2022/10/27 - 2022/10/28
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ずーくさん
この旅行記のスケジュール
2022/10/27
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2022/10/28
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A3314 ATH1315-HER1405
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旅行7日目。今日は前日に行けなかった古代アゴラと国立考古学博物館がメイン。ここまで日程も順調に進んで、天気にも恵まれて、気が付かないうちに少しずつ気が緩んできていたんですね・・・ついにやって(やられて)しまいました。これまであちこち旅行に行った中ではじめてのスリ被害。アテネは特に危ないよ、と聞いていたのに・・・大した実害はなかったのですが精神的ダメージがありますね。皆様もくれぐれもお気を付けください。
そんなわけで今回はアテネ観光後半戦とイラクリオンまでの移動です。
【今回の行程】
○10/21(金):パリ→(飛行機)ドブロブニク
○10/22(土):ドブロブニク滞在(旧市街観光)
○10/23(日):ドブロブニク滞在(ロクルム島)
○10/24(月):ドブロブニク滞在(スレブレノ)
○10/25(火):ドブロブニク滞在、ドブロブニク→(飛行機)アテネ
○10/26(水):アテネ観光
●10/27(木):アテネ観光
●10/28(金):アテネ→(飛行機)イラクリオン
○10/29(土):イラクリオン観光
○10/30(日):イラクリオン観光
○10/31(月):イラクリオン→(飛行機)パリ
【10月27日】
総移動距離16.6km(徒歩6.2km、地下鉄10.4km)
総歩数22120歩
【10月28日】
総移動距離345.8km(徒歩1.3km、タクシー35.5km、飛行機309km)
総歩数7979歩
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エーゲ航空 クロアチア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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11:55、地下鉄Monstiraki駅から歩いて古代アゴラまでやってきました。実は前日夕方にここの入り口まで来ていたのですが、その時すでに見学終了時刻の40分前。恐らく見切れないな~と思って今日に回しておいたのです。結果的には大正解、とても40分では回りきれない遺跡でした。
前日も使った共通チケットで遺跡内に入り、左に向かうとアッタロスの柱廊があります。大理石の像が並ぶほか、博物館スペースには出土品も展示されています。
ここの右奥には公衆トイレがあるので使っておきましょう。まぁ綺麗とは言い難いのですが安心です。アッタロスの柱廊 (古代アゴラ博物館) 博物館・美術館・ギャラリー
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女神アフロディーテの像。
アッタロスの柱廊 (古代アゴラ博物館) 博物館・美術館・ギャラリー
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歴史学の父ヘロドトス。
アッタロスの柱廊 (古代アゴラ博物館) 博物館・美術館・ギャラリー
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古代アゴラの南東の角にあるのが聖使徒聖堂。古代アゴラ内の建物はほとんど残っていませんが、この聖堂はその姿をとどめています。
聖使徒聖堂 寺院・教会
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アグリッパの音楽堂のあたり。石柱?礎石?だけが残されていて、建物の面影はありません。奥に見えるのはテセウス神殿(とは呼ばないようですね最近)。これからその神殿にも近づいてみます。
古代アゴラ 史跡・遺跡
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古代アゴラのあちこちで見かけたのがこの実。ブラックベリーの仲間でしょうか。おままごとで使えそうですね、「これブドウね」みたいな。
古代アゴラ 史跡・遺跡
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小高い丘を登ってヘファイストス神殿までやってきました。見た目のつくりはパルテノン神殿そっくりで、達磨落としのように石が積み上げられた柱の構造も似ているように見えるのですが、大きさと迫力はさすがにパルテノン神殿のほうが一枚上手です。
ちょうど家族連れに写真をお願いされたので我々も撮ってもらいました。ヘファイストス (テセウス)神殿 史跡・遺跡
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振り返れば古代アゴラの全景、右奥にはアクロポリス、左奥にはリカヴィトスの丘。この1枚にアテネの見所、アテネの歴史がギュッと凝縮されています。
古代アゴラ 史跡・遺跡
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古代アゴラから歩くこと15分、14:00にはケラミコスの遺跡にやってきました。ケラミコス=セラミック、陶工たちゆかりの土地だそうですね。この遺跡自体は墓地とのこと。
ケラメイコスの遺跡 史跡・遺跡
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ここにも亀さん。荒野をゆく恐竜にも見えます。
ちなみにここケラミコスの遺跡には博物館があるのですが、ちょうど我々の訪問時は展示品の入れ替え?で中に入れず。残念。ケラメイコスの遺跡 史跡・遺跡
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ここまで古代アゴラ、ケラミコスの遺跡とずっと外にいたので疲れてきました。ちょっとカフェを探してみることに。
ケラミコスの遺跡の南側、地下鉄の線路を渡った先にいくつかカフェがあるようで、そちらに向かってみました。
Iraklidon通りに出てみると・・・線路!?単なる金属の柱が埋め込まれているのではなくて、ちゃんと軌道内側に凹みがある路面電車用のレールに見えるんですよね。巻尺持ってたら間違いなく線路の幅を測っていました(笑)。 -
15:00、そんなIraklidon通りにあるTavern Thisio To Kousuloでお茶しましょう。
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本当はスイーツも一緒にいただきたかったのですがメニューになかったのでレモネードだけ。ここのレモネードは最初から甘みがあって、恐らく今回の旅行で一番おいしいレモネードでした。
ギリシャではこのくらいの時間が昼食時なのか、食事をしている人がたくさんいました。我々はレモネードだけですみません。。。2人で9ユーロ也。 -
Thissio駅から地下鉄でVictoria駅移動し歩くこと約10分。16:10に国立考古学博物館にやってきました。クレタ以外のギリシャ各地で発見された出土品を展示するこの博物館、アテネ観光の目玉の一つですね。入館料は1人12ユーロ。
いい天気です。ハイ、この時は心も晴れておりました・・・国立考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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キクラデス文明の女性像。顔のつくりや腕の組み方が特徴的ですね。ディテールを排したその姿は日本のこけしにも通じるものがあるように感じます。
国立考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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オレンジと黒(こげ茶?)のコントラストが印象的な古代ギリシャの陶器。オリーブオイルの保管などに使われることが多かったそう。
国立考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ケラミコス遺跡から出土した古代アテネの戦士の大理石像。台座の装飾から独身男性だということが分かるらしいです。
国立考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ミロス島で発見されたポセイドン像。
やはりオフシーズンだからか、全体のうち1/3程度の展示室は見学ができませんでした。我々としては1時間半近く見学できたので満足でしたが、残らず見て回りたい!という人はオフシーズンを避けたほうがよいかもしれないですね。
17:30、見学を終えてVictoria駅に向かい、ホテルに戻ります。国立考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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さて、古代アゴラの近くで撮影した地下鉄の写真にのせて、この後の顛末をお話ししましょう。。。
17:45、Victoria駅から地下鉄でMonastiraki駅に向かいました。車内は周囲の人と密着するほどの混雑で、カバンと胸ポケットを押さえて乗っていました。そしてMonastiraki駅で人をかきわけ下車してみると、胸ポケットに入っていたはずのパスケースがない!慌てて手元のカバンの中を探してみるも、やっぱりありません。人生で初めてスリに遭った瞬間でした。
思い返してみれば「混雑していた」「いつの間にか妻と離れていた(女性が割り込んできた)」「その女性が私を押さえているような感覚があった」「治安が悪いことで知られるOmoniaのあたりを走っていた」などなど、気づける要素はいくらでもあったのですが、そして実際胸ポケットを押さえていたつもりだったのですが、下車する際に人をかき分ける瞬間を狙われたのだと思います。
悔やんでも仕方がないので戦後処理をしなければなりません。クレカが1枚、日本のキャッシュカードが1枚入っていたのでどちらもすぐに止め、他に何が入っていたのかリストアップ。航空会社のマイレージサービス会員カード、健康保険証。現金はなし。パスポートとスマホが無事だったのが本当に不幸中の幸いです。結果的にいろいろ面倒な手続きが発生したくらいで金銭的な実害はほぼなかったのですが、やられたという精神的ダメージは大きいものがあります。楽しい旅行が台無しになるので皆様くれぐれも、くれぐれも!お気を付けください。
このあとホテルに戻り前日と同じレストランで夕食。おいしくいただいたのですが、しょんぼりしてたので写真はありません(泣) -
10月28日、今日はアテネからクレタ島イラクリオンに飛行機で移動します。08:50にホテルをチェックアウトし、フロントでタクシーを呼んでもらったら5分で迎えに来てくれました。空港まで20分、チップ込み40ユーロ也。
そしてすっかり忘れていました、前日のスリ被害を警察に届けなければなりません。とりあえずフライトのチェックインだけ済ませ、空港の案内カウンターで警察署があるか聞いてみたところ、到着階にある遺失物取扱所が警察による運営だとのこと。そちらへ向かいポリスレポートが欲しいと伝えたら15分ほどで作成してくれました。発生日時と場所、被害の内容などなど聴取され、最後に警察の担当者と私がそれぞれサインをして終了。担当者は手慣れた感じで、英語OKでした。
警察での手続きが済んだら保安検査。今日もガラガラでした。手続きが思いのほか早く終わってしまったのでラウンジでしばし休憩します。アテネ国際空港 (エレフテリオス ヴェニゼロス国際空港) (ATH) 空港
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今日これから搭乗するのはクレタ島イラクリオン行きエーゲ航空314便。
アテネ国際空港 (エレフテリオス ヴェニゼロス国際空港) (ATH) 空港
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10月28日はギリシャの祝日で、休暇をクレタ島で過ごそうという人がたくさん待っています。12:40、ボーディング開始。
アテネ国際空港 (エレフテリオス ヴェニゼロス国際空港) (ATH) 空港
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旧塗装のA320、SX-DVJ号機。今回もまたタラップからの搭乗です。
アテネ国際空港 (エレフテリオス ヴェニゼロス国際空港) (ATH) 空港
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座席は4列目、エコノミークラスの最前列です。カーテンより前はビジネスクラスですが座席はエコノミーと同じ。3人掛けの中央席が空けられていてゆったり座れる・・・というくらいの違いです。あと機内食はしっかり出るのかもしれないですね。
アテネ国際空港 (エレフテリオス ヴェニゼロス国際空港) (ATH) 空港
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13:30離陸。さらばアテネ、いろいろ思い出に残る滞在でした。
眼下に見えるジャンボはHellenic Imperial航空の機体。同社が運航を停止した後も放置され続けているそうです。アテネ国際空港 (エレフテリオス ヴェニゼロス国際空港) (ATH) 空港
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40分という短い飛行時間で機内サービスもパパパッと。お水とチーズクラッカー。
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イアロス島。無人島。
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シロス島。キクラデス諸島最大の街エルムポリがあります。
この先有名なサントリーニ島も視界に入っていたはずなのですが見逃しました。不覚・・・ -
14:10、イラクリオン空港に着陸しました。車に誘導されて駐機場まで移動します。
イラクリオン国際空港 (HER) 空港
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こんにちはイラクリオン!
降機して荷物を受け取り、ホテルまでタクシー移動。チップ込み15ユーロ也。イラクリオンの空港は市街地からそれほど離れていないのが◎。イラクリオン国際空港 (HER) 空港
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これから3泊お世話になるのがイビススタイルズ。スーパーやレストランなどと一体になった便利なホテルです。グーグルストリートビューには建物が映っていないので、おそらく近年オープンした新しい施設だと思います。
ちなみにこの日は祝日でスーパーが閉まっていました。イビス スタイルズ イラクリオン セントラル ホテル
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お部屋。ソファあり、バルコニーあり(海には面してません)、デスクあり、収納あり。バスルームの照明が少し暗かったのと、トイレのドアが閉まりにくい(閉まったと思ってもカチャッと少しだけ開いてしまう)のが難点でしょうか。全体的にはとても快適に滞在できました。
イビス スタイルズ イラクリオン セントラル ホテル
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17:40、夕食タイム。ホテルから北に少し歩いた場所にVenetoという評判のよいレストランがあると調べてあったので行ってみたら、1860 Greek Tapasという名前に変わっていました。
やっぱりこの時間は空いています。ヴェネト カフェ
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ズッキーニボール、エビグリル、シーフードパスタ、テンダーロイン。久々に海鮮ではないお肉をオーダーしてみましたが柔らかくて美味!もちろんシーフードも美味しくいただきました。
ここのスタッフは親切かつ気さくで居心地がよいです。ヴェネト カフェ
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食べ終わってお会計しようと思ったらデザート登場。リンゴのシナモンがけとラキ。アテネでもそうでしたが、食後にデザートを出してくれるのはギリシャの習慣でしょうか。
このラキ、ワインを作った後のぶどうの搾りかすからできるお酒。友情の証だそうですね。店員さんに「ストロングだから気を付けて!」と言われたので恐る恐る・・・うんストロング!40度以上あるそうですね。せっかくなのでチビチビいただきましたが飲みきれませんでした・・・
チップ込み58ユーロ也。ドブロブニクと比較するとかなり安いですね。美味しくて大満足でした。ヴェネト カフェ
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