奥能登大周遊、朝ドラの見た塩作り風景①

2021/11/28 - 2021/11/30

新聞のチラシに入っていた、おひとり様同代金のお得なツアー。早速予約。能登は以前にも行ったことあるが、もう一度行って見よう。

白米千枚田
垂水の滝
すず塩田村
禄剛埼灯台
須須神社
見附島

奥能登大周遊　　39900円

エリア 珠洲(石川)

• 旅行の満足度: 4.0

今回の旅は、奥能登です。
羽田8：55発。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

能登空港9:55着。１時間で着きました。

今回は緑のバス。
わかりやすい色です。いろんなバスが来るのでちゃんと記憶しておかなねば。

添乗員さんの楽しい話がはじまりました。
通常、村から市になるには、人口が５万人だけれど、当時この辺りは３万人で市になったらしい。東京ドームで２人が住んでいる感じなのだそうだ。

海にはハングルの漂流物が半分以上流れ着くと言われている。

最初は、白米千枚田です。
夜にはイルミネーションがあるので、再びこちらにきます。

白米千枚田 自然・景勝地

日本海に面した1004枚の大小さまざまな田が連なっています。

特に水田の時期は絶景のようです。水がいく重にもたまっている風景はよさそう。

今では地元の農家、ボランティア、棚田オーナー制度によって、耕作が続けられているそうです。
だんだん農業をやる人も少なくなってきているのですね。

再びバスに乗り、垂水の滝。
向こうに見えます。

この滝は山から海に流れ落ちる珍しい滝です。

垂水の滝 自然・景勝地

滝のそばまで歩いてきました。

強風が吹くと、滝が逆に吹き上がり、吹きあげの滝とも呼ばれているそうです。

今回一番行きたかったところが、すず塩田村です。
朝ドラでみて、興味が湧きました。

道の駅 すず塩田村 美術館・博物館

日本で唯一残る揚浜式製塩法で塩が作られます。
国の重要無形民俗文化財にも指定され、約500年も続けられています。

揚げ浜式とは
塩田まで海水をくみ上げ、くみ上げた海水を塩田の砂に振りまき、太陽と風の力で乾燥させ、塩分を含んだ砂を集めて、海水をかけて塩分の濃いかんすいを作ります。それを平釜で煮詰めることで柔らかい風味の塩ができるそうです。

この樽に塩水を入れます。

実際に実演してもらえました。
見た、見た。この風景テレビで見た。

早朝に海水を運び、均等にまき、砂の乾燥を早めるために、塩田に筋目の模様を作ります。
午後、塩分を含んだ砂を板の囲いに集めて塩分が濃い海水を取り出すそうです。

今はポンプでくみ上げ、簡単に言えば砂をまいて、海水をまいて、乾かして集めて煮るのだそうです。海は３％の塩分濃度。これを5～6倍の濃さにするため、薪で煮るのだそうです。

こうやって塩が作られているのですね。重労働だ。

あのあたりは塩で白くなっている。

なかなかおもしろかったです。

今日のお昼も楽しみ。
能登牛つくしの昼食です。

小さい港のゲストハウス 宿・ホテル

能登牛鋤鍋、ローストビーフ、牛にぎり２貫。
柔らかくておいしい。

早く食べ終わったので、外に出てみると、近くに海がありました。
いい天気…。

次に向かったのは、禄剛埼灯台。

禄剛埼灯台 名所・史跡

ここは能登半島最北端。
青空に真っ白な灯台がいいですね。

須須神社

須須神社 金分宮 寺・神社・教会

一礼して中に進みます。

日本側一帯の守護神とされている神社。

途中で道の駅すずなりによりお買い物。

道の駅 すずなり 道の駅

最後の目的地は見附島。

見附島 自然・景勝地

前に、横に小さな島があったらしいが台風で消えてしまったという。

この見附島も珪藻土でできているので、だんだん小さくなっているらしい。

16:30にはホテルに到着。
このホテルの驚きは、感染対策がすごすぎる。

まず入口で消毒を吹きかけられる。洋服に消毒液が…。お洋服大丈夫かしら。

ホテル のときんぷら 宿・ホテル

感染対策のため、食事も二部制。お風呂も二部制にされる。
お風呂ぐらい好きな時に入りたい。
せめて食事前に入りたかったけれど、食後になってしまった。
感染対策のためとはいえ、すごすぎる。

お部屋はまずまず広い。

17:45から食事なんて早すぎる。

今日は炉端焼きだ。

海老に帆立に烏賊に刺身。

お肉もおいしそう。

お食事内容は満足。もちろんビールも。

最後はごはんとお漬物、味噌汁。

柿で締めくくり。

さあ、やっと19:15分からお風呂に入れるぞ。