Running Camino スペイン巡礼ラン2022 day1

2022/07/14 - 2022/07/14

SJPPからフランス人の道スタート。
ピレネーを越えてロンセスバーリェス　 24.5km

ランナーとしては足柄峠のような印象。
ロンセスバーリェスのアルベルゲは清潔で快適。

エリア スペイン

フランス人の道6時スタート。
時差ボケで早朝から目が覚める。

巡礼路にはアルベルゲと呼ばれる巡礼者用宿泊所が点在している。
それぞれのアルベルゲから皆スタート。

フランス人の道はいきなりピレネー越えの試練。
街外れから坂道が始まる。

巡礼者は6～8時間かけてロンサスバーリェスを目指す。
私はランナーなので先行する巡礼者をパス。

7時前に日の出。印象としては足柄峠。ランナーとしては手強くは無い。

いわゆるナポレオンルート。ダート区間に入る。
シーズンオフや悪天候では危険らしいが今日は晴天。

眼下にSJPP

セントミッシェルの丘に8時到着。SJPPを臨んで証拠写真。

セントミッシェルの案内板。もう山頂かと勘違いしたがまだまだ登りは続く。
しばし羊の群れに遭遇。

ここで問題発生。水が足りない。
実は朝ペットボトルを買うのを忘れて、途中のオリソンのアルベルゲで買う予定が、どうやら通り過ぎたらしいのだ。
今あるのは昨日の残りの水200ml。ここから峠を越えて目的地まで14km。地図では店は見当たらない。
まだ登りは続くし暑くなってきた。水は持つのか。
とにかく節水を心がける。

まだ登りが続き、最悪誰かに水を貰う事態を予想した時に現れたフードトラック。まさしく奇跡のオアシス。バナナと水を補給。

まだ登りが続く10時。この先がスペイン国境のレポエーデル峠らしい。

これは反対側

レポエーデル峠を越えて、目的地ロンセスバーリェスを眼下に。かなりの坂を下る。

ロンセスバーリェス到着。12時。約6時間のトレイルラン。まずはビール。

ロンセスバーリェスは広大な敷地にホテルとアルベルゲ、数ヶ所のレストランが点在する。リゾートのような雰囲気。
昔の修道院を改修したアルベルゲはベッド数183。StJPPを出発した殆どの巡礼者がここに泊まる。
今回は日本から予約した。宿泊14ユーロ 夕食11ユーロ 朝食5ユーロの 4471円

アルベルゲのオープンが14時からなのでランチ。
オーストラリア人に声をかけられて同席。共通の話題は時差ボケの悩み。

アルベルゲオープン14時前に受付に巡礼者が並び始める。ベットは下段、レストランは近い所を先着順に割り当てらしい。
内部は近代的で清潔。2段ベットも固定的な造りで昨日と段違い。
ベッドにシーツを整えたらシャワーと洗濯。これは今後も日課となった。
因みに洗濯は、ランドリーザービス、洗濯機利用、手洗いが選択できる。
ここでは頼めば全てやってくれるランドリーザービスを利用。しかし手洗いの方多い。

割り当てられたレストランでグループで夕食。
前菜はパスタかスープ。量を考えてスープを選択。
隣のイタリア人がパスタを選択してたので感想を聞いたら「イタリアンとしては満足できない」そうです。
ワインは飲み放題。

メインはチキンかトラウト。一瞬トラウトが分からずチキンを選択したが鱒がここの名物料理でした。
チキンは普通。
テーブルでは英語とスペイン語が飛び交う中、私と隣の韓国人は沈黙。

デザートのケーキ