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2022年8月4~16日までフランスに行ってきたので、コロナ禍のフランスの様子と、PCR などの手続きについての記録です。<br /><br />フランスに入国するには、3回のワクチン接種証明書か、72時間前のPCR 検査陰性証明書、または48時間前の抗原検査陰性証明書が必要ということでした。<br />ところが、出国前のJAL カウンターでは、8月1日からさらにフランスにおいて制限が緩和されたとのことで、証明書の提示は求められず、入国もパスポートのみでOKでした。<br /><br />フランスではコロナは過去のものという雰囲気で、人々はコロナ前と同じように過ごしています。<br />5ヶ月前まではワクチンパスポートがないと、レストランや美術館などの施設に入れないという規制があったとはとても信じられない雰囲気でした。<br /><br />高齢者などが時おりマスクをしているのを見かけましたが、地下鉄やルーブル美術館のような混雑した室内でも、ほとんどの人はマスクをしていませんでした。<br /><br />例えば、モンマルトルにあるシャンソン・バーに行ったのですが、窓のないそんなに広くない空間にお客は満席、歌い手とも距離が近く、日本で言うと思いっきり三密の状態でしたが、誰も気にすることなく飲んで歌って楽しく過ごしていました。(気にする人はそもそもこんな所に来ないと思いますが)<br /><br />結局フランス滞在中は、証明書を見せろと言われる場面には遭遇せず、日本から持参した証明書は一度も提示せずでした。<br /><br />日本帰国にあたってのPCR 検査についてですが、知り合いのフランス人から、アメリカンホスピタルの日本セクションであれば、日本人スタッフが対応してくれるので安心と聞いており、そこに依頼するつもりでした。<br />ところが、帰国前の3日間が土日祝日にあたることがわかり、アメリカンホスピタルは休診のため、急遽休日でも対応可能な検査所を探すことになりました。<br /><br />利用したのは、厚生労働省のサイトに掲載の検査施設一覧のひとつ、Laboratory Scalaという所です。<br />doctolib.frというサイトから予約できます。<br />フランス人の知人が、日本の厚生労働省が指定するフォームに対応しているかなど確認して予約を取ってくれました。英語でも予約できるようです。<br /><br />場所はメトロ12号線のFalguier 駅から徒歩2分くらいの便利な所にあります。<br />予約した日時に行ってみると、2階に受付があり、他にも数人受けに来ていました。<br />受付はかなり無愛想な感じで、予約してるかと聞かれ予約してる旨を伝えると、事務的に英語で説明があり、もう少しゆっくり説明してほしいと言うと、パソコンの画面にGoogle翻訳で日本語訳にしたものを見せてくました。それで何とか内容を理解したので、受付票にサインしました。<br />このラボは、フランス人以外は基本中国人しか受付ないようですが、予約した場合に限り日本人も受けられるということです。<br /><br />検査と証明書を含めて全部で1人90€、クレジットカードで支払いました。<br />よそより少し高いのかもしれませんが、日曜日でしかも特例ですよ、と言われると文句は言えません。<br /><br />支払いが終わると奥の個室の検査室に案内され鼻に棒を入れる方式の検査が行われます。(厚生労働省の検査証明様式の、鼻咽頭ぬぐい液、核酸増幅検査で実施してくれます。)<br /><br />検査結果は24時間以内にウェブで確認できるようになっており、ウェブでの確認手順の書かれた紙に個人を特定するID番号を書いて渡してくれます。英語での記載も裏面にありました。<br /><br />私の場合は、朝の8時頃に検査をして、当日の21時頃にはウェブで結果が確認できました。<br />検査結果がPDFでダウンロードできるようになっており、そのPDFファイルの中にきちんと最新の厚生労働省の様式で記入されたもの(日本語と英語)も含まれていました。紙媒体の証明書には対応していないようでした。<br /><br />その後MySOSアプリにこのPDFをアップロードすると、2時間後にはMySOS アプリが承認され青色に変わりました。<br />前々日にはここまでの作業が終わっていたので、帰国日前日は安心して過ごすことができました。<br /><br />また、航空会社のチェックインカウンターでもこのPDFを見せることで問題なく飛行機に乗れました。<br /><br />日本への帰国は福岡空港からで、入国審査まで長い距離を歩かされ、3つのコーナーでチェックが入りましたが、My SOSアプリが青の場合は、すんなりと手続きが済みました。<br />アプリを入れていないらしい外国人の方は、長い列を作っていました。<br /><br />旅行記自体はこれから少しずつアップしていこうと思います。<br /><br /><br /><br /><br /><br />

2022年8月のフランスの状況

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2022/08/04 - 2022/08/16

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akanezumi

akanezumiさん

2022年8月4~16日までフランスに行ってきたので、コロナ禍のフランスの様子と、PCR などの手続きについての記録です。

フランスに入国するには、3回のワクチン接種証明書か、72時間前のPCR 検査陰性証明書、または48時間前の抗原検査陰性証明書が必要ということでした。
ところが、出国前のJAL カウンターでは、8月1日からさらにフランスにおいて制限が緩和されたとのことで、証明書の提示は求められず、入国もパスポートのみでOKでした。

フランスではコロナは過去のものという雰囲気で、人々はコロナ前と同じように過ごしています。
5ヶ月前まではワクチンパスポートがないと、レストランや美術館などの施設に入れないという規制があったとはとても信じられない雰囲気でした。

高齢者などが時おりマスクをしているのを見かけましたが、地下鉄やルーブル美術館のような混雑した室内でも、ほとんどの人はマスクをしていませんでした。

例えば、モンマルトルにあるシャンソン・バーに行ったのですが、窓のないそんなに広くない空間にお客は満席、歌い手とも距離が近く、日本で言うと思いっきり三密の状態でしたが、誰も気にすることなく飲んで歌って楽しく過ごしていました。(気にする人はそもそもこんな所に来ないと思いますが)

結局フランス滞在中は、証明書を見せろと言われる場面には遭遇せず、日本から持参した証明書は一度も提示せずでした。

日本帰国にあたってのPCR 検査についてですが、知り合いのフランス人から、アメリカンホスピタルの日本セクションであれば、日本人スタッフが対応してくれるので安心と聞いており、そこに依頼するつもりでした。
ところが、帰国前の3日間が土日祝日にあたることがわかり、アメリカンホスピタルは休診のため、急遽休日でも対応可能な検査所を探すことになりました。

利用したのは、厚生労働省のサイトに掲載の検査施設一覧のひとつ、Laboratory Scalaという所です。
doctolib.frというサイトから予約できます。
フランス人の知人が、日本の厚生労働省が指定するフォームに対応しているかなど確認して予約を取ってくれました。英語でも予約できるようです。

場所はメトロ12号線のFalguier 駅から徒歩2分くらいの便利な所にあります。
予約した日時に行ってみると、2階に受付があり、他にも数人受けに来ていました。
受付はかなり無愛想な感じで、予約してるかと聞かれ予約してる旨を伝えると、事務的に英語で説明があり、もう少しゆっくり説明してほしいと言うと、パソコンの画面にGoogle翻訳で日本語訳にしたものを見せてくました。それで何とか内容を理解したので、受付票にサインしました。
このラボは、フランス人以外は基本中国人しか受付ないようですが、予約した場合に限り日本人も受けられるということです。

検査と証明書を含めて全部で1人90€、クレジットカードで支払いました。
よそより少し高いのかもしれませんが、日曜日でしかも特例ですよ、と言われると文句は言えません。

支払いが終わると奥の個室の検査室に案内され鼻に棒を入れる方式の検査が行われます。(厚生労働省の検査証明様式の、鼻咽頭ぬぐい液、核酸増幅検査で実施してくれます。)

検査結果は24時間以内にウェブで確認できるようになっており、ウェブでの確認手順の書かれた紙に個人を特定するID番号を書いて渡してくれます。英語での記載も裏面にありました。

私の場合は、朝の8時頃に検査をして、当日の21時頃にはウェブで結果が確認できました。
検査結果がPDFでダウンロードできるようになっており、そのPDFファイルの中にきちんと最新の厚生労働省の様式で記入されたもの(日本語と英語)も含まれていました。紙媒体の証明書には対応していないようでした。

その後MySOSアプリにこのPDFをアップロードすると、2時間後にはMySOS アプリが承認され青色に変わりました。
前々日にはここまでの作業が終わっていたので、帰国日前日は安心して過ごすことができました。

また、航空会社のチェックインカウンターでもこのPDFを見せることで問題なく飛行機に乗れました。

日本への帰国は福岡空港からで、入国審査まで長い距離を歩かされ、3つのコーナーでチェックが入りましたが、My SOSアプリが青の場合は、すんなりと手続きが済みました。
アプリを入れていないらしい外国人の方は、長い列を作っていました。

旅行記自体はこれから少しずつアップしていこうと思います。





  • PCR 検査を受けたLaboratory Scalaの外観。<br />メトロ12番線のFalguier駅からすぐです。

    PCR 検査を受けたLaboratory Scalaの外観。
    メトロ12番線のFalguier駅からすぐです。

  • 外観からは人の姿が見えず、営業してるか不安になりますが、ドアを開け2階にあがると受付があります。

    外観からは人の姿が見えず、営業してるか不安になりますが、ドアを開け2階にあがると受付があります。

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