鬼怒川温泉 飲み食いするだけ温泉旅・その1.東武鉄道無課金電車で鬼怒川温泉に行こう

2022/07/13 - 2022/07/13

第230部-1053冊目　1/3
(令和4年10月22日配信)

皆様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。

暑い日が続くようになりました。
暇だった本業が多忙となりまして、これまで自宅でダラダラしていた日々が激務となり、体が悲鳴をあげております。
思考回路がゼロ状態になり、旅のプランを考える気力がないので、何も考えず「飲み食いするだけ温泉旅」に出ました。
栃木県・茨城県・群馬県と、シリーズでお届けします。
第一段は、栃木県鬼怒川温泉です。

本編は、東武鉄道の無課金列車で栃木県鬼怒川温泉へ向かいます。

表紙画像‥東武鉄道の鬼怒川温泉駅。
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令和4年7月13-14日 1泊2日

7月13日(水) 第1日目-1 あめ
①東武:普通.北千住行
浅草.10:52→曳舟.10:58
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②東武:急行.南栗橋行
曳舟.10:58→南栗橋.11:53
▼
③東武:普通.東武日光行
南栗橋.12:02→下今市.13:31
▼
④東武:普通.新藤原行
下今市.13:55→鬼怒川温泉.14:17

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東武鉄道‥850円

エリア 栃木

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

10:40
東武鉄道/浅草駅から旅が始まります。
関東では初となる、百貨店併設のターミナル駅として昭和6年11月開業。
昭和6年築・地上7階.地下1階の建物が今も現役です。

浅草駅 (東武鉄道 地下鉄) 駅

株主優待乗車証を使いましょう。
1枚850円で購入したので、浅草→鬼怒川温泉.IC1,571円が721円お得になりました。

￥東武鉄道株主優待乗車証 850円。

これから向かうのは、鬼怒川温泉です。
課金すれば特別急行列車に乗れるのですが‥

お金を持っていない筆者‥
乗るのは、無課金の普通列車です。

①東武:普通.北千住行
浅草.10:52→曳舟.10:58
[乗]東武:クハ11606

東武鉄道の通勤形電車の代表格、10000系と言う電車に乗車。

車内は通勤電車仕様のオールロングシート。

以前は浅草からクロスシートの6050系と言う電車に乗れましたが、老朽化に伴い引退。
今は無課金列車だと、鬼怒川温泉まで全てロングシートの電車になり、駅弁を食べることが雰囲気的にできなくなってしまいました。

定刻に浅草を発車。
隅田川を渡り‥

東京スカイツリーを眺めます。

10:58
浅草から6分。
曳舟で‥

東京メトロ半蔵門線から来た、無課金の急行電車に乗り換え。
乗り換え時間1分弱です。

急げ！

乗ったのは、50000系と言う2004年に登場した東武鉄道の通勤形電車でした。

②東武:急行.南栗橋行
曳舟.10:58→南栗橋.11:53
[乗]東武:53065

11:55
曳舟から55分。
南栗橋に到着。

南栗橋駅 駅

クロスシートの6050系の後継車両として、北関東地区のヌシとなった20400系。
車内はオールロングシートです。

③東武:普通.東武日光行
南栗橋.12:02→下今市.13:31
[乗]東武:23422

栃木県の水田地帯を快走。

13:32
南栗橋から1時間29分。
下今市に着きました。

下今市駅 駅

おっ！
東武鉄道の看板列車。
特急スペーシアが来たよ。

この跨線橋は、昭和4年の下今市駅開設当初より存在する '東武鉄道下今市駅旧跨線橋' です。

90年の歴史が漂う跨線橋。
新跨線橋に主役を譲りましたが、今も現役です。

旧跨線橋は、開通当時の景観を今に伝える構造物であることから、国の登録有形文化財として、平成29年10月に指定されました。

昔ながらの懐かしのポスター。
金精峠は、栃木県奥日光と群馬県片品村の県境に位置する峠なのです。

おっ、懐かしい電車だ。
昭和35年から平成3年まで特急けごん/きぬとして活躍した懐かしき東武の名車、デラックスロマンスカー(DRC)1720系。

この車両がデビューした当時、国鉄との旅客争奪戦か繰り広げられていたので、デラックスな車両として多くの乗客に親しまれました。

DRC/1720系の後継車として、平成2年にデビューしたスペーシア/100系。
東武鉄道のフラッグトレインとして、30年以上活躍中。

特急スペーシア (スペーシアX) 乗り物

そして、スペーシア100系の後継車となるスペーシアＸ/N100系が2023年7月15日デビューが決定！

スペーシアＸ最上級クラスとなるコックピットスィート席を筆頭に、コンパートメント(個室)・プレミアム席・ボックス席・スタンダード席など多種多様のクラスを用意し、ラウンジやカフェなどがあるそうです。

東武鉄道豪華列車DRC1720系・スペーシア100系の伝統を継承するスペーシアＸ。
これは期待が深まりますね。

▼東武鉄道スペーシアＸ特設サイト
https://www.tobu.co.jp/spaciax/

転車台広場に出てみましょう。
下今市の転車台は、JR西日本山陰本線.長門市駅(山口県)にあったものを移設しました。

下今市駅SL展示館 転車台広場 名所・史跡

おっ！
SLがおやすみしていますね。

東武鉄道で3機目となる、C11形蒸気機関車123号機です。
この機関車、1969年に廃止された滋賀県の江若鉄道で運用されていたC11形1号機なんだとか。
後に日本鉄道保存協会が北海道江別市で静態保存していたものを東武博物館が譲り受け、2019年から動態保存を目的に復元を進め、東武鉄道が2020年に創立123周年を迎えたことからC11-123号機と番号を変更して復活しました。

下今市駅のSL資料館1階の休憩スペース。
線路を眺めながら休憩できます。

車掌さんごっこができるミニ列車があるよ。

おっ！
この機材は実際に使われたものですね。

鉄道むすめ 大桑じゅりちゃん。
萌え～

2階の資料館。
日光・鬼怒川温泉エリアをモデルとしたジオラマを中心に、SLの車体や運転室の実物大写真、SLの仕組み解説しています。

清潔なトイレ。
ウォッシュレットのある清潔なトイレ。

多目的トイレもありますよ。

ローカル色深い鬼怒川線も、この電車になりました。

④東武:普通.新藤原行
下今市.13:55→鬼怒川温泉.14:17
[乗]東武:21445

下今市を発車。
奥日光中禅寺湖を源とする大谷川を渡ります。

東武鉄道鬼怒川線/大桑→新高徳。

鬼怒川を渡ります。
すばらしい眺めだ。

14:20
浅草から3時間28分。
鬼怒川温泉に着きました。

鬼怒川温泉駅 駅

=C11形蒸気機関車-207号機=
昭和16年/日立製で、北海道の国鉄.静内機関区に配置された後、日高本線を中心として活躍。
ライトの位置が真ん中でなく、左右に1ヶ所ずつ計2ヶ所あるのは、東武鉄道移籍後でなく、新製当時からのようです。
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そして、昭和49年6月30日、北海道の国鉄.瀬棚線において、SLさよなら列車運転の3ヶ月後に廃車となります。
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しばらくの間、保存されていたC11-207は、NHK連続ドラマ'すずらん'のロケが留萌本線の恵比島駅で行われたのをきっかけに、動態復活が実現し、すずらんの撮影に使われました。
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復活後は、JR北海道でSLニセコ号などとして活躍し、平成29年から東武鉄道で活躍するようになりました。

ここまで来るには、色々と苦労があったようです。
今後もSLの走りを後世に伝えてほしいですね。

SL大樹 (DL大樹) 乗り物

=DE10形-1109号機=
JR東日本盛岡車両センターから東武鉄道に移籍した、昭和46年/日本車輛製のディーゼル機関車です。

かつて上野-札幌を走った寝台特急北斗星色に塗り替えられ、牽引される14系客車とのコラボがブルートレインを彷彿していますね。

14系客車。
JR四国とJR北海道から移籍した特急用座席車です。

野岩鉄道/6050系。
かつては、浅草-東武日光/鬼怒川温泉/会津田島で運転された快速列車で運用されたクロスシートの電車です。

老朽化に伴い、東武鉄道・会津鉄道籍の6050系は引退。
今は野岩鉄道籍の6050系だけが残り、朝・夕のみ鬼怒川温泉-会津高原尾瀬口で運用されています。

駅前に立つ、鬼怒川温泉のキャラクター/鬼怒太。

SLの転車台が駅前にあります。
JR西日本三次線.三次駅(広島県)にあったものだそうです。

鬼怒川温泉駅 転車台広場 公園・植物園

SL・DLの入線時刻はご覧の通り。

さて、今宵の宿/鬼怒川ロイヤルホテルは鬼怒川温泉駅から650m/徒歩8分ほどです。

※GoogleMapの画像。
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昔、ホテルニューお・か・べ♪のCMで有名になった旧ホテルニュー岡部。
今は、房総を拠点とする'三日月'が買収し、きぬ川ホテル三日月になりました。

鬼怒川温泉 きぬ川ホテル三日月 宿・ホテル

鬼怒川に架かる楯岩橋からの眺め。
上流方向は、鬼怒川の温泉街が一望です。

下流方向を眺めると、右側のモヤの中に楯岩が見えます。

格安温泉宿として一世を風靡した、ホテルニューおおるり。

コロナの影響を受け閉館。
売却の動きがありましたが、2022年6月に復活したようです。

鬼怒川温泉ホテルニューおおるり 宿・ホテル

アジサイが美しい。

14:50
今宵の宿‥
鬼怒川ロイヤルホテルに到着。

この後、温泉でのんびりまったりします。
ご覧下さいまして、誠にありがとうございました。

-つづく-

鬼怒川ロイヤルホテル 宿・ホテル