緊急セールで格安！感謝！感謝！広島の旅!初日。原爆資料館。

2022/06/07 - 2022/06/07

急に決めたテーマで、広島平和記念公園周辺て原爆と平和について見学の一日！
やはり外せない原爆資料館を中心とした内容です。中学生の頃に見た記録映像を彷彿させる事になりました。
やはり、被害を受けたがわで無ければ感じられない事もあるのかと（前にハルビンで見た731部隊の展示のときの感想を思い出しまして）実感する内容でした。
核兵器を使わせない（既に持たせない事は現実的でない事がウクライナで証明されてしまいましたので）為の話合い、協力を日本人は発信すべきと改めて認識した一日でした。

エリア 広島市(広島)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

本日のお宿

ホテルエスプル広島平和公園 宿・ホテル

広電『中電前』停留所から直ぐです。

ロビー

立派なお社です。

白神社 寺・神社・教会

お賽銭を入れて手を合わせますと神主さんが

白神社さん。
お賽銭を入れますと宮司さんがお祓いしてくれました！

気持ちよくお参り出来ました。

喫茶ホール

広島市平和記念公園レストハウス 美術館・博物館

原爆資料館に来ました…

国立広島原爆死没者追悼平和祈念館 美術館・博物館

うわ～

人がいっぱい…

こっちも…
修学旅行解禁の影響？
とにかくガンキンチョが多くて煩いこと、煩いこと…
まぁ～、入る前はそんなものでしょう。
私も中学生の頃に記録フィルムを学校で見るため体育館に集められたら最初は大騒ぎでした…
終わったあとは言葉もありませんでした…

あまりの騒々しさ（密どころでは無いので）に平和記念公園内を散策することにしました。

平和記念公園 公園・植物園

へぇ～、丁度正面に原爆ドームが見えるように配置されているんですね。

平和記念公園 公園・植物園

背後ではワイワイ、キャーキャー、記念撮影が続いています。

これは閉館時間まで静かにならないのかなぁ～

時間つぶしにレストハウスへ、

平和記念公園の当時の様子

よく出来たジオラマですよ

建物疎開作業開始直後に被爆した学生も多くて気の毒です。

人が外に出て移動する時間帯に爆撃、最悪ですね。

原爆ドームまで来ました。

原爆ドーム 名所・史跡

対岸は修学旅行かな？
こちらも集結中。

土木出張所職員の慰霊碑

原爆ドームの保存について、石碑に記載されていました。
特にコンクリート部分は劣化が進んでいるのでメンテナンスが欠かせないですね。

世界遺産にも指定されていますね。

平和の鐘。

鐘を付かせて貰いました。
綺麗に響きます。

原爆の子の像

薔薇も丹念に手入れされています。

広島平和記念資料館、
漸く、人が減ったようです。

広島平和記念資料館 美術館・博物館

入場料200円を支払います。
電子マネー系の支払いも出来るんですね。

中に進みます。

焼け野原となった広島の街

原爆投下前の爆心地の様子。

原爆投下。
丁度、ジオラマの地形配置の地図と画像がリンクして投下した爆弾が落ちる際にユラユラ揺れる錯覚を覚えます。
結構、効果的な演出でした。

ジオラマ上の風景が一変します。
廃墟と化した広島の様子。

ここからは結構ドギツい写真展示が多くなりす。

避難する市民。

爆風と熱線でボロボロの衣服。

爆心地付近の小学校で多くの生徒が犠牲になりました。

児童たちの衣服。
どれも犠牲になった子供のものです。

熱線に当たった側が焼け爛れて酷い火傷になっています。
中学生の頃に見た記録映像を思い出します。
敗戦後に米軍が撮影した映像には重い火傷に苦しむ人の声も収録されていて今でも忘れられません。

同じ様に背面を焼かれた人の写真。
これはカラーでは見られません。
同じく中学生の頃に見た記録映像はカラー映像が多くて尖ったヤンチャ中学生もマトモに見られなかった記憶があります。

救護施設の記録。
この火傷を負った被害者を救護するのも辛かったと思います。
マトモな医薬品も少ない中で重度の火傷患者を次々と救護するのは悲惨です。

避難する人、救護する人、被災証明書を発行する役所の人、皆さん傷を負っています。
また、近隣から駆けつけた救護隊の方も放射線障害を負うことになるなんて此時は分からなかったのが、更に酷いですね。

治療と言っても消毒と包帯が精一杯…
次々と苦しんで亡くなっていったそうです。

戦時下に必死の育たて子供を殺された親の苦悩を察すると涙が出てきます。

交戦国の米国他捕虜も被爆し、亡くなったそうです。

夥しい人骨。
夏場のため腐敗による衛生環境悪化を防ぐためにまとめて荼毘に付したそうです。

7年後に漸くまとめて埋めていた人達の遺骨を供養されたそうです。

中廊下に出ました。
沢山の展示には、辛い写真が多くて…
ハルビンの731部隊の資料館も酷い展示がおおくありましたが、ここは被爆から直ぐに敗戦し、落とした側の米国が資料収集の為に沢山の記録を取った(日本側の資料も陸軍の拠点だった為か豊富です）からか、それとも自国民が被害にあった認識からか、感じる悲壮感が全く異なります。

被爆した女のコ、その後、無事に回復し大人となって結婚し子供にも恵まれたそうです。

しかし、その後は放射線障害によると思われる後遺症と癌に侵されて若くして亡くなられています。

核兵器の恐ろしさ、表面の傷が癒えても体の中を破壊する…恐ろしい兵器です。
戦時国際法で合法となるわけがないですよね！
こんなものを使おうとするのは言語道断です！

この先は広島の復興

当時の戦況と、街の推移

防空体制の強化と新型爆弾対策

防毒マスク

赤十字病院。
この先、3枚にカラーあります。酷い写真NGの方は2枚飛ばして下さい。

赤十字病院の治療と病状、症例収集

米国の軍医へ説明

回復しつつある被爆者

重度の火傷

原爆資料館の外に出ました。
良い天気です。

平和記念公園で出土した当時の側溝

平和が一番。

お宿に戻りました。
今日は外で食べる気にならなくなり、部屋食といたします。
核兵器を使わせない為の議論はこれから重要と改めて認識した一日でした。