2022/05/05 - 2022/05/05
366位(同エリア934件中)
あおしさん
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旧東海道桑名宿は熱田神宮・宮宿との間を「七里の渡し」の発着場として栄えた宿場町です。
今回電車とバスで桑名宿、その後石薬師宿、庄野宿とまわりました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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名古屋駅8時半のJR関西本線の電車でスタート。
このGWは観光地はどこも大賑わいのようですが、この電車はメジャーな観光地もないからか、観光客も無くガラガラ。JR関西本線 乗り物
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名古屋から約30分、桑名駅で降ります。
この駅は近鉄との接続駅で、にぎやかな駅です。
近くの観光案内所でレンタサイクルを借りました。桑名市物産観光案内所 名所・史跡
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まずは桑名宿の予備知識を仕入れるために桑名市博物館へ。
何やら古い建物です。桑名市博物館 美術館・博物館
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桑名の歴史や桑名宿についての展示は思ったほどはありませんでした。
ちょうど企画展で日本刀が多く展示されていました。
日本刀について疎い私の知ってるのは、徳川家因縁の妖刀「村正」と藤堂・津藩30万石のお抱えの刀工・上総介兼重くらい。
ちなみに幕末新撰組の剣客だった藤堂平助は浪人の分際ながら上総介兼重を愛刀にしていたことから、藤堂家の殿様のご落胤ではないかと言われています。 -
博物館の裏手からは旧東海道に合流。
このあたりは公園として整備されています。
また桑名城の水濠と城壁が残っています。桑名城壁 名所・史跡
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旧東海道を進んでいくと、「七里の渡し」跡へ。
浮世絵に描かれている蟠龍櫓が復元されていました。七里の渡跡 名所・史跡
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広重の「東海道五十三次」の桑名宿。
「七里の渡し」と蟠龍櫓が描かれています。蟠龍櫓 名所・史跡
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ここは揖斐川と長良川の合流地点。
長良川河口堰も見えました。長良川河口堰 名所・史跡
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長良川沿いに歩いていくと、桑名藩初代城主・本多忠勝の銅像がありました。
本多忠勝は徳川家康の家臣で、生涯57度の合戦に参加しながら一度もかすり傷を負わなかったとか、武田軍からは「家康に過ぎたるものが二つあり、唐の頭に本多平八」、豊臣秀吉からは「東に本多忠勝という天下無双の大将あり」等武勇で知られた武将です。 -
桑名城跡。
現在は公園として整備されていました。桑名城跡 九華公園 公園・植物園
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桑名城跡から旧東海道へ戻ると、青銅の鳥居がありました。
珍しい。桑名宗社 寺・神社・教会
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桑名の氏神様、桑名宗社です。
桑名神社(三崎大明神)と中臣神社(春日大明神)の両社が合体した社殿は珍しい建物です。 -
桑名宿の近くにある六華園。
明治時代に実業家として成功した諸戸清六(2代目)の屋敷です。
洋風と和風を組み合わせた建物です。六華苑 名所・史跡
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明治時代、渋沢栄一、岩崎弥太郎のように多くの実業家が成功しましたが、諸戸清六もその1人。
初代諸戸清六が貧農なら成功して、この屋敷はその息子の2代目が建てたものです。 -
レトロで雰囲気のいい食堂。
ここで多くの賓客を招いていたことでしょう。 -
一方で、和室も併設されています。
明治時代となっても、日本人は和風の心を忘れられなかったのでしょう。 -
庭園から見た屋敷。
水鏡がとてもきれいでした。 -
六華園の隣にあるのが初代諸戸清六の屋敷だった諸戸氏庭園です。
こちらは和風の大きなお屋敷です。
庭園も美しい諸戸氏庭園 公園・植物園
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庭園の中にある草庵・推敲亭。
この小さな建物の窓から見た庭園は特に美しい。 -
諸戸氏庭園から桑名駅へ戻る途中にあった海蔵寺。
徳川9代将軍・徳川家重の時代。
薩摩藩は揖斐川、木曽川、長良川の氾濫対策の治水工事を命じられ、40万両の莫大な借金、多くの薩摩藩士の犠牲がありました(宝暦治水事件)。
この時の薩摩藩の恨みはのちの倒幕運動へつながって行きます。
子どもの頃、少年ジャンプの漫画を読んだとき、そのすさまじさ、悲惨さに驚いたものです。
あの漫画また読めないかな。
この事件で自決した平田靭負の墓や木像がありました。海蔵寺 寺・神社・教会
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桑名駅からJRで四日市駅へ。
JRの駅は何もないところで、バスで近鉄四日市駅へ行くと、ちょうど石薬師宿方面へのバスが出発するところでした。
1日数本しかバスがないので、四日市宿は断念。四日市駅 駅
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近鉄四日市駅からバスで約30分で旧石薬師宿へ。
石薬師というお寺を中心とした宿場町です。 -
石薬師宿の本陣跡。
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本陣跡の隣には歌人・佐佐木信綱の生家と資料館がありました。
佐佐木信綱は明治から昭和にかけての歌人だそうですが、和歌のことはあまりよく知らないので、記念館もあまりピンときませんでした。佐佐木信綱記念館 美術館・博物館
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広重の浮世絵に描かれた石薬師寺。
浮世絵に絵かがれるほどのお寺なのでさぞかし大きなお寺かと思ったら、ささやかなお寺でした。 -
バスは2時間後までないので、隣の庄野宿まで歩きます。
下り道を3キロ程度なのでちょうどいい。
途中一里塚が残っています。 -
広重の「庄野宿」
坂道途中の夕立を描いたこの作品は、広重の五十三次の中でも「蒲原」などと並び傑作の1つとされている作品です。 -
現在はこの坂道はバイパスになり、当時の面影はまったく残っていません。
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旧庄野宿まで行くと、旧宿場町の面影を残す昔ながらの街並みが残っていました。
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庄野宿資料館。
かつての商家を資料館にしています。
さほど展示物はありませんでしたが、当時の高札などが保存展示されていました。庄野宿資料館 美術館・博物館
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庄野宿最寄の加佐登駅からJR関西線で名古屋へ、そこからは新幹線で東京へ。
さすがに新幹線は大混雑、東京までは立ちんぼでした。加佐登駅 駅
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