2022 大河原・船岡の一目千本桜（僅か１週間でつぼみから桜吹雪：涙）

2022/04/16 - 2022/04/18

この１週前の旅行記「2022 花見山公園・開成山公園の桜（一目千本桜はまだつぼみ）」では、まだつぼみから殆ど開花していなかった一目千本桜。

翌週にリベンジ！と思って訪れたのですが・・・

なんとその間気温が連日の２５度で、１週間の間に桜が一気に咲いて満開になり、満開を通り過ぎて桜吹雪になっておりました。

なんたること！

ただ、行くと決めたら行きますので、会津の桜と七ヶ宿の桜、米沢／喜多方の桜と合わせてご覧ください。

結果的には七ヶ宿と会津が満開、一目千本桜は散り際とはいえまだ楽しめる範囲で、行って正解でした。米沢と喜多方は五分咲きで、もう少しという所でしょうか。

エリア 柴田・大河原・川崎(宮城)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

前週に大河原・船岡の一目千本桜を見に行った結果「つぼみ」だったため、２週連続の出撃になりました。

午後半休を取って、仕事が終わってすぐに出発。
昼食は守谷SAでトラジ初体験！

焼肉 トラジ (守谷SA下り線) グルメ・レストラン

サムギョプサルの定食を頂きました。

豚肉を切る鋏を最初渡してくれなくてビビりましたがｗ

会津に着いたのは夕方５時前。

七日町の漫デッキ駐車場に車を停めて、七日町で夕食を食べようと意気込みました。

七日町駅併設の駅カフェで、会津のお土産をちょびっと。

駅カフェ グルメ・レストラン

その七日町駅です。

雰囲気が素敵です。

七日町駅 駅

道を挟んで駅の反対側の阿弥陀寺。

阿弥陀寺 寺・神社・教会

元々会津鶴ヶ城にあった御三階。
今は阿弥陀寺に移設されております。

その後、鶴ヶ城に向かいました。
夕方から日暮れの桜を見るためです。

鶴ヶ城の北側の、北出丸大通り。
この時点で桜が綺麗でした。

鶴ヶ城です。
まさに満開！

鶴ヶ城 (若松城、鶴ヶ城城址公園) 名所・史跡

お城がよく見えるアングルで１枚。

鶴ヶ城さくらまつり 祭り・イベント

東側のお堀の上からです。

東側の入口のあたりでは、会津の日本酒フェアをしていました。

会場を区切って、感染対策をシッカリして、人数も制限して、飲める場所もソーシャルディスタンスにして。こういう工夫はいいと思いますね。

クルマで行ったので飲んでませんよ！

夜の鶴ヶ城。

コロナ下でなければござを敷いて桜なんて見ずに酒飲んでる場所。

コロナ下だから見れる景色。
桜が作るハートマークです。
大きなハートと小さなハートが見れるとのことです。

コロナ下、悪いことばかりじゃないよ。
コロナ下で出来ることを楽しめばいいのです。

花見は特に、元に戻る必要はないと思います。

夕食を食べ損ねたので、宿泊先の東山温泉に行く前に会津名物のソースカツ丼のお店に寄りました。

とん亭 グルメ・レストラン

大きなヒレカツ３枚のソースカツ丼。

あービールも一緒に！
と言いたい所ですが、まだクルマがあるのでダメです。

初めて会津の東山温泉に宿泊しました。

想像していたイメージと違って、奥まった温泉地でした。

お値段と最低限の品質は安心の伊東園グループ。

東山温泉　東山パークホテル新風月 宿・ホテル

雨だったので、チェックアウトしてからクルマで温泉街に行ってみました。

足湯処。
多分コロナではなく、季節の関係で閉まっていたのだと思います。

東山温泉足湯処 温泉

竹久夢二の碑。

「まてどくらせど 来ぬひとを 宵待草のやるせなさ」
と書かれています。

竹久夢二の碑 名所・史跡

この日の予定は、会津の桜を見て、喜多方の桜を見て、翌日の一目千本桜を見るために白石まで移動です。

東山温泉を出て最初に立ち寄りますは、会津武家屋敷。
東山温泉からはすぐ。
東山温泉の共通駐車場の前ぐらい、そんな立地です。

会津武家屋敷 美術館・博物館

西郷四郎の像。

柔道の姿三四郎のモデルになった方だそうです。
会津藩の名家のご出身のようですね。

会津藩主が訪れた時に使われた御成の間。

会津藩主・松平容保が訪れた時の様子を模しています。

武家屋敷内も桜がいっぱいあり、丁度満開という感じでした。

旧中畑陣屋移築書院。

かつての中畑村（今の矢吹町）にあった江戸時代の代官所の建物を移設したものです。

絶好調！（違う）

武家屋敷を出た後、喜多方に行く前に会津美里町のあやめ苑へ。

あやめの季節の向けてあやめの栽培も始まっていましたが、この時期は桜です。

会津美里町あやめ苑(伊佐須美神社外苑) 寺・神社・教会

隣を流れる宮川の流れ。

堤防にもいっぱい桜が植えられています。

あやめ苑に隣接するのが、伊佐須美神社。

伊佐須美神社に祀られている北陸道を進んだ大毘古命、東海道を進んだ建沼河別命が会津で行き会ったことが、「会津」という名の由来なのだそうですよ。

伊佐須美神社 寺・神社・教会

神社には、知恵・学問の神様、菅原道真公の御使とされる「神牛」がいて、3回撫でて祈願すると、願い事が叶うとされています。

菅原道真公も祀っており、知恵と学問の神様もいらっしゃるようです。

・・・その割に、神社本庁様が支持されている政党の方々は知恵を使わないですねぇ。

自分が神様なんてここにいないと思っちゃう理由の一つ。
お賽銭も神様ではなく政党寄付金に流れてそうなので、神社には基本１円も落としません。

自分にとっては見るだけの「観光地」です。

伊佐須美神社のご神木・薄墨桜

ビューポイントに行くには３００円でした。
前記の理由と、そもそも咲き方がね。。。でお金は払わず見えるところから見ました。

喜多方に向かい、途中会津のべこの乳　アイス牧場。

ここの牛乳が朝食に出てて、美味しかったので立ち寄り。

会津のべこの乳 アイス牧場 グルメ・レストラン

ソフトクリームとコーヒー牛乳を購入。

コーヒー牛乳は持ち帰って夜用です。

お昼時になったので、道の駅あいづで昼食としました。

道の駅 あいづ 道の駅

道の駅がある坂下町のお蕎麦と、会津地鶏のから揚げを食べました。

桜の時期の喜多方と言えば、旧日中線の廃線跡の遊歩道。

１ｋｍ以上に渡って桜並木が広がります。

日中線記念自転車歩行者道 名所・史跡

喜多方は蔵の街でもあるので、日中線跡の歩行者道を少しはみ出て、蔵が並ぶエリアも訪れました。

こちらは蔵をカフェとして使っているお店です。

珈琲蔵ぬりの里 グルメ・レストラン

喜多方の蔵の資料館。

中には時間の関係で入っていませんが、外からでも蔵造りの雰囲気ぐらいは楽しめます。

喜多方蔵の里 美術館・博物館

開花情報の看板です。

だいたい５分咲き、南の方が陽が当たりやすいのか開花が早いようです。

日中線跡といえばこのSLです！

桜とSLを合わせて撮影できるスポットとなっております！

満開だと桜の中を歩いている感じ満載になる場所ですが、もう少しですかねぇ。

今年はギリギリまで寒く、直前で急に暑くなったりで、福島北部や宮城はなかなか開花時期や満開のタイミングを読みにくかったのではないかと思います。

続いて、米沢に向かう途中にある日中線記念館。

元日中線の終着駅・熱塩駅の跡です。

日中線記念館 美術館・博物館

ここも桜が綺麗と聞いて訪れました。

日中線で使われていた機関車。

この日中線を米沢まで延伸し、東京から鬼怒川温泉－会津田島－会津若松－喜多方－米沢という陸路鉄道の構想があったとのことです。

若松までは野岩鉄道・会津鉄道で実現しました。
安価に会津を訪れるルートとして使ったこともあります。

今より昔の方が、色々夢やロマンがあるのはなんでだろう。

１９３８年営業開始
１９７４年貨物廃止
１９８４年旅客運送廃止

北海道の広尾線などもそうですが、鉄道貨物の取り扱いを縮小したのはホント愚策だったのではないでしょうか。国道４号などの幹線道路を長距離トラックが大した積載量もないのに遠距離を走る。

超・前近代的な発展途上国でもやってないようなことを、日本はやってるんです。

当時の転車台跡です。

電車の向きを変える施設で、その名残はあります。

熱塩駅跡からさらに上流の日中ダム。

会津盆地北部の灌漑・喜多方市の上水道の取水・発電を目的として作られたダム。

このダムがきっかけになって、１２１号線の喜多方・米沢間が大きく整備されはじめたとのことです。（ダムを作る地元のメリット）
そして、その道路を今では高速代をケチる遠距離トラックが走りますｗ

日中ダム 名所・史跡

米沢駅徒歩数分の松川弁当店。

いつもは新杵屋の「牛肉どまん中」を買うのですが、この日は浮気してみました。
お弁当が買えたので、今日の夕食は調達完了。

松川弁当店 駅前店 グルメ・レストラン

米沢城跡の桜を見に行きました。

米沢は会津よりもかなり遅いのですが、５分咲きぐらいにはなってましたね。

米沢城跡・松が岬公園 名所・史跡

橋を渡った後の上杉神社エリアは、桜の木より出店が多かったです。

招魂碑のあたりにも桜が植えられていて、きれいでしたよ。

招魂碑 名所・史跡

道の駅米沢。

米沢の味を買って、宿泊地の白石に向かいます。

道の駅 米沢 道の駅

白石へは、国道１１３号を走ればいいと分かったので、それで。

１１３号は高畠を通るため、旧高畠駅を見ました。
旧高畠駅の脇も、桜が植えられていて綺麗です。

旧高畠駅舎 名所・史跡

洋風の建物の旧高畠駅。

高畠の中心街がこのあたりなのは、かつてここに電車が通っていたから。

１１３号線に入って、安久津八幡神社。

うまく戦火を免れたのか、１７９７年に建造された塔がそのまま残っています。

国道からも見えますし、目の前駐車場なので、是非見てください。

安久津八幡神社 寺・神社・教会

ホテルは２週連続、白石蔵王駅前のベネシアンです。

ベネシアンホテル白石蔵王 宿・ホテル

松川弁当店の米沢牛弁当で夕食でした！

美味しいお弁当をホテルで内食する気になるのも、コロナ下ならでは。

前日１１３号線を走っていて、七ヶ宿ダムの周りの桜が満開であることに気づきました。

この日は大河原・船岡の一目千本桜を朝から見に行く予定でした。
が。
ニュースではもう散り際という情報を目にしたため、急遽予定を変更し、一目千本桜の前に七ヶ宿の桜を見に行くことにしました。

白石から２５キロぐらい。信号もなく道路も空いているので３０分程度で着きました。

七ヶ宿ダム自然休養公園 公園・植物園

道の駅　七ヶ宿に車を停めて、自然休養公園を散策できます。

道の駅 七ヶ宿 道の駅

公園の東側（道の駅の反対側）、さくらの丘のあたりです。

公園内の小川を挟んで桜が綺麗です。

ザ・桜のトンネル。

その七ヶ宿ダム自然休養公園も湖畔にある、七ヶ宿湖の景色。

七ヶ宿湖 自然・景勝地

一目千本桜までは、駐車場などの混雑を考慮し、白石駅に車を停めて電車での移動です。

より駐車場の多い白石蔵王駅に車を停めて移動も考えたのですが、白石蔵王→城石の間のバスの便がとにかく悪い悪い・・・

白石駅 (宮城県) 駅

白石駅構内のレンガの油庫、

白石駅開業当時、油の保管庫として使われていた場所。明治２９年の駅の開設からずっと建っている建物とのことでした。

白石駅レンガの油庫 名所・史跡

電車の中からの桜並木。

桜吹雪と聞いていましたが、まだ期待できそうです。

船岡駅で降り、千本桜の桜並木を歩きます。

先週同様、この日も快晴で蔵王の山々綺麗です！

やった。

白石川堤一目千本桜 自然・景勝地

まぁ、このぐらい咲いてれば十分ですかねー。

大河原駅方面に１０分少々歩くと、しばた千桜橋が見えてきます。

この橋を渡ると、船岡城址の高台の方に向かうことができます。

しばた千桜橋 名所・史跡

橋の上からの景色。たまらん。

船岡城址の方に登ってみて、橋を見ました。

これもたまらん。
こんなん毎年来たくなるやないですか。

船岡城址から、桜並木と蔵王連山。

たまらなすぎる（しつこい）

そんな船岡城址公園でした（笑）

船岡城址公園 花見

さらに山の上の船岡館跡まで、フニクレールが走っています。

小さい電車が綺麗な花々の中を走って行きます。

待つのが長そうなので、電車が見れるところから見ただけです。

河川敷まで降りてきました。

船岡城址から見下ろした写真ばかり見せましたが、城址そのものもキレイです。

船岡駅からは堤防の上を歩いていったので、帰りは河川敷を歩いて戻りました。

白石川千桜公園 公園・植物園

ここまで来たので、仙台市内もチョットだけ観光しました。

お昼食べていなかったので、駅のお蕎麦屋さんで急ぎで食事。

立ちそば処 杜 グルメ・レストラン

カレー南蛮鶏唐揚げそばセット。

７００円ぐらいだったのですが、から揚げが凄く美味しかったんですよね。

仙台で向かった先は、仙山線で仙台駅のお隣、仙台東照宮。

コロナ下になってから、地味に東照宮制覇を続けております（笑）
川越も行ったしね！

仙台東照宮 寺・神社・教会

東照宮なんで、当然葵のご紋。

仙台藩が大火や大洪水に襲われる災害が続いた時に幕府の援助で危機を脱したことから、仙台藩2代藩主伊達忠宗が徳川家に対する感謝の意を込めて建造を願い出たものだそうです。

まぁ、見に行ったのは桜なんですけどね。

仙台東照宮の拝殿です。
本殿は正面からは拝殿に隠れて見えないので・・・

少し脇に行って見ましょう。

入れないまでも、雰囲気は分かるかと思いますよ。

仙台駅に戻って、駅の楽天ショップに行きました。

いいグッズがあれば（特に移籍で来た西川選手）買いたかったんですが、球場のお店と比べるとかなり小規模でした。

楽天イーグルスグッズショップ (仙台駅店) 専門店

３月に起きた地震からの復旧について、仙台駅構内にパネル展示がされていました。

白石駅まで在来線で戻り（新幹線白石蔵王も考えましたが、地震の影響で徐行しており、白石蔵王→白石の移動も考えるとコストメリットが出ないと判断）、白石からクルマで家に帰ります。

国見ICの近くにできた道の駅に立ち寄りました。
国見ブランド？の地元の商品をたくさん売っていました。

道の駅 国見あつかしの郷 道の駅