2022/09/04 - 2022/09/05
110位(同エリア721件中)
れいろんさん
2022年9月、三陸海岸の石旅その3。
この旅行記は「石」は関係なくて、いわば石旅おまけ編です。
野田村&久慈市で博物館めぐりを終え、JR八戸線全線乗車で「久慈~八戸」に移動します。
この日は八戸で1泊し、翌日、三沢空港から羽田へと帰京します。
(東北新幹線より、JALの方が安いんですね~。)
飛行機は最終便にしたので、下北半島をちょっとドライブします。
私の目的は霊場・恐山で温泉に浸かること。(以前にも経験あり)
友人はどうするのかと思っていたら、結局、ご機嫌で入浴していました。
良かったです。
食の面でいえば、わずかな期待を持っていた「雲丹」の姿が既に無かったのが残念でした。(雲丹の漁期の終了は8月末~9月初旬)
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- レンタカー JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
久慈で最後に寄ったのは「喫茶モカ」。
NHK朝ドラのあまちゃんのロケが行われていたお店としても有名で、一時は入店するのに行列ができていたそうですが・・・ -
今は落ち着いています。
昔ながらの喫茶店。久慈駅を利用する場合、どうしても待ち時間が長くなっちゃうので、こういうお店は良いですね。 -
事前に、注文するメニューは決めていました。
名物のたまごサンド(飲み物付きで680円)です。 -
「たまご焼」を挟んだ、ほんのり暖かいサンドイッチ。
1人分の飲み物を単品で頼み、サンドイッチは2人でシェアします。 -
2人で一切れづつ食べて、残り(4切れ)は持ち帰り用に包んでもらいました。
私たちが店内にいる間に、「たまごサンドをテイクアウトしたいのですが・・」という観光客が2組(注文は2つと1つ)来店してしました。
やはり話題のぃ店なんですね。 -
八戸線乗車中に車窓は真っ暗になってしまい、駅構内だけ明るい八戸駅に19時少し前に到着しました。
この日は、駅と長い通路で連絡している「ユートリー VISITはちのへ」宿泊します。
連絡階=2階の、レストランや地場産業コーナーがあるのですが閉店&消灯済みで、1階の「おんであんせユートリーおみやげショップ」も18時で閉店し・・ -
・・大ホールに展示された八戸三社大祭山車の周囲のみ、明るくかったです。
宿泊施設は、基本的に研修・会議時の宿泊用らしくて、ツイン部屋にはソファやテーブルはなく、ライティングデスクが2台&その椅子が2脚置かれていました。 -
おはようございます。
この旅行中、一番の快晴です。
レンタカーを借りて、下北半島観光ドライブに出かけましょう。 -
道の駅に寄り道して、お土産を買ったりしながら「北彩市場しもきた産直広場」へ。
卸売り市場と同じ場所に建っている、大箱のお土産屋さん+食事処です。
下北半島の食事処は中休みをとる所が多いので、ここで早めのお昼を食べてしまいます。 -
私は大間のマグロ丼、2500円。
奮発しちゃいました。 -
友人はほたて刺し定食、1100円。
お刺身の右に写っている小鉢(小皿)の鮟鱇の肝和えが気に入ったようです。 -
その後は、一路恐山へ。
入山料は500円です。 -
総門をくぐり、入山します。
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山門まで真っすぐに伸びる参道。
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途中、写真撮影用の日付け入り看板と整列用のベンチ(2段になっているもの)が置かれていいます。
「昭和の観光地」だなぁと思ってしまいますが、実際は先達に連れられてお参りに来られた敬虔な方々が集合写真を撮っていました。 -
本堂にお参りしましょう。
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その先に山門があり、地蔵堂まで参道が延びています。
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私の目的は境内にある温泉に入ることなのですが、この参道の左右に湯小屋があります。
入山した人は自由に入浴することができます。 -
参道の左側の2棟は女性用となっていました。
(いつもなのか、日毎に変わるのかはわかりません。) -
手前側にあるのが古滝の湯。
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硫黄の好い匂い~~。
湯舟が2つあり、かけ流しのお湯が滔々と注がれています。
美しい灰緑色のお湯。
「硫化水素含有酸性緑ばん泉」だそう。 -
源泉は70度以上と高温のようです。
こちらから流れて出てくるのかなぁ? -
もう一方は冷抜の湯。
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こちらも湯舟が2つありました。
古滝の湯より明るいお湯の色なのは、日差しがたっぷり入りこんでいるからなのか、泉質が微妙に異なるのか。 -
男性用は、参道を挟んで宿坊側にあります。
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この右側の建物です。
薬師の湯と札が出ていました。 -
入浴の前に薬師堂にお参りし、無間地獄を歩いてきます。
本来、入浴は、身を清めるための作法で行われていたものということなので、今回は逆順です。 -
以前、訪れた時は、無数の風車と小さいお地蔵さまが、そここの足元にあったと思うのですが、この時は、とてもさっぱりした状況でした。
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地獄とは仏教の概念ですが、この場所がそう呼ばれるのは理由があります。
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見てください。火山ガスの噴き出す岩肌!
岩肌は噴出ガスによって黒く変色し、噴出孔は硫黄の黄色に染まっています。 -
写真では写りませんが、噴気が強くなったり弱くなったり・・・。
時折、コォォ~と音がして、白いガスが可視化できます。
私には地獄というより、大地の、地球の息吹を感じられる美しい場所です。 -
でも、お寺の境内ですもんね。敬意は示します。
開山した慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)を奉る、慈覚大師堂にお参りに登って行きます。 -
ここでも、ガスが噴出している。
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お参りに来た人が置いた小銭が変色していました。
溶解して岩にくっついているものもあります。
自然の力って凄いです。 -
石の前に看板が立っていました。
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みたま石。??
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みたま石って何でしょうか?
「みたま」もひらがな書きなので、よくわかりませんでした。 -
慈覚大師堂の前の石積みには風車がいくつか刺さっていて、カラカラと音を立てていました。
恐山はいろいろな音のする場所です。 -
以前、来た時は霧で真っ白の中、火山ガスの噴出の音、風車が回る音、風が木々を揺する音など、沢山の音に取り囲まれて怖さも感じましたが、お天気が良いと音を楽しむ感じになりますね。
風に吹かれながら、宇曽利湖(うそりこ)を眺めます。 -
ゴツゴツした足元に気を配りながら、温泉が湧出している所へ降りていきます。
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友人は自分の好きなコース取りで散策しています。
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やはり、私はこちらに時間を取られちゃいますね。地獄谷。
「〇〇地獄」と、いくつか立て看板のある場所です。
一帯が地熱でもわっと暑いです。 -
温泉「池」とも呼べない、浅い湯だまりがいくつもあります。
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ぼごっぼごっと「音」を立てて、お湯が湧き出ています。
-
温度はどのくらいなんだろう。
計測してみたいのですが、危険、立ち入らないでくださいとの注意書きもあります。
(まあ、そうなりますよね。) -
ロープで仕切られて、立ち入れないようになっている場所もあります。
そんないくつもの「地獄」を横目に、小高い丘の上へ。 -
そこからの宇曽利湖(うそりこ)の眺め。
吹きあがってくる風が、耳元でビュビュゥゥ~とささやいていきます。 -
山門と無限地獄方面。
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山門、宿坊、手前に湯小屋。
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総門、その奥に駐車場、更に宇曽利湖(うそりこ)が広がっています。
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眺望をたっぷり楽しんだので、お湯に浸かりに下りていきます。
友人はどうするのかなぁと思っていたのですが、「れいろんが入るなら、私も入ろうかな」と。 -
かけ湯をして、熱い湯舟に身を沈めます。はあぁ~気持好い!
コポコポコポ・・ビ管から絶え間なくが湯注がれれる音と、風が窓のガラスをガタガタ揺らす音。
素晴らしいお湯と時間を友人と静かに共有します。
※ 硫黄の強い温泉なので、一回の入浴は3~10分程度で長湯をしない、眼に影響がの恐れがあるので浴槽のお湯で顔を洗わない、など「してはいけないこと」が明記されています。入浴に際してはご注意を! -
帰路は飛行機利用で。三沢空港からJAL便で羽田空港へ。
19時25分発の最終便です。(羽田着20時50分予定。)
夕方の三沢飛行場上空は、軍用のジェット機が飛行訓練をしていて、その暴力的な轟音にあらためて驚かされました。 -
三沢空港は、正式には「三沢飛行場(英: Misawa Air Base)」と言い、日本で唯一のアメリカ空軍、航空自衛隊、民間空港の三者が使用する飛行場です。
私は知らなかったのですが、飛行場の管理はアメリカ軍下にあるそうです。 -
三沢の街の灯。
少し車で走っただけですが、三沢市内は全国展開しているチェーン店(小売り業、飲食店)が目だちました。基地の街だからなのかなぁ。
9月初旬の北東北旅行記はこれでおしまいです。
読んで下さってありがとうございました。
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