クアラルンプール散策、PCR検査しての帰国

2022/06/04 - 2022/06/06

2022年5月1日に、ほぼコロナ以前と同程度にマレーシア入国制限緩和されました。しかし、6月6日時点では日本への帰国の制限は残っていました。
現地で、帰国前3日以内にPCR検査を受けて、陰性証明書を示さないと帰国便に乗ることができません。
陰性証明書発行には、通常24時間以上かかるので、帰国前にクアラルプールで、最低2泊する必要がありました。
どうしても旅工程が延びます。
今回は、PCR検査日を土曜日にしてしまったので、日曜日もオープンしている病院を探して検査しました。
そのため、検査に約12000円と、今回ホテル3泊分の費用がかかってしまいました。
病院からLINEに添付した陰性証明書PDFを、帰国日の日曜日午後に送ってきました。
当日夜中発のJALのチェックインで、画面を見せて搭乗しました。
到着した成田空港では、インストールしたMYSOSの画面に入力したものを見せて、簡単に通りました。待機日は不要です。

表紙写真、チャイナタウンから見あげた建設中のムルデカ118ビルです。
世界で2番目の高さだそうです。

エリア クアラルンプール(マレーシア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

クアラルプールの滞在ホテルはチャイナタウンのTIAN JINGホテルです。
ロビーはカフェになっていて、1日1杯コーヒーが無料です。

部屋は2階ですが、廊下が吹き抜けになっています。

ベランダのオープンエアーに、シャワーとトイレがあり、ちょっとびっくりしました。
2泊しましたが、ベッドメーキングやタオルの交換はありませんでした。
注文すればしてくれるかもしれませんが、エコでまあいいか。

朝一番に、帰国前のＰＣＲ検査に行きました。
往復grabタクシー代と、検査料約12000円は、コロナ関連の余計な出費ですね。

ダウンタウン南の福建義山に中国寺院があります。
grabタクシーで行きます。
警備員に呼び止められたので、目的の碑の写真を示すとすぐ隣でした。
助かりました。

華僑機工回国抗戦殉難紀念碑です。
先の大戦時、中華民国支援の「援将ルート」の殉難紀念碑です。
マレー等の華僑の若者がドライバーや整備士でビルマに行きました。
私のクアラルプールの目的地です。

華僑機工回国抗戦殉難紀念碑の近くに、中華民国男女僑胞惨死碑があります。
日本占領時代に、抗日や迫害で亡くなった華僑の慰霊碑です。

横には、日本語の文面もあります。

山中を徒歩で移動していると、数匹の犬が吠えて囲まれることが、東南アジアでよくあります。
飼い犬ですが放し飼いで、歩いている人を脅します。地元の人はほとんど歩かないので。
私は、自撮り棒か、長めの携帯傘を必ず持って歩きます。
今回も、自撮り棒を出すと犬たちは逃げて行きました。

中国墓地からはムルデカ118ビルも見えます。

暑いので、散策中はよくカフェで休憩します。
古いアパートの中をリフォームしたおしゃれなカフェで、注文はだいたい以下のようです。
1.入口のブザーを押して、ドアを開けてもらいます。
2.メニューは、自分のスマホのQRコードでメニューを見ます。
3.レジへ行き、先払いで注文します。大体、現金のみの支払いです。
4.注文品は席に持ってきてくれます。

クアラルプールの日本人墓地です。
こちらが古い入口で、左に大きな門があります。
ブザーを押すと墓守の人が門を開けてくれます。

比較的新しい慰霊碑です。

第五師団歩兵第十一連隊の慰霊塔です。

裏側には設立経緯などが書かれて書かれています。
石碑は必ず一周周って、調べます。
重要なことは裏面などに書かれていることが多いからです。

慰霊塔のそばに殉難碑があります。戦後の碑ですが、陸軍中将沼田多稼蔵書とあります。
彼はwikipediaによると以下です。多くの兵が亡くなっているのに、まだちょっと腑に落ちないですね。
1944年5月、ビアク島を視察中に米軍の上陸に遭遇し、臨時に防戦の指揮を執ったが、玉砕寸前に同島を脱出した。南方軍総参謀長として終戦を迎えた。
戦犯容疑により巣鴨プリズンに収容された。1948年4月、橘丸事件で重労働7年の判決が言い渡されたが、1950年12月に仮釈放された。
1955年9月24日、防衛庁顧問に就任している。

クアラルンプールの歴史建物は、バイクの後ろに乗って回りました。
渋滞を通り抜ける時、ちょっとこわい。

白い建物の右半分は、戦後に増築したとのことです。

朝にPCR検査、昼にカフェでサンドイッチを注文したが来ませんでした。
（対応は良かったです）
やっと、夕方に朝食？を取れました。
甘いコーヒーに、トーストとゆで卵2個です。
史跡巡りに熱中していると空腹が気になりません。

続けて、友人ご夫婦と遅めの夕食です。
イスラム教のハラル料理ですが、中華はやはりハラルで無い方が美味しいかな。
ココナッツコーヒーはとても美味しかったです。

チャイナタウンの入り口です。

マハラジャレラ駅そばの観音寺です。

チャイナタウンの傍に中華大会堂があります。
この近くに、戦時中に慰安所があったそうですが、再開発でもうありません。

モノレールが走ります。

ブランチにチャイナタウンのカフェに入りました。

日曜日なので、満席です。

市内の警察博物館へ行きました。
警察博物館はクアラルーンプール市内なので、お勧めです。

マレーシアの警察は、国内共産ゲリラと戦った経験からかなり有力とのことでした。
左は装甲列車です。右は旧日本軍の砲です。四一式山砲のようです。

ポートディクソンの陸軍博物館です。
クアラルーンプールから遠いが、空港からは比較的近いので行きました。
多くの航空機、戦闘車両、砲、地下壕などがあり、日曜日なので家族連れで賑わっていました。

日本陸軍の75ミリ砲の三八式野砲です。
多くの写真を撮ったので別にアップします。

マレーシア旅行、最後の夕食は、友人ご家族と取りました。

ハラル料理です。

シンガポール空港のチェックインでは、PCR陰性証明書の画面を見せて簡単に終わりました。
プライオリティパスをもっているので、プライオリティラウンジを探して、飲食をしました。
ラウンジにはアルコールはありませんでしたが、飲んでいる人もいたので注文したら飲めると思います。

帰国間近の朝の機内食です。
今回のマレーシア旅行はこれで終わりです。