快晴の乗鞍岳登山

2022/10/02 - 2022/10/02

10月2日。北アルプスの南端にある乗鞍岳に登ってきました。
一度登った時は曇天であまり景色を見ることができず
いつかリベンジしたいと思っていましたが、なかなか天気や機会に恵まれず、行けてませんでした。
が、10月2日は日本全国晴れ予報。
意を決して行って来ました。
乗鞍岳はバスで標高2700mの地点まで行けるため、標高差300mほど登れば標高3000mの絶景を楽しめます。
天気がよかったため、北アルプスの山々が同じ目線で見ることができたり、3000mの高地の池や丁度見頃を迎えた紅葉も素敵でした。
とはいえ空気が薄く、思った以上に大変でしたが、それゆえ登頂した時の感動もひとしおです。

エリア 乗鞍(長野)

朝6時に起床し、6時40分に長野市の自宅を車で出発。
朝は霧が出ていたものの、いい天気。
途中聖高原あたりを走っていたときは、雲海的なものも見えました。

長野自動車道を松本インターでおり、国道158号を通り、8時45分に乗鞍高原のバスターミナルに到着です。

乗鞍高原 紅葉

乗鞍観光センターで、乗鞍畳平行きの往復バスチケットを購入します。
3300円と高い。
畳平はマイカー規制のため、バスかタクシー以外は行けません。

乗鞍観光センター 名所・史跡

9時発のバスに乗り込みます。
この時間は2台のバスで運航してました。

バスは乗鞍エコーラインを登って行きます。
冬は乗鞍温泉スキー場になっているところです。

坂を上るにつれ、紅葉した木々が見えてきます。

森林限界まで来ると、ハイマツが目立ちます。

山頂が近づいてきました。

紅葉の森の向こうには穂高岳が見えます。

1時間ほどで標高2700mの畳平バスターミナルに到着です。
気温は6度予想ながら長袖のシャツに薄手のウインドブレーカーでやや暑いくらいの日差し。
絶好の登山日和です。

乗鞍岳 畳平バスターミナル 乗り物

畳平から乗鞍剣ヶ峯方面。
左側の山は富士見岳。
でも剣ヶ峯はここから見えません。

富士見岳 自然・景勝地

さぁ剣ヶ峯目指して出発します。

畳平を出てすぐのところにお花畑の木道がありますが、今回は行きません。
もう花はほぼ終わっているようでした。

畳平 自然・景勝地

15分ほど進むと綺麗な池が見えてきます。
不消ヶ池です。
うーん空気が薄いかも、最初はちょっときつい。

不消ヶ池のあたりからお花畑方面の眺め。
正面の山は魔王岳かな？

魔王岳 自然・景勝地

更に進むと松本平が見えます。
更に奥には浅間山、四阿山、北信五岳

先ほどバスで登ってきた乗鞍エコーライン。
その先に乗鞍高原。
遠くに八ヶ岳、南アルプス、霧ヶ峰も見えます。
富士山はちょっと見えないなぁ。

乗鞍エコーライン 名所・史跡

不消ヶ池の左側には摩理支天岳。
奥は恵比寿岳。

剣ヶ峯が見えてきました。

畳平を出発して40分。山小屋が見えてきました。
肩の小屋です。
カレーうどんなどが名物なようです。
ここから先が実際の登山道です。

肩の小屋 宿・ホテル

岩がゴロゴロの道を登って行きます。

こんな大きな岩がゴロゴロ。
登りにくい。

山頂が見えてきました。

山頂かと思ったらまだ先がありました。
ここは蚕玉岳というようです。

蚕玉岳から見た権現池
その先には飛騨高山方面。

権現池と雪山岳。

山頂まできました。
山頂からの権現池。

剣ヶ峰 自然・景勝地

南側の眺め。手前が大日岳、
その奥に御岳山が見えます。

山頂の乗鞍本宮。
お守りの他に限定のバッチとか売ってます。
販売員の方は毎日登って来るのかな？

乗鞍本宮 寺・神社・教会

山頂から見た北側の眺め。
先ほど登ってきた蚕玉岳、畳平方面。
右奥には焼岳、穂高岳。
写真では分かりにくいですが、その奥には槍ヶ岳がみえます。
最高の眺めです。

乗鞍岳 自然・景勝地

満喫して下ります。

急なゴロゴロ岩の坂なので、下りは更に危険です。

肩の小屋までおりてきました。
ここでランチにします。
相変わらずカップ麺ですが、標高が高く沸点が低いのか？スープがややぬるく、麺もやや硬め。
でも絶景カップ麺うまぁ！

不消ヶ池までおりてきました。
青い池が綺麗です。

畳平バスターミナルから14時5分の下りのバスに乗り、下ります。
帰りは6台のバスがいました。

紅葉の高原を見ながらバスは下って行きます。

黄金色の森

１時間バスにゆられ乗鞍高原の駐車場まで戻ってきました。

最後は乗鞍高原温泉の日帰り入浴施設の湯けむり館に寄りました。
バスターミナルでもらったクーポン利用で600円。
乗鞍温泉は超濃厚白濁温泉です。
硫黄の香りが強く、体をしっかり洗っても翌日も臭います。
でも超気持ちいい。
露天風呂はちょっと狭いですが、森の向こうには乗鞍岳も見えます。

そしてこの後家路に着きました。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

湯けむり館 温泉