22年 青春18きっぷ 01 盛岡まで汗と青春のマラソンだ！

2022/08/15 - 2022/08/17

22年の夏休みは短期間ということも有りちょっと工夫しました。好きな読書と美味しい酒を楽しむために、青春18きっぷを使って知らない街へゴトゴト揺られることにしました。どうせ毎日暑い日が続くので、冷房の効いた電車内は快適だろうし、到着した先の町で飲む酒はとても美味しいはずなのだ。

折しも、東北地方は線状降水帯に見舞われている大変な事態。「素敵な企画なのだから雨も避けるはずだ」と強く祈りながら、東北方面にドナドナっと流されて行くのでした。

メモ
◇横浜 7番線発 ［9分待ち］
｜ 　東海道本線（東日本）(宇都宮行)
｜ 　06:39-08:58［111分］
│
◇宇都宮 7番線着・10番線発 ［14分待ち］
｜ 　宇都宮線(黒磯行) 53.8km
｜ 　09:12-10:04［52分］
◇黒磯 ［18分待ち］
｜ 　東北本線(新白河行)
｜ 　10:22-10:45［23分］
｜ 　 ↓
◇新白河 ［6分待ち］
｜ 　東北本線(福島行) ↓
｜ 　10:51-12:27［96分］
｜ 　 ↓
◇福島　3番線着・4番線発 ［12分待ち］
｜ 　東北本線(白石行) ↓
｜ 　12:39-13:12［33分］
｜ 　 ↓
◇白石（宮城） ［4分待ち］
｜ 　東北本線(仙台行) ↓
｜ 　13:16-14:04［48分］
｜ 　 ↓
◇仙台 5番線着・1番線発 ［32分待ち］
｜ 　東北本線(小牛田行) ↓ 前
｜ 　14:36-15:20［44分］
｜ 　 ↓
◇小牛田 ［15分待ち］
｜ 　東北本線(一ノ関行) ↓
｜ 　15:35-16:22［47分］
２両編成
｜ 　 ↓
◇一ノ関 ［4分待ち］
｜ 　東北本線(盛岡行) ↓
｜ 　16:26-17:59［93分］
｜ 　 ↓
■盛岡 5番線着

エリア 宮城

2022年の夏は青春18きっぷを使って東北方面へ呑みに出かけることにしました。短期間の盆休みは図書館で涼みながら読書＋夕方から街で呑み、が定番なのですが非日常ではないので休み感がゼロです。

そこで、読書の場所を図書館から電車に移し、冷房の効いた電車で揺られながら旅行感を味わい、到着した街で一献、というスタイルに変更しました。

場所も東北地方を選択です。線状降水帯で被害がひどかった地区ですが、主要都市や路線の被害は少なく、スムーズな旅行になりそうです。

とはいえ、雨と移動の追い掛けっこなんだろうな

最初は横浜から宇都宮までの移動。宇都宮線が横浜まで乗り入れている為、乗り換え無しの直通移動が可能。こういう場合は、グリーン券を用いてゆったり移動がベストです。

当初目的の時間からかなり早く横浜駅に到着したので、1本前の電車に運良く乗車できました。

横浜駅 駅

Suicaで購入したグリーン券は、着席後に天井部分にタッチするだけでOK。検札も無くゆっくり時間を過ごせます。

とはいえ、東京駅までのグリーン利用は通勤者の常識のようで、すでに横浜駅乗車で満員状態でした。何とか一階席に空きを見つけて着席しました。

東京駅も過ぎ、乗客も少なくなったので、早速朝からビールでゆったり移動を楽しむ。サイコーの瞬間ですね。

そのままゆったり文庫本を読んでいると、何故か電車は途中の小山駅で緊急停止。全員ここで強制下車させられました。宇都宮エリアで架線事故のため普通になっている様子。オッと、幸先悪し。

今日は盛岡まで移動が必要です。この先へ移動できるのか？非常に不安な状態でしたが、構内案内で新幹線振替が可能な事を受信。すごい、振替先が新幹線なんて、不思議。

受付に並び、無事に振替券を入手。乗車可能区間を車掌に聞くと、小山駅から那須塩原駅まで使えるようです。
ちょっとお得なショートカット移動になりました。

小山駅 駅

新幹線で振替乗車を初体験。自由席は振替利用者で満員状態でしたが、何とか那須塩原駅に到着。新幹線での移動が出来たので、当初計画より1時間ほど前倒しで那須塩原駅に到着したことになりました。

ここから再び在来線の旅が始まります。日常に戻ったことになりますね。最初は隣駅の黒磯駅までの移動です。

宇都宮の先のターミナル駅は新白河駅です。新幹線はなぜか一つ手前の駅に接続しているので、隣駅までの移動が必要になります。

那須塩原駅 駅

この付近まで来ると、風景がガラッと変わります。一面田んぼの風景。日本はコメの国であることを改めて認識しますね。こういう体験も旅行ならではです。

5分ほど電車に乗車し黒磯駅で乗り換え。ここから更に10駅ほど先の新白河駅まで移動します。

この旅は基本電車で移動になりますが、乗り換えも結構多い。ここ黒磯駅からだと、黒磯→新白河→福島→白石→仙台、と乗換が必要になります。

運良く向かいのホームの電車に乗り換えの場合もありますが、大半は橋を越えて隣のホームへ移動が必要になります。当然、荷物は軽量なものがベストです。男の一人旅なのでほぼ手ぶら状態でした。

黒磯駅 駅

さすが東北地方の電車です。雪が積もりやすいドア付近に、暖房設備が備え付けられています。

こういう何気ない発見も素敵です。

福島駅で白石駅までの列車に乗り換えます。コンコースも綺麗ですね。

福島駅 駅

実は、福島ー白石間は乗降が最も少ない区間。必然的に車両も短くなり、２両編成の電車がお待ちかね。

今までが6両編成だったので、短い車両で少々驚きです。

この付近の乗車になると、同業者と言いますか、同じ目的で車両に乗車している面々に出会うことが多くなります。前の区間の車両でも見かけた顔がチラホラ見える用になります。青春１８きっぷでよく見かける光景です。

また、列車のスピードですが、これが結構速い。田んぼや山間部をのんびり走る気持ちの良い列車、を想像していたが完全に逆転。何かに追われるような、普段では体感できない速度でぐんぐん進んで行きます。ここまで早く走れるのは、列車として本望だろうな、等と感慨する気持ちも置き去ってゆくような速度です。

続いて白河駅から仙台駅までの車両に乗り換え。さすが東北1番の町に接続している列車だけあって、座席も立派でした。ほぼ通勤車両として利用されている区間なのでしょうね。

白河駅 駅

仙台を目前にして、残念ながら途中で大雨。この時期、東北地方は線状降水帯の中にすっぽり覆われています。この旅も、雨との戦いになりそうです。

仙台で葉乗り換えに時間が有ったので、昼食休憩にしました。移動が続く旅は、どこで食事をとるかも重要な選択になります。車内での食事も良いですが、せっかくなので温かいものを食べたいですよね。

仙台駅 (JR) 駅

食事を終えて一路盛岡へ向かいます。ここからも、宮城→小牛田→一ノ関→盛岡、と3回乗り換えになります。目的地の盛岡は、まだまだ遠いですね。

仙台管内の駅には、駅名に伊達のデザインが施されていました。面白いなあ。

小牛田駅 駅

最初の乗り換え駅小牛田駅。車両編成も6両から2両になるので、乗車密度が急に高くなります。

その結果、ほぼ満員状態です。

続いて一ノ関駅での乗り換えです。本日最後の乗り換えになります。

一ノ関駅 駅

途中、延々と直線が続く区間が有りました。果てしなく直線が続きます。こういう車窓は楽しいです。

夕方17時に盛岡に到着。朝6時から乗車しているので、ほぼ半日列車に乗車していました。

目的の車内読書は結構進みましたが、途中の移動なども有って、慌ただしい一日でした。

盛岡駅 駅

さすが盛岡、冷麺の自動販売機が設置されていました。

駅付近の宿を今夜の床にしました。一旦荷物を置いて、いよいよ第二の目的である、盛岡の街を呑み歩くことにしましょう。

ユニゾインエクスプレス盛岡

ユニゾインエクスプレス盛岡 宿・ホテル