ちょこっと埼玉日帰りひとり旅③　海無し県埼玉で味わう「磯料理 一寸一」の海鮮丼定食

2022/07/24 - 2022/07/24

行田市の「さきたま古墳公園」近くに店を構える「磯料理 一寸一」。
海無し県埼玉に在りながら ”磯料理” を謳うお店です。

昨年「忍城」を中心に行田を訪れた際、行田の定番グルメ「フライ」や「ゼリーフライ」は経験済みなので、今回は全く畑の（いえ海の）違う海鮮丼を頂いてみました。
味・量・品数・見栄え・接客からしてもコスパは凄くいいと思います。　

【2022/7/24（日）晴れ時々曇り】全日程
　06：10　大宮駅発
　06：43　JR高崎線行田駅着
　07：20　無料シャトルバス乗車
　07：40　古代蓮の里バス停着
　07：50　古代蓮会館展望室から田圃アート
　08：00　蓮池散策
　10：05　無料シャトルバス乗車
　10：15　さきたま古墳バス停着
　10：30　前玉神社
　11：00　金沢製菓店で塩あんびん購入
★11：30　磯料理一寸一で海鮮丼ランチ
　12：30　さきたま古墳群散策
　13：00　将軍山古墳石室展示館
　13：45　さきたま史跡の博物館
　14：15　さんぽ道でゼリーフライ購入
　14：45　無料シャトルバス乗車
　15：20　行田駅着

★がこの旅行記の範囲です。

エリア 行田・羽生・加須(埼玉)

• 旅行の満足度: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

10：05　「古代蓮の里」を後にして、シャトルバスで10分、
10：15　「古墳公園バス停」着。

古代蓮の里 公園・植物園

10：30　バス停から徒歩5分ほどの、埼玉県名発祥ゆかりの古社「前玉（さきたま）神社」に詣でました。

前玉神社 寺・神社・教会

「古墳通り（県道77号）」沿いをバス停方向に戻る途中、「海鮮丼」の幟が辛うじて立っているのが目に入りました。
これが無かったら絶対にお店があるとは気付かない少し奥まった所に、

「磯料理 一寸一」があります。
こんな場所でお店をやっていること自体が先ずは驚きです。

店の西側は「二子山古墳」になっています

前方後円墳で登ったりすることはできません

11：15　店に到着。
11：30の開店時間に併せ、前日予約を入れておきました。
一番だったので玄関の庇の陰で待つことができました。

「一寸一」は「 一スン一」ではなく、「チョットイチ」と読みます。
「イッスンイチ」とも読みたくなりますよね。
どうしてこういう店名なのか訊きたかったけれど、お店は大忙しでその隙がありませんでした。

間もなくすると、「大海活魚（有）」のトラックが来て、

荷台から生きている魚が店との間をバケツで4往復しました。
海無し県の磯料理店だから、てっきり冷凍魚の解凍技術に長けたお店だとばかり思っていたのですが、そ～か～、活魚も扱っているんですね。
一巡目のこれは、タイ・イサキ・アジ・シマアジだとオニイサンが教えてくれました。

店内には生簀もありましたね

11：25　中型の観光バスが到着しました。
15人ほどの団体様が降りて来て、開店前なのに店内に消えていきます。
この時私の後には6人ほどの一般客が並んでいました。
引き戸を開けると中にウェイティングリストが見えたので、皆さん記入を始めましたが、
「あの～、11：30に予約した〇〇なんですがあ」と言うと、

私だけ少し早めにカウンター席に案内されました。
左２席は添乗員さんとドライバーさんが坐りました。
カウンターは全部で６席。
透明パーテーションが設置されています。

メニューを渡されましたが、予め決めてあった「海鮮丼定食」税込1,370円に即決。
後から来たお客さんが「特上海鮮丼定食」1,870円を頼んだら、今日はやっていないとのことでした。

団体様対応で厨房内はテンヤワンヤ。
個々人の別注の飲み物の注文と会計をこなしながらフロアスタッフ４名のオバサマ方は凄～く忙しいのに接客も愛想よく感じもいい。
会社ランチのテイクアウト10人前を取りに来た常連さんも待っているし、ほぼ一人で調理をこなしている大将は大変そうですが、トゲトゲはしていません。

広間の他に奥に２卓ありますが、
11：45になっても予約無しのお客さんは店にも入れません。
名前を消して帰ってしまった方も居たようです。
予約ってやっぱり強いな～と思いましたね。
でも、私のお膳も熱々の茶碗蒸しとサラダが出た切りで、

20分待って、
11：50にやっと全員集合となりました。
「遅くなって済みません」と何度も言われました。
いいよ・・仕方ないじゃん　(^^;

一寸一 さきたま店 グルメ・レストラン

海鮮丼は人肌程度の「彩のかがやき」が美味しい。
土台のご飯の美味しさは重要です。
具は、マグロ・イクラ・鱧・サーモン・鯛・玉子焼き・蒸し海老・甘海老・ホタテ・タコ・釜揚しらす・鰺・カイワレ・大葉、たっぷりのガリ

大ぶりのお椀の味噌汁は、油揚げ・なめこ・ワカメと具もたっぷり

茶碗蒸しは、椎茸・カマボコ・芝海老・銀杏・三つ葉、
手抜きの無いフルバージョンです

サラダはレタスとプチトマト。
自家製ドレッシング。
サラダに関してはおまけ程度のレベル。

青菜の塩漬け・きゅうりのぬか漬け・バナナひと口

ちなみにこれは昨年11月に三崎漁港の「三崎館支店 香花」で食べた「まぐろきっぷ丼」税込2,310円相当です。

https://4travel.jp/travelogue/11732693

”本場” で食べると安くて美味しいという固定概念がありますが、海から遠い埼玉だって負けてはいないと思います。
いつか大間で食べたマグロも、そんなに感動も特別感もありませんでした。
本当にいいモノはみんな築地に行ってしまうとその時教えて貰ったのを思い出しますね。

大将（お店）のこだわり。
ここは「一寸一さきたま店」ですが、暖簾元の本店は熊谷。
行田のお店は開店から今年で30年目だそうです。

釜めしにも力を入れているみたいです

刺身・焼物・天ぷら

単品・軽食

ドリンク

コース料理

ボトルキープかな？

12：30　満腹満足で店を後にします

停まっていた観光バスは郡山ナンバーでした

このあと炎天下に日傘を差して「さきたま古墳群」を散策します

この旅行記へのコメント （2）

• へびおさん 2022/08/01 17:26:18

  古代蓮とさきたま古墳群

  実結樹さん
  こんにちわ
  
  さきたま古墳群に行かれたんですね～
  「日本一暑い町・熊谷」に近いので相当暑かったのではないでしょうか。
  むかし勤めていた会社が行田のほうにあったので古代蓮と聞くと懐かしいです。
  田んぼアートは凄いですね。あのアニメは埼玉が舞台なのかしら･･･？
  ハス香るサイダーはご当地サイダー好きとしては気になります！
  私も以前さきたま古墳群には行ったことがあるのですが、前玉神社を見つけることができなかったんです。
  埼玉の名の由来となった神社と聞いているので見てみたかったんですけどね。
  
  ランチをされたお店は親切で美味しかったということで良かったです。
  むかーし投稿した旅行記にもちょっと愚痴ったのですが、私が行った頃は「目指せ！さきたま古墳群の世界遺産登録」の横断幕があったのですが、如何せん地元のお店が観光客慣れしていないのか、とっても愛想がなくて。
  埼玉県民ながら「これじゃ観光地化は無理だよ」と思ったものです。
  行田名物ゼリーフライを食べてみたかったのに「一人分は油が勿体ないから作れない」と言われたのを今でも根に持っています(>_<)
  観光協会の売店の人も愛想が無かった。。
  
  暑い日が続きますが、熱中症などお気をつけくださいね。
  

  実結樹さん からの返信 2022/08/01 21:16:33

  Re: 古代蓮とさきたま古墳群

  へびおさん　こんばんは
  
  カキコミありがとうございます。
  お見込みのとおり行田は半端ない暑さでした　(^^;
  でも、この時期だからこその古代蓮なんで、普通、夏場は旅行はしないのですが意を決して行って来ました。
  
  田んぼアートのアニメ「アオアシ」って、私、正直全く初耳だったんです。
  今調べたら、主人公の青井葦人も原作者の小林有吾さんも愛媛県の出身なので、多分舞台は愛媛県なんでしょうね。
  
  「ハス香る蓮サイダー」は行田限定？
  昨年5月に行田に行った時は「梨サイダー」も飲みました。
  暑い時に歩き回ってから飲む冷たくて甘いサイダーって美味しいですね！
  
  「前玉神社」は県道沿いに在り「浅間塚古墳」の上にお社が建っています。
  古墳群の入口から歩いても5分くらいだったのでスマホのナビちゃんに案内して貰いました。
  方向音痴な私でも今は本当に便利な時代です。
  
  「目指せ！さきたま古墳群の世界遺産登録」の横断幕は今でもしょぼくれて・・公園にぶら下がっていました。
  写真撮り損なっています。
  撮って来ていれば、へびおさんのお話しを聞いて是非旅行記に載せたのにとザンネン！
  
  行田名物ゼリーフライは去年一日で５軒食べ歩いたのですが、今日も行田に来たからには食べずばなるまいと思いました。
  古墳公園と神社の間くらいに在った「家庭料理　さんぽ道」という良さげな雰囲気のお店が気になりました。
  博物館を見終わってバスに乗る直前、ラストオーダー間際の14：15にお店に行ったら凄く快くたった2個のテイクアウトにも応じてくれました。
  帰りのシャトルバスの中にソースのにおいをまき散らしながら、家でレンチンして美味しく頂きました。
  
  「金沢製菓店」で「塩あんびん」も1個だけ購入しましたが、行田のお店はどこも親切だな～と思ったものです　(^_^)v
  今は世界遺産登録も可能なホスピタリティが醸成されているのかもしれません。
  
  今回の行田の旅行記は③の「前玉神社」「古墳群」「博物館」が積み残しになっていますので、今スッタモンダやっているところです。
  計画して、実際に行って、写真を整理するまでが私の旅なので、行田行脚は未だ終わっていません。
  
  本当に暑い日が続き、コロナも蔓延っています。
  一日も早く心置きなく旅に出られる日が来るように祈る毎日です。
  お体、御自愛くださいませ。
  本日はありがとうございました。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　実結樹