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2016年夏、イギリスのEU離脱が決まった。<br />この歴史的な時期のイギリスはどうなっているのか、自分の目で見たくなり、ロンドンへ飛んだときの旅行記 第2弾。<br /><br />あれから6年経った2022年6月、イギリスではエリザベス女王陛下の在位70年:プラチナジュビリーのお祝いが開催された。<br />ロンドンへの旅を懐かしく振り返るきっかけになった。

プラチナジュビリーおめでとう! 思い出のロンドン② ~ロンドンへの扉~

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2016/11/06 - 2016/11/10

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旅行記グループ 思い出のロンドン

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world traveler

world travelerさん

2016年夏、イギリスのEU離脱が決まった。
この歴史的な時期のイギリスはどうなっているのか、自分の目で見たくなり、ロンドンへ飛んだときの旅行記 第2弾。

あれから6年経った2022年6月、イギリスではエリザベス女王陛下の在位70年:プラチナジュビリーのお祝いが開催された。
ロンドンへの旅を懐かしく振り返るきっかけになった。

  • ヒースローでの入国審査は時間がかかり、厳しいと言われているが、本当なのか?<br />飛行機から降りたら、歩いて、エスカレーターを降り、地下鉄のようなものに乗る。<br />列車から降りたら、長いエスカレーターを上って、上って、また歩き、ようやくたどりついた先が大行列のUK borderだった。<br />うわっ、ヒースローから出られるのは何時?<br /><br />列はなかなか進まない。<br />1列に50~80人くらい、その列が7列ほど。<br />対して、審査カウンターは10人。<br />Fast LaneもEU Passportも、我々Non EUも、どこも全て並んでいる。<br />イギリスの入国審査、恐るべし。<br /> ※入国審査周辺は撮影NGのため、画像はなし

    ヒースローでの入国審査は時間がかかり、厳しいと言われているが、本当なのか?
    飛行機から降りたら、歩いて、エスカレーターを降り、地下鉄のようなものに乗る。
    列車から降りたら、長いエスカレーターを上って、上って、また歩き、ようやくたどりついた先が大行列のUK borderだった。
    うわっ、ヒースローから出られるのは何時?

    列はなかなか進まない。
    1列に50~80人くらい、その列が7列ほど。
    対して、審査カウンターは10人。
    Fast LaneもEU Passportも、我々Non EUも、どこも全て並んでいる。
    イギリスの入国審査、恐るべし。
     ※入国審査周辺は撮影NGのため、画像はなし

    ロンドン ヒースロー空港 (LHR) 空港

  • 行きのフライト中に予めこの入国カードを記入し、パスポートと一緒に提出。<br />しかし、2019年5月に廃止され、現在は「パスポートEゲート」という自動化ゲートによる入国に変更されている。<br /> ※滞在の長さによっては、従来通り係官のカウンターへ<br /><br />日本時間では深夜を回っている頃。<br />この日は朝成田に向かい、それから約12時間のフライト。<br />その1日の終わりに、立ちっぱなしで待つこと1時間。<br />ようやく自分の番がやってきた。

    行きのフライト中に予めこの入国カードを記入し、パスポートと一緒に提出。
    しかし、2019年5月に廃止され、現在は「パスポートEゲート」という自動化ゲートによる入国に変更されている。
     ※滞在の長さによっては、従来通り係官のカウンターへ

    日本時間では深夜を回っている頃。
    この日は朝成田に向かい、それから約12時間のフライト。
    その1日の終わりに、立ちっぱなしで待つこと1時間。
    ようやく自分の番がやってきた。

  • 1番試されるときに限って、疲れがピークに達し、もう眠くて頭がボーっとしたボロボロの自分。<br />世界最強のJAPAN PASSPORTを見せても、まぁ、見た目が怪しい感じだっただろうね。<br /> Q  なぜロンドンに?<br /> Q  ロンドンだけ?他に行く所は?<br /> Q  配偶者は何をされている方なの?<br /> Q  ご家族が一緒じゃないけどどうして?<br />やりとりは3分ほど続いただろうか。<br />もういくつか質問があったが、審査官に尋ねられたことは、概ねこんな感じ。<br />自分がボロボロの状態で、係官のイギリス英語+訛りによる入国審査は悲惨だった。<br />イギリスで受けたのは、歓迎というより、まるで入国「試験」のよう。<br /><br />このスタンプがパスポートに押されるまでが長かった。<br />「働いちゃダメだからね」と書かれている。

    1番試されるときに限って、疲れがピークに達し、もう眠くて頭がボーっとしたボロボロの自分。
    世界最強のJAPAN PASSPORTを見せても、まぁ、見た目が怪しい感じだっただろうね。
     Q なぜロンドンに?
     Q ロンドンだけ?他に行く所は?
     Q 配偶者は何をされている方なの?
     Q ご家族が一緒じゃないけどどうして?
    やりとりは3分ほど続いただろうか。
    もういくつか質問があったが、審査官に尋ねられたことは、概ねこんな感じ。
    自分がボロボロの状態で、係官のイギリス英語+訛りによる入国審査は悲惨だった。
    イギリスで受けたのは、歓迎というより、まるで入国「試験」のよう。

    このスタンプがパスポートに押されるまでが長かった。
    「働いちゃダメだからね」と書かれている。

  • 翌朝7時、ロンドンの日の出の時間から出発することにした。<br />天気は快晴、手袋とコートが必要な寒さ。<br /><br />地下鉄駅での券売機で、チャージ式電子乗車カード:Oysterを買う。<br />ロンドンの駅には改札扉がある。<br />カードリーダーにOysterをかざしたら、<br />「ロンドンへの扉」が開いた。

    翌朝7時、ロンドンの日の出の時間から出発することにした。
    天気は快晴、手袋とコートが必要な寒さ。

    地下鉄駅での券売機で、チャージ式電子乗車カード:Oysterを買う。
    ロンドンの駅には改札扉がある。
    カードリーダーにOysterをかざしたら、
    「ロンドンへの扉」が開いた。

  • 最初の目的地は、ビッグベン(エリザベスタワー)と国会議事堂。<br />日本で言うと、ここは霞ヶ関。<br />地下鉄ウェストミンスター駅から地上に出てきたら、<br />目の前にあの有名な塔がそびえ立っていた。<br />「ロンドンに来たんだ」と実感した瞬間。

    最初の目的地は、ビッグベン(エリザベスタワー)と国会議事堂。
    日本で言うと、ここは霞ヶ関。
    地下鉄ウェストミンスター駅から地上に出てきたら、
    目の前にあの有名な塔がそびえ立っていた。
    「ロンドンに来たんだ」と実感した瞬間。

    ウェストミンスター駅

  • ロンドンは快晴、順光の建物がきれいに見えた。<br />すぐ脇をテムズ川が通っており、向こう岸まで橋を渡ることに。

    ロンドンは快晴、順光の建物がきれいに見えた。
    すぐ脇をテムズ川が通っており、向こう岸まで橋を渡ることに。

    ウェストミンスター橋 建造物

  • ビッグベンの反対側には観覧車:ロンドンアイ。

    ビッグベンの反対側には観覧車:ロンドンアイ。

    ロンドン アイ 建造物

  • このとき、ビッグベンは健在だったが、国会議事堂は工事中のため白く覆われていた。<br />一生に何回行けるか分からないのに、ようやくたどり着いたら「工事中」。<br />自分が観光地に行くと工事中に遭遇する「あるある」、ここでも発動。<br /><br />それにしても、ゴシック式建築はすばらしい。<br />イギリスってすごい。

    このとき、ビッグベンは健在だったが、国会議事堂は工事中のため白く覆われていた。
    一生に何回行けるか分からないのに、ようやくたどり着いたら「工事中」。
    自分が観光地に行くと工事中に遭遇する「あるある」、ここでも発動。

    それにしても、ゴシック式建築はすばらしい。
    イギリスってすごい。

    国会議事堂 (ウェストミンスター宮殿) 現代・近代建築

  • もうすぐ8時。<br />塔の下で、ビッグベンの鐘が鳴るのを待っていた。<br />テムズ川は、ミルクティーみたいな色をしている。<br />道路にはごみが落ちていて、街はきれいとは言い難い。<br />しかし、鳴り響くビッグベンの鐘が<br />「ここはイギリスだ」と教えてくれた。

    イチオシ

    地図を見る

    もうすぐ8時。
    塔の下で、ビッグベンの鐘が鳴るのを待っていた。
    テムズ川は、ミルクティーみたいな色をしている。
    道路にはごみが落ちていて、街はきれいとは言い難い。
    しかし、鳴り響くビッグベンの鐘が
    「ここはイギリスだ」と教えてくれた。

    ビッグベン 現代・近代建築

  • この日は衛兵交代式があるため、バッキンガム宮殿に向かう。<br />宮殿沿いの壁を曲がると、金のヴィクトリア記念碑が。<br />その向かいにバッキンガム宮殿。

    この日は衛兵交代式があるため、バッキンガム宮殿に向かう。
    宮殿沿いの壁を曲がると、金のヴィクトリア記念碑が。
    その向かいにバッキンガム宮殿。

    クイーン ヴィクトリア記念碑 モニュメント・記念碑

  • 記念碑の向こうには、the Mall(ザ マル)という大通り。<br />2022年6月のプラチナジュビリーで国民が道を埋め尽くしていた、あの通りである。<br />バッキンガム宮殿に向けて、まっすぐ伸びている。

    記念碑の向こうには、the Mall(ザ マル)という大通り。
    2022年6月のプラチナジュビリーで国民が道を埋め尽くしていた、あの通りである。
    バッキンガム宮殿に向けて、まっすぐ伸びている。

    ザ マル 散歩・街歩き

  • 交代式全体を見渡せるというこの記念碑の階段で、座って待つことにした。<br />大理石が冷たいし、北風も吹きつける。<br />儀式開始まで、約1時間。

    交代式全体を見渡せるというこの記念碑の階段で、座って待つことにした。
    大理石が冷たいし、北風も吹きつける。
    儀式開始まで、約1時間。

    バッキンガム宮殿 城・宮殿

  • プラチナジュビリーで、エリザベス女王陛下やご家族が揃って立っていたバルコニーはこれ。<br />故ダイアナ元皇太子妃が、結婚式後にキスをしていたのもここ。<br />「歴史の舞台」やね。

    プラチナジュビリーで、エリザベス女王陛下やご家族が揃って立っていたバルコニーはこれ。
    故ダイアナ元皇太子妃が、結婚式後にキスをしていたのもここ。
    「歴史の舞台」やね。

  • エリザベス女王陛下がこの宮殿にいらっしゃるときは王室の旗、<br />他にいらっしゃるときはイギリス国旗が掲揚されるそう。<br />この日はユニオンジャックだったってことは、陛下はお留守だったのかな?

    エリザベス女王陛下がこの宮殿にいらっしゃるときは王室の旗、
    他にいらっしゃるときはイギリス国旗が掲揚されるそう。
    この日はユニオンジャックだったってことは、陛下はお留守だったのかな?

  • 気がつくと、宮殿前や自分の周りには人だかりが。<br />スペイン語が聞こえたり、韓国人らしきグループが自撮り棒で撮影していたりした。<br />さすが世界の観光地。<br />日本で言うと、ここは皇居と皇居前広場。

    気がつくと、宮殿前や自分の周りには人だかりが。
    スペイン語が聞こえたり、韓国人らしきグループが自撮り棒で撮影していたりした。
    さすが世界の観光地。
    日本で言うと、ここは皇居と皇居前広場。

  • 馬車が通った。<br />もしかして王室関係者?

    馬車が通った。
    もしかして王室関係者?

  • 警察官が巡回し、「スリに注意!」としきりに呼びかけていた。<br />ここって狙われやすい、ヤバい所でもあるんだ。

    警察官が巡回し、「スリに注意!」としきりに呼びかけていた。
    ここって狙われやすい、ヤバい所でもあるんだ。

  • 警察も増えてきた。<br />えっ、馬?<br />兵隊や警察が馬を普通に乗りこなしているあたり、<br />イギリスはかっこいい。

    警察も増えてきた。
    えっ、馬?
    兵隊や警察が馬を普通に乗りこなしているあたり、
    イギリスはかっこいい。

  • 【衛兵交代式の流儀】<br />①まず、近衛騎兵隊が登場し、我々の前を通り過ぎて行く。

    【衛兵交代式の流儀】
    ①まず、近衛騎兵隊が登場し、我々の前を通り過ぎて行く。

  • ②the Mallからは軍楽隊も。<br />閉まっていた正面の門が開かれ、外から来た衛兵たちが入っていく。

    ②the Mallからは軍楽隊も。
    閉まっていた正面の門が開かれ、外から来た衛兵たちが入っていく。

  • ③中でもう一部隊と楽団が反対側に整列。

    ③中でもう一部隊と楽団が反対側に整列。

  • そして、宮殿内で整列や敬礼のような交代儀式。

    そして、宮殿内で整列や敬礼のような交代儀式。

  • この時期衛兵たちは、よく知られている赤い制服ではなく、灰色のコートを着ていた。<br />黒い帽子はクマの毛皮でできているんだそう。

    この時期衛兵たちは、よく知られている赤い制服ではなく、灰色のコートを着ていた。
    黒い帽子はクマの毛皮でできているんだそう。

  • ④宮殿内で任務に就いていた近衛兵たちが、楽隊と共に正門から出てくる。

    ④宮殿内で任務に就いていた近衛兵たちが、楽隊と共に正門から出てくる。

  • 見晴らしがいいと聞いていた自分の場所だが、<br />前の観光客が立つので全部が見えたわけではなかった。(結局自分も立った)<br />

    見晴らしがいいと聞いていた自分の場所だが、
    前の観光客が立つので全部が見えたわけではなかった。(結局自分も立った)

  • ⑤出てきた近衛兵たちが、the Mallを行進して宿舎まで歩いていく。<br /><br />儀式の間、the Mallは通行止め。<br />騎馬隊とクルマによる警備がついている。

    ⑤出てきた近衛兵たちが、the Mallを行進して宿舎まで歩いていく。

    儀式の間、the Mallは通行止め。
    騎馬隊とクルマによる警備がついている。

  • 格式や儀式の国:イギリス。<br />2022年6月のプラチナジュビリーでも、200~300年前からの儀式や制服を受け継いで行われたという。<br />ジュビリーでは、馬に乗りながら足で手綱を引き、演奏していた楽隊も。<br /><br />こういうものは受け継いでいくのは大変だろうが、これからもイギリスらしく残していってほしい。

    格式や儀式の国:イギリス。
    2022年6月のプラチナジュビリーでも、200~300年前からの儀式や制服を受け継いで行われたという。
    ジュビリーでは、馬に乗りながら足で手綱を引き、演奏していた楽隊も。

    こういうものは受け継いでいくのは大変だろうが、これからもイギリスらしく残していってほしい。

  • 次の交代式の日は雨だったので、晴れ空のもと座って見られた自分はラッキーだったと言えるかもしれない。<br /><br />さて、ロンドンの午後、次はどこに行こうか。<br />続きはその③で。

    次の交代式の日は雨だったので、晴れ空のもと座って見られた自分はラッキーだったと言えるかもしれない。

    さて、ロンドンの午後、次はどこに行こうか。
    続きはその③で。

  • 「ヒースローでの入国審査は時間がかかる」<br />は本当だった件。<br />不法入国・就労を防ぐために、イギリスでは厳しい入国審査を課しているよう。<br /><br />観光客でさえ簡単には受け入れないこの国が、当時シリア難民などをなかなか受け入れなかったのも納得。<br /><br />EUだけど非シェンゲン(2016年当時)、そのEUでさえも離脱したこの国は、水際で自国を守ることしかできないのかもしれない。<br />「大英帝国」と呼ばれるこの国も、今や北の海に囲まれた孤立無援の島国。<br />入国審査は確かに厳しかったが、現在の世界的情勢の中で、同じ島国としてその姿勢に学ぶことはあるだろう。

    「ヒースローでの入国審査は時間がかかる」
    は本当だった件。
    不法入国・就労を防ぐために、イギリスでは厳しい入国審査を課しているよう。

    観光客でさえ簡単には受け入れないこの国が、当時シリア難民などをなかなか受け入れなかったのも納得。

    EUだけど非シェンゲン(2016年当時)、そのEUでさえも離脱したこの国は、水際で自国を守ることしかできないのかもしれない。
    「大英帝国」と呼ばれるこの国も、今や北の海に囲まれた孤立無援の島国。
    入国審査は確かに厳しかったが、現在の世界的情勢の中で、同じ島国としてその姿勢に学ぶことはあるだろう。

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