿が見えるのですが、残念ながらお城は工事中。
2024年に築城400年を迎えるということで、築城400年に向けたお色直しとのことです。 -
振り返って島原駅を見る。
-
このあたりにもたくさん湧き水があります。
-
駅前通りの1本北側の道には造り酒屋があります。
-
島原城の堀沿いに歩く。
宿り木が沢山付いてしまった木がありました。
なにか鳥の巣みたいです。 -
昔の床屋さん。
今は喫茶店になっています。青い理髪舘 工房モモ グルメ・レストラン
-
内部も昔の床屋さんを一部残しています。
-
鏡もそのまま。
-
理容椅子も1脚だけ残してありました。
さすがに古びていますが、電動昇降式というのが凄い。
自分が子供の頃、近所の床屋さんは足踏みでキコキコと上下させていました。
床屋さんに置いてあったマンガ誌には、髪の毛がたくさん挟まっていたのも古い記憶。 -
コーヒーとプリンを注文。
コーヒーは玄米コーヒーなので、香ばしい味です。 -
喫茶店で一休みした後は、武家屋敷の散策。
ここにも湧水が流れています。
昔の武士はこれを生活用水として利用したのでしょうね。 -
島原港フェリーターミナルでお土産に購入したカステラの本店がありました。
ホームページを見ると、長崎のカステラよりこちらの方が創業が少し古いようです。松井老舗 グルメ・レストラン
-
サンシャイン中央街というアーケード。
今朝少し通った一番街をずっと歩くとここにたどり着きます。 -
2ブロック離れた「鯉の水辺道」とよばれる通りに移動。
島原に来た理由は、Googleマップ見つけたこの通り。
せせらぎが路の脇を流れる雰囲気が良さそう、ということで気になってしまったのです。 -
趣がありそうな建物があったので入ることにしました。
しまばら湧水館(koiカフェゆうすい館) 名所・史跡
-
昨日に続き、ここでもかんざらしを注文。
こちらはレモン風味。
どちらも美味しいね。 -
数十メートル歩いたところにあるのが四明荘。
湧水庭園「四明荘」 名所・史跡
-
小さいけれど庭には池があり、建物内から庭を眺めることが出来ます。
係の人が話し好きで色々と説明してくれたのは良いけれど、蚊が多くて刺されまくり。
池の鯉はボウフラ退治してくれないのかな? -
紫色の実がなっている木がありました。
何という木なのでしょうか?南天とは色がちがうし。
…と思って調べたら「小紫」という木らしい。
とてもきれいな実です。 -
翌日の朝食。
小鉢を除いて昨日とほぼ一緒かな? -
この日も朝から島原市街を散策です。
先ずは珍しい寝姿の大仏があるお寺へ。江東寺 寺・神社・教会
-
マレーシアのペナン島でもっと大きな涅槃像を見たことがありますが、あちらのお顔は肌色で目も開いていて人間らしい姿ですが、こちらはいかにも仏像のお顔。
-
白土湖 (しらちこ)という眉山の崩落で出来た湖のほとりには、カトリック島原教会もありました。
きれいなドーム型の建物です。
なお、白土湖 は日本一小さな湖とのこと。島原カトリック教会 寺・神社・教会
-
少し早いけれど食事です。
開店前から待っていたのだけれど、開店時間になってもいっこうに店を開く気配がない。
そうしていると後ろから来た常連さん?が勝手に扉を開けて中に入っていきました。六兵衛 グルメ・レストラン
-
よく分からないけれど自分たちも中に入ったら既に開店している雰囲気。
暖簾も開店中の札もかかっていないし、何かよく分からない店だな。
もちろんここでは有名な六兵衛を注文。 -
六兵衛が来ました。
なにか関西風のうどんのような汁に黒い麺が入っています。 -
何かこんにゃくみたいな麺です。
腰はあまりなくてぼそぼそした感じ。
でも汁がおいしくてすぐに食べ終えてしまいました。
前述の眉山崩落によって一帯が飢饉に陥った際、六兵衛という農民がサツマイモと山芋から作ったのが六兵衛とのこと。島原の名物です。 -
まだお腹に余裕があるので、次は島原城前にあるこれも島原の郷土料理のお店へ。
姫松屋 本店 グルメ・レストラン
-
具雑煮を注文。
鍋ごと出て来ました。
関東では雑煮はお椀で食べるのですが。 -
雑煮に餅のほか野菜や海老、鶏肉などいろいろな具が入った、島原では外せない郷土料理です。
-
丸餅を使っているということで関西風ということでですね。
出汁がとても美味しく、さきほど六兵衛を食べたもかかわらずこれまた完食。
これはむちゃくちゃに美味しい。
東京近辺でも食べられる処はないのかな? -
島原城の南側のお堀に沿った道を歩く。
-
お堀はフキみたいな葉っぱで一面に覆われていました。
-
お城の東側へ。
古い金物屋さんがありました。 -
金物屋さんの横には湧水があります。
速魚川の湧水 自然・景勝地
-
湧水を奥に行くと、喫茶室への入口があります。
湧水を使ったかき氷やミルクセーキがあります。ここのかき氷でかき氷の概念を覆されました by べるじゃらんさん速魚川 グルメ・レストラン
-
軽食などもあり、沢山のメニューがあります。
-
中庭を見ながら食べることも出来ます。
-
古風な室内も良さそう。
-
かみさんが注文したカボチャのかき氷。
少し食べさせて貰ったのだけれど、間違いなく今まで食べたかき氷の概念を覆すものでした。
ざらざらした感じではなく、口に含むとふわっと溶けていく。
雪を食べている感覚かな?
頭がキーンと痛くなるのもなし。
店員さんに聞いたところ、その秘密はかき氷マシーンの鋭く研がれた刃にあるようです。
さすが金物屋さんのかき氷だ。 -
自分が注文したのが小豆入りのミルクセーキ。
これもかき氷と同様にふわっと溶けるような感じのミルクセーキ。
具雑煮とこのかき氷だけのために、もう一度島原に訪れるのも十分有りです。
2024年は島原城の築城400年だから、その時がチャンスだな。 -
歩いていると近代的な建物がありました。
島原市役所のようです。 -
ザボンをまるごと砂糖漬けものが棚に沢山置いてあったので立ち寄る。
老舗 森島屋 グルメ・レストラン
-
ザボンはさすがに大きすぎたので購入しなかったけれど、他のお菓子をホテルで食べるために購入。
-
フルーツがクリームに包まれたお菓子、美味しかった。
-
島原最後の夜はふたたびホテル内のレストランで。
-
今夜は皿うどんを注文。
やはり魚介のコクが効いている。 -
島原で最後となる朝食です。
画像から魚が切れてしまったよ。
納豆とタマゴと海苔、自分的には朝食の三種の神器が揃っています。 -
ホテル最寄りの霊丘公園体育館駅。
諌早行きの列車が近づいて来ました。
歴史的に何度も火山災害を被ったのですが、それを乗り越えてこのように美しい町を作り上げてきました。
とても素晴らしい町でした。
絶対にまた来るよ。 -
車窓から見た大三東(おおみさき)駅。
海に一番近い駅と言われています。
「幸せの黄色いハンカチ」がたくさん吊されています。大三東駅 駅
-
諫早駅でJR長崎本線に乗り換え。
何か凄くキラキラの顔をした電車だな。 -
つり革も丸い形の金具にぶら下がっている。
-
床はQRコードみたいな模様だ。
とにかく凄いデザインの電車です。
電車はもうすぐ長崎駅へ到着します。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
もっと見る
島原(長崎) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 初めての九州旅行は長崎へ
0
114