2007/08/11 - 2007/08/19
1340位(同エリア4516件中)
しるくんさん
くろねこツーリストのしるくんが2007年の夏休みに行ったハンガリー、スロバキア、オーストリア、チェコの4カ国を9日間でめぐるツアー。
最終日は直行便なので、午後2時過ぎまでフリータイム。前日、売り切れで参加できなかった市民会館のガイドツアーや、黒い聖母の家にできたグランドカフェオリエントでのおやつタイムを楽しみ、プラハ本駅へも行って、ギリギリまでステキ建物を満喫しました♪
くろねこツーリストは、おもにアールヌーボー建物を見にヨーロッパをウロウロしてま~す。添乗員のしるくんが案内するタビを楽しんでね♪
【日程】
8月11日 成田空港から直行便でブダペストへ
8月12日 半日ツアーから離れてブダペストの街をウロウロ
8月13日 ブラチスラバへ移動し、ちょこっと観光後ウィーンへ
8月14日 ウィーンで建物とおやつを楽しみ、夜はコンサートに
8月15日 ドナウ河畔のメルク修道院に寄ってチェコのお城ホテルへ♪
8月16日 フルボカー城観光後、チェスキー・クルムロフに寄ってプラハへ
8月17日 プラハのステキ建物探しでキュビズムざんま~い♪
8月18日 ギリギリまでプラハの街歩きを楽しみ直行便で帰国
8月19日 あづ~い成田空港着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 近畿日本ツーリスト
-
早起きして日記書き。復習は大事です。どこに行ったかすぐ忘れちゃうし。こういう時のお供は持参したインスタント味噌汁。ほっこり♪
6時半、オープンと同時にホテルの朝ごはんに行ったら、すごい列!
う~む。週末で出足が遅いかと思ったらアジア系観光客は早いですね。ってヒトのことは言えませんけど。ははは
右のお皿のカラフルな断面のものはハムを固めたテリーヌといった感じのもの。日本では見かけないような気が。なんというか、肉食文化の歴史の違いという感じ…? -
部屋に戻って荷物を詰めつつ、日記書き。
早く出かけたいところなんですけど、午後出発なので、チェックアウトして、ホテルにスーツケースを預けておく必要がありまして。
恐らくトラブル防止ということで、ツアーでまとめて倉庫に預ける、ということになっており、9時半まで待っているのでした。
あ~、朝日が気持ちいい♪ 食休みで寝ちゃいますね♪
オプショナルツアーがあったら、そのバスに乗っけちゃうんでしょうけど、オプションなかったんですよね。ホテル デュオ プラハ ホテル
-
無事(?)、みんなでスーツケースをホテルに預け、9時45分にはホテルを出発~。
空港へのホテル出発は2時45分。なので、5時間のフリータイムです。よっしゃ~
ホテルの前のバス停からバスで地下鉄駅へ。 -
始発駅から乗るので、ヒトのいない車両も。
座席、少ないですよね。こちらの車両って。
そして、座席の下がない!ということが当時は新鮮でしたね。今は日本の車両でも座席の下があいているものが増えましたけど。 -
Florenc駅でB線に乗り換え、まずは、目指せ!市民会館。
昨日、参加できなかったガイドツアーのチケットを買うのです♪
入り口を入って、階段脇を左奥へずんずん行ったところのインフォメーションがチケット売り場でツアーの開始場所。
ビミョウに中途半端な時間に着き、10時15分の回はちょうどスタートしたところでした。おしい!
念のためツアーの所要時間を確認し、12時の回を購入。150コルナに写真撮影代が50コルナでした。 -
チケットを確保できたら、時間のあるうちに♪と目の前のスーパーでお買い物。朝ごはんに出てくるようなフツウのパンを買って帰るのです♪
ん~、レシートが行方不明だけど、夜ごはんに買った菓子パンが8コルナぐらいだったので(50円程度)、おそらく1個10円程度だったか、と。 -
ガイドツアーの時間までこちらの、元百貨店だという黒い聖母の家で一休み♪
美術館は閉まってますけど、カフェは開いてますからね。わ~い -
カクカクのキュビズムデザインの階段をのぼって行くと…
-
おおお、さすがに朝一だけあってお客さんがほとんどいな~い♪
写真撮りやす~い。
シャンデリアに鶴…? 折り紙っぽいですね。ふむふむ -
こちらのグランドカフェオリエントは、2002年に80年ぶりに再開したカフェ。
建物はヨゼフ・ゴチャール設計で1912年にできており、10年ほどはキュビズムデザインのカフェだったところ、人気が無くなって閉店し、2002年に元に戻すようなリフォームを行なった、ということらしい。 -
頼んだのはレアチーズケーキとカフェラテ。水が付いてくるところが、ウィーンぽいですね。
おいし~♪ これが今日のお昼だな。
店内はポップスがかかってたんですけど、旅行者としては外から聞こえてくる大道芸人のクラシック音楽の方がいいかも。ははは
お値段は、チップ込みで130コルナ置いてきました。
個人的には市民会館のカフェよりもこちらがおススメ♪です。グランド カフェ オリエント カフェ
-
ガイドツアーまで20分ほどまだあるので、市民会館の周りをぐるっとお散歩。
「火薬塔と市民会館って繋がってるの?」
そういえば、どうなっているんでしょう…。 -
市民会館お向かいの建物もなかなかステキ♪
門の文様が猫の目に見える~。
U Prašné brány 3 -
入り口のモザイクがステキ♪ パリにあこがれて名付けられたHotel Paříž。
ホテルなんだからロビーぐらいずんずん入って見てみればよかったんだよなあ…。
ど~も、知らないとこだとあまり図々しくなれず、でして。
U Obecního domu 1 -
市民会館に戻って、ガイドツアーの前にトイレ…、と。
インフォメーションのところにあるトイレは、この時は無料。個人的にはここのトイレは街歩き途中の避難スポット。一時、有料だった気もしますけど、無料の方が多いかな。アールヌーボー関連の資料も置いてあるので、ガイドツアーと関係なく寄ってみる場所だったりします。市民会館 建造物
-
ガイドツアーは英語で、ほかの言語については、説明書の貸し出しで対応。日本語もありました!
階段のロープを外して、上階へ。 -
以前、コンサートでは入ったことのあるスメタナホールからツアーはスタート。
前に来た時は、安い席で、2階席のかなり上の方だったので、平土間に入るのは初めてです。 -
ステキな天井のステンドグラスも真下から眺められます♪
わ~
でも、説明書読んでると、じっくり建物が見れない~~。耳で説明を聞きながら、目で見れるってスゴイことだ~。 -
ホールから、周りに位置する部屋へ。
こちらは「Cukrárna」。日本語に訳すと「お菓子屋」。ん~、スイーツがウリの喫茶室、という感じでしょうか。
え~、ここって現役で使ってないの?? ここでお茶した~~い♪ -
公式サイトの説明によれば、ここは女性用ラウンジだったとか。映画の撮影にも使われているそうです。わ~、見てみたい~♪
-
お隣りの「Slováckýsalónek」はこじんまりした部屋。
天井が華やかです♪ -
カーテンも各部屋デザインが違ってるんですよね。ステキ♪ステキ♪
-
次の部屋のこちらは噴水。
「Salonek Boženy Němcové」も女性専用の部屋。部屋の名前はチェコの有名な作家にちなんでいるそうです。 -
噴水はタイルのモザイクで飾られておりまして、これがまたカワイイ! いいなあ。
-
次の部屋はちょっと雰囲気が違う「Orientální salonek」。
建設当時のオリエントへの興味関心がこのような形になったもので、ここも女性専用。 -
「オリエント」自体は東アジアを指したりするので、え?中国とか韓国とか日本?と思ったりしたんですけど、ここではイスラムやアナトリアらしい。
そうか、だから「懐かしい」より「エキゾチック」って思っちゃうのか。ふむふむ -
続いてのこちら「Grégrův sál」は、これまでのちょっとお休みするところという雰囲気から、講演会でもやりそうな感じに。
部屋の名前は19世紀のチェコの新聞創業者Julia Grégraによるもの、とのこと。 -
その隣りの「Palackého sál」も壁画がど~んとある部屋。部屋の名前はチェコの歴史家で政治家だったFrantiška Palackéhoによるもの。
パラツケーホって橋もありますね。そういえば。 -
やってきました「Primátorský sál」、市長の間。
-
ミュシャが装飾を担当したことで有名な部屋です。
「フランス語ではミュシャですが、チェコではムハです。まあ、重要なことではありませんが」とはガイドさんの説明。そうか。 -
ミュシャを知ったのは、サラ・ベルナールのポスターなどやはりパリ時代のもの。
いや~、全然違う印象です。 -
画題は歴史上の人物。王様とか宗教関係のヒトビトかな。
-
パリ時代の華やかなアールヌーボーもステキなんですけど、こういう物語性のある絵もいいなあ。
-
天井画は「スラブの連帯」というタイトル。
スラブの連帯かあ。なんだか2022年に揉めているのはスラブ民族だよなあ。ううむ、ううむ。 -
椅子の背もたれも「自由への夢想」という題のミュシャの絵。「征服されたプラハ」という絵と対になっています。
-
ステンドグラスもミュシャデザインらしい。
外に見える像には見覚えが…。 -
あ~、入り口の上ですね。
そうか、市長の間は入り口ホールの真上なのか。
名残り惜しく次の部屋へ。 -
「Riegrův sál」は19世紀の政治家にちなんで名づけられた部屋。
壁の絵は作家や音楽家など芸術家のヒトビト。ん~、女性はひとりかぁ。いや、ひとりいるだけでもスゴイことなのか。時代的には。 -
ガイドツアーの最後はこちらの「Sladkovského sál」。
絵画などの装飾はないシンプルな部屋なんですけど、壁と天井をよく見ると同じ文様が施されておりまして、それが、 -
こちらのカーテンともおそろい!
きゃ~、ステキ♪ ちょっとウィーンにありそうな感じもする~。おしゃれ~。 -
「カフェやレストランもいいわよ~」というガイドの宣伝で1時間弱のツアーは終了。
スメタナホール以外でもコンサートが開催されているということなので、そういうのを狙って来るのもいいですね。 -
戻るにはちょっとまだ早かったので、プラハ本駅の定点観測に行くことに♪
バスでビュンビュン前は通るんですけど、正面を撮るのはち~っと大変なんですよね。駐車場に行けばいいのかなあ。う~む -
近代的な駅から、ぐるぐる回って(ちょっと迷って)ようやく、カフェのあるここに到達。ふう
プラハ本駅の駅舎はJosef Fanta設計で1909年にできたもので、当初はフランツ・ヨーゼフ1世駅という名前だったんですね。へ~ -
反対側を見ると、きれいなステンドグラスと外へ出られる出入り口が。
-
外へ出てみると、目の前の通りを車はびゅんびゅん飛ばして行くんですけど、ヒトは全然歩いておらず…。
ストリートビューで見たら、今は空港からのバスやら長距離バスやら色々とここに停留所ができたんですね。便利になった~。 -
側面にまわって見上げてみたところ。ん~、ちっとボロボロ感が漂うなぁ…。
ここも現在はかなりキレイに改修されており、てっぺんの黒い部分は下の部分同様、クリーム色になっています。
わ~、よかった♪ 両サイド部分も改修が進んでいるようです。 -
古い駅舎部分はち~っとボロボロだったんですけど、駅自体は地下鉄駅も併設されていてかなり近代的なつくりです。
そのまま地下鉄C線に乗り、終点でバスに乗り換えてホテルへ。
全然間違えることなく行けたので、集合より30分以上早く戻れた~。ヨカッタヨカッタ。
スーツケースをトランクルームから引き取り、買ったものを中へぎゅ~。箱は潰れるなあ。プラハ本駅 (プラハ中央駅) 駅
-
空港へは30分ぐらいで到着。
一番上が東京行き! JAL8822便、帰りもチャーター直行便です。ヴァーツラフ ハヴェル プラハ国際空港(PRG) 空港
-
我らのツアーが一番のりだったもよう。すでに発券されていたのはチャーター便だったからかな。
エコノミークラスですけど、なんと2階席♪ しかも、3席を二人でOKらしい♪ わ~い
こういう配分って、旅行会社間の力関係でしょうか。ふふふ -
サクサクとセキュリティチェックと出国カウンターを抜けターミナルへ。あんまりヒトがいないような…。
-
その時の添乗員氏によると、「プラハ空港はかなりキレイになりましたね」だったんですけど、というかだからなのか、ま~食べ物が高い!
わ~、寿司屋だ♪と思ったら一番安いの(左のヤツ)でも375コルナ。当時のレートでも2,500円近い!
小腹は空いたものの、とてもこの価格では… -
お!楽しそうな子どもコーナー!と思ったら、端っこで若者が寝ているだけで、遊んでいる子どもはおらず…。
時間的に便が少ないのかな。 -
だめだ、機内食まで待てない!おなかすいた!
乗るまでにまだ2時間あるし、乗ってもすぐには出てこないだろうし。
ということで、一番安いところでサンドイッチとカフェラテで遅すぎるお昼。
チーズとドライトマトっぽいものが挟まったサンドイッチだな~と思っていたら、ローストトマトでした。翻訳機に見せてみるもんですね。こちら、それぞれ100コルナ。さすがの空港価格です。 -
食べていたのは、搭乗ゲートに一番近かったこちらの「Coke point」。ゆっくりできて、日記もかけてよかったんですけど、唯一の難点がち~っと煙かったこと。当時は、喫煙席があったんだなあ…。
-
「あ、JAL!」
あれに乗って帰ります。 -
搭乗したら、3席独占♪ わ~い。
2階席は60席だったかと思うんですけど、我らのツアーで貸し切り状態でした。
2階席って、窓のところに座席と同じ高さの荷物入れがあるので、そこまで足を伸ばして寝られるのですんごいヨカッタですね。 -
予定では18:30発のところ、ちょっと遅れて19時過ぎに出発。アナウンスによれば成田まで10時間25分のフライト!
1食目はプラハ時間で午後8時半過ぎ。アペリティフにトマトジュースとおつまみ(おせんべい)をもらい、ごはんの選択は牛肉ORヒラメ。こちらはヒラメです。JALですけど、なんともチェコの香り!ですね。
途中の食べものの記憶は全くなく、2食目は成田まであと2時間ぐらいのところで。11時前かな。ど~んとのってるハムの下にチーズ、その下にオムレツで、ラップに包まれているのはクロワッサン。こちらもビミョウにチェコの香りかな。
12時半、定刻通りに着いた成田は30度!あち~。 -
そしてお土産のみなさん。アールヌーボーの資料も買えたし♪ 次回はちゃんと予習してくぞ~!と帰国時には決心しております…。いつも。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。何かのお役に立てば幸いです。
海外ツアー旅行再開の報も聞こえてくる中、未だにロシアの紛争は終わらず、心配がつきません。一刻も早く、以前のようにヒトビトが平和に暮らし、旅行ができるよう、願うばかりです。
今後もぜひ、くろねこツーリストの旅行にお付き合いください。
アールヌーボー建物紹介はブログにも載せていますので、よろしかったらそちらもどうぞ。
タビノソラ 黒猫しるくんと行くアールヌーボー探しのたび by くろねこツーリスト
https://sirukun.cocolog-nifty.com/blog/
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