2022/07/11 - 2022/07/16
3021位(同エリア9569件中)
薔薇の咲く庭さん
- 薔薇の咲く庭さんTOP
- 旅行記259冊
- クチコミ1135件
- Q&A回答1件
- 542,714アクセス
- フォロワー57人
この旅行記のスケジュール
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
昨年の旅行で見ることができなかったり、行くことができなかったりした所へ行くリベンジ旅行とは言いすぎかもしれませんが、登別、洞爺、札幌を回る同じコースを計画しました。
しかし、昨年とは観光内容が違うので新たな発見があります。
旅の最終日。北海道大学植物園を訪れました。歴史のある広い植物園で、中にある博物館に南極観測隊で生き残った樺太犬タロの剥製があり、思わぬ見学ができました。ライラックの小径を歩くこともできて充実した時間を過ごすことができました。
Vol.6で、この旅行記シリーズは終了です。
7月11日(月)羽田発新千歳空港着 登別温泉第一滝本館泊
7月12日(火)登別水族館 ザ・ウインザーホテル洞爺泊
7月13日(水)火山科学館 湖畔亭・日帰り入浴 ザ・ウインザーホテ
ル洞爺泊
7月14日(木)サッポロビール博物館プレミアムツアー サッポロビー
ル園ジンギスカン料理 札幌プリンスホテル泊
7月15日(金)北海道開拓村 札幌場外市場 札幌プリンスホテル泊
7月16日(土)北大植物園 新千歳空港発羽田着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 交通手段
- JALグループ JR特急 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2日目の札幌プリンスホテルの朝食。朝からお鮭のお刺身を食べて元気モリモリ。
朝食ブッフェは充実しています。札幌プリンスホテル グルメ・レストラン
-
地下鉄西11丁目の駅へ向かいます。地下鉄東西線で新札幌の駅まで乗り換えなしで行けるので便利です。
-
ここが西11丁目の駅の入り口。えっ?という感じの入り口です。ビルの中に入っていく感じがします。
西11丁目駅 駅
-
この日はドイツのお祭り?のような催しをやっていました。日本にはないモニュメントが広場に立っています。
-
石山通りという名称の通りを北へどんどん歩いていくと北大の植物園が右手に見えてくるはずです。地図上では。
区画がはっきりとしていて碁盤の目のような道路で分かりやすい。 -
やがてこの掲示板がある柵に出ました。どうもここからは入場できないようです。
510m先に正門があるとのこと。 -
正門まで周り、入場しました。園内図です。思っていたよりずっと広い。
北海道大学植物園 公園・植物園
-
見学ガイドの表示がありました。植物を知る。自然史歴史を知る。北方民族を知る。文化祭を知る。植物園といってもいろいろなことが学べそうです。
-
しばらく進むと白い宮部金吾の記念館がありました。宮部金吾は明治10年札幌農学校ニ期生として卒業後に東京大学、ハーバード大学の学位を受けて母校に奉職しました。
北海道大学の発展に深く寄与したそうです。明治16年植物園の設計に参画して初代園長として長年園の完成に尽くしたそうです。 -
昭和26年に91歳の一生を終えるまでひたすら学究の日々を送り、こよなく植物園を愛したそうです。この建物は札幌農学校植物学教室を昭和17年現地に移設し、園長室、園事務所として使ったそうです。
-
中に入ると宮部金吾博士と宮部金吾記念館についての説明がありました。
-
ハーバード大学に留学をしているので英語が達筆です。馬の絵が書かれています。動物についても詳しかったのでしょうか?
-
どこかで見たことがあるような景色です。宮部先生が北大に勤務されていた頃の風景でしょうか?
-
驚きました。有島武郎が植物園に来ています。先ほどの絵は有島武郎が宮部先生に寄贈したものだそうでした。
この頃の有島武郎はとても幸せそうですね。 -
宮部先生は植物分類学者であり植物病理学者であり海藻学者、また菌学者だったそうです。優秀な人材を育成した業績は大きく、札幌市から最初の名誉市民として表彰されています。
-
本当に学究な感じのする方ですね。丸い眼鏡が学者である象徴のようです。
-
宮部金吾による植物園の設立の解説がされていました。最初予定していたものとは別のものになったそうです。それにしても広い敷地に作ってあります。
-
外へ出るとガクアジサイが見事に咲いていました。宮部先生が好きだった花だったのでしょうか?
-
宮部金吾の記念館を後にしてさらに奥へと進みました。札幌市内にあるとは思えないような静寂性がこの植物園の中にはあります。まるで森の中を歩いているような気持ちになりました。
-
アキタブキと言われる大きなふきがありました。ここに植えてある植物には解説があり、時間があればゆっくりと読んで植物についての知識を深めたいところです。
-
さらに進むと池がありました。橋を渡って進みます。
-
東屋もあります。緑がきれいです。ここには一日中いても飽きないような気がします。私は森林浴が大好きなのです。
-
さらに進むと2方向に進む分かれ道がありました。時間があればロングコースも良いのですが、ショートコースを選びました。時間的に余裕がありません。
-
ユリノキと書かれた大きな木があります。根元のほうは、ほとんど祠のようになっています。それでも木が倒れずに育っています。
-
この木は赤ならと言う名前の木です。ブナ科の高木で高さ30メートルに達するそうです。北アメリカに広く分布しているそうです。
-
これはクロネツツジと言う名前の木です。ツツジ科の中で最も上品でしかも華やかな花を持ち、ロイヤル・アザリアの名で知られています。和名は(黒船)です。
花は直径8センチから12センチのピンクの大輪だそうで、5月中旬に咲きます。
咲いているところをぜひ見たいものです。 -
根元に松ぼっくりがたくさん落ちていました。わざとでしょうか?
誰かがここに集めたようにも見えます。 -
すごく高い木でした。後ろに見えるのは、北海道大学農学部植物園・博物館です。入ってみることにします。
-
博物館の本館の玄関です。明治15年に竣工されています。とてもモダンな建物だったのでしょう。正面中央に、片流れで軒先を三角の破風形にした玄関ポーチです。明治時代の建物が残っているということは、すごいことだと思います。
-
玄関を入ると正面にヒグマの剥製が置かれていました。ちょっとびっくりしました。
屯田兵が撃ち殺したヒグマだそうです。すごく大きいです。
北海道の博物館だなぁと思いました。 -
明治15年に作られているので、標本棚はすべて木製でガラスが柵にはめ込まれていました。大きなガラスを使うことができなかったのでしょう。木の枠がたくさん使われていました。
これはこうのとりです。 -
「カブトガニ」です。壁にかけられていました。登別の水族館に行ったのを思い出しました。
-
この博物館には絶滅種、絶滅が危惧される動物の剥製が多数所蔵されています。これは希少だからと言う理由で収集されたのではなくて、人為的影響によって個体数や地域個体群が減少・縮小する前から研究資源として標本が収集されていたことによって、結果的に希少生物を所蔵することになったそうです。
大ワシの標本が上のほうに展示されていました。最近は1500羽前後だそうです。個体数が減少しています。近くで見ると本当に大きなワシですね。 -
これははやぶさ。本物を見たのは初めてでした。鋭いくちばしを持っていますね。
-
分布図を見ると日本全国にいるようです。
-
ちょっと気味が悪いのですが、これがおおさんしょううおです。やはり初めて見ました。
-
これはカワウソ。上からしか写真が撮れませんでした。どんな顔しているんでしょう。北海道では1950年代に絶滅したそうです。
-
エスキモー犬です。私の家の近くにもこのような感じのワンちゃんが散歩しているのを見ることができます。これといった特徴は無いように思います。
-
そして驚いたことに樺太犬タロの剥製がありました。1956年の第一次南極地域観測隊にソリ犬として参加した樺太犬です。調査活動で活躍しましたが、1958年1月に隊員交代のための派遣された宗谷が天候不良のため接岸できずに、犬15頭が無人の基地に取り残されました。その時に生き延びた犬です。ここに保存されていたのですね。
-
えぞ鹿の親子です。小さな子供まで剥製にしてあるのでちょっと残酷な気がします。
-
エゾリス。分布図を見ると北海道と樺太、中国大陸にしか生息していないことがわかります。
-
体が小さくてとても可愛いのですが、顔を見ると怖くなります。オコジョです。
-
イタチ。イタチの本物を初めて見ました。日本全国に分布しているようです。思っていたよりも小さいのですね。
-
上のほうに貼ってあったので、よく見えませんが、北海道と本州の間にはブラキストン線と言われる線があります。
-
北海道と本州の動物相の相違を一覧表にしたものがありました。本州にはいても北海道にはいない動物がいます。
-
この方がブラキストンさんです。商人として来日したのに、論文を書いたのですね。
-
もう一つ八田線があります。これは八田三郎が1908年に主張した線です。津軽海峡よりも宗谷海峡に大きな動物相の違いがあるという主張で、認められました。
-
八田三郎の写真がありました。ちょっと眠そうな感じで写っていますね。
-
ニホンザルです。少しひょうきんな感じがします。手に持っているものは何でしょう。
-
これはイタチです。名前は知っていても実物を見るのは初めてです。何かを威嚇しています。小さい体ですね。日本全国に分布しています。
-
エゾオオカミの標本がありました。残念ながらエゾオオカミは絶滅しています。絶滅の原因はよくわからないそうですが、どうも北海道の急速な開発が大きな原因になっていると言う事は確実だそうです。また明治12年の大雪によって食べ物の鹿の数が激減したことも絶滅に拍車をかけたそうです。
-
博物館を見終わって外へ出ると大きな木がありました。ドイツトウヒだそうです。北ヨーロッパに広く分布する常緑の針葉樹で、高さ30メートル直径1メートルにもなります。
-
ドイツトウヒの説明。このように説明があるので興味深く見られます。
-
帰り道でメタセコイヤの木を見つけました。よく見るとリスがいます。エゾリスでしょうか?
生きているリスにを見ることができて嬉しかったです。 -
メタセコイヤは懐かしい木です。私が卒業した高校の体育館の前に植えられていました。生きている化石と呼ばれる木です。
-
頭上注意と書かれた表示がついている木がありました。ハルニレです。1本1本の木を大事に育て、枯れそうになっても世話をしているのですね。
-
表示がしてあります。北海道から九州まで生育しているようです。朝鮮や中国にもあるそうです。
-
最後に出たのは両サイドにライラックが植えられた小径。北海道へ来たらライラックの花の咲く道を歩いてみたいと若い頃思っていました。ライラックは香りが良いので香水にもなります。当時は香水を持っていました。
-
5月に白い可憐な花を咲かせます。雨に濡れて水が滴っています。
-
残念ながら5月に咲いた花はもう散ってしまいましたが、この小径を歩くことができるのは感激です。こんな日が来るんだなぁと思いながら歩きました。
-
フランス名はリラです。北海道には明治中期に入ってきました。
-
出口近くまで戻ってくるとクラーク博士の里帰りハシドイがありました。1876年に札幌農学校教頭として赴任したクラーク博士は北海道の山野に自生するハシドイの種を米国ハーバード大学に送ったそうです。そしてこの種が発芽し現在もハーバード大学アーノルド果樹園に最も古い株として残っています。
1998年の夏、ほぼ121年ぶりにこのハシドイの苗3本がこの植物園に里帰りしました。初代園長の宮部金吾はクラーク博士から多大な影響を受けたそうです。 -
クラーク博士の里帰りハシドイの解説です。クラーク博士は亡くなってしまいましたが、木は今も元気に緑の葉をつけています。
-
バラ科のハンザという名前の木です。クラーク博士の里帰りのハシドイのすぐ近くで咲いていました。
鮮やかな濃いピンクでした。北大の植物園の中で一番記憶に残った花です。 -
このようにきちんと名前を表示しているので、なんだかわからないと言うことがなくて安心します。
-
植物園を出て、旧北海道庁へ向かいました。歩いてすぐのところにあります。しかし、ご覧のように工事中で何も見る事は出来ませんでした。残念!
北海道庁旧本庁舎 名所・史跡
-
札幌プリンスホテルに戻ってきました。会員になるとチェックアウトは午後3時になります。ゆとりが持てます。
夕方の便で帰ります。荷仕度をしてチェックアウトしました。 -
本当にここのホテルは、エレベーターが見ものですね!
ホテルにいる感じがしません。どこか別の場所に来た感じがします。 -
ここは新千歳空港。目の前に飛行機が離発着するのを見ながら、最後の楽しみの札幌味噌ラーメンを大急ぎで食べました。
どこで食べても同じ味になっているかもしれませんね。今は情報網が発達していますから。札幌味噌ラーメン専門店 けやき 新千歳空港店 グルメ・レストラン
-
JAL便に乗ると、来た時と同じように、また座席の画面に飛行機の下の様子が映る飛行機でした。
お兄さん点検よろしくお願いします。異常はありませんよね。 -
やがて飛行機は動き出しました。滑走路に向かっています。空港の滑走路は線が引かれて、どの線を辿っていけばよいかがわかるようになっているようです。
-
緊張の3分間。飛行機は浮かび上がるだけの揚力を得るためにものすごい勢いで走り出しました。
滑走路が流れていきます。 -
浮かび上がった感覚と画面に映る景色とが一致するので、面白いです。なんとなく浮いたと言う感覚ではありません。
-
では車輪をしっかりとしまってくださいね。空へ向かって飛び続けます。
-
搭乗した飛行機はA305-900の機種でした。エアバスです。
-
1時間余りの飛行を追えて、見覚えのある景色の場所に戻ってきました。
車輪が出ます。滑走路はもうすぐ。 -
緊張の3分間。あまり衝撃がないように着陸お願いします。滑走路が迫ります。
-
着陸の瞬間。すごい勢いで滑走路に降りるんですね!
滑走路が見えません。 -
何もなかったようにいつものように作業をしています。安全を守る事はとても大変な仕事だと思います。おかげで私たちは空の旅を楽しむことができます。感謝です。
羽田空港 第1旅客ターミナル 空港
-
無事に戻ってきました。
昨年の旅行で見ることができなかったり、行くことができなかったりした所へ行くリベンジ旅行のつもりで出かけた北海道でした。旅はやはり人をリフレッシュさせてくれます。新たな発見があり、リベンジとは言えない部分がたくさんあり有意義でした。同じところを何回も訪れる理由が分かるような気がしました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
薔薇の咲く庭さんの関連旅行記
この旅行で行ったスポット
この旅行で行ったグルメ・レストラン
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
80