2022/10/26 - 2022/10/26
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ずーくさん
この旅行記のスケジュール
2022/10/26
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ギリシャ、アテネと言えば世界史の教科書に載っているイメージが強すぎて、実際に自分の目で見ることができるとは夢にも思っていませんでした。10月26日は世界遺産の「顔」のひとつアクロポリスを中心として、ギリシャが誇る遺跡を巡ってきました。
【今回の行程】
○10/21(金):パリ→(飛行機)ドブロブニク
○10/22(土):ドブロブニク滞在(旧市街観光)
○10/23(日):ドブロブニク滞在(ロクルム島)
○10/24(月):ドブロブニク滞在(スレブレノ)
○10/25(火):ドブロブニク滞在、ドブロブニク→(飛行機)アテネ
●10/26(水):アテネ観光
○10/27(木):アテネ観光
○10/28(金):アテネ→(飛行機)イラクリオン
○10/29(土):イラクリオン観光
○10/30(日):イラクリオン観光
○10/31(月):イラクリオン→(飛行機)パリ
【10月26日】
総移動距離13.6km(徒歩5.3km、地下鉄8.3km)
総歩数18987歩
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- エーゲ航空 クロアチア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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12:20、ホテル出発。アメリカ大使館や国際会議場が近くにあり、観光地からは少し離れた場所にあります。ここから地下鉄の駅まではゆっくり歩いて15分ほど。
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かつてのギリシャ首相ヴェニゼロスの像。2001年に開港した現アテネ国際空港にもその名前が付けられていますね。
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地下鉄Megaro Moussikis駅に着きました。ここからシンタグマまでは2駅。
地下鉄にたくさん乗るつもりはなかったのですが、乗車の都度きっぷを購入するのも大変なので、5日間券を購入することに。ギリシャの地下鉄のきっぷは距離制ではなく時間制で、5日券は1人8.2ユーロ。駅の券売機ではカードが使えました。
チケットはカードサイズの紙製、ICカードのように改札機にタッチして入場します。 -
駅構内。およそ5分間隔で列車が走っています。一部の列車は国際空港まで走っていて、大きなスーツケースを持った乗客の姿も見かけました。
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地下鉄に乗ること2駅、シンタグマ広場に着きました!ご存じ観光の起点になる場所ですね。
時刻はちょうど13時前、道の反対側にある無名戦士の墓で衛兵交代が行われるはずなので行ってみましょう。シンタグマ広場 広場・公園
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無名戦士の墓の前には、衛兵交代を待つ人たちがすでに大勢待っていました。それをかき分けるように、13時に新たな衛兵が到着。
無名戦士の墓 建造物
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独特の所作でこれまでの衛兵と交代し、位置に着きます。
無名戦士の墓 建造物
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ここまで立哨していた衛兵は交代を済ませると行進して下がっていきます。
たまたまのタイミングでしたがちょうど交代式を見られてラッキーでした。無名戦士の墓 建造物
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無名戦士の南側にある国立庭園。美しい緑とカラフルな花の数々。せっかくなので覗いてみると。。。
国立庭園 自然・景勝地
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亀。・・・亀!?
どこに住んでいるのか知りませんが、20センチほど(もっとかな?)の亀を数匹見かけました。まさかこんな街中で。。。観光客とおぼしき人たちも亀には興味しんしん。やっぱり珍しいんですね。
写真には撮れませんでしたが、緑が鮮やかなオウム?インコ?の姿も。国立庭園 自然・景勝地
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13:30、さらに進んでゼウス神殿。古く2000年近くも前に建造され、当時は神殿として最大規模を誇ったのだそう。一部しか現存していませんが、広大な敷地がその規模を物語っていますね。
惜しいのは補修の足場が組まれてしまっていること。恐らく観光客の多いピークシーズンが過ぎて、ちょうどメンテナンスの時期に入ったのでしょう。
チケットはゼウス神殿ほかアクロポリスなどを含めた共通チケットが大人1人30ユーロ。ゼウス神殿 建造物
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振り返ると右側にはハドリアヌスの凱旋門、そして左奥にはアクロポリスに堂々としたパルテノン神殿の姿。アテネの街のあちこちからその姿を見ることができますね。世界史の教科書でしか見たことがなかったので、生でその姿を見るだけでも衝撃的です。
ゼウス神殿 建造物
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倒れた柱はちくわぶのようにも見えます。。。
ゼウス神殿 建造物
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1本だけで堂々と立つ柱。
右奥に見えるのはリカヴィトスの丘。我々は訪れませんでしたが、この丘の上からの景色も素晴らしいようです。ゼウス神殿 建造物
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ゼウス神殿を出てアクロポリスの入り口に向かい、地下鉄アクロポリ駅の近くに差し掛かったあたりに政府観光局があります。その敷地内にあるトイレが無料で開放されているので拝借しました。公衆トイレが少ないので、ホテルから離れているときにはありがたい存在です。
ギリシャ政府観光局 散歩・街歩き
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14:15、いよいろアクロポリス南東側の入り口にやってきました。先ほどゼウス神殿で購入した共通チケットで入場します。
ここからは日差しの中を山登り。今日の最高気温は25度を超えるとのことで、暑いです。水を持ちましょう。 -
すぐにディオニソス劇場が出迎えてくれました。10000人以上を収容できたようですが。。。そんなに入るかな?などと思いながら。それでも石(大理石でしょうか?)でこれだけの規模の劇場を造成するには相当な技術が必要だったのでしょう。
ディオニソス劇場 劇場・ホール・ショー
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そしてイロド・アティコス音楽堂を上から。先ほどのディオニソス劇場よりもその姿がきれいに残っていますね。現在でも音楽イベントに使われることがあるそう。
最初に見た時の感想は「高くて音楽聴くどころではなさそう。。。」でした。イロド アティコス音楽堂 劇場・ホール・ショー
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音楽堂を過ぎるといよいよ本格的な山登り(階段上り)。頂上に近づくにつれて観光客も多くなり、道はさほど広くないのでゆっくりと進みます。
それでも覚悟していたほどの距離はなく、音楽堂から5分ほどで前門までやってきました。前門 (プロピュライア) 建造物
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前門を通ると飛び込んでくるパルテノン神殿の姿。かつて初めてアンコールワット遺跡を訪問した時と同じような、静かな存在感に圧倒される感覚があります。
世界遺産のロゴマークにも使われている、まさに世界遺産の中の世界遺産の姿です。
惜しいことにこちらにも補修の足場が組まれていました。パルテノン神殿 史跡・遺跡
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アクロポリスの頂上から、先ほど訪れたゼウス神殿を。左奥に見えるのは第1回近代オリンピックの会場パナシナイコ競技場。スタンドは大理石でできているそうですね。
パルテノン神殿 史跡・遺跡
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こちらも先ほど見たディオニソス劇場。
パルテノン神殿 史跡・遺跡
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たなびくギリシャ国旗とリカヴィトスの丘。
パルテノン神殿 史跡・遺跡
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逆光ですが先ほどとは反対側から。
パルテノン神殿 史跡・遺跡
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パルテノン神殿と並んで立つエレクティオン神殿。背後にはアテネの街が一望できます。
エレクティオン 史跡・遺跡
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前門まで戻ってきました。改めてじっくり見ると一部ずれた柱が!
前門 (プロピュライア) 建造物
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アクロポリスを北側に降りてローマンアゴラに向かう途中、たまたま見かけたDioskouroiというレストランで休憩。外は暑くて多くの人がデザートと飲み物を楽しんでいたので、我々もオレンジジュースとアイスクリームをいただきました。この冷たさが気持ちいい!2人で23ユーロ也。
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16:35、ローマンアゴラ。なんか地面にうごめくものがいるな、と思ったら猫さんでした。痒いのか甘えたいのか、あっちへゴロゴロこっちへゴロゴロ。でも構ってあげようと近づくとピョイっと逃げちゃう。
ローマン アゴラ 史跡・遺跡
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風の塔。この時間はすでに閉まっていて内部は見学できませんでした。
風の神の家 (公衆浴場跡) 史跡・遺跡
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先ほどまでいたアクロポリスはあんな高いところに。これだけの高低差を下りてきたんですね。
ローマン アゴラ 史跡・遺跡
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こっちにも猫さんが!と思って近づいてみたら・・・
すみませんお邪魔をしてしまったようです・・・ローマン アゴラ 史跡・遺跡
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16:55、ハドリアヌスの図書館。だいぶ日が傾いてきましたね。この日は入場が17:40まで、見学が18時まででした。
アドリアノスの図書館 博物館・美術館・ギャラリー
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図書館としての面影はあまり残っていません。
ローマンアゴラ、ハドリアヌスの図書館ともに共通チケットで入場できました。アドリアノスの図書館 博物館・美術館・ギャラリー
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いったんホテルに戻って、19:00にレストランPsarochoriで夕食をいただきます。グーグルマップではオイスターバーと紹介されてますが、シーフードレストランという表現のほうがしっくりきますね。19時だとまだ早いのか、店内はまだまだ空いていました。
(この写真は食事後にとったのですでに暗いです) -
今回の旅行で初めてのビール。FIX、ALFAともにギリシャの銘柄です。どちらも比較的あっさりしていて、お酒に強くない我々でもおいしくいただけました。
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前菜にスズキのカルパッチョとイカのグリル、メインはシーフードリゾットとムール貝のリングイネ。ここまで毎日のようにシーフードをいただいていますが飽きることがないですね。このレストランのエビもまた甘くておいしい!そしてやっぱり多少は炭水化物があったほうが腹持ちがよいです。
お腹いっぱい食べて68ユーロ也。食後にはレモンソルベのデザートまで!ごちそうさまでした。
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