二子玉川旅行記(ブログ) 一覧に戻る
私が働いていた会社の同一部門の退職者の集いがあった。<br />A 話題<br />歩きながら又は昼食の話題は<br />1.墓じまい<br />2.最近の海外旅行の状況<br />3.投資と収益<br /><br />1.墓じまい<br />参加者に共通すること。<br />両親、祖父母の出自は東京以外のところであり、<br />参加者本人は東京の大学に入学し、<br />東京に本社がある企業に就職し、<br />東京都内又は周辺に家を買って住んでいる。<br />先祖代々の墓は両親、祖父母の出身地にあり、<br />出身地の寺の檀家になっている。<br />両親、祖父母の親族は出身地にはいなくなるか、親族との交流が途絶えている。<br />さて、この先祖代々の墓をどうするかである。<br />参加者の一人は現住所の自治体が運営する共同墓地に先祖代々の遺骨を埋葬することで墓じまいをしようとしている。自分自身の葬儀遺骨はどうするか息子達の判断に任せる。<br />別の参加者は先祖の墓と檀家としての地位は維持するものの寺との付き合いは最小限として、XX回忌、お盆などでの寺からの出張はお断りするものである。<br />私自身も共通する悩みを持っている。<br />特に、両親の出身地にある先祖代々の墓をどうするのかである。<br />両親の出身地には江戸時代からの墓がある。<br />母と父の兄弟姉妹はもう出身地にはいない。<br />墓じまいをすることは、先祖が築いてきた歴史を私の代で消し去るような気がする。<br />ただ、私の息子に墓の維持を頼むのは気が引ける。<br />17回忌<br />最近、母の17回忌を行った。父母の葬儀を行った寺である。本来先祖代々檀家であった寺は廃寺になっている。父母の自宅近くに同一宗派の寺であるのでそこで葬儀を行ったことから檀家となっている。<br />17回忌を行った目的は三つある。<br />一つは直系親族が集合すること。コロナ、孫達の高校受験などで親族が集合することはなくなった。<br />一つは母のこと、私が知っている限りのこと、母がどう生きてきたのかを息子達と孫達に伝えること。<br />孫達は母が亡くなってから生まれた。<br />息子達、孫達は戦争中、戦後の混乱期に母がどう生きたのか知らない。<br />母の家は小作農である。水呑み百姓である。母は9人兄弟の長女として生まれ、戦争中は上の兄達は陸軍と海軍に召集され、母は弟妹の世話、重要な労働力として畑の耕作を行っていた。<br />息子達、孫達は母が何故、字が書けない読めないことを知らない。弟妹の世話、畑仕事で尋常小学校へはいけない、行かせてもらえないのである。<br />一つは、孫達がその両親と住んでいる土地建物は母のものであったことを知らない。母が孫達(私の息子達)に遺言書により遺贈した土地建物である。<br />どのようにして、母がその土地建物を得たのかを知らない。無学文盲の母と17歳から働き始めた父がどのようにして孫達が現在住んでいる土地建物を得たのかを、しらない。<br />孫達、息子達は戦争中、私の母、父達、日本人がどのようにして生き、戦後、今のような繁栄をもたらしたのかを知らない。<br />孫達に、息子達に、私の母がどのように戦争中戦後を生き抜き、財産を蓄積したのか少しでも知ってほしかった。私の父母の墓に参る時、父母に感謝の気持ちを持ってほしかった。<br /><br />2.最近の海外旅行の状況<br />最近海外旅行に行った参加者の話では、ちょっとした海外旅行、ヨーロッパか、すぐに百万円かかってしまうとのことである。<br />参加者の旅行は旅行会社を通じて頼むか、ツアーに参加しているとのことである。<br />私は旅行会社を通して旅行を手配したことが一回だけある。<br />冷戦下のソ連シベリアを、横浜港、ナホトカ港、ハバロフスク、モスクワ、レニングラード、ヘルシンキ、ストックホルム、オスロ間を往復した場合だけである。<br />時間がかかるが費用がかからない旅であった。その頃は北極回り、北回りの航空路がヨーロッパへの一般的な航空路であった。今はその時代に復帰し、北回りが一般的であるようである。<br />ツアーに参加したのは一回だけある。エジプト旅行だけである。<br />その二回を除けばすべて個人手配である。<br />今はもう、個人手配する元気がない。というよりは行きたいところがない。もう見たいものがない。<br />お釈迦様が光り輝く白い雲に乗って、お迎えに来るのをただ待ちたいと思っている。<br />死ぬ前にもう一度会いたい人にはもう会った。その人が亡くなった時はその人の息子から知らせが届くだろう。<br />私が亡くなった時にはその人の息子に連絡が行くように私の息子に頼んである。息子同士は15年前に会ったことがあり、英語で話したことがある。<br />死ぬ前にもう一度会いたかった人の葬式の希望はその息子に伝えたのであろうか。会いたかった人はキリスト教からムスリムに改宗して、エジプト人と結婚した。15年ほど前にエジプト人とは離婚した。ただ、自分が死んだら、ムスリムの様式、土葬ではなく、火葬にして、自分のことを愛してくれた母の隣に埋めて欲しいと願っている。<br />日本人だろうがノルウェー人であろうが、仏教徒とあろうがキリスト教徒であろうが、愛し愛された親族とともに埋葬して欲しいと願うのが常ではないだろうか。<br /><br />3.投資と収益<br />参加者の多くは年金を三階建て四階建てでもらっている。<br />年金収入は現役時代の収入の5-6割である。<br />さらに米国駐在経験がある者は海外の年金ももらっている。<br />さらに現役の時代に株式投資を始めた者は株式投資残高が数億ある者も珍しくない。<br />今回幹事が全員の五島美術館株主優待無料入場券を持参したことなどはその証拠である。<br />今回の参加者の悩みは所得税、住民税、社会保険料の負担が現役並みに高いことである。<br /><br />B 訪問先<br />訪問した場所は幹事の判断で五島美術館。<br />昼食の場所は神戸屋。<br /><br />1.神戸屋レストラン 上野毛店<br />割り勘で一人3500円であった。<br />神戸屋でパンを買ったことがあるが、レストランもあることは初めて知った。<br />私は原因不明の憩室大腸炎での出血入院経験から、和食、魚食を推奨されている。<br />血液が固まりにくくさらさらになる薬を処方され毎日服用している。<br />このような環境下で神戸屋レストランの全種類のパン8切れを食べてしまった。<br />翌週かかりつけ医に行き、血液検査が行われる。<br />検査結果が懸念される。<br /><br />2.五島美術館<br />a 源氏物語<br />大学浪人時代に大学受験の古文で取り上げられる徒然草、枕草子と源氏物語を読んだ。<br />結果大方の内容は記憶している。<br />その際に敬語には<br />【尊敬語・謙譲語・丁寧語】の三種類があることを初めて知った。<br />これを理解すると主語が省略されていても、誰が話しているのか、誰が何をしているのか理解が容易となる。<br />一つ一つの古語を理解し、記憶しようとするよりも、原文と現代語訳の双方を声を出して読んでしまうとストーリーが記憶される。<br />慶応大学商学部か早稲田大学商学部か古文の問題で源氏物語が出題され、ここでXXXをしているのは誰か等の問題を出されても簡単に正解を回答できた。<br />古語、古文の読解力を問うた問題であったが、私は記憶力で回答した。当然のことながら慶応大学商学部と早稲田大学商学部の両大学とも私は合格した。<br />b 宇治十帖<br />紫式部の作ではないと伝えられる宇治十帖。大学受験には出題されたことがことがない宇治十帖。私は未だ読んだことがない。<br />柏木と女三宮の不義の息子ではないかと疑われる薫が主人公である。徳川美術館が所蔵する源氏が薫を抱いている絵巻、柏木三が印象的である。<br />柏木三で見る限り、薫と源氏の顔つきはそっくりである。<br />c 平等院<br />私はまだ宇治十帖は読んだことはないが、宇治に行くと関連する場所を散歩することができるが、まだゆっくり散歩したことがない。<br />宇治に宿泊して、宇治十帖ゆかりの地を散策するとともに、鳳凰堂の扉に描かれている釈迦来迎図をもう一度見ておきたいと思っている。<br />私が死ぬときは、本当に、お釈迦様が光り輝く雲に乗って、私を迎えに来てくれるのか。私の平均余命はあと10年である。<br />d 日本四大絵巻<br />「源氏物語絵巻」「伴大納言絵巻」「信貴山縁起絵巻」「鳥獣人物戯画」を日本四大絵巻と言われている。<br />私は、これらの内、伴大納言絵巻を除き、原本又は模写で日本三大絵巻を見ている。<br />特に国宝 源氏物語絵巻については徳川美術館でも見たことがあり、今回の五島美術館の訪問でも源氏物語絵巻を見ることとなった。<br />e 鳥獣人物戯画<br />四大絵巻のうち、なんの説明がなくてもストーリーが理解しやすいのは、鳥獣人物戯画である。<br />息子の一人が米国留学中に大変お世話になった美術担当の教授がいる。そのお礼に鳥獣人物戯画の複製写真をプレゼントした。<br />何故鳥獣人物戯画を選んだかと言えば、他の絵巻は英語での説明を要するが、鳥獣人物戯画は説明が不要であるからである。<br />高山寺へ縮小絵巻物 〈鳥獣戯画〉 第一巻~第四巻を買いに行った。高山寺へ行ったのはこれが最初で最後である。<br />f 信貴山と天音山 道成寺 縁起と絵解き<br />信貴山と天音山 道成寺との共通点は夫々の寺の成り立ちを絵巻物で説明しているところにある。<br />信貴山と天音山 道成寺の両山とも訪問したことがある。天音山 道成寺では紙芝居のように絵巻物を使って、道成寺の成り立ちを説明してくれた。<br />とても面白い経験であった。字を読めない無学文盲の者たちに如何にこの寺が由緒ある寺なのか布教するツールである。<br /><br />3.リンク<br />【尊敬語・謙譲語・丁寧語】<br />https://townwork.net/magazine/knowhow/manners/baito_manners/13309/<br />神戸屋レストラン 上野毛店<br />https://www.kobeyarestaurant.co.jp/restaurant/shop/detail/kaminoge<br />LUNCH menu<br />https://www.kobeyarestaurant.co.jp/cms/kobeya/img/menu/restaurant_kitchen/menu-restaurant/2403BRlunch.pdf<br />五島美術館<br />https://www.gotoh-museum.or.jp/ <br />国宝 源氏物語絵巻<br />https://www.gotoh-museum.or.jp/collection/genji/<br />徳川美術館 源氏物語<br />https://www.tokugawa-art-museum.jp/about/treasures/painting/<br />源氏物語絵巻<br />https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BA%90%E6%B0%8F%E7%89%A9%E8%AA%9E%E7%B5%B5%E5%B7%BB<br />宇治十帖<br />https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E6%B2%BB%E5%8D%81%E5%B8%96<br />高山寺<br />https://kosanji.com/chojujinbutsugiga/<br />縮小絵巻物 〈鳥獣戯画〉 第一巻~第四巻<br />https://kyomono-sampo.jp/benrido/item/2637/<br />源氏物語ミュージアム The Tale Of Genji Museum, UJ<br />https://www.city.uji.kyoto.jp/site/genji/<br />薫大将<br />https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%96%AB<br />天音山 道成寺<br />http://www.dojoji.com/anchin/index.html

源氏物語絵巻を見に五島美術館まで、後期高齢者、参加者の共通話題は墓じまい

9いいね!

2024/04/11 - 2024/04/11

99位(同エリア175件中)

1

26

kirstiNorge

kirstiNorgeさん

私が働いていた会社の同一部門の退職者の集いがあった。
A 話題
歩きながら又は昼食の話題は
1.墓じまい
2.最近の海外旅行の状況
3.投資と収益

1.墓じまい
参加者に共通すること。
両親、祖父母の出自は東京以外のところであり、
参加者本人は東京の大学に入学し、
東京に本社がある企業に就職し、
東京都内又は周辺に家を買って住んでいる。
先祖代々の墓は両親、祖父母の出身地にあり、
出身地の寺の檀家になっている。
両親、祖父母の親族は出身地にはいなくなるか、親族との交流が途絶えている。
さて、この先祖代々の墓をどうするかである。
参加者の一人は現住所の自治体が運営する共同墓地に先祖代々の遺骨を埋葬することで墓じまいをしようとしている。自分自身の葬儀遺骨はどうするか息子達の判断に任せる。
別の参加者は先祖の墓と檀家としての地位は維持するものの寺との付き合いは最小限として、XX回忌、お盆などでの寺からの出張はお断りするものである。
私自身も共通する悩みを持っている。
特に、両親の出身地にある先祖代々の墓をどうするのかである。
両親の出身地には江戸時代からの墓がある。
母と父の兄弟姉妹はもう出身地にはいない。
墓じまいをすることは、先祖が築いてきた歴史を私の代で消し去るような気がする。
ただ、私の息子に墓の維持を頼むのは気が引ける。
17回忌
最近、母の17回忌を行った。父母の葬儀を行った寺である。本来先祖代々檀家であった寺は廃寺になっている。父母の自宅近くに同一宗派の寺であるのでそこで葬儀を行ったことから檀家となっている。
17回忌を行った目的は三つある。
一つは直系親族が集合すること。コロナ、孫達の高校受験などで親族が集合することはなくなった。
一つは母のこと、私が知っている限りのこと、母がどう生きてきたのかを息子達と孫達に伝えること。
孫達は母が亡くなってから生まれた。
息子達、孫達は戦争中、戦後の混乱期に母がどう生きたのか知らない。
母の家は小作農である。水呑み百姓である。母は9人兄弟の長女として生まれ、戦争中は上の兄達は陸軍と海軍に召集され、母は弟妹の世話、重要な労働力として畑の耕作を行っていた。
息子達、孫達は母が何故、字が書けない読めないことを知らない。弟妹の世話、畑仕事で尋常小学校へはいけない、行かせてもらえないのである。
一つは、孫達がその両親と住んでいる土地建物は母のものであったことを知らない。母が孫達(私の息子達)に遺言書により遺贈した土地建物である。
どのようにして、母がその土地建物を得たのかを知らない。無学文盲の母と17歳から働き始めた父がどのようにして孫達が現在住んでいる土地建物を得たのかを、しらない。
孫達、息子達は戦争中、私の母、父達、日本人がどのようにして生き、戦後、今のような繁栄をもたらしたのかを知らない。
孫達に、息子達に、私の母がどのように戦争中戦後を生き抜き、財産を蓄積したのか少しでも知ってほしかった。私の父母の墓に参る時、父母に感謝の気持ちを持ってほしかった。

2.最近の海外旅行の状況
最近海外旅行に行った参加者の話では、ちょっとした海外旅行、ヨーロッパか、すぐに百万円かかってしまうとのことである。
参加者の旅行は旅行会社を通じて頼むか、ツアーに参加しているとのことである。
私は旅行会社を通して旅行を手配したことが一回だけある。
冷戦下のソ連シベリアを、横浜港、ナホトカ港、ハバロフスク、モスクワ、レニングラード、ヘルシンキ、ストックホルム、オスロ間を往復した場合だけである。
時間がかかるが費用がかからない旅であった。その頃は北極回り、北回りの航空路がヨーロッパへの一般的な航空路であった。今はその時代に復帰し、北回りが一般的であるようである。
ツアーに参加したのは一回だけある。エジプト旅行だけである。
その二回を除けばすべて個人手配である。
今はもう、個人手配する元気がない。というよりは行きたいところがない。もう見たいものがない。
お釈迦様が光り輝く白い雲に乗って、お迎えに来るのをただ待ちたいと思っている。
死ぬ前にもう一度会いたい人にはもう会った。その人が亡くなった時はその人の息子から知らせが届くだろう。
私が亡くなった時にはその人の息子に連絡が行くように私の息子に頼んである。息子同士は15年前に会ったことがあり、英語で話したことがある。
死ぬ前にもう一度会いたかった人の葬式の希望はその息子に伝えたのであろうか。会いたかった人はキリスト教からムスリムに改宗して、エジプト人と結婚した。15年ほど前にエジプト人とは離婚した。ただ、自分が死んだら、ムスリムの様式、土葬ではなく、火葬にして、自分のことを愛してくれた母の隣に埋めて欲しいと願っている。
日本人だろうがノルウェー人であろうが、仏教徒とあろうがキリスト教徒であろうが、愛し愛された親族とともに埋葬して欲しいと願うのが常ではないだろうか。

3.投資と収益
参加者の多くは年金を三階建て四階建てでもらっている。
年金収入は現役時代の収入の5-6割である。
さらに米国駐在経験がある者は海外の年金ももらっている。
さらに現役の時代に株式投資を始めた者は株式投資残高が数億ある者も珍しくない。
今回幹事が全員の五島美術館株主優待無料入場券を持参したことなどはその証拠である。
今回の参加者の悩みは所得税、住民税、社会保険料の負担が現役並みに高いことである。

B 訪問先
訪問した場所は幹事の判断で五島美術館。
昼食の場所は神戸屋。

1.神戸屋レストラン 上野毛店
割り勘で一人3500円であった。
神戸屋でパンを買ったことがあるが、レストランもあることは初めて知った。
私は原因不明の憩室大腸炎での出血入院経験から、和食、魚食を推奨されている。
血液が固まりにくくさらさらになる薬を処方され毎日服用している。
このような環境下で神戸屋レストランの全種類のパン8切れを食べてしまった。
翌週かかりつけ医に行き、血液検査が行われる。
検査結果が懸念される。

2.五島美術館
a 源氏物語
大学浪人時代に大学受験の古文で取り上げられる徒然草、枕草子と源氏物語を読んだ。
結果大方の内容は記憶している。
その際に敬語には
【尊敬語・謙譲語・丁寧語】の三種類があることを初めて知った。
これを理解すると主語が省略されていても、誰が話しているのか、誰が何をしているのか理解が容易となる。
一つ一つの古語を理解し、記憶しようとするよりも、原文と現代語訳の双方を声を出して読んでしまうとストーリーが記憶される。
慶応大学商学部か早稲田大学商学部か古文の問題で源氏物語が出題され、ここでXXXをしているのは誰か等の問題を出されても簡単に正解を回答できた。
古語、古文の読解力を問うた問題であったが、私は記憶力で回答した。当然のことながら慶応大学商学部と早稲田大学商学部の両大学とも私は合格した。
b 宇治十帖
紫式部の作ではないと伝えられる宇治十帖。大学受験には出題されたことがことがない宇治十帖。私は未だ読んだことがない。
柏木と女三宮の不義の息子ではないかと疑われる薫が主人公である。徳川美術館が所蔵する源氏が薫を抱いている絵巻、柏木三が印象的である。
柏木三で見る限り、薫と源氏の顔つきはそっくりである。
c 平等院
私はまだ宇治十帖は読んだことはないが、宇治に行くと関連する場所を散歩することができるが、まだゆっくり散歩したことがない。
宇治に宿泊して、宇治十帖ゆかりの地を散策するとともに、鳳凰堂の扉に描かれている釈迦来迎図をもう一度見ておきたいと思っている。
私が死ぬときは、本当に、お釈迦様が光り輝く雲に乗って、私を迎えに来てくれるのか。私の平均余命はあと10年である。
d 日本四大絵巻
「源氏物語絵巻」「伴大納言絵巻」「信貴山縁起絵巻」「鳥獣人物戯画」を日本四大絵巻と言われている。
私は、これらの内、伴大納言絵巻を除き、原本又は模写で日本三大絵巻を見ている。
特に国宝 源氏物語絵巻については徳川美術館でも見たことがあり、今回の五島美術館の訪問でも源氏物語絵巻を見ることとなった。
e 鳥獣人物戯画
四大絵巻のうち、なんの説明がなくてもストーリーが理解しやすいのは、鳥獣人物戯画である。
息子の一人が米国留学中に大変お世話になった美術担当の教授がいる。そのお礼に鳥獣人物戯画の複製写真をプレゼントした。
何故鳥獣人物戯画を選んだかと言えば、他の絵巻は英語での説明を要するが、鳥獣人物戯画は説明が不要であるからである。
高山寺へ縮小絵巻物 〈鳥獣戯画〉 第一巻~第四巻を買いに行った。高山寺へ行ったのはこれが最初で最後である。
f 信貴山と天音山 道成寺 縁起と絵解き
信貴山と天音山 道成寺との共通点は夫々の寺の成り立ちを絵巻物で説明しているところにある。
信貴山と天音山 道成寺の両山とも訪問したことがある。天音山 道成寺では紙芝居のように絵巻物を使って、道成寺の成り立ちを説明してくれた。
とても面白い経験であった。字を読めない無学文盲の者たちに如何にこの寺が由緒ある寺なのか布教するツールである。

3.リンク
【尊敬語・謙譲語・丁寧語】
https://townwork.net/magazine/knowhow/manners/baito_manners/13309/
神戸屋レストラン 上野毛店
https://www.kobeyarestaurant.co.jp/restaurant/shop/detail/kaminoge
LUNCH menu
https://www.kobeyarestaurant.co.jp/cms/kobeya/img/menu/restaurant_kitchen/menu-restaurant/2403BRlunch.pdf
五島美術館
https://www.gotoh-museum.or.jp/ 
国宝 源氏物語絵巻
https://www.gotoh-museum.or.jp/collection/genji/
徳川美術館 源氏物語
https://www.tokugawa-art-museum.jp/about/treasures/painting/
源氏物語絵巻
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BA%90%E6%B0%8F%E7%89%A9%E8%AA%9E%E7%B5%B5%E5%B7%BB
宇治十帖
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E6%B2%BB%E5%8D%81%E5%B8%96
高山寺
https://kosanji.com/chojujinbutsugiga/
縮小絵巻物 〈鳥獣戯画〉 第一巻~第四巻
https://kyomono-sampo.jp/benrido/item/2637/
源氏物語ミュージアム The Tale Of Genji Museum, UJ
https://www.city.uji.kyoto.jp/site/genji/
薫大将
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%96%AB
天音山 道成寺
http://www.dojoji.com/anchin/index.html

同行者
友人
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
私鉄
旅行の手配内容
個別手配
9いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (1)

開く

閉じる

  • まむーとさん 2024/04/18 22:17:32
    自分のルーツ
    kirstiNorgeさん
    こんばんは!

    いつも頭脳や生活レベルが雲の上の方だと尊敬して拝見している者です。

    歴史的な背景でのご両親様のご苦労とkirstiNorgeさんの頭脳とその学歴は、ご家族とご本人の並大抵ではない努力があった事。
    知らない世界を見せて頂いたような、そして何の努力もしてこなかった私自身を反省しました。
    ご両親様は、大学進学を許された事もその時代にしては、とても先進的な考えだったと思いました。
    また、もっとルーツと言いますか、kirstiNorgeさんの育ち方を知りたいと感じました。

kirstiNorgeさんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

この旅行記の地図

拡大する

価格.com旅行・トラベルホテル・旅館を比較

PAGE TOP