初めての九州旅行は長崎へ　（その1－小浜温泉・雲仙）

2022/10/19 - 2022/10/27

自分としては初めての九州旅行です。
かみさんは長崎や湯布院温泉などに行ったことがあるようですが、自分は全く初めての九州。
行き先はセールで安く手に入った長崎に行くことにしました。
LCCはピーチが多かったのですが、初めてジェットスターを利用することになりました。
長崎空港までのチケットは取ったものの、長崎でどのように過ごそうか？
ハウステンボスは何か遊園地みたいで趣味と合わなそう。
やはり長崎らしい自然と歴史の景色も見てみたいな。
かなり魅力的なのは五島列島だけれど日程的に無理そうだし。
Googleマップを見ながら悩みに悩んだ末、下記日程としました。

旅程
1日目　成田空港→長崎空港　小浜温泉泊
2日目　小浜温泉→雲仙温泉→島原市　島原泊
3日目　島原泊
4日目　島原泊
5日目　島原→長崎　長崎泊
6日目　長崎泊
7日目　長崎泊
8日目　長崎空港→成田空港　成田後泊
9日目　成田から帰宅

エリア 小浜温泉(長崎)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 私鉄 ジェットスター
• 旅行の手配内容: 個別手配

九州旅行はジェットスターを利用するため、成田の第三ターミナルから。
第三ターミナルに来るのは久しぶりです。
もしかしたら台湾旅行以来かな。
第三ターミナルにはフードコートがあるので好きです。
食べたいものが異なっても対応できるし、何と言っても安いのが魅力。

変な時間に九州に着くため、昼ご飯代わりに腹ごしらえ。
モーニングの時間なので朝食のようなメニューですが。
かみさんは天ぷらうどんでした。

第三ターミナル特有のトラック状の廊下。
わかりやすくて良いですが、矢印とか文字が併記されているともっと良いかも。

ジェットスターは初めてなので、チェックインの機械を確認しておこう。
昨日オンラインですでにチェックインしているのですが、長崎でオンラインチェックイン出来無かった場合を考慮してです。
オンラインでの事前チェックインは便利ですね。
ピーチも空港のみのオンラインチェックインではなく、オンライン事前チェックインを導入すれば良いのにな。

長崎行きは11時35分発。

バスではなく、安っぽい造りのボーディングテント？で乗降です。
もっとも第三ターミナルからして、安っぽい構造ですが。
かみさんはジェットスターの機体デザインがお気に召さないようです。
確かにピーチと比べると映えない色です。

席はけっこう空席が目立ちました。
いままで席を指定した便で直前に欠航とかキャンセルがよくあったため、それに懲りてLCCでは事前の席指定を行っていません。
窓側ではありませんが、かみさんと隣の席を確保できました。

長崎空港からは諫早駅行きのバスに乗ります。

諫早駅。
新幹線が開通して1ヶ月も経っていないので、とてもきれいな駅です。

諫早駅からは島原半島先端の口之津行きバスに乗車しました。

小浜でバスを下車。
本日宿泊するホテルは停留所からすぐの場所にありました。

浜観ホテル 宿・ホテル

ロビーの写真。
小浜では大きいホテルのようです。

洋室ツインの部屋です。
西日が当たるのでカーテンが閉めてありますが、それでも室内はけっこう暑い。

小さな冷蔵庫があります。
洋室といっても和室を改造して洋室にしたようで、テレビを置いてあるところは床の間だったのでしょうね。
椅子が置いてあるところは元は広縁だったのでしょう。

窓の外は海。
眺めは良いホテルですね。

小浜は1泊だけの日程。
すぐに観光に出かけないと時間が無くなります。

となりにある春陽館と言う旅館。
本当はこちらに泊まりたかったのですが、この日は満室とのことで浜観ホテルにしたのです。
とても歴史がありそうな旅館です。

春陽館 宿・ホテル

上の川湧水。
このあたり、湧き水が豊富だということです。
地元の人が、水を汲んでいました。

上の川湧水 名所・史跡

湧水の由来などが書かれた碑です。
ひしゃくも置いてありました。

近くには珍しい炭酸水が湧き出る泉もあります。

炭酸泉 温泉

ただしこちらはにごった水の中から湧き出ているような状態でした。そのままでは飲むことは出来ないと思います。
でも一応ひしゃくが置いてあります。

橘湾に沈む夕陽。
正確には長崎半島に沈む夕陽でしょうね。

いつもは夕食を食べない生活なのですが、旅行、それもおいしいものがある場所のときは別です。
せっかく小浜に来たのだから、やはり蒸気蒸しの海鮮を食べたいね。
と思って予めネット検索して行ったお店は何と予約で満席。
団体さんが入っていたのかな？
このところ狙って行ったお店がお休みだったことが多く、第二希望も考えるようになりました。次に行ったお店はここです。

味処湯処 よしちょう グルメ・レストラン

2階に食堂があります。
1階には温泉があるのです。
このお店、食事をした人は温泉に入ることが出来ます。
時間が無いため、自分たちは温泉には入りませんでしたが。

九州最初の食事ということで、一番豪華かつ10食限定というよしちょう定食を注文。
とりあえず蒸気蒸しのシウマイがありました。

1階では名物の小浜せんぺいを作っています。
生憎この時間は製造終了後。
ガラス越しにプレス型を見ることが出来ます。

翌朝。
部屋から見た景色です。

事前のネット情報ではコロナの影響で朝食はバイキングから弁当の配布となっていました。
そのため近くのコンビニで購入したサンドで朝食代わり。

朝の散歩です。
あちこちから温泉の湯気がでているのがなかなかの景色ですね。

小浜温泉は105度の熱水が出るとのこと。
真水は100度以上に上がらないのですが、ここの水はナトリウムなどが混ざった温泉なので、105度になるそうです。

湧き出た高温の温泉をここで冷やしています。

冷やして適温になった温泉を足湯へ導いているのです。
日本一長い足湯ということです。
季節によって、そして手前と最後ではかなり水温差があると思います。

暖かい場所なのか、ブーゲンビリアが咲いていました。

小浜温泉でのもう一つの目当てのお店。
地元ではかなり有名なケーキ屋さんのようです。

オカモト・シェ・ダムール 小浜店 グルメ・レストラン

1階はパンとかケーキの販売。
2階はカフェになっていて、1階で販売しているケーキを食べることが出来ます。

2階の様子。
後の行程もあって開店と同時にはいったので、自分たちが最初の客です。

ケーキセットにはケーキの個数によっていろいろなプランがあります。
ケーキ1個から時間制の食べ放題というのもあります。
よくあるケーキ食べ放題のお店では、いろいろ食べられるようにケーキが小さく出来ていますが、ここのケーキは通常の大きさ。
さすがに食べ放題はきつい。
ケーキ3個のセットにしました。
それでも一度に3個は糖質取り過ぎですね。
後から隣に座った女性グループも3個セットでしたが。

どうしても蒸気蒸しが食べたい、ということで、昨日はお休みだったほっとふっと105の売店でゆで玉子を購入。
箱根のように黒いタマゴではありませんが、きちんと塩も付いています。

ほっとふっと105 温泉

ほっとふっと105の足湯。
105というのは源泉の温度の105度と、足湯の長さの105ｍから付けられたようです。

港の突堤そばにある熱湯が噴出する塔「虹の湯柱」。
この日は噴出量が少ないようでした。
噴出しないときもあるようなので、出ているだけ良いです。

小浜温泉バスターミナル。
ここから次の目的地、雲仙へ。

雲仙行きのバスが来ました。
ここから雲仙温泉までは約1時間。

くねくねした道を通り、バスは雲仙温泉へ。

観光局が開いていれば荷物を預けて身軽に散策出来るのですが、生憎木曜日は休館日。荷物を持っての観光となりました。
モクモクと上げる上げる雲仙地獄にはきちんと遊歩道が出来ています。
無料で散策出来るのが良いですね。

雲仙地獄 自然・景勝地

雲仙お山の情報館の別館。
ここでは荷物を預けることが出来ません。
トイレは借りることが出来ます。
それにしてもきれいな建物です。

雲仙お山の情報館(別館) 美術館・博物館

雲仙観光ホテルです。
日本クラッシックホテルの会に属する9ホテルの一つです。

雲仙観光ホテル 宿・ホテル

立派で風格のある外観です。

かなり高そうなホテルですが、せっかく雲仙まで来たのでここには泊まってみたかったのです。
ネット情報でもホテルのメンテナンスで期間未定の休館となっていました。
メンテナンスで期間未定というのが気になります。
かなり重大なメンテナンスなのでしょうか？

工事のためかドアが開いていて、中をみることが出来ました。
歴史がありそうな入口です。
宿泊がダメでもレストランは開いていて欲しかったな。
まあ、これでまた長崎に来る口実ができました。

雲仙お山の情報館。
ビジターセンターですが、今日は木曜日で休館日。
本来はここで荷物を預けて観光の予定でした。

雲仙お山の情報館 美術館・博物館

時間的に少し余裕があったので、もう一度地獄巡り。
湯けむり橋と書いてあるけれど、温泉街のロマンチックな感じではありません。

何しろこのような荒涼とした中を歩くのですから。

雲仙での滞在は2時間ほど。
今日は島原で宿泊します。
雲仙お山の情報館バス停でバスを待ちます。
木曜日でなければラクだったのにな。

島原行きのバスが来ました。。