長崎巡礼の旅最終章(上五島　中通島編）

2022/05/06 - 2022/05/07

世界文化遺産　長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産　日本独自の宗教的伝統　12の構成資産を昨年11月から周り、今回が最終章で、残りを全て1人で周り、それぞれの集落の生活、文化を学び、風景を堪能しました。
12の構成資産は予約が必要な為、交通の便の悪い中、バスの時間などを徹底して調べ、分刻みの移動になり、大変だった分、全うした喜びも大きかったです。
中通島での世界遺産は、頭ヶ島の集落ですが、こちらの他にも、素敵な教会がいくつもあり、併せてまわりました。頭ヶ島はかつては病人の療養地だったそうです。

エリア 五島列島(長崎)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 1.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

羽田から福岡まで、ゴールデンウィークはざまの空いている便を選び、映画を楽しむ。

博多夜発のフェリーの為、天神から中洲まで足を伸ばして散策。屋台の数はだいぶ少なくなってしまった。

中洲から福博であい橋を渡り、天神中央公園へ出ると、ライトアップされた洋館がありました。旧福岡県公会堂貴賓館だそうです。ウクライナカラーです。世界の平和を祈りました。

野母商船で博多港23時45分発で中通島の青方港に5時40分到着。バスの出発時間まで左手の待合室で過ごしました。人っ子ひとりいませんでした。

青方港近くの相河桟橋バス停7時24分発で、中浦バス停着7時54分。バス停からすぐのところに白い教会が見えました。中ノ浦教会堂です。お庭にはマリア様とルルドが。

小さな教会ですが、ちょうどこの日はご婦人達の清掃日で朝8寺から清掃作業をしていました。お邪魔にならないようお声がけして見学させていただきました。写真撮影できないので、忘れないようメモをとりましたが、内部が赤い椿の花であしらわれ、とっても素敵でした。今回廻った中で一番のお気に入りです。

中浦発9時7分、有川港着10時2分、有川港発10時50分のバスで頭ヶ島天主堂へ。バスの本数が少ないので、ルート作りが大変でした。フェリーターミナルには鯨の博物館もありました。

有川港から頭ヶ島天主堂へいく途中の景色。青方から有川までの間ではみられなかった風景です。

バス到着11時26分。頭ヶ島天主堂予約時間11時半～12時。まずこちらで見学のための手続きが必要です。

目の前の海の綺麗なこと。あまりの美しさに吸い寄せられて、教会を見に来たのに、つい海に進んでしまった。

想像通りの教会が目の前に。

石造の聖堂。信者の皆さんが島内の砂岩を積み上げて造ったそうです。内部は天井の形と白いお花が可愛らしい。

海に臨む墓地。

兎にも角にも海が綺麗。ここでボーッとしたいけど、バスに乗らなければ。12時発で有川港12時36分着。

有川港近くの「五島うどんの里」でランチ。食堂「うどん茶屋遊麺三味」の他、向かいに物産センターがあって、あごだしとうどんが長崎市内や島原市内より安かった。
観光案内所では、自転車や電気自動車のレンタルもありました。

オススメは地獄炊きセットだそうですが、これはワカメうどん。手延べうどんにあっさりスープ。好みの味だった。

有川港から急遽旧鯛ノ浦教会堂に行くことにして、途中乗り継ぎした後バス停から片道15分くらい歩いて、こちらは鯛ノ浦教会。そのそばに目的の教会が。

鯛の浦教会の背後に旧鯛ノ浦教会堂が。木造瓦葺の建物に、レンガ造りの鐘楼があり外壁に、被曝した旧浦上天主堂のレンガが使われていることで知られています。堂内は現在は資料館と図書室になっていました。

広い敷地内にはルルドとマリア様が。

旧鯛ノ浦教会堂から青砂ヶ浦天主堂へ移動。このバス停から片道20分以上歩きました。

国の重要文化財に指定されている青砂ヶ浦天主堂。コロナ禍で金土日しか開いていないのに、バスは学校が休みのため、土日運休。目の前にバス停があるのに、結局遠くまで歩いて、数時間おきのバスを利用するしかない。

有川港近くのホテルに帰りたいのに、バスがない為、スーパーが何軒もある地域でお買い物。なんと新鮮なお刺身が全て半額だった。有川港の周辺は、スーパーもコンビニもあり便利。青方港の周りには何もないので、注意。