
2022/10/21 - 2022/10/21
643位(同エリア4583件中)
Akrさん
ご覧いただきまして、ありがとうございます。
今回は、本編の「vol.1 サンライズ瀬戸乗車編」に併せて、車内紹介編をアップしました。
腕の悪い私の写真 笑 と撮影できなかった設備は一部、ネットより引用しながら車内設備をくまなくご紹介いたします。まだ乗車されていない方のために参考となれば幸いです。
なお、データは私個人で調べた物を掲載していますので、間違いがあるかもしれません。利用の際にはご自身でご確認いただくか私、Akrまでメールでお問合せください。
それでは参りましょう。
↓本編の「vol.1 サンライズ瀬戸乗車編」も併せてご覧ください。
https://4travel.jp/travelogue/11786795
※表紙:1人用B寝台個室「シングル」(1階)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
「サンライズ瀬戸・出雲」に使用される285系。
7両編成で東京~岡山間は両列車を併結し14両で運転。
車内は2階構造になっている。
全5編成あり、JR西日本と東海で保有する。 -
ダイヤは1日1往復。
サンライズ瀬戸
下り 東京(21:50)→高松(7:27)
上り 高松(21:26)→東京(7:08)
サンライズ出雲
下り 東京(21:50)→出雲市(9:58)
上り 出雲市(18:53)→東京(7:08)
東京~岡山間は両列車併結で運転。
ほかに繁忙期に臨時列車が東京~出雲市で設定されるほか、「瀬戸」は高松から琴平まで延長運転される日がある。 -
こちらが編成表。
7両x2で14両で運転。下りは岡山方先頭が「瀬戸」後ろが「出雲」。上りは、東京方先頭が「瀬戸」後ろが「出雲」と連結位置が異なる。
なので運用としては「瀬戸」で往復したら、次は「出雲」の運用に入るように1往復ごとに運用が変わる設定なのだ。
※編成図はJR西日本のHPより引用 -
次は寝台のカテゴリー。
最上位クラスから
シングルデラックス(A寝台1人用個室)
サンライズツイン(B寝台2人用個室)
シングルツイン(B寝台1~2人用個室)
シングル(B寝台1人用個室)
ソロ(B寝台1人用個室)
ノビノビ座席(解放式簡易寝台)
以上、6種にカテゴライズされている。後ほど、各設備ごとに紹介します。 -
続いてきっぷの買い方。
サンライズはかなり人気なので寝台券入手も困難。特に繁忙期や週末は連日満席。
ネットで買うにはJR西日本の「e5489」が一般的です。サンライズ専用のサイトもあるので分かりやすい。
あとはみどりの窓口で。いずれにしても週末、繁忙期は1ケ月前の発売日じゃないと瞬殺するおそれも。
それと本編でも触れたけど、e5489で買った場合、東京駅で発券する際は「JR東海の指定席券売機」じゃないと発券できない。東日本の券売機にもe5489受け取り可となっているがJR東海管内を走るサンライズは引き取りできないので注意だ。
寝台券は横長のタイプ。自動改札機非対応なので有人改札を通るか乗車券だけで改札抜けても可。 -
では、車内設備と各部屋の紹介を。
車体は写真のように2階建て構造。2階は眺めがいいとか、1階は揺れないとかどちらにも特徴があり、あとは好みの問題だと思う。
以下、部屋の紹介です。すべての部屋を覗く事はできないので一部、ネットより引用しています。特に注釈がないものは私、Akr撮影です。 -
まずは、サンライズで最上位グレード「シングルデラックス」
唯一のA寝台となる、1人用個室。
ベッドのほか、テーブル&椅子、コンセント、洗面台、浴衣、スリッパ、アメニティグッズが付く。
また通常は有料のシャワーカードが付いて来る。
部屋はすべて階上のみ。1編成に6室しかない。
【料金】
東京~出雲市、高松の場合
寝台料金 \13.980 + 特急料金 \3,300 = \17,280
※ほかに乗車区間の乗車券が必要
※料金は2022年10月現在
※画像はトレたびより引用 -
「サンライズツイン」
B寝台の2人用個室。レール方向にベッドが2台並ぶ。
コンセント、浴衣、スリッパつき。
部屋はすべて階下のみ。1編成に4部屋と、サンライズで一番、部屋数が少ないレア寝台。
【料金】
東京~出雲市、高松の場合
寝台料金 \15.400 + 特急料金 \6,600 = \22,000(大人2人分の料金)
※1人で使用する場合でも、2人分の寝台券、特急券が必要。
※ほかに乗車区間の乗車券が必要
※料金は2022年10月現在
※画像はトレたびより引用 -
シングルデラックス、サンライズツインともに、4号車と11号車に設定。
他の号車が真ん中通路で左右に個室が並ぶレイアウトだが、この号車は片側通路。
階上がシングルデラックス、階下がサンライズツインとなっており、それぞれ通路から階段で部屋へ入る構造。 -
サンライズツインは通路から階段を下りたところに個室の扉がある。
-
「シングルツイン」
補助ベッドつきのB寝台1人用寝台。原則として1人用。補助ベッドを利用することで2人でも利用可。2段ベッドを備えるために高さが取れる車端部に設置。1編成あたり8室。2人で利用するには若干、手狭だが、補助ベッド代が安いのでリーズナブルに利用できるメリットがある。
コンセント、浴衣、スリッパつき。
【料金】
東京~出雲市、高松の場合
寝台料金 \9,600 + 特急料金 \3,300 = \12,900(大人1人利用の料金)
※2人で使用する場合は、補助ベッド代 \5,500と特急料金が必要。
※ほかに乗車区間の乗車券が必要
※料金は2022年10月現在
※画像はWikipediaより引用 -
下段ベッド。
実はベッドが3分割できる構造で真ん中を外すとボックス席に出来る。さらに窓下には折り畳みテーブルがあって跳ね上げるとテーブルつきで対面で飲食が可能になるスグレモノ。 -
こんな感じ。
画像はイメージです。決して私とあっぺ呑んさんが酒盛りしているわけではありません 笑 -
上段へは階段で上る。
ベッド幅も広く眺望も良い。 -
上段には小さいながらも荷物入れがある。
-
これは上段ベッドから下段を眺めた様子。
意外と高さがあって高い所苦手な人は避けた方いいかも。
写真の下に写っているのは階段。国鉄寝台車時代は上段寝台への上り下りは梯子だったが、サンライズでは階段が採用されている。
ドア付近の足元スペースも広いので荷物も置ける。 -
一人利用ならばこのように階段に荷物を置く事も可能。
-
まあ、ひとりならば上段ベッドがまるまる空くので荷物置き場にしても良いし。
下段をリビングスペースにして上段で寝てもいい。
シングルツインはいろいろ使える。
シングルに+1,900円だが、この居住性の高さならアリかな(個人の感想です) -
シングルツインは2段ベッドなので車端部の平屋部分に部屋がある。
写真の奥は階段を上がった2階部分通路。左手の階段が階下室への階段。
後ろがデッキ。 -
「シングル」
B寝台1人用個室。1編成あたり78室と、サンライズの寝台で最大勢力を誇る。
階上室、階下室がある。コンセント、浴衣、スリッパつき。
【料金】
東京~出雲市、高松の場合
寝台料金 \7,700 + 特急料金 \3,300 = \11,000
※ほかに乗車区間の乗車券が必要
※料金は2022年10月現在 -
壁側には小さいながらもテーブルがある。
-
窓かまちが若干、広くなっており、小物が置ける。こういう心遣いは嬉しい。
-
扉わきにはコンセント。
2Vなので携帯やPC充電程度。お湯を沸かした人も居たとか 笑
ちなみにドライヤーを持ち込みで使いたい人は洗面台のコンセントが使えます。部屋のは無理。 -
サービスの紙コップ。
左のスピーカーは車内放送用。 -
スリッパは意外にもしっかりしたもの。
車内移動も含め、大活躍する。持ち帰り禁止。 -
これはドア付近の足元。ベッドの間に隙間があってここで靴を脱ぐ。
リュック程度なら、このスペースにも置こうと思えば置ける。
逆に言うと、シングルツインのようなスペースがないのでスーツケースなどの大きな荷物は置き場所に困る。ひとりで荷物持ちならばシングルツインがおすすめ。 -
シングル、シングルツインは真ん中通路。左右に個室が並ぶ。
通路はお世辞にも広いとは言えず、人とすれ違う際はかなり気を遣う。 -
「ソロ」
B寝台1人用個室。サンライズの個室の中ではもっとも狭い。
1編成あたり20室で、3、10号車に設置。電動車なので床下機器のせいで2階構造に出来ないため、平屋構造で真ん中通路で左右に個室。階上室のみ室内に階段があって上へ上がるしくみ。激狭ではあるが秘密基地感があって、シングルとはまた違った趣。ちなみに寝台料金もシングルより1,000円安い。モーターのある車両なので若干、煩いかも。(電車の音を子守唄にする組合員には向いてます 笑)
コンセント、浴衣、スリッパつき。
【料金】
東京~出雲市、高松の場合
寝台料金 \6.600 + 特急料金 \3,300 = \9,900
※ほかに乗車区間の乗車券が必要
※料金は2022年10月現在
※画像はトレたびより引用 -
「ノビノビ座席」
指定席特急券だけで乗れるお得な席。「座席」と言ってもご覧のように横になれる。寝台と言うよりはカーペットカーのような感じ。5、10号車に設置。1両あたり30席。
上下段に分かれており、上段へは階段で上がる。車体は平屋構造。毛布はあるが枕は付かない。床が硬いので対策が必要。隣席とは頭の部分のみ仕切りがあるが、カーテンは通路側を仕切るものしかないのでプライベート感はあまりない。
【料金】
東京~出雲市、高松の場合
寝台料金(指定席料金) \530 + 特急料金 \3,300 = \3,830
※指定席料金は通常期のもの。
※ほかに乗車区間の乗車券が必要
※料金は2022年10月現在 -
各個室共通の設備について案内します。
これはコントロールパネル。
時計、空調、室内灯のボタンが集約されている。 -
こちらは個室のドアロック。
各部屋共通。
これは室内のドアノブ。 -
部屋に入ったら、下のレバーを赤丸の位置までスライドさせて・・・
-
上のつまみを「OPEN」から「CLOSE」の位置に
-
がちゃん。
これでロック完了。空ける時は逆の要領で。 -
もし、外から施錠されてしまった場合、黄色いボタンが点滅。
ボタンを押す事で中から開錠できる。 -
次は外から施錠する場合
室内と同じ要領でドアノブを赤丸の位置へスライドさせる。
※モデルは私。撮影は「Tagucyanさま」 -
テンキーでロック。カードや鍵の類はなし。
任意の4桁の数字+♯で施錠完了。
空ける時は4桁の数字のみで開錠する。
※上の写真に同じく「Tagucyanさま」撮影。 -
次は車内散策。
デッキから室内に入ると2階構造の車両はすぐに階上室と階下室への階段がある。
階上室へはまっすぐの階段。 -
階下室は途中で曲がってから通路。
-
階段の手前の壁には、部屋番号の案内がある。
-
それと見取図(芸人じゃないよ)
-
次は水回り。
洗面台。オーソドックスなタイプ。カーテン付き。お湯も出る。コンセントもあってドライヤーなども使用可。 -
こちらはトイレ。一般的な列車トイレ。ウォシュレットは無い。
ちなみにトイレの数は夜行列車だけあって多く設定されているが、男性用小便器の設備はない。 -
こちらはミニラウンジ。3号車と10号車にある。
窓を向いたサロン風で8名分の定員がある。
いつでも誰か居る人気スポット。 -
ラウンジと同じ号車にはシャワーカードの券売機。
発車前に買ってしまわないとすぐに売り切れになってしまうようなので、時間がある人は乗車前に済ませておいたほうがいいかも。
シャワーカードは330円。シャワー室も同じ号車にある。 -
こちらも同じ号車にある飲料の自販機。
コカ・コーラ社製品で「いろはす」「綾鷹」「コーラ」「ジョージア」
ペットボトルはミニサイズのみ。値段は130円。安いか高いかはあなた次第(意味不明) -
ちなみに「瀬戸」と「出雲」は貫通路があるので行き来可能。
-
列車紹介はこれで終わりです。
説明不足もあったかと思いますが、今後、はじめてサンライズに乗る方に参考になればと思い、頑張って作りました。
ご覧いただき、ありがとうございました。
「本編」もぜひ、ご覧ください。
おわり
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