令和『阿房列車』の旅、五能線に乗ってみた（橅編成）　２

2022/07/08 - 2022/07/08

―なんにも用事がないけれど、汽車に乗ってみようと思う―


五能線は、いつかの乗ってみたかった路線。
秋田駅から３時間が過ぎ、千畳敷駅までやって来た。

今日は青い海が穏やかそうだ。
ときおり白い波が岩を噛み砕け散る。
いつまでも眺めていたい。

車掌の汽笛の合図が鳴る。
僕たちは、ふたたび旅人となった。


※２０２２年８月の大雨の影響で岩館－鯵ヶ沢間が不通となっています。
したがって「リゾートしらかみ」も当分の間、運休しています。

エリア 白神山地(青森)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 5.0
• 交通: 4.0

• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

駅を出て直ぐに天然の“海水プール”がある。

千畳敷海岸 自然・景勝地

日本海と同化したプールで泳ぐのも気持ちよさそう。

ちょっとボロボロ「北金ヶ沢」の駅名表示版

列車交換します。

鯵ヶ沢駅に到着

鯵ヶ沢を過ぎると、津軽三味線の生演奏が始まった。

力強いバチ捌きを観ながら聴き入るのも良い。

売店で地酒を買って飲るのも良し

の～んびり車窓を眺めるのも良し

運転席を眺めて過ごすのも良い

こちらも“特等席”

木造駅に到着

列車は大きく右にカーブ

津軽鉄道が合流してきた

津軽鉄道も乗ってみたい路線のひとつ

冬にはストーブ列車も走る

五所川原駅で

五所川原駅 駅

いったん下車

駅前に出ます。

こちらは、津軽五所川原駅

今は「風鈴列車」を走っているようです。

津軽五所川原駅 駅

静かな駅前の通り

やっぱり、ココは

立佞武多（たちねぷた）でしょう。

五所川原立佞武多 祭り・イベント

市内見学もせず、

駅に戻ります。

列車が入線してきました。

次に乗車するのは「リゾートしらかみ４号」橅編成

弘前まで完乗したかったのですが、

五所川原で折り返します。

来た線路を戻ります。

左側には岩木山を見ながら

右に左にゴトゴトと

列車は進みます。

鳴沢を過ぎる

跨線橋がある鯵ヶ沢

北金ヶ沢駅で下り列車と擦れ違う

「驫木」は、難読駅名

再び海岸線に出る

美しい海岸線に沿う

追良瀬川を渡り、左にカーブする。

やがて見えてきたのは、

１９７２年に起こった事故の慰霊碑が建つ。

豪雨により、線路の土砂が崩落し蒸気機関車が転覆。
機関士１名が犠牲になったとのこと。

今は静かでも、

冬の海は、一度荒れ狂うと怖い。

見えてきたのは

深浦の町

定刻に到着

運転士も交代するようです。

海岸に迫ったすき間を、鉄路は走る。

高かった太陽も

西の日本海へと傾き

碧い海が群青色になってゆく。

ウエスパ椿山駅に到着

数人が下車

ここからホテルまで送迎バスが出ています。

海っぺりを数分走る

今宵のお宿『不老ふ死温泉』

黄金崎不老ふ死温泉 宿・ホテル

以前から泊まりたかった温泉宿。

クネクネと廊下を渡り、通されたのは新館の方

フロントからは、ちょっと離れている・・・

でも、建物のすぐ外が日本海

窓を開けると、日本海と露天風呂が！

海岸にも近く

良いロケーションです。

※露天風呂は、もちろん撮影禁止です。

今宵の夕食です!(^^)!

新鮮なお刺身♪

肉厚のアワビ！

美味です。

お腹いっぱいに、なりました(^^♪

日本海が夕闇に包まれます。






　　　　　　―――　つづく　――――