令和『阿房列車』の旅、五能線に乗ってみた（くまげら編成）　１　

2022/07/08 - 2022/07/08

―なんにも用事がないけれど、汽車に乗ってみようと思う―


岩や木々の間から水面がのぞく。
時折キラキラと輝くのは、静かな日本海。
海岸線を走る車窓は変化に富み、観る者を飽きさせない。


能代から海岸線に沿って北へ向かう一本の鉄の道が走る。
白神山地が迫り、アスファルトの国道と時に交わり、また離れ隘路を分かち合う。
五能線は、秋田の能代から青森の川部を結ぶ１５０ｋｍあまりのローカル線。
初めて「リゾートしらかみ」が運行されたのは、２００３年４月のこと。

それからずいぶん時が過ぎた。
私は一枚の切符を握りしめて秋田駅のホームに立った。

エリア 秋田市(秋田)

• 旅行の満足度: 3.5
• ホテル: 3.5
• 交通: 4.0

• 交通手段: ANAグループ JRローカル 徒歩

羽田に前泊しました。

送迎バスがあるこのホテルは、深夜や早朝便に便利です。

東横イン羽田空港1 宿・ホテル

朝便で出発です。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

あっという間に千葉上空に

一気に秋田へ

海岸線が綺麗に見える。

着陸態勢に入りました。

定刻に秋田空港に到着。

秋田空港 空港

リムジンバスで市内へ

またまた、お出迎え

秋田駅で「五能線フリーパス」を購入

秋田駅 駅

出発ホームと時刻を確認

ホームに降ります。

壁面には、車窓の風景が

旅情が掻き立てられます。

快速「リゾートしらかみ」に乗車します。

最初に乗車するのは『くまげら』編成

２００６年から運行されているらしい。

全席指定の４両編成です。

席に着き、お弁当タイム！

今日のお昼は「鶏めし」です♪

定刻に出発しました。

八郎潟駅に停車

八郎潟駅 駅

干拓地の八郎潟でしょうか

穀倉地帯を北上します。

車内を移動して、２号車へ行ってみます。

こちらはボックス席。

東能代駅に到着

東能代駅 駅

五能線の起点となる駅です。

五能線 乗り物

能代駅に到着。

新しい駅舎です。

広々としていますね。

能代と言えば、バスケットの町。

能代駅 駅

ホームにゴールがあります。

県立の能代工業高校の連勝記録は、すごい！
（校名が変わったので、オールドファンは少し悲しい・・・）

能代駅では、１５分の停車

ミニチュア“立佞武多”があった。

五能線に入り、海が迫ってきます。

「あきた白神」駅に到着

あきた白神駅 駅

国道と海岸線が寄り添ってきます。

山を抜け、

谷を渡る

国道を走るライダーも

気持ち良さそう♪

岩館駅に着いた。

岩館駅 駅

再び日本海を

見ながら北上する。

お天気も良く

青い海と空が美しい

絶好の好天でもあり、

美的な車窓日和でもある(^^♪

十二湖駅に到着

十二湖駅 駅

窓の外を眺め、何もしない

それは、僕だけの贅沢な時間

いくつかの

集落を抜ける

深浦駅に到着

深浦駅 駅

海岸線の

奇岩が見える

白神時間が流れる。

ぼ～っと、列車の揺れに身をまかせ

ただただ海を眺めるだけ

小さな入り江を過ぎると

千畳敷駅に到着しました。

千畳敷駅 駅

停車時間が１５分あります。

ブラブラと

海岸まで歩きましょう。

太宰治の「津軽」と

大町桂月の文学碑

荒々しい

岩を越えて

海まで行く

千畳敷海岸 自然・景勝地

水平線がどこまでも続く

海岸から駅方面を

そろそろ出発の時間です。

列車に戻りましょう。





　　　　　　―――　つづく　―――　　　　　　

千畳敷駅 駅