
2022/08/16 - 2022/08/17
2551位(同エリア3933件中)
あおばさん
この旅行記スケジュールを元に
福岡空港を起点にして、博多→長崎→島原→熊本→博多のルートで有明海を一周してきました。
今回はその1日目です。
今年の九州の一大トピックと言えば、長崎新幹線の開業。
2022年も8月に入り、新幹線開業までもう1ヶ月ほどです。
期待されている地元の方も多いでしょうが、見方を変えれば、今の特急かもめで長崎へ行けるのはあと1ヶ月。
有明海を車窓に望む特急に揺られて、長崎本線の旅に出発です!
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス ANAグループ JR特急 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝8時前に羽田空港に到着。
世間はお盆明け(我が社は遅めのお盆休み中)で、ロビーも保安検査も空いていました。 -
8時半のANAで福岡へ出発です。
-
離陸後に大きく右旋回して、東京の上空を西へ。
翼の下に、左から順に横田基地・立川基地・ベルーナドームが見えます。 -
雲の合間に見えてきたのは福井県・若狭湾。
高度4万フィートを駆け抜けて、福岡まで1時間45分の空の旅です。 -
降下に入って雲の下へ抜けると、志賀島と海の中道が見えてきます。
博多の都心を飛び越えてすぐ、福岡空港に到着です。 -
地下鉄で博多駅へ移動して、長崎行きの特急に乗り換えます。
ホームに上がると、ちょうど特急かもめが入線してきました。 -
885系特急かもめの車内はこんな感じ。
左右でデザインの違う座席やガラス製の間仕切りなど、なかなかスタイリッシュです。
この電車、外観がドイツの高速鉄道ICE3にそっくりなのですが、内装もどこかヨーロピアンな空気が漂っています。 -
…かと思えば、デッキに書道作品が展示されているエリアもありました。
欧風のキレイ目な内装に意外なほどマッチしていて、デザインの妙を感じます。 -
サガン鳥栖の本拠地・鳥栖から列車は西に向きを変え、佐賀県を横断していきます。
-
佐賀駅に近づくと天候が回復し、彩雲が画面中央左に見えました。
何か幸運の予兆でしょうか? -
肥前鹿島駅を過ぎて有明海沿いに出ると、雨脚が激しくなってきました。
せっかくのオーシャンビューの景色も、鉛色に沈んでいます。 -
ところが、長崎県境近くのトンネルを抜けた途端に青空が広がりました!
本当に変わりやすい天気です。 -
海が近い!!!
海の向こうに島原の雲仙普賢岳も見えます。 -
諫早駅から山あいを抜けて長崎駅に到着。
博多から2時間弱の旅でした。 -
長崎駅近くの「老李 長崎駅前店」でさっそく腹ごしらえです。
-
台湾夜市風の店内で、カラスミちゃんぽんを頂きます。
スープはあっさり目ですが、海鮮の旨みがよく出て味に深みがあります。 -
高校の修学旅行で訪れた新地中華街にちらっと寄り道。
ちょうど前日が精霊流しの日だったので、橋の上には爆竹の殻?が散らばっていました。 -
大浦天主堂下でバスを降りて、大浦天主堂へ向かいます。
-
高2の修学旅行の時は時間がなく入り損ねた大浦天主堂。
8年越しで入場が叶いました!
揺れる木の葉の陰を映すステンドグラスを見上げて、静かに祈りを捧げます。
実は先ほど博多で地下鉄に乗っている時、LINEで中高時代の恋人の名字が変わっているのに気づきました。
「親の離婚」という可能性も無くはないですが、おそらく本人が結婚したのでしょう。
今ではお互い連絡を取ることもなくなってしまったけれど、私にとっては大切な人です。
ありがた迷惑かと思いつつも、聖母マリア様に祈りました。
どうか、あの人のこれからの人生が幸せでありますように。 -
続いてはお隣のグラバー園へ。
-
「グラバー園」と言いますが、グラバー邸以外にも幕末~明治期の英国系商人の邸宅が何軒も保存されています。
ここはそんな邸宅の1つです。
ゆったりしたソファーに座って、蒸気船の行き交う港を見ながら紅茶を楽しむ英国紳士の姿が目に浮かんできます。 -
グラバー邸は、瓦屋根と青系のアーチを組み合わせた独特のスタイル。
建物全体の洒落た洋風の雰囲気に、瓦が不思議なほどマッチしています。 -
グラバー園は港の見晴らしも絶好です。
稲佐山の手前の港を、フェリーが汽笛を鳴らして走っていきます。
対岸の造船所には、海自の新鋭艦・もがみ型護衛艦の姿が見えます。 -
17時過ぎにホテルにチェックイン。
今日の宿は長崎駅前の老舗「ホテルニュー長崎」です。
結婚式場やレストランも備えたシティホテルですが、日によってドーミーインより安く泊まれるのでおすすめです。 -
今回のお部屋は広々したツインルームです。
当方一人旅なので2台目のベッドが完全に無駄ですが、狭小のビジネスホテルには無い余裕があってこれはこれでいいですね。
ちなみにダブルルームもあるにはありますが、確か6部屋くらいしか無いのでツインの方がお値打ちに予約しやすいです。 -
窓からの眺望は稲佐山と反対側の市電ビュー。
ミニチュア模型を見ているようで楽しいです♪ -
ホテル前のバス停から長崎バスに乗って、稲佐山公園にやってきました。
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バスの終点から「スロープカー」という、2両連結したモノレールのような乗り物に乗って山頂を目指します。
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稲佐山山頂に到着しました。
展望台に陣取って、日が暮れるのを待ちます。 -
少し暗くなってきたかな?
-
だいぶ明かりが増えてきました!
-
時刻は19時半、もう完全に真っ暗です。
水面が漆のように黒くなり、港の灯りを映しています。
さて、そろそろ撮影を終えて撤収と思ったところで、突然大雨が吹きつけてきました。
展望台の皆さんが一斉に屋内へ駆け込みます。
今日の長崎の降水確率は60%。
よくこの時間まで天気が持ってくれました。
佐賀で見た彩雲のご加護でしょうか。
暴風雨でスロープカーが一時止まったこともあり、長崎駅前に戻ったのは21時前でした。
元々アミュプラザの寿司店へ行くつもりでしたが、ラストオーダーは20時半。
駅前の中華料理店も21時に閉店し、残る飲食店は居酒屋と吉野家。
私は下戸なので居酒屋は入りづらいし、後者は本当の最終手段でしかない…
他に何か手はないか…と考えに考えて「西友にご当地の商品が置いてないか?」と思い至りました。
そして西友を探し回ったところ、ありました、島原手延べそうめん!! -
というわけで、西友の島原手延べそうめんで晩ご飯です。
さっそく頂きます!!
…ちょっと待てよ、割り箸なくない??
そうめんには同封されてないし、ホテルの備え付けもない。
今更コンビニへ行って割り箸を調達するのも億劫だし、さてどうしたものか()
お、備え付けのネスカフェのセットに木製のバーみたいなの入ってるじゃん、これでどうにか・・・ -
・・・なりました。
お行儀は大雨と一緒に稲佐山に洗い流してきました。
疲れた体で贅沢は言ってられません。
意外と普通にお箸の代わりになりました。よかった。 -
食後のデザートは、こちらも西友で買った八女抹茶わらび餅。
いろいろあった1日だけど、今日も無事に終わりました。
明日は電車と船で有明海の南を回って、熊本を目指します。
それじゃ皆さん、おやすみなさい!
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