2022/07/09 - 2022/07/09
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あまみやさん
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標津線はどこへ行ったのやら,東の果て・納沙布岬に来ています.
第二章では往路の逆再生のごとく路線バスの納沙布線・JR花咲線と乗り継ぎ,納沙布岬を擁する根室市の最西の集落・厚床へ向かい,標津線支線の代替バスの到着・出発を待ちます.
また,根室―厚床間で利用した上り快速はなさきでは,この日から期間限定の催しが始まっていました.
- 旅行の満足度
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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納沙布岬を後にします.
根室交通納沙布線は納沙布岬を起終点としているため,帰路も同じ車両・運転手で運行されます.
復路の発車時刻は9:55.待ち時間は51分確保されています.納沙布岬 自然・景勝地
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根室交通有磯営業所.本社がある根室駅前バスターミナルに対してやや東に位置します.
向かって左手には広大な車両基地があるほか,空港連絡バス等の西行き路線はここを始発停留所としています. -
根室駅に戻ってきました.
根室駅 駅
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改札口上部・根室駅独自デザインの時刻表です.釧路駅での特急おおぞらとの接続時刻が記されています.
いずれも効率的な乗り換えが可能となっています.おおぞらに比べて花咲線のダイヤは自由度が低いため,おおぞらのダイヤは花咲線にコントロールされているといってもよいでしょう.
今回は納沙布線の到着時刻が10:39,11:03の上り快速はなさきに乗車するため待ち時間は24分となります.
この時間帯に限らず,納沙布線と花咲線の根室駅での発着時刻はほとんどが20分前後で接続するようになっています.根室駅 駅
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納沙布線と花咲線の接続が良いことで生まれるデメリットが,納沙布線の到着が花咲線の改札待ちの列形成に対してして後れを取りがちなことです.
この日も例にもれず到着時点で列が形成されていたので,何も考えずただちに並ぶことにしました.
写真は標準的な形式の時刻表です.根室駅 駅
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上り快速はなさきは,早朝に厚岸駅で見た地球探索鉄道ラッピング車でした.釧路駅で折り返しての運行ということですね.
内装は花咲線標準の青い転換クロスシートでした.根室駅 駅
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根室駅を発車して3分,東根室駅に停車します.停車時にちょうど駅名標と記念碑が見える位置に飛び込んできました.
東根室駅 駅
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落石駅手前の昆布干し場~遠景に太平洋を添えて~
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落石駅.根室駅と厚床駅の中間付近にあたり,厚床駅と同じかそれ以上に生活の気配がある駅です.
定期運用がないため見落としがちですが,棒線化されてしまった厚床駅と対照的に落石駅は交換設備が健在です.落石駅 駅
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落石駅を過ぎたあとの景観ポイントです.
厚岸駅の前後と並んで,8時台に出発する上下各便が減速運転を行うポイントの一つです. -
上り快速はなさきを降車しました.
降車駅はどこかというと…… -
当然厚床駅です.下り快速はなさきで通過してから4時間40分ぶりに戻ってきました.
ホームに3年前はなかった看板が設置されていました.まさにこれから追いかけようとしている標津線が分岐していたことを示すものです.
以前は同じ趣旨の背の低い木製のオブジェが設置してあったのですが,ちょうど前回の訪問時は撤去されていたかと思います.厚床駅 駅
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ここで降りたら撮りたくなるカットですね.
フルサイズ50mmで駅舎側ホームから撮影・トリミングなしです.ご参考までに.厚床駅 駅
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下車時刻は11:50,次の乗車が13:00と1時間以上あるので,列車内で購入したアイスクリームをいただきます.
7月から9月の休日を中心に,根室―厚床間で上下1便ずつ,根室市の事業者が主体となって車内販売が実施されることになりました.その初便に偶然にも当たったのでした.
実施区間がここまでなので,車内販売の関係者も皆さん降車しており,都合10名程度が駅に滞在しているというにぎやかな状況が生まれました. -
車内販売のスタッフが厚床駅到着前にフルサービスキャリアのCAよろしくくずものを回収していました.回収物のその後をなんとなく気にしていたのですが,駅舎内のここで処分していました.
厚床駅 駅
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だそうです.
厚床駅 駅
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厚床駅前のバス停.空港線時刻表の面です.
12:40に空港行きのバスが来ることになっています.このバスは1日1往復だけ存在する羽田空港発着便に接続するもので,他の3便はいずれも新千歳空港発着です.厚床駅 駅
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空港線時刻表の裏側に,ひっそりではありますがきちんと路線バスの時刻表があります.
今回は時刻表左側・13:00の中標津線で中標津へ向かいます.
時刻表右側,もう一つの路線である厚床線というのは,路線バスで根室―厚床間を結ぶものです.
花咲線と競合しているように思われますが,実際には起終点付近以外ではバスが走行する国道44号とは結構離れています.
こちらの厚床発は中標津行きが出た10分後,13:10に出発するようです.
代替手段があるとはいえ,いずれも休日は1日2便&13時が終発という閑散路線です.
加えて,これから乗車する13:00発中標津行きは,平日には前後の時間を含めて運行がなく,休日限定の便となっています.厚床駅 駅
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駅舎内にある根室交通の各路線の案内.
中標津空港線は途中停留所への運賃が案内されていることからわかる通り,空港連絡バスとしては珍しく,途中のバス停で自由に乗降できます.
そのため,こちらに乗車しても中標津バスターミナルで降車し後の旅程を進めることができます.
3年前はこれを利用し,支線区間を空港線で駆け抜ける旅程としました.そのため中標津線に乗車できなかったことがやや心残りでしたが,今回は中標津線を組み込んだ旅程を組むことができました.
空港線と中標津線を差別化する最も大きいポイントは,下パネルのさらに右下に示された「別海町内」と呼ばれる停留所群でしょう(感想には個人差があります).
役場をはじめとした主要施設に設置されたこれらのバス停を通るために,中標津線の大半の便は別海市街地をS字状のルートで運行します.厚床駅 駅
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12:40に快速ノサップが根室へ向けて去っていきました.
車内販売が行われる下り便はこの便です.関係者一同はこれに乗って戻っていきました.
下り始発のおおぞら1号から接続する列車ですので,この便で車内販売を行うのがメインと思われます.
実施者が根室市街の事業者なので,11時根室発の便でものと人とを運ぶ必要があり,その間も販売を行っている,ということでしょう.
また,厚床駅で積み込まれ,下り便でのみ販売される商品もあるようです.
快速ノサップがそのような位置づけの列車であるため,本旅程の改造案として,納沙布岬をカットしスタートをおおぞら1号としてもここで合流することが可能です.
もしくは,根室から乗車した上り快速はなさきを次の停車駅である浜中駅まで乗車し,滞在20分の後,快速ノサップで戻ってくるという駅訪問オプションも考えられます.厚床駅 駅
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快速ノサップを見送ってすぐ駅正面へ出て待つこと数分,定刻なら同時発車になるため見られなかったはずの空港行バスが少し遅れてやってきました.
不自然な方向から進入しているように見えますが,奥に見える横断歩道のある交差点(国道44号)に右(根室方面)からやってきて,左奥方面の路地を反時計回りに回ってきて,写真の位置から再度進入していました.
今回これには乗車しません.大事なことなので繰り返します.厚床駅 駅
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空港行きバスの発車から少しすると,路線バス車両がやってきました.これが中標津線・中標津行きとなる車両です.
厚床着は12:50,10分で折り返す運用のようです.厚床駅 駅
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