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※自分の旅行記として作成していますが、皆様のお役に立つところがあれば幸いです。<br /><br />海外旅行が解禁ということで、年末年始のメキシコに続き、無理やり休暇を取ってエジプトに行ってきました。その際に準備したことやエジプト情報をまとめてみました。普段インターネットからいろいろ情報をいただいているので、皆様のお役に立つ点があれば幸いです。<br /><br />1. エジプト入国<br />コロナによる入国規制は全廃されており、従来通りアライバルビザ(25USD)のみで入国できます。<br />ただしこれはだいたいどこの大使館でも言われることですが、コロナ規制が撤廃されていても航空会社によっては搭乗の際にワクチン接種証明を求められることがあるとのことなので、コロナワクチン証明を持って行きました。<br /><br />2. 航空券<br />ANAの特典航空券を利用しましたが、そもそも長距離国際線はコロナ前ほど飛んでおらず、探すのに苦労しました。もちろんカイロ直行便は飛んでいません。<br />初めはインド経由の航空券を予約していたのですが、2022年12月24日から「インドに到着する日本人は出発72時間前のPCR検査が必要になり、2%の乗客に対してランダムPCR検査を実施し、陽性が出ればプロトコルに従い治療を行う」となりました。初めはインドに「入国」する者ととらえていましたが、大使館に確認すると乗継も含めてのコロナ対策であることが判明。これは面倒くさい以外のなにものでもなく、無症状でも陽性が出たら行けなくなってしまい、できることなら避けたいです。<br />そのため航空券を探し直すことにしましたが、直前になると余っている座席を特典として開放する航空会社が多いのか、下記の航空券を見つけることができ、PCR検査を回避することができました。<br />また、考えてもなかったことですが、どうやらETとLOは特典航空券では燃油サーチャージを徴収しない模様。おかげで10万円以上の手数料が戻ってきました。<br />(インドのPCR陰性証明は2月半ばに撤回となりましたが、2%のランダム検査は残っているようです。)<br />今はロシア上空を飛べないので、欧州に行くのには時間がかかります。ワルシャワまで15時間30分かかってます。<br /><br />■往路 2月22日<br />NH494 NGO-NRT 14:30-15:45<br />LO080 NRT-WAW  22:30-06:00(+1day)<br />LO149 WAW-CAI  17:20-22:20<br />■復路 3月4日<br />ET453  CAI-ADD 02:20-07:20<br />ET672  ADD-NRT 22:35-19:30(+1day)→成田空港で宿泊<br />JAL3083 NRT-NGO 10:25-11:40(3月6日)←自分で購入<br /><br />3. 旅程<br />今回の旅の目的は、1.アブシンベル神殿、2.ナイル川クルーズ、3.カイロのイスラム地区を観光、の3点でした。<br />旅行日数が限られていることから、エジプトの現地ツアー会社をネットで検索し、ナ〇ーサファリさんにツアーをお願いすることにしました。しかしホームページを見てるうちに砂漠キャンプに興味を持ち、ナイル川クルーズはやめることにしました。以前モロッコに行ったときも砂漠には行っておらず、後悔していましたので、それもあります。ただし、西側の砂漠地帯はUK Travel Adviceでも不要不急の訪問は避けるよう書かれており、不安はありました。しかし実際に行ってみると、他にもキャンプをしているグループがいました(この日は10組程度がキャンプをしていたそうです)。キャンプのチケットを見ると、White Desert Protected Areaと書かれており、白砂漠にもキャンプ用に警備されている地区があるのでしょうか。(砂漠が安全というわけではないので、ご自身の判断で参加をお願いします。)<br />ベースとなるツアーコースを少しアレンジしてもらったり、ルクソールの気球ツアーを追加手配してくれたり、持って行った方がいいものなど、いろいろ相談にのってくれ大変助かりました。またメールの返信も大変早かったです。<br />料金が少し高くなりますが、遺跡の説明なども聞きたかったので、3.を除いて日本語ガイドを付けてもらうことにしました。さすがに歴史や遺跡の説明を英語で聴いて理解する自信はなく。。。おかげでいろいろ話を聞けてよかったです。<br />自分で手配するより値段はそれなりに高くなるとは思いますが、しつこい押し売りなどもなく(一応お土産屋さんには連れていかれますが。。。)、日本人専門のツアー会社だけに細かなところまで気を遣ってくれ(社長は日本でしばらく働いていたようで、かなり真面目な方でした)、良心的なツアー会社だと感じました。また、ガイドで問題になるのがチップをいくら払うか問題ですが、チップ込みの値段設定もあり、自分でお金を持って行くのが面倒くさいのでチップ込みの値段で支払いました。<br /><br />【旅程】<br />2/22      午前中は在宅勤務、午後のANA便で成田へ。<br />2/23      カイロへ到着(カイロ泊)<br />2/24  ギザ/博物館/オールドカイロ観光(カイロ泊)<br />2/25  航空機でアスワンへ移動し、アスワン観光(アスワン泊)<br />2/26  アブシンベル観光後、列車でルクソールへ(ルクソール泊)<br />2/27  気球ツアー/ルクソール観光後、飛行機でカイロへ(カイロ泊)<br />2/28  砂漠へ(キャンプ泊)<br />3/1    砂漠からカイロへ(カイロ泊)<br />3/2    カイロのイスラム地区を中心に観光。夜はナイル川クルーズでディナー&ベリーダンス鑑賞(カイロ泊)<br />3/3    昼はサッカーラ、メンフィス方面の観光。その後カイロ空港へ。<br />3/4        02:20にカイロ空港を出発し、ADD到着後はトランジットホテルでひたすら寝る(約15時間)。22:45のフライトで日本へ出発。<br />3/5   成田に夜到着。成田空港で宿泊。<br />3/6         朝のJAL便で中部へ。帰宅後はひと休みしてから在宅勤務。<br /><br />4. ワルシャワでの乗り継ぎ<br />乗り継ぎ時間が11時間あります。幸いポーランドは行ったことのない国で、空港自体もこじんまりした空港らしいので、乗り継ぎを利用してワルシャワ観光へ行くことにしました。<br />旧市街の観光施設の開館は10時からが多くようです。あまり早く出かけても仕方ないので、空港で時間をつぶしながら旧市街へ向かうことに。市内から空港へ戻るのに1時間で空港に14:00に戻るというかなり安全目な予定でも3時間は観光できますので、世界遺産の旧市街くらいは観光できるかと。<br />経路としてはS2ラインでワルシャワ中央駅→タクシーで旧市街へ→旧市街観光→クラクフ通りを通ってワルシャワ東駅→S2ラインで空港へ戻る。<br />ポーランド雑貨やお菓子は魅力的でしたが、これからエジプトを回るため、邪魔になりそうなので諦めました。<br /><br />5. 下痢問題、ワクチンなど<br />下痢はエジプトでは有名な問題です。これのためにせっかくの旅行が楽しめないのもつまらないので、トラベルクリニックを探して下痢止めを処方してもらいました。オンラインで処方してくれました。<br />またこの際、ラクダなどの家畜類には触らないよう注意を受けました。炭疽菌に感染する可能性があり、危険だそうです。正確な数字は忘れましたが、致死率20%以上とか言われました。韓国で、中東帰りの人から流行したことがあるそうです。動物は好きですが、そんな危険を冒してまでラクダにこだわりはなかったので、ラクダに乗るのはあきらめました。また、ラクダの肉などラクダ製品にも注意するようにとのこと。<br />ワクチンについては年末年始メキシコに行った際にA型肝炎、腸チフスは打ち直していましたので特にワクチンの追加接種はしませんでした。狂犬病も昔に2回打っていることを伝えると、それ以上は不要で、犬などにかまれた際の処置を教えてくれました。少々お金は取られますが、今まであまり聞いたことのない話も効けて、大変ためになるオンライン診療でした。<br />黄熱病のワクチンも接収は済ませており、復路でエチオピアを経由する関係でイエローカードを持って行きました。<br /><br />エジプトでは下痢にならなかったのですが、最後の方で気を抜いて生野菜とかを食べていたせいか、家に帰ってしばらく下痢に見舞われました。。。<br /><br />6. 物価<br />ガイド付きで、昼食がついていたので情報は限られます。レートは1£E=4.5円程度でした。レストランで食事をすると高くつきますが、それ以外の物価は日本に比べてずいぶん安く感じました。(ガイドさんが付いていたので、現地価格で買い物ができたおかげもあります。日本人だけで買い物するともう少し高く撮られる場合があると思います。)<br />また結構多くの観光客向けのお店で、1USD=30£Eで使えますので、お金はUSDで持って行くと便利です(1USD紙幣など多めに)。エジプトの人はUSDの方が喜ぶらしいです。<br />クレジットカードも結構使えますが、基本VISA、Masterのみでした。<br /><br />水(500mlくらいのペットボトル):5-10£E<br />缶ジュース:10-20£E(シュウェップスのザクロがおいしかった)<br />コシャリ:10-25£Eまで4サイズありました。(ルクソールで一回食べただけですが。。。)<br />レストランで食事:メインが100前後,スープが50,ドリンクが50くらい。<br />ビックマックセット:74£E<br />Costaのカプチーノ:57£E<br /><br />7. 治安<br />一時エジプトの治安が悪くなりましたが、今は観光地には警察がいて銃を構えていますので、観光地を回るにはまず治安の問題は気にしなくていいと思いました。ただ上でも書いたように、西の砂漠地帯は不要不急の渡航は避けるよう書かれています。<br /><br />8. マスク<br />現地の人でマスクをしている人はまずいませんでした。観光客でマスクを着けていたのはアジア系を中心に少しいた程度です。ただ、私はエジプトは埃っぽく乾燥しているので喉を傷め(ガイドと一対一だったのでしゃべり過ぎたのかもしれないですが)、ずっとマスクをして、VICKSのドロップをなめていました。そういう意味でマスクは準備しておいた方がいいかもしれません。<br /><br />9. ホテルのアメニティ<br />3つ星から5つ星までのランクのホテルに泊まりましたが、歯ブラシはどこにもありませんでした。また、3つ星程度だとドライヤーやスリッパもありませんでしたので、宿代を低めに抑えたい方は自分で持って行くことをお勧めします。<br /><br />10. 服装<br />この時期だと、ルクソールより南は昼間は半袖で過ごせますが、朝晩は冷えますので、羽織るものが必要です。カイロだと昼間も長袖でした。<br />また砂漠キャンプでは朝晩は相当寒く、しかも長時間外にいるため、厚着が必要です。月が隠れた後、4時頃に起こしてくれて星空を見ていたのですが、その時は冬用のダウンジャケットを着ていました。<br /><br />11. 感想<br />遺跡巡りと砂漠キャンプであっという間の旅行でした。<br />特に世界遺産検定1級を持っている関係で(とはいえ、まだ世界遺産が1000件も無かった時代です。。。)、世界遺産の始まりとなるアブシンベル神殿は感動ものでした。本当はアブシンベルに一泊して光と音のショーもみたかったです。<br />また、日本語ガイドを付けたのも正解だったと思いました。まだヨーロッパなどのように一人で気軽に旅行が出来るようにインフラは整っていませんし、英語への対応もいまいちでした。何よりも遺跡を観て終わりではなく、いろいろ説明を聞けたのがよかったです。「3大ウザイ国」で有名なエジプト人に付きまとわれなかったという意味でも、嫌な思いをせずよかったです。<br />砂漠キャンプは砂漠の壮大な景色が忘れられません。また砂漠で料理を作ってくれて食べるなど、なかなか普段できない体験もできました。ご飯を食べているとキツネが寄って来たのも忘れられませんし、夜中に見た星空も本当にきれいでした。<br />食事に関しては、パンがそのまま食べてもすごくおいしくてびっくりしましたが、ナス、ゴマ、豆のペーストなどはあまり口に合いませんでした。モロヘーヤはおいしかった。個人的にはKOFTAがおいしく、自分で食事するときはKOFTAばかり食べていました。<br />ただ日本人の休みの期間ではどうしてもスケジュールがハードになります。もう少しゆっくりできたらいいのになあと思いました。<br /><br />12. その他<br />現状の最新の地球の歩き方は2021-2022で情報が古いですが、ガイドがいたので大きく困ることはありませんでしたが、向こうで得た情報です。<br />■新考古学博物館<br />今年6月に完成するそうです。<br />■カイロの地下鉄<br />地球の歩き方だと地下鉄のLine3は工事中の区間が多いですが、現状は以下の写真の通りです。

202302 エジプト(準備編)

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2022/01/01 - 2022/01/01

1799位(同エリア5601件中)

旅行記グループ エジプト

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どらみ

どらみさん

※自分の旅行記として作成していますが、皆様のお役に立つところがあれば幸いです。

海外旅行が解禁ということで、年末年始のメキシコに続き、無理やり休暇を取ってエジプトに行ってきました。その際に準備したことやエジプト情報をまとめてみました。普段インターネットからいろいろ情報をいただいているので、皆様のお役に立つ点があれば幸いです。

1. エジプト入国
コロナによる入国規制は全廃されており、従来通りアライバルビザ(25USD)のみで入国できます。
ただしこれはだいたいどこの大使館でも言われることですが、コロナ規制が撤廃されていても航空会社によっては搭乗の際にワクチン接種証明を求められることがあるとのことなので、コロナワクチン証明を持って行きました。

2. 航空券
ANAの特典航空券を利用しましたが、そもそも長距離国際線はコロナ前ほど飛んでおらず、探すのに苦労しました。もちろんカイロ直行便は飛んでいません。
初めはインド経由の航空券を予約していたのですが、2022年12月24日から「インドに到着する日本人は出発72時間前のPCR検査が必要になり、2%の乗客に対してランダムPCR検査を実施し、陽性が出ればプロトコルに従い治療を行う」となりました。初めはインドに「入国」する者ととらえていましたが、大使館に確認すると乗継も含めてのコロナ対策であることが判明。これは面倒くさい以外のなにものでもなく、無症状でも陽性が出たら行けなくなってしまい、できることなら避けたいです。
そのため航空券を探し直すことにしましたが、直前になると余っている座席を特典として開放する航空会社が多いのか、下記の航空券を見つけることができ、PCR検査を回避することができました。
また、考えてもなかったことですが、どうやらETとLOは特典航空券では燃油サーチャージを徴収しない模様。おかげで10万円以上の手数料が戻ってきました。
(インドのPCR陰性証明は2月半ばに撤回となりましたが、2%のランダム検査は残っているようです。)
今はロシア上空を飛べないので、欧州に行くのには時間がかかります。ワルシャワまで15時間30分かかってます。

■往路 2月22日
NH494 NGO-NRT 14:30-15:45
LO080 NRT-WAW 22:30-06:00(+1day)
LO149 WAW-CAI 17:20-22:20
■復路 3月4日
ET453 CAI-ADD 02:20-07:20
ET672 ADD-NRT 22:35-19:30(+1day)→成田空港で宿泊
JAL3083 NRT-NGO 10:25-11:40(3月6日)←自分で購入

3. 旅程
今回の旅の目的は、1.アブシンベル神殿、2.ナイル川クルーズ、3.カイロのイスラム地区を観光、の3点でした。
旅行日数が限られていることから、エジプトの現地ツアー会社をネットで検索し、ナ〇ーサファリさんにツアーをお願いすることにしました。しかしホームページを見てるうちに砂漠キャンプに興味を持ち、ナイル川クルーズはやめることにしました。以前モロッコに行ったときも砂漠には行っておらず、後悔していましたので、それもあります。ただし、西側の砂漠地帯はUK Travel Adviceでも不要不急の訪問は避けるよう書かれており、不安はありました。しかし実際に行ってみると、他にもキャンプをしているグループがいました(この日は10組程度がキャンプをしていたそうです)。キャンプのチケットを見ると、White Desert Protected Areaと書かれており、白砂漠にもキャンプ用に警備されている地区があるのでしょうか。(砂漠が安全というわけではないので、ご自身の判断で参加をお願いします。)
ベースとなるツアーコースを少しアレンジしてもらったり、ルクソールの気球ツアーを追加手配してくれたり、持って行った方がいいものなど、いろいろ相談にのってくれ大変助かりました。またメールの返信も大変早かったです。
料金が少し高くなりますが、遺跡の説明なども聞きたかったので、3.を除いて日本語ガイドを付けてもらうことにしました。さすがに歴史や遺跡の説明を英語で聴いて理解する自信はなく。。。おかげでいろいろ話を聞けてよかったです。
自分で手配するより値段はそれなりに高くなるとは思いますが、しつこい押し売りなどもなく(一応お土産屋さんには連れていかれますが。。。)、日本人専門のツアー会社だけに細かなところまで気を遣ってくれ(社長は日本でしばらく働いていたようで、かなり真面目な方でした)、良心的なツアー会社だと感じました。また、ガイドで問題になるのがチップをいくら払うか問題ですが、チップ込みの値段設定もあり、自分でお金を持って行くのが面倒くさいのでチップ込みの値段で支払いました。

【旅程】
2/22 午前中は在宅勤務、午後のANA便で成田へ。
2/23 カイロへ到着(カイロ泊)
2/24  ギザ/博物館/オールドカイロ観光(カイロ泊)
2/25  航空機でアスワンへ移動し、アスワン観光(アスワン泊)
2/26  アブシンベル観光後、列車でルクソールへ(ルクソール泊)
2/27  気球ツアー/ルクソール観光後、飛行機でカイロへ(カイロ泊)
2/28  砂漠へ(キャンプ泊)
3/1   砂漠からカイロへ(カイロ泊)
3/2   カイロのイスラム地区を中心に観光。夜はナイル川クルーズでディナー&ベリーダンス鑑賞(カイロ泊)
3/3   昼はサッカーラ、メンフィス方面の観光。その後カイロ空港へ。
3/4 02:20にカイロ空港を出発し、ADD到着後はトランジットホテルでひたすら寝る(約15時間)。22:45のフライトで日本へ出発。
3/5   成田に夜到着。成田空港で宿泊。
3/6 朝のJAL便で中部へ。帰宅後はひと休みしてから在宅勤務。

4. ワルシャワでの乗り継ぎ
乗り継ぎ時間が11時間あります。幸いポーランドは行ったことのない国で、空港自体もこじんまりした空港らしいので、乗り継ぎを利用してワルシャワ観光へ行くことにしました。
旧市街の観光施設の開館は10時からが多くようです。あまり早く出かけても仕方ないので、空港で時間をつぶしながら旧市街へ向かうことに。市内から空港へ戻るのに1時間で空港に14:00に戻るというかなり安全目な予定でも3時間は観光できますので、世界遺産の旧市街くらいは観光できるかと。
経路としてはS2ラインでワルシャワ中央駅→タクシーで旧市街へ→旧市街観光→クラクフ通りを通ってワルシャワ東駅→S2ラインで空港へ戻る。
ポーランド雑貨やお菓子は魅力的でしたが、これからエジプトを回るため、邪魔になりそうなので諦めました。

5. 下痢問題、ワクチンなど
下痢はエジプトでは有名な問題です。これのためにせっかくの旅行が楽しめないのもつまらないので、トラベルクリニックを探して下痢止めを処方してもらいました。オンラインで処方してくれました。
またこの際、ラクダなどの家畜類には触らないよう注意を受けました。炭疽菌に感染する可能性があり、危険だそうです。正確な数字は忘れましたが、致死率20%以上とか言われました。韓国で、中東帰りの人から流行したことがあるそうです。動物は好きですが、そんな危険を冒してまでラクダにこだわりはなかったので、ラクダに乗るのはあきらめました。また、ラクダの肉などラクダ製品にも注意するようにとのこと。
ワクチンについては年末年始メキシコに行った際にA型肝炎、腸チフスは打ち直していましたので特にワクチンの追加接種はしませんでした。狂犬病も昔に2回打っていることを伝えると、それ以上は不要で、犬などにかまれた際の処置を教えてくれました。少々お金は取られますが、今まであまり聞いたことのない話も効けて、大変ためになるオンライン診療でした。
黄熱病のワクチンも接収は済ませており、復路でエチオピアを経由する関係でイエローカードを持って行きました。

エジプトでは下痢にならなかったのですが、最後の方で気を抜いて生野菜とかを食べていたせいか、家に帰ってしばらく下痢に見舞われました。。。

6. 物価
ガイド付きで、昼食がついていたので情報は限られます。レートは1£E=4.5円程度でした。レストランで食事をすると高くつきますが、それ以外の物価は日本に比べてずいぶん安く感じました。(ガイドさんが付いていたので、現地価格で買い物ができたおかげもあります。日本人だけで買い物するともう少し高く撮られる場合があると思います。)
また結構多くの観光客向けのお店で、1USD=30£Eで使えますので、お金はUSDで持って行くと便利です(1USD紙幣など多めに)。エジプトの人はUSDの方が喜ぶらしいです。
クレジットカードも結構使えますが、基本VISA、Masterのみでした。

水(500mlくらいのペットボトル):5-10£E
缶ジュース:10-20£E(シュウェップスのザクロがおいしかった)
コシャリ:10-25£Eまで4サイズありました。(ルクソールで一回食べただけですが。。。)
レストランで食事:メインが100前後,スープが50,ドリンクが50くらい。
ビックマックセット:74£E
Costaのカプチーノ:57£E

7. 治安
一時エジプトの治安が悪くなりましたが、今は観光地には警察がいて銃を構えていますので、観光地を回るにはまず治安の問題は気にしなくていいと思いました。ただ上でも書いたように、西の砂漠地帯は不要不急の渡航は避けるよう書かれています。

8. マスク
現地の人でマスクをしている人はまずいませんでした。観光客でマスクを着けていたのはアジア系を中心に少しいた程度です。ただ、私はエジプトは埃っぽく乾燥しているので喉を傷め(ガイドと一対一だったのでしゃべり過ぎたのかもしれないですが)、ずっとマスクをして、VICKSのドロップをなめていました。そういう意味でマスクは準備しておいた方がいいかもしれません。

9. ホテルのアメニティ
3つ星から5つ星までのランクのホテルに泊まりましたが、歯ブラシはどこにもありませんでした。また、3つ星程度だとドライヤーやスリッパもありませんでしたので、宿代を低めに抑えたい方は自分で持って行くことをお勧めします。

10. 服装
この時期だと、ルクソールより南は昼間は半袖で過ごせますが、朝晩は冷えますので、羽織るものが必要です。カイロだと昼間も長袖でした。
また砂漠キャンプでは朝晩は相当寒く、しかも長時間外にいるため、厚着が必要です。月が隠れた後、4時頃に起こしてくれて星空を見ていたのですが、その時は冬用のダウンジャケットを着ていました。

11. 感想
遺跡巡りと砂漠キャンプであっという間の旅行でした。
特に世界遺産検定1級を持っている関係で(とはいえ、まだ世界遺産が1000件も無かった時代です。。。)、世界遺産の始まりとなるアブシンベル神殿は感動ものでした。本当はアブシンベルに一泊して光と音のショーもみたかったです。
また、日本語ガイドを付けたのも正解だったと思いました。まだヨーロッパなどのように一人で気軽に旅行が出来るようにインフラは整っていませんし、英語への対応もいまいちでした。何よりも遺跡を観て終わりではなく、いろいろ説明を聞けたのがよかったです。「3大ウザイ国」で有名なエジプト人に付きまとわれなかったという意味でも、嫌な思いをせずよかったです。
砂漠キャンプは砂漠の壮大な景色が忘れられません。また砂漠で料理を作ってくれて食べるなど、なかなか普段できない体験もできました。ご飯を食べているとキツネが寄って来たのも忘れられませんし、夜中に見た星空も本当にきれいでした。
食事に関しては、パンがそのまま食べてもすごくおいしくてびっくりしましたが、ナス、ゴマ、豆のペーストなどはあまり口に合いませんでした。モロヘーヤはおいしかった。個人的にはKOFTAがおいしく、自分で食事するときはKOFTAばかり食べていました。
ただ日本人の休みの期間ではどうしてもスケジュールがハードになります。もう少しゆっくりできたらいいのになあと思いました。

12. その他
現状の最新の地球の歩き方は2021-2022で情報が古いですが、ガイドがいたので大きく困ることはありませんでしたが、向こうで得た情報です。
■新考古学博物館
今年6月に完成するそうです。
■カイロの地下鉄
地球の歩き方だと地下鉄のLine3は工事中の区間が多いですが、現状は以下の写真の通りです。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
一人旅
交通手段
鉄道 タクシー 徒歩 飛行機
旅行の手配内容
個別手配

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  • 地下鉄の駅で撮影した路線図

    地下鉄の駅で撮影した路線図

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