2022/04/28 - 2022/05/03
84位(同エリア93件中)
けりーさん
久しぶりの長期の旅行。
突然、どこかいこうか?と2週間前に決めた今回の旅行ではありましたが、
釧路湿原でのカヤックをメインに、
釧路空港から、厚岸、霧多布、春国岱、野付半島、屈斜路湖、釧路湿原、釧路市内を車と電車で回りました。
寒かったけど、すごい楽しかったです。
2日目は、霧多布岬から野付半島まで。
PR
-
4:15分。早起きして、霧多布岬に朝日を見に行きました。
道路を展望台の方に走らせると、朝日が赤く昇り始めています -
展望台に到着して、とりあえず写真を撮りました。寒いです、3℃の気温と強風で寒すぎです。
-
朝日はどんどん昇っていきます。早いですね。あっという間に雲の中に入ってしまいました。
-
灯台のところに向かうとエトピリカ村のご主人が写真と双眼鏡をもって来ています。
挨拶をしてから、先に灯台の方に歩いて行きますが、より一層、風が強いです。これは寒~い。涙! -
灯台から先は、結構開けています。だんだん明るくなってきました。
-
階段(既に傾いて滑り台の様な階段になっています)を降りていくと、「きりたっぷ岬」の表示があったので記念撮影をしました。
自撮り棒で撮っているので、文字が逆になっています(笑)
とにかく、寒い!!! -
でももっと先まで行けるみたいですので、ぎりぎりまで行くことにします。
先端には海鳥が巣作りをしている岩が幾つかありました。
この鳥は、オオセゴクロカモメだという事です(後から、ご主人にききました)
ただ、昨年は繁殖できなかったそうで、その理由がキツネが岩場に渡ったからだそうです。 -
岬を戻っている途中に下の海岸をのぞいてみると、黒い海岸線で戯れるキタキツネが2頭います、夫婦なんでしょうが、どうやってあそこまで行ったのでしょうね。(ご主人曰く、きつねは、急な山を下るときのように、ギザギザで移動できるルートを知っているとのこと)
また、ご主人は、「2頭という事であれば繁殖に失敗したんだね。今頃なら親子でいるはずだ」と教えてくれました。 -
宿まで戻ってきましたが、下の村(集落)まで車で行ってみることにしました。
少し走ると、砂利石が敷かれた場所が家の前にありますね。
何となくテレビで見たような気がします。ここに海からの昆布を敷き詰めて乾燥させるのではないかと・・・そんな風に思いました。
後でご主人に確認しましたが、やはりそうでした。
駐車場みたいに整地されているので、間違って入ると叱られるとのことです(そりゃそうですよね) -
もう一つの岬、「アゼチの岬」に行きました。
-
前に見えるのが「小島」遠くの大地の島が「嶮暮帰島(けんぼっきとう)」です。
小島は、エトピリカの営巣地だそうです。 -
途中には牛も放牧されています。道東はほんとに放牧が多いです。
-
エトピリカ村に戻りました。
島の風景をしっかり見ることができました。まだ5時45分だったので、部屋でお互いにゆっくりしていました。 -
ご主人の声「朝食で来ましたよぉ~」
トーストとサラダ、目玉焼き、牛乳で美味しく頂きました。 -
準備をして出発です。お世話になりありがとうございました。
寒いですが青空です。 -
霧多布湿原センターに先ずは向かいましょう。
途中で橋を渡ると、潟で沢山の人が作業をしています。きっと貝堀りですね。あさりの養殖をしている様でした。
そのようア風景をみながら、到着。 -
展望台から見る湿原。意外といいですねぇ~。
センターは、9時からの様です。今は掃除中。9時になったら入れてくれました。 -
このあたりすべてが基本湿原なんですよね。
-
展示パネルがあったので、読んでいると、センターの若い女性が話しかけてくれました。
-
谷地坊主、バイケイソウなどの名前を確認。
水芭蕉は、冬眠から覚めた熊が食べにくるそうです。その毒性を利用して冬眠中にたまったお腹を綺麗にするために、あえて毒性のある水芭蕉を食べるとの事。たから水芭蕉のところに現れることが有るとのことでした。
なかなか興味深い話が聞けます。時間があれば、1時間くらいで湿原を案内してもらえるとのことでしたが、今日は納沙布岬から野付半島までいかないといけないので、残念ですが、またの機会にお願いします。 -
根室方面に向かって走ります。(根室浜中釧路線)
-
別当賀駅の手前にあたりに直線道路があります。そして少しアップダウンがある。
遠くの道路が逃げ水現象が出ていて、車が浮かんでみえたり、道路がなくなって見えたりと、面白かったので暫し写真を撮って遊んでいました。 -
そうこうしていると、1両車両の電車(ディーゼル機関車)が別当賀駅の方に行きました。
私たちも先を急ぎましょう。 -
団長がいそうな駅、別当賀駅(べっとがえき)で写真を撮り、根室本線とはお別れして内陸を走ります。
-
そこに、道路の左側に白いものが咲いています。Uターンして戻ってみると水芭蕉です。(熊が出そうなところ・・・)
綺麗なせせらぎに水芭蕉が群生しています。(これが最初の発見です) -
車を降りて、近くに寄って水芭蕉の写真を撮りました。
尾瀬あたりも水芭蕉が有名ですが、こちらもあちこちに群生しています。 -
道路が根室本線と交差しました。その駅が落石駅です。もちろん無人駅の洋風の駅舎でした。ホーム内で記念撮影をしました。
-
上り、下りとも、2時間毎ぐらいにしか電車が来ないので、写真も撮り放題。
-
根室市内から約一時間、変わらずまっすぐな道を走っていると、遠くにタワーが見えてきました。
-
納沙布岬到着(日本最東端です)
-
灯台の駐車場の横には1件の家があります。日本最東端の家なんでしょうね。洗濯物もあります。日本最東端洗濯物ですね。
-
そして納沙布岬灯台(北海道最初の灯台)で記念撮影、
-
国後島がすぐそこに見えますね。近い!知床半島と根室半島の間にあるんだもの。これは日本だと思いますよ。
-
北方領土の返還を実現することは日本国民の心からの願いであるので、返還実現への固い決意を象徴するために建立されたのがこのモニュメントなのだそうです。像の下には「祈りの火」があって、炎が立ってます。
私たちもお祈りせずにはいられませんでした。 -
レストラン(Boschetto(ボスケット))に向けて出発です。
間近に風力発電機が多数ありました。 -
Boschetto(ボスケット)到着、広い平原の中にポツンとある感じですね。
ここに数台の車が止まっているので間違いないでしょう。
向かいからも車が走ってきました。人気のようです。 -
迷いましたが、ネットに上がっていた花咲ガニのパスタとウニのパスタを注文しました。車がなければ飲みたいところ。
他のお客さんもおられましたが、注文から意外と早く提供してもらいました。ただ、花咲ガニは食べにくかったですね。インパクトはあるけど、手がべたべた、身が取りにくい。 -
ウニが満載です。クリームとウニの味がマッチしてすごくおいしいです。ソースがあまりにおいしく、バケットを注文しろ!と旦那さん。
大満足!おなか一杯になりました。 -
レストランを出発し、約25分で、国岱原生野鳥公園ネイチャーセンターに到着。
-
センターには寄らずに、公園の方に行くことにしました。
数台の車と写真マニアの方が望遠で狙っています。
1人のおじさんに何を狙っているのか聞いてみました。鶴が飛んでいく姿をねらっているとのこと。この奥の方に鶴もいますよと教えてくれました。 -
ここは、歩かずに帰る予定でしたが、遊歩道を歩いて先の島まで行こうと思いなおしました。
早速出発です。 -
板で作られた橋(歩道)を歩いて行きました。その先には水辺を超えて先の林まで行ける様です。
観光客も少なくて、のんびり散策できますね。 -
そうやって歩いて行くと、突然、水辺に大きな鳥が・・・見えました(さっきまで居なかったのに)
鶴でした。写真を撮ろうとしたら飛んでいきました。少し旋回しているときに1枚だけ撮影出来ました。そして、前方の林の方に飛んでいきました。 -
そのまま歩道を歩いて行くとなんと、修理中で向こうの林には行けない様です。くそぉ。残念。鶴ちゃん飛んでこないかなぁ~。と旦那さんは嘆くのでした。
-
引き返して駐車場で記念写真撮って次に向かいます。
-
次は野付半島。トドワラが見られて地の果て感を満喫できるそうです。途中、鶴を発見しました。
-
オジロワシが海岸のテトラポットの上でたたずんでいました。車をとめてそばに寄りますが、気にもしてないようです。
-
キタキツネも普通に民家のそばを歩いてます。
-
少しすると飛び立っていきました。
-
少し走ると、カメラを構えている人がいました。その先の水辺で鶴が1羽いました。結構遭遇できるものですねえ。
これだけ鶴を見られたら本当にいいことがあるような気がしてきます。 -
今晩の宿、海の宿みさきを通過して先にある野付半島に向かいました。
国道244号線から右の県道950号線に入ります。ここからもまっすぐな道が伸びています。
ここは砂嘴(さし)と呼ばれるもので入り口からネイチャーセンターまで15kmもあります(全長は、28kmだそうです)、殆どまっすぐな道が続いています。
道の両脇にはところどころに家があったり、漁具があったり、船が陸揚げされていたりと、漁師の家だと思いますが、今は誰もいない感じでした。
後で、宿の女将さんに聞いたところ、鮭漁師の小屋と道具らしいです。
つい最近のニュースで4/23日にロシアとのサケ・マス漁獲枠交渉が抱けるしたので、5月初旬に出漁できると言っていました。ここからも出漁するみたいです。
ちなみに、砂嘴と砂州の違いは、対岸に繋がると砂州になるようで、有名な砂州は天橋立だそうです。 -
野付半島ネイチャーセンターに到着、薄暗くなってきました。
-
遠くに見える山は、おそらく斜里岳(1,547m)でしょうか、雪で真っ白の山が夕日に綺麗に浮かび上がっています。
キタキツネが、トドワラの方から歩いてやってきました。カラスを追っ払い、ネイチャーセンターの方に歩いて行きました。 -
トドワラとは、トドマツが立ち枯れた風景(この世の果て)が良いみたいですが、既に地番沈下と海水による塩害で立ち枯れもなくなっている様です。
-
早速、遊歩道を歩かないと本当に暗くなってきてしまいます。
結構、先まであるのですね。3グループくらいが歩いている様です、 -
別海十景の表示があるところまでやってきて記念撮影しました。
まだまだ、先はありますね。 -
潮の満ち引きがあるのでしょう。橋桁の上に板をのせた歩道を歩いて行きます。
この先にトドワラが有るのでしょうが、既に数えられるくらいの本数(8本くらい)の立ち枯れた木が残っているだけの様です。
既にトドワラは消滅状態と言っていいと思います。 -
10分ほど歩いて、最果ての地、トドワラ到着です。
少し残念ですが、これで引き返すしかありません。 -
ネイチャーセンターに到着。近くの道路脇にはエゾシカの群れ9頭ほどいますね、食事中の様です。
-
国後島まで、15kmとの案内があります。(泊山543m、羅臼山888m、爺爺岳1,822m)
近くて遠い日本です。 -
道路の向こう側にも、雪山が見えています。これは国後島ですね。
-
今夜のお宿、海の宿みさきに向かいましょう。
途中、小さな池(沼)に白鳥の群れがいました。写真を撮ってきました。 -
海の宿みさきに到着。道路を左折する時に向かいの車も後から右折しました。
私たちの後に駐車場に止まりました。(一人旅のお兄さんでした)
チェックイン、女将さんが良いウニが入っているけどいりますか?800円ですって。
口コミ通りです。もちろん、2つお願いしました。
部屋は、2階の奥でした。食事の準備はできている様でしたが、
先にお風呂に入っても良いと言ってもらえたので、
先に入ることにしました。
お風呂には、女性用の札を掛けて鍵をかけて入りました。
2人には十分広いお風呂です。洗い場も十分、お湯が少ししょっぱい塩湯ですが、とっても良い温泉でした。
急いで風呂を上がり、食堂へ行きました。 -
テーブルには料理が並んでいました。
美味しそうです。ウニも美味しそうですね、しかも量がしっかりあります。
ホタテの刺身に焼き、フライ、ウニ、スジコなどなど、美味しかったです。
女将さんのところは、ホタテ漁をしているとのことで新鮮なものが食べられます。
お酒がすすんでしょうがない。
ちなみにお酒は持ち込みで。コップもおちょこもかしてもらえます。素晴らしーシステムです。
女将さんがそばにいてくれて、いろんな話をしましたね。美味しい食事とお酒、楽しい会話でゆっくりできました。ありがとうございました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
けりーさんの関連旅行記
別海・野付(北海道) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
64