海と遺跡ときどき猫・アドリア海～エーゲ海沿岸の旅（３：ロクルム島でクジャクに囲まれる）

2022/10/23 - 2022/10/23

ドブロブニクの沖合に浮かぶロクルム島。ぐるりと1周する遊覧船のほか、片道10分ほどボートで上陸することができます。もともと予定には入っていなかったのですが、「どうやらクジャクがいるらしい」と聞いて急遽訪問決定。前日の旧市街巡りで行けなかった城壁歩きの後、クジャクに会いに行ってきました。

【今回の行程】
○10/21（金）：パリ→（飛行機）ドブロブニク
○10/22（土）：ドブロブニク滞在（旧市街観光）
●10/23（日）：ドブロブニク滞在（ロクルム島）
○10/24（月）：ドブロブニク滞在（スレブレノ）
○10/25（火）：ドブロブニク滞在、ドブロブニク→（飛行機）アテネ
○10/26（水）：アテネ観光
○10/27（木）：アテネ観光
○10/28（金）：アテネ→（飛行機）イラクリオン
○10/29（土）：イラクリオン観光
○10/30（日）：イラクリオン観光
○10/31（月）：イラクリオン→（飛行機）パリ

【10月23日】
総移動距離30.1km（バス15km、徒歩10.8km、ボート4.3km）
総歩数13920歩

エリア ドブロブニク(クロアチア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 徒歩
• 航空会社: エーゲ航空 クロアチア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

毎度毎度ですが今日も朝はゆっくりですよ。11:30、前日夕方にも乗車した16A系統のバスで旧市街に向かいます。前日の反省を活かして、バスがスルジ山のロープウェイをくぐったところで下車ボタンをポチっとな。スレブレノから20分ほどで旧市街近くに着きました。

近くとは言っても旧市街からは1km近く離れているので、路地を歩いて旧市街に向かいます。

途中で出会ったこの猫さんもあまり相手にしてくれませんでした（泣）

ピレ門の脇にある城壁の入り口でチケット購入。こちらから話しかける前に窓口さんから「コンニチハー」！

ここから城壁の上へと階段を登っていくのですが、これが狭くて片側は柵しかなくて早くもビビりモード突入。。。

ピレ門の上から旧市街の外側を見たところ。

ドブロブニク城壁 史跡・遺跡

振り返ってこちらは旧市街プラッツァ通り。右下にはオノフリオの大噴水が見えてますが、この時はすでにまともに景色を見られていません。「とりあえずカメラで撮っておいてあとで見よう」くらいの意識です。高くて怖い・・・

ドブロブニク城壁 史跡・遺跡

このあたりはまだマシだったのですが・・・

ドブロブニク城壁 史跡・遺跡

ここまで来ると両側の壁は低いし狭いし。。。心を無にして歩いてます。へっぴり腰です。そんな人ほかにはいませんでした（泣）

ドブロブニク城壁 史跡・遺跡

奥にはスルジ山が見えてますね。城壁からの眺めは最高なんですわ（と今だから言える）

ドブロブニク城壁 史跡・遺跡

こんな写真を撮った記憶すらありません。真下は絶壁、そして海。

ドブロブニク城壁 史跡・遺跡

ロクルム島もよく見えます。このあと行きますよ！

ドブロブニク城壁 史跡・遺跡

本当は城壁を1周するつもりで意気揚々と登ったのですが、半周したところで音を上げてあっけなく脱落。海洋博物館近くの出口で脱出しました。

おりてもなお足がプルプルしている私を慰めにやってきてくれた猫さん。

12:50、前日チェックしておいたロクルム島行きボートのチケット売り場で往復チケットを購入。大人往復150クーナ＋入島料50クーナで1人200クーナ也。

次のボートは13時発でグッドタイミング。座席がほぼ埋まったところで出航です。船に乗るのはいつ以来でしょうか。。。2018年にロンドンでテムズ川クルーズに乗っていますが、外洋の船は10年ぶりくらいかもしれません。

旧港 (フェリー) 船系

旧港から10分ほど、ロクルム島の船着き場が見えてきました！

ロクルム島 ビーチ

上陸していきなりクジャク親子がお出迎え。クジャクってこんな普通に人前に出てきてくれるものなのでしょうか。。。

ロクルム島 ビーチ

真夏は相当賑わっているだろうと思われるビーチを少しだけ散策。何かが動いていると思ったら、泳ぐ女性の姿。寒くないですか・・・？

ロクルム島 ビーチ

ちょっとした山道を進んでいきます。

ロクルム島 ビーチ

ロクルム島の名所のひとつ、デッドシーDead seaに着きました！ビニールシートを広げてくつろぐ家族連れやカップルなどなど。

ロクルム島 ビーチ

まだ成長途中の飾り羽根で必死にアピールするオス、振り向かないメス。別のメスが近づいていったらそっちにもアピールしてみたり。まぁ、頑張れ！

ロクルム島 ビーチ

いわゆる砂浜はほとんどなく、岩場の多い海岸が続いています。こちらでも寝そべって焼く人の姿がチラホラ。

ロクルム島 ビーチ

そしてこんな岩場にもクジャクがいるんですね。特に青いオスは目立ちます。そしてあちこちに「落とし物」があるのでくれぐれもお気を付けください。。。

ロクルム島 ビーチ

シーカヤックも楽しそうですね。

・・・前言撤回、私は多分無理です（汗）浅い入江だったらやってみたいかも、とは思います。

ロクルム島 ビーチ

芝の広場にももちろんクジャクがいます。写真を撮っていたらあっという間に囲まれてしまいました。

ロクルム島 ビーチ

この飾り羽根を広げたら見応えありそうですね。今回は残念ながら、メスに振り向いてもらえなかった彼（笑）以外に羽根を広げているオスを見かけることはありませんでした。

その彼はというと、我々が遠くまで歩いて行った後もいろんなメスにずっとアピールし続けていました。よく頑張ったよ（泣）

ロクルム島 ビーチ

ベネディクト会修道院。ロクルムの歴史が始まるきっかけとなった建物のようです。

ベネディクト会修道院跡 史跡・遺跡

島を巡ること2時間半、そろそろ島を離れることにします。帰りのボートは15:45発、こちらもほぼ満席になりました。こんなにクジャクに出会えるとは思わず驚きながらも楽しい滞在でした。

ロクルム島 ビーチ

帰りのボートから。

さて今日も昼食を食べていないのでお腹が空いてきました。旧港にあるレストラン、ロカンダペシュカリアで夕食をいただくことにします。

ロカンダ ペシュカリア シーフード

名物タコサラダ。オリーブとケッパーの塩味でいただくタコは美味！

ロカンダ ペシュカリア シーフード

メインはリゾットとムール貝。

ロカンダ ペシュカリア シーフード

そりゃあこれだけ美味しいものを食べていたら猫さんも寄ってきますよね。。。この子はあちこちのテーブルで愛想を振りまいておりました。

ロカンダ ペシュカリア シーフード

これも名物、プリンのようなデザートRozata。ほどよい甘みが最高に美味しい！

すべて合わせて784クーナ也。

ロカンダ ペシュカリア シーフード

観光も動物も食も堪能したのでホテルに戻りましょう。前日と同じ、ロープウェイ乗り場の脇のバス停まで歩いていきます。

16A系統がない時間帯だったのでツァブタット行き10系統。旧市街から15分ほどでスレブレノに帰着しました。