2022/09/25 - 2022/09/27
3位(同エリア117件中)
ゆるてつさん
未踏であった明知鉄道訪問の続き。
実は名古屋に用事があってついでの大回り旅行だった。
上巻は観光と温泉
下巻は乗り鉄/撮り鉄/鉄道博物館
2022
9/26本庄~高崎~長野~(塩尻)~中津川~恵那~岩村~恵那(~恵那峡)
9/27恵那~明智(明知鉄道沿線)~恵那~金山
9/28金山~名古屋~金城ふ頭~名古屋~品川~本庄
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
-
9月27日(火)
*明知鉄道乗り鉄の続き*
野地
終点明智の手前、ここも急勾配駅で手前(明智方向)に向かって高くなっている。 -
明智に到着
-
明智
恵那から25.1kmの終着駅だが「明知鉄道明知線」とは「智」の字が違う。
国鉄明知線から移管の際に改字体となった。
車庫に保管されている蒸気機関車C12を見る事はかなわなかった。 -
ヘッドマーク長者。これ以外にもいろいろあって楽しい。
-
本日の急行列車が出てきた。
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一部が予約制の食堂車になっていて「きのこ列車」と称す。
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のぞいてみたら、
ロンングシートの間にテーブルを仮設しただけのもの。
外部調理の持ち込みスタイルでこの日は団体さま用
列車内にトイレ無しが心配。 -
明智駅に降りて4両編成の急行列車を見に行く。
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急行「大正ロマン」発車
単車しか走らない中での4両編成(アケチ10形)は見応えがある。 -
お見送り
通常は単行運転で気にならないが、4両編成になると車体の意匠がバラバラのため統一性に欠けて同じ型式なのに同じ列車とは想像つかない。 -
単行列車も基本図案の方が塗色としても安定している。
羅列したようなしつこいデザインは好まないので。 -
列車待ちの間に大正時代の趣が残る「日本大正村」も少し訪ねてみた。
明智町は大正時代に製糸業が栄えてハイカラな文化が入りその名残がある。 -
大正路地
昔は普通の裏道だったのだろうがきれいにされると雰囲気が変わる。 -
丁寧な作りで軒がついている蔵の窓
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こういうところで袴姿のモデルでも遭遇してみたい。
-
「日本大正村役場」
大正時代から残る役場の建物で資料館。
ほかにカフェなどもあったが付き合う時間がなかった。 -
明智駅へ戻る
明知鉄道関連商品もいろいろ用意されていた。 -
明智から山岡へ向かう。
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アケチ100形は新潟トランシス製の気動車
ちなみに急行で使われるアケチ10形は富士重工製。 -
再び山岡へ
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森の列車カフェ
山岡駅隣りにあり引退したアケチ1形の保存を兼ねた喫茶店
足回りも含めて管理状態は良好だった。 -
喫茶室のため1部改装されたが原型もとどめている。
このすぐ右側を列車が通過すればすれ違いの雰囲気。 -
あの展望台をめざす(踏切より)
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上り恵那行きアケチ10形
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「田んぼdeアート」の展望台まで登る。
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しっかりした木造展望台で眺めが抜群
この手前に鉄パイプ仮設の撮影台があり三脚はそちらへと案内。 -
周囲はこのような展望、視界200度くらいかな
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山岡を発車、明智へ向かう下り列車(アケチ100形)。
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踏切を通過したら
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「田んぼdeアート」のすぐ脇を通過。
ここからなら構図もほぼ同じに誰でもきれいに撮影できる。 -
ここへ登ってきた人だけが見える景色でほかに俯瞰する場所はない。
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撮り鉄御用達の「お立ち台」みたいだった。
お立ち台とは天皇が景色を見るのに立った場所をさすが、この場合は撮影に理想的な立ち位置、もっぱら鉄道関連で…。 -
本線の隣りできちんとレールにのるアケチ1形は今にも走りだしそう。
↑列車が来ないからといって軌道に侵入してはいけません。
ヽ(`Д´)ノ -
恵那へ戻る(イメージ)
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恵那から中央本線で金山へ向かう。
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金山で下車
名古屋の一つ手前でJR東海道本線と中央本線の分岐点 -
名古屋金山ホテルへ投宿→別途クチコミ参照
名古屋の一つ手前なら宿賃も比較的安くなるのがわかった。
大浴場もある快適なホテルだった。 -
9月28日(水)
「金山総合駅」という表記がめずらしい。 -
巨大なコンコース
JR東海、名古屋鉄道、地下鉄(名古屋市交通局)が乗り入れる。 -
名鉄電車が次々と行き交う実に楽しいホーム(JR東海道本線下り)。
-
名古屋
午前中にすばやく用事を済ませて逃げて来よう。 -
名古屋と言えば何といっても「矢場とん」
駅構内でテイクアウトの出店だが見られて良かった。
東京駅八重洲口の店で味噌カツ丼を味わって感激した。 -
名古屋臨海高速鉄道「あおなみ線」
青色の「あお」、名古屋の「な」、港の「み」という文字構成。
リニヤ鉄道館のある金城ふ頭へ向かう。 -
終点の金城ふ頭までは15.2km24分360円
元は国鉄貨物線だったものを旅客線化したもので一部では貨物列車も乗り入れる。 -
視界の良い運転席で列車はワンマン運転。
客席はロングシートながら通勤車にしては快適だった。 -
1000形電車は黒いお面が引き締まった印象を与える。
ほとんどが高架軌道でホームドアは皆無。 -
金城ふ頭駅
駅前はかなり広く、周囲には大きなイベント会場がいくつも点在する。 -
リニヤ鉄道館の入口
見たかった目標は三つ→でも結局全てに目をとおしたが…く(^o^)ゞ -
第一目標
300X(東海道新幹線試作車)
入って最初の部屋に展示されており、この先細りのスタイリッシュな形態がたまらなく好きなのだが試作で終了したのが惜しまれる。時速443kmを記録した。 -
一階に車両展示
2階吹き抜けだがギャラリーの部分に展示室や休憩室などがある。
イメージしていたよりずっと広かった。 -
第二目標
蒸気動車ホジ6014
蒸気機関により自走可能な客車でディーゼル気動車などの前身みたいなもの。
現存する蒸気動車はこれのみで重要文化財指定もうなずける。
SLのように煙を吐いて走る姿を見たかった。 -
客室から機関室を見る。
昔明治村で野外展示の時は入れなかったのでとてもうれしい。 -
蒸気機関と走行装置がユニットで一体となり車体から取り外せるのが見所。
(解説板写真より) -
第三目標
オヤ31建築限界測定車
これも昔から絶対見たかったもので鉄道車両の通過空間を測定する車両。
針先のセンサーが物に接触して反応するのだが、昔はこれを人の眼で見て判断したという。ちなみに現在は針ではなく光センサーに代わっている。 -
ED11
晩年は飯田線を走った米国製の電気機関車。
小さな体でパンタグラフを2基搭載するのが好きなところ。
今もゆるてつのNゲージジオラマで走行中。 -
巨大鉄道ジオラマは情景の造作をみるだけでも価値がある。
群衆一人ずつ表現されて拡大して見られるならその緻密度がわかる。
列車走行よりもむしろこちらの方にくぎ付けになった。
造形の火災発生で消防車がかけつけるシーンとか演出にも凝っている。 -
食事は駅弁類の販売のみ。
-
500系が無い!
新幹線先頭形状の変遷から外されているのはなぜだろう? -
500系はJR西日本の車両なので模型も含めて展示しないのはわかるがかつては東海道新幹線の花形車両で活躍していたのに記述も写真も無い。
あたかも東海道新幹線の歴史から完全になかった事になっているのはなぜだろうか?
*事情のわかる方ご教示願いたい。 -
予定時間オーバーしたが何とか間にあった。
~名古屋~品川~本庄で今回も運よく感染せずに無事帰着。
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最後までの閲覧に感謝申しあげる。<(_ _)>
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この旅行記へのコメント (2)
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- mom Kさん 2023/01/20 04:11:51
- 行って見たくなる見てみたくなる
- ゆるてつさん、鐵道ファンでなくったって、愛が伝わる旅行記。「お面が引き締まった印象・・・」確かに、生きている。金山駅の規模と賑わいの理由納得。鐵道から見る日本も素敵ですね。JR「松山驛」の看板、「驛」字に気づいたばかり。
- ゆるてつさん からの返信 2023/01/21 12:22:39
- RE: 行って見たくなる見てみたくなる ⇒ヘンシン!
- mom kさまへ
ご賛同のコメントをありがとうございました。
鉄道趣味は実に幅広く奥深い物です。
乗り鉄、撮り鉄、飲み/喰い鉄、記録鉄、音鉄…など多岐にわたります。
自分も4トラ旅行記で幅広さの程を実感しました。
他のジャンルもそうですけど
なにかひとつ食いついて面白かったらいいですね。
(^o^)/byゆるてつ
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