Running Camino スペイン巡礼ラン2022 day2

2022/07/15 - 2022/07/15

ロンセスバーリェス-ララソアニャ 27.9km

「この町のレストランは全てクローズ。ビールも含めスーパーマーケットで買うしかない」とフロントで言われる。試練だ。

エリア スペイン

朝食は指定されたレストランで7時から。
7時はスタートには遅いので朝食を待たずに発つ巡礼者も多い。

高度900mのロンセスバーリェスを7時半スタート。

州都パンプローナまでは下り基調。

しばらくは木々に囲まれた林道を進む。
高原なので歩くには涼しいが、走るには快適な気候。

30分程でブルグエテの街に着く。
カフェで朝食中のアメリカンに「アミーゴ」と声を掛けられる。
実はこのアメリカン若者とは、SJPPでもロンセスバーリェスでも偶然同室であった。
なのでアミーゴだそうだ。アメリカンは陽気だ。
しかしアメリカンにネイティブな英語で話されると、殆ど分からないのが残念なところ。

猫が多い

巡礼路は街を外れるとトレイルが続く。
ランナーなので先行している巡礼者をパス。

シングルトラックも多い。
韓国人若者と軽く会話。韓国では「星の旅人たち」の影響でスペイン巡礼が人気なので韓国人巡礼者多い。

トレイルを抜けて小さな町に出る繰り返し。
小さい町にもたいていアルベルゲがある。
パン屋さんの移動販売を見つけた。

最後に山を越えて今日の予定地スビリに11時半着。21.4km。

まずランチ。
昨日のディナーで隣だったイタリア人を見つけたので相席をお願いする。
トルティーヤにはパンが付いてくるのでランチにはちょうど良い。

オープンテーブルの下には猫。

結構大胆にイタリア人のランチを狙う猫。
イタリア人はしっかり定食を食べてました。

まだ正午だしアルベルゲも開いていないので、次の町ララソアニャに向かう。
スビリを出る時に韓国人若者が到着。お勧めアルベルゲを聞かれる。ここに泊まるようだ。

しかしこのところヨーロッパは酷暑。さえぎる木が無い炎天下は辛い。

ララソアニャに13時半到着。
この町のアルベルゲは2軒。遠いがディナー付か、近いディナー無しで迷い、疲れてるのでベッド9台のディナー無しを選択。
ディナーは近くのレストランで、まずはビールと思っていたら「この町のレストランは全てクローズ。ビールも含めスーパーマーケットで買うしかない」とフロントで言われる。
さらに洗濯機も無く仕方なく手洗い。試練だ。

ビールを求めてスーパーマーケットまで歩く。
モンブランのTシャツを着ていたらスイス人女子に「私の家の近く」と言われる。

ディナーをスーパーマーケットで調達。トマトにロシアンポテトサラダにパンの無難な選択。同室のカタルーニャ婦人（スペイン人かと聞いたらカタルーニャ人との返事）からハムを貰う。

同室のフランス人夫妻は近くの川で捕まえたザリガニを茹でてました。逞しい。

少し貰いましたが思ったより美味。

カタルーニャ婦人からビールも貰う。スペインの定番ブランドらしい。
ベッド9台の男女混合ドミトリーはほぼ満室。