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2022年4月・旧JR標津線本線の代替交通である標津標茶線に大きなダイヤ改正があり,全線を通して運行する便は曜日問わず1日1.5往復となりました.<br />3年ぶりにこれの乗りとおしを軸とした釧路発着日帰りツアーを組み,実行しました.<br /><br />第一章はあの日と同じく釧路から花咲線の初便に乗車,標津線の支線が分岐していた厚床……を越えてどこまで行くのでしょうか<br /><br />3年前の標津線ツアーはコチラ https://4travel.jp/travelogue_group/20812

標津線2022 第一章・東へ

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2022/07/09 - 2022/07/09

346位(同エリア404件中)

旅行記グループ 標津線2022

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あまみや

あまみやさん

この旅行記のスケジュール

2022/07/09

この旅行記スケジュールを元に

2022年4月・旧JR標津線本線の代替交通である標津標茶線に大きなダイヤ改正があり,全線を通して運行する便は曜日問わず1日1.5往復となりました.
3年ぶりにこれの乗りとおしを軸とした釧路発着日帰りツアーを組み,実行しました.

第一章はあの日と同じく釧路から花咲線の初便に乗車,標津線の支線が分岐していた厚床……を越えてどこまで行くのでしょうか

3年前の標津線ツアーはコチラ https://4travel.jp/travelogue_group/20812

旅行の満足度
5.0
観光
3.5
交通
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
高速・路線バス JRローカル
旅行の手配内容
個別手配

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  • 2022年7月9日土曜日 午前5時20分ごろ 釧路駅.

    2022年7月9日土曜日 午前5時20分ごろ 釧路駅.

    釧路駅

  • 5:35発 快速はなさきに乗車します.ここは3年前と変わらず.<br />強いて言えば平日ではなく土曜日であることが違いでしょうか.

    5:35発 快速はなさきに乗車します.ここは3年前と変わらず.
    強いて言えば平日ではなく土曜日であることが違いでしょうか.

    釧路駅

  • 車両はルパン三世ラッピングトレインでした.<br />運用スケジュールは公開されている車両ですが,特に調べてはいませんでした.<br /><br />キハ54 500番台は両数の割に座席配置のバリエーションが多い車両です.<br />この車両の場合,座席自体は特急の座席が使われています.かつてはスーパーカムイ,今もすずらんで使用されている785系の廃車発生品です.<br />ただし,配置が転換不可の集団お見合い形式であり,花咲線で主に出会う青い転換クロスシート車両と比べると進行方向向きの座席の確保がシビアになります.

    車両はルパン三世ラッピングトレインでした.
    運用スケジュールは公開されている車両ですが,特に調べてはいませんでした.

    キハ54 500番台は両数の割に座席配置のバリエーションが多い車両です.
    この車両の場合,座席自体は特急の座席が使われています.かつてはスーパーカムイ,今もすずらんで使用されている785系の廃車発生品です.
    ただし,配置が転換不可の集団お見合い形式であり,花咲線で主に出会う青い転換クロスシート車両と比べると進行方向向きの座席の確保がシビアになります.

    釧路駅

  • 上尾幌駅前後の山間部を抜けて平野を快走中.座席は進行方向向きの海側席を確保できました.<br />近年の花咲線の人気度だと8時の普通・11時の快速ノサップだったら無理だったと思います.<br /><br />本来この旅行はちょうど1週間前の7/2を予定していました.1週間順延した理由は保守工事に伴い当便の釧路―厚岸間がバス代行になっていたことがあります.<br />代行バスを利用しても後のスケジュールが荒れるわけではなかったですが,純粋に気分の問題です.

    上尾幌駅前後の山間部を抜けて平野を快走中.座席は進行方向向きの海側席を確保できました.
    近年の花咲線の人気度だと8時の普通・11時の快速ノサップだったら無理だったと思います.

    本来この旅行はちょうど1週間前の7/2を予定していました.1週間順延した理由は保守工事に伴い当便の釧路―厚岸間がバス代行になっていたことがあります.
    代行バスを利用しても後のスケジュールが荒れるわけではなかったですが,純粋に気分の問題です.

  • 厚岸駅に到着.向かいで待機していた当駅6:40発釧路行きは3年前には無かった地球探索鉄道ラッピング車両が充当されていました.ここでは撮り逃してしまいました.

    厚岸駅に到着.向かいで待機していた当駅6:40発釧路行きは3年前には無かった地球探索鉄道ラッピング車両が充当されていました.ここでは撮り逃してしまいました.

    厚岸駅

  • 厚岸湾.この時点での天候は霧,というほどでもないですが遠景は霞むという感じ.

    厚岸湾.この時点での天候は霧,というほどでもないですが遠景は霞むという感じ.

  • 別寒辺牛湿原.先の厚岸湾と合わせてこれらが見られるだけで「乗って良かった」と思わせるコンテンツ力が花咲線にはあると思っています(伝わる写真が撮れているかは別ですが……)<br /><br />並走する国道44号はもう少し内陸を通っていること,列車は自家用車と比較して視点が高いことから,この風景は列車旅限定のものといえるでしょう.

    別寒辺牛湿原.先の厚岸湾と合わせてこれらが見られるだけで「乗って良かった」と思わせるコンテンツ力が花咲線にはあると思っています(伝わる写真が撮れているかは別ですが……)

    並走する国道44号はもう少し内陸を通っていること,列車は自家用車と比較して視点が高いことから,この風景は列車旅限定のものといえるでしょう.

  • 花咲線ど真ん中の茶内駅.<br />以前と変わった点といえば,厚岸―茶内間にあった糸魚沢駅が2022年度ダイヤ改正で廃止になっています.<br />したがって厚岸―茶内間は20.2kmにおよび停車設備なしということになりました.

    花咲線ど真ん中の茶内駅.
    以前と変わった点といえば,厚岸―茶内間にあった糸魚沢駅が2022年度ダイヤ改正で廃止になっています.
    したがって厚岸―茶内間は20.2kmにおよび停車設備なしということになりました.

    茶内駅

  • 訪れるたびに目を引く派手な窓ですが,「顔ハメ」だったんですね.

    訪れるたびに目を引く派手な窓ですが,「顔ハメ」だったんですね.

    茶内駅

  • 浜中駅.以前あった霧多布地区へのくしろバス路線はなくなり,浜中町全体のバス交通網が町営バスに再編されています.

    浜中駅.以前あった霧多布地区へのくしろバス路線はなくなり,浜中町全体のバス交通網が町営バスに再編されています.

    浜中駅

  • 標津線分岐駅 厚床駅.3年前はここで快速はなさきを降車して空港連絡バスで厚床支線をなぞる,という行程でしたが今回は引き続き乗車します.

    標津線分岐駅 厚床駅.3年前はここで快速はなさきを降車して空港連絡バスで厚床支線をなぞる,という行程でしたが今回は引き続き乗車します.

    厚床駅

  • 日本最東端の駅・東根室駅を車窓から.<br />待合施設のない駅ですので,時刻・運賃表が屋外に看板で設置されています.

    日本最東端の駅・東根室駅を車窓から.
    待合施設のない駅ですので,時刻・運賃表が屋外に看板で設置されています.

    東根室駅

  • 花咲線・下りの運賃表示.運賃改定も前回の訪問後な気がします.

    花咲線・下りの運賃表示.運賃改定も前回の訪問後な気がします.

  • 標津線はどこに行ったのやら,快速はなさきを乗り通して最東の終端駅・根室駅までやってきました.<br /><br />鉄道の端,は東西南北を決めるだけでも定義によって様々です.こちらの看板では有人駅に絞ることによって東根室駅を比較対象から除き根室駅を最東端としていますが,個人的な嗜好に基づき最東の終端駅とします.<br /><br />特に但し書きもなく無いことにされている松鉄さん……やはり鉄道の端は難しい

    標津線はどこに行ったのやら,快速はなさきを乗り通して最東の終端駅・根室駅までやってきました.

    鉄道の端,は東西南北を決めるだけでも定義によって様々です.こちらの看板では有人駅に絞ることによって東根室駅を比較対象から除き根室駅を最東端としていますが,個人的な嗜好に基づき最東の終端駅とします.

    特に但し書きもなく無いことにされている松鉄さん……やはり鉄道の端は難しい

    根室駅

  • 根室駅前.ホワイトバランスが狂って19時みたいな色味になっていますが8時です.午前です.

    根室駅前.ホワイトバランスが狂って19時みたいな色味になっていますが8時です.午前です.

    根室駅

  • 駅前バスターミナルにやってきました.キャッシュレス専用券売機が設置されています.右に見切れているのが以前からある食券販売機スタイルの現金専用券売機です.<br /><br />降車時の手間を省くという点ではどちらも変わらないのですが,車内での電子決済導入を祈願してこちらを利用します.<br /><br />乗車券等は感熱ロール紙で排出されます.

    駅前バスターミナルにやってきました.キャッシュレス専用券売機が設置されています.右に見切れているのが以前からある食券販売機スタイルの現金専用券売機です.

    降車時の手間を省くという点ではどちらも変わらないのですが,車内での電子決済導入を祈願してこちらを利用します.

    乗車券等は感熱ロール紙で排出されます.

    根室駅前バスターミナル 乗り物

  • 往復乗車券を購入し,バスに乗車します.<br />乗車路線は納沙布線,北海道本島最東端の地・納沙布岬へ向かう路線です.<br /><br />下り快速はなさきの根室駅着が8:00ちょうど,納沙布線の駅前ターミナル発車は8:20と,接続を意識したダイヤが設定されています.

    往復乗車券を購入し,バスに乗車します.
    乗車路線は納沙布線,北海道本島最東端の地・納沙布岬へ向かう路線です.

    下り快速はなさきの根室駅着が8:00ちょうど,納沙布線の駅前ターミナル発車は8:20と,接続を意識したダイヤが設定されています.

    根室駅前バスターミナル 乗り物

  • バスは根室市街地を抜けて根室半島南岸,太平洋沿いををひたすら東へ向かいます.<br />根室半島の景観は花咲線沿線とも異なり,何がそう感じさせるのかは定かではありませんが,より「最果て感」の強いものに思えます.

    バスは根室市街地を抜けて根室半島南岸,太平洋沿いををひたすら東へ向かいます.
    根室半島の景観は花咲線沿線とも異なり,何がそう感じさせるのかは定かではありませんが,より「最果て感」の強いものに思えます.

  • 友知では幹線道路を外れ,両脇に民家が立ち並ぶ「いかにも」な旧道へ寄り道したりもします.

    友知では幹線道路を外れ,両脇に民家が立ち並ぶ「いかにも」な旧道へ寄り道したりもします.

  • 納沙布線の道中では意外と貴重な,車内から海がよく見える局面.<br />ヒトの目ではちゃんと見えていても,いざ撮ってみると何が何だかわからない画になることが多いのですが,ここは撮れ高もヨシです.

    納沙布線の道中では意外と貴重な,車内から海がよく見える局面.
    ヒトの目ではちゃんと見えていても,いざ撮ってみると何が何だかわからない画になることが多いのですが,ここは撮れ高もヨシです.

  • 根室半島最大の集落・歯舞の漁港.<br />道路向かいでしたので見逃しましたが,最東端のコンビニも立地する地区です.

    根室半島最大の集落・歯舞の漁港.
    道路向かいでしたので見逃しましたが,最東端のコンビニも立地する地区です.

  • 納沙布線終点の納沙布岬バス停に到着.時刻表基準で44分乗車,9:04着です.<br />いつの間にか陽が差す空模様となっていました.<br /><br />これは帰りの始発側バス停になります.<br />経由地に「月ヶ岡分岐点」が記されているのが高評価です.月ヶ岡分岐点は納沙布線経路上で最も東根室駅に近いバス停です.<br />距離は1km程度で,根室駅で相互に接続する納沙布線・花咲線を月ヶ岡分岐点⇔東根室駅で乗り継ぐこともできます.<br /><br />さらに東へ向かいます.

    納沙布線終点の納沙布岬バス停に到着.時刻表基準で44分乗車,9:04着です.
    いつの間にか陽が差す空模様となっていました.

    これは帰りの始発側バス停になります.
    経由地に「月ヶ岡分岐点」が記されているのが高評価です.月ヶ岡分岐点は納沙布線経路上で最も東根室駅に近いバス停です.
    距離は1km程度で,根室駅で相互に接続する納沙布線・花咲線を月ヶ岡分岐点⇔東根室駅で乗り継ぐこともできます.

    さらに東へ向かいます.

    納沙布岬 自然・景勝地

  • 納沙布岬野鳥観察舎(ハイド).たぶんここが一番東だと思います.<br /><br />位置は納沙布岬灯台を向かって右へ半周回り込んだところです.<br /><br />通年開放と見せかけてオフシーズンは終日施錠されていたりしますが,さすがに今回は開いていました.

    納沙布岬野鳥観察舎(ハイド).たぶんここが一番東だと思います.

    位置は納沙布岬灯台を向かって右へ半周回り込んだところです.

    通年開放と見せかけてオフシーズンは終日施錠されていたりしますが,さすがに今回は開いていました.

    納沙布岬灯台 名所・史跡

  • ハイド入り口のすぐ右,東側です.<br /><br />碑とそれに向かう獣道のようなものが見えますが,実際は足元で柵が行く手を阻んでいるので立ち入ることはできません.<br /><br />碑に記された文字は解読不能ですね.

    ハイド入り口のすぐ右,東側です.

    碑とそれに向かう獣道のようなものが見えますが,実際は足元で柵が行く手を阻んでいるので立ち入ることはできません.

    碑に記された文字は解読不能ですね.

    納沙布岬灯台 名所・史跡

  • ハイドから灯台正面へ戻る途中に突然飛び込んでくる絶景です.<br />たぶんここが一番きれいだと思います.<br /><br />灯台を回り込んでハイドに至るあたりは,納沙布岬周辺では珍しい南向き海岸です.したがって日中は太陽と海を正面に捉えることになり,陽が差していれば水面が輝く画が撮れるスポットとなります.

    ハイドから灯台正面へ戻る途中に突然飛び込んでくる絶景です.
    たぶんここが一番きれいだと思います.

    灯台を回り込んでハイドに至るあたりは,納沙布岬周辺では珍しい南向き海岸です.したがって日中は太陽と海を正面に捉えることになり,陽が差していれば水面が輝く画が撮れるスポットとなります.

    納沙布岬灯台 名所・史跡

  • 灯台手前にある石碑,囲んでいるのは…

    灯台手前にある石碑,囲んでいるのは…

    納沙布岬 自然・景勝地

  • カエルの石像です.<br /><br />「還る」ということなのでしょう.

    カエルの石像です.

    「還る」ということなのでしょう.

    納沙布岬 自然・景勝地

  • 「東」ですしね.

    「東」ですしね.

    武内商店 グルメ・レストラン

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