2016/11/06 - 2016/11/10
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2016年夏、イギリスのEU離脱が決まった。
この歴史的な時期のイギリスはどうなっているのか、自分の目で見たくなり、ロンドンへ飛んだときの旅行記。
あれから6年経った2022年6月、エリザベス女王陛下の在位70年:プラチナジュビリーのお祝いが開催された。
ロンドンへの旅を懐かしく振り返るいい機会となった。
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ロンドン2日目の午後、ウェストミンスター地区隣りのケンジントン地区へ。
ここにはケンジントン宮殿、広大なハイドパークやデパートなどもある。
日本なら、赤坂御用地~明治神宮~新宿御苑辺りのイメージだろうか。
午前に行ったバッキンガム宮殿は女王が暮らし、この宮殿は離れのような存在。
ダイアナ元妃が離婚後も生活していた宮殿で、訪れた当時は息子であるウィリアム王子一家が暮らしていた。ハイド パーク 自然・景勝地
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落ち葉でいっぱいのハイドパークを歩いていくと、レンガ造りの宮殿が見えてきた。
ダイアナ元妃が亡くなったとき、たくさんの花束がおかれた場所でもある。
宮殿内の一部は、博物館や喫茶店として我々一般市民に開放されている。ケンジントン宮殿 城・宮殿
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宮殿前にあるヴィクトリア女王の像。
午前中は快晴のロンドン、午後になって雲が多くなってきた。 -
続いて、この宮殿の裏にあるセントメアリーアボッツ教会を訪ねた。
ガイドブックには載っていない小さな教会だが、ゴシック様式が見事。 -
「自由に入ってよい」と入口に書かれていたので、お邪魔させていただくことに。
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規模は小さいながらも、ステンドグラスなど内部も立派。
ケンジントン地区にあるこの教会は、元イギリス首相:キャメロン氏なども訪れているという。
ロンドンは、この日の夕方小雨になった。 -
ところで、イギリスでやりたいことのひとつに、
「フィッシュアンドチップスを食べる」
があった。
夕方、宿に戻る途中の店で、フライドポテト(チップス)と魚のフライ(フィッシュ)のセットを頼んでみる。
注文してから揚げるようで、しばし待つ。
周りを見ると、学校帰りの生徒たちや仕事帰りの人が頼んだり、店の周りで食べていたり。 -
出てきたのは、足跡のように大きい魚のフライ(タラ)と、その下に敷き詰められたフライドポテト。
当時のスマートフォン:iPhone6 plusも大きめだったが、それと比べてもデカい。
ってか、これじゃがいも何個分?
思わず、
「これで一人分?」
と店員に尋ねてしまった。
すると店の主人は、
「僕とシェアしてもいいけどね」と笑った。 -
ロンドン3日目の朝、セントパンクラス駅へ。
地下鉄で暗闇を移動し地上に出ると、タイムスリップしたような気持ちになる。
セントパンクラス駅は国際列車が乗り入れる駅で、キングスクロス駅と隣り合っている。セント パンクラス国際駅 駅
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キングスクロス駅の方は、ハリー・ポッターの駅として有名。
キングスクロス駅 駅
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自分はセントパンクラスめあてでやってきた。
レンガで建てられた駅舎とステーションホテル。
ディズニーリゾートのようなこのような建物があちこちに普通に建っているあたり、イギリスはすごい。
しかも、ここは150年ほど前から現役で使われている実際の駅。 -
帰国してからドラマ「ダウントン・アビー」を見たが、ここがロケ地としてドラマに出てきた。
「ダウントン・アビー」の設定は今から約100年前だから、その頃には実際にあったということなんだね。 -
ロンドンは、行きたい方角別に駅が分かれており、市内に大きなターミナル駅がいくつもある。
国際列車ユーロスターは、ここセントパンクラスからフランスやベルギーに向かう。
ユーロスター乗り場は、改札というより、空港のセキュリティーチェックのような入口。
国際列車だから別格だね。 -
隣接するホテルからホームまで行けるサービスがあるとのこと。
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構内を見学していたら、駅2階がユーロスターのホームになっていた。
しかもガラス張りで見放題。
ヤッター!ユーロスター (パリ・ディズニーランド・ブリュッセル行き) 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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ここからフランスまで約2時間だそうである。
「行ってみたいな、よその国」 -
ぐるっとロンドンひと巡り。
こちらはタワーブリッジ。
2012年のロンドン五輪で、エリザベス女王陛下とジェームズ・ボンドが乗ったヘリがこの橋をくぐり、スタジアムまで向かった。
また、「某キン肉系まんが」の必殺技の由来もここ。
そういうふうに見える?タワーブリッジ 建造物
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テムズ川の向こうにロンドン塔。
ロンドン塔 建造物
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ロンドンブリッジはこちら。
2019年に、この橋でテロが発生。
また前回の旅行記で紹介したウェストミンスター橋でも、
今回紹介したセントパンクラスの地下鉄駅付近でも、過去にテロが起きている。ロンドン橋 建造物
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悲しい事件があちこちで起こったが、
それらを乗り越えながらロンドンやイギリスは我々にすばらしいものを残し、見せてくれている。
そしてこの頃、EU離脱という新たな困難にぶつかっていたイギリス。
「どうするチャーチル」
ロンドン巡りは、その④に続く。
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