北鎌倉の寺院巡り: 明月院，浄智寺，東慶寺，円覚寺

2022/03/24 - 2022/03/24

鎌倉巡りをした後に，バスで北鎌倉に行き寺院巡りをし，タイトルにある４寺院を訪れました．

表紙写真は明月院の円窓．

エリア 鎌倉(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩

鎌倉から北鎌倉の寺院まで歩けないこともないが，疲れてきていたのでバスで行きました．明月院のバス停まで来ましたが，明月院まではかなり歩くことになります．　

これは明月院への参道の入口．

明月院への道の途中にある葉祥明美術館．

葉祥明美術館の説明．　
絵本作家・葉祥明の絵本原画，デザイン，詩などの作品を展示する．

明月院総門 ― 拝観料は￥500

明月院の説明．　

平安時代後期にこの地の武将・山内俊通のくようの為，嫡子常俊が創建した明月庵が始まり．約100年後に北条時頼建立の最明寺を，時宗が禅光寺として再興．更に100年後の室町時代に関東管領・上杉憲方が寺容を整えた．

明月院境内マップ

明月院山門への鎌倉石の参道

明月院山門

明月院本堂（紫陽殿）

明月院(あじさい寺) 寺・神社・教会

明月院の枯山水庭園

明月院円窓

明月院(あじさい寺) 寺・神社・教会

少しワイドにした円窓の部屋

明月院の六地蔵

本堂後庭園入場は別料金だったので入らず．

明月院宝物庫

明月院開山堂

開山堂内部．
明月院開山の密室守厳（みっしつしゅごん）の木像と，歴代住持の位牌がが祀られている．

花想い地蔵

やぐら（洞窟墳墓）

明月院やぐら（羅漢洞）の説明板．　鎌倉時代特有の洞窟墳墓．

やぐら（洞窟墳墓）

瓶の井（つるべの井）

瓶の井（つるべの井）の説明．　鎌倉十井の一つ．

観音像

休憩所

桂橋(木橋)

月笑軒(喫茶)

時頼公御廟所（ごびょうしょ）．　
御廟所とは死者（特に祖先）を祀る宗教施設．

時頼公御廟所の内部

北条時頼（第5代執権）墓所の看板

北条時頼墓所

北条時頼墓所の説明板

再び桂橋(木橋)を逆に渡ります．

桂橋から見た入口の総門．　これで明月院を出ました．

浄智寺入口

浄智寺の説明板　

浄智寺の参道の石段と，鐘楼がある山門

鐘楼がある山門

浄智寺 寺・神社・教会

浄智寺仏殿の雲華殿．　

浄智寺 寺・神社・教会

雲華殿内部の仏像. 　三世仏座像（阿弥陀仏，釈迦，弥勒）を祀る．

浄智寺の墓か石碑か ― 不明

世界平和の石碑

浄智寺 － 奥にも続いていたがこれ以上は行かず．

やぐら(横穴墓所・倉庫)

やぐら(横穴墓所・倉庫)の説明板

やぐら(横穴墓所)と狸

七福神の旗．　鎌倉七福神の一つになってます．

横穴の中に七福神か．　確認しませんでした．

これで浄智寺は終わりです．

東慶寺入口 ー 東慶寺は拝観料なしでした．

東慶寺の説明板．　

鎌倉幕府第8代執権・方丈時宗の夫人・覚山志道尼が開祖．女性が駆け込めば離縁できる女人救済の寺となってきた．後醍醐天皇の皇女・用堂尼の入寺以後は，寺格の高い尼寺となった．明治以後は臨済宗円覚寺派の禅寺となった．

東慶寺の紅梅

東慶寺鐘楼

東慶寺境内の石畳の道

東慶寺本堂

東慶寺 寺・神社・教会

本堂内部

東慶寺書院

東慶寺屋外の仏像

東慶寺松岡宝蔵

松岡宝蔵入口

松岡宝蔵内の観音像．　

これで東慶寺を出ました．

円覚寺入口と総門．　臨済宗の大本山になります．

円覚寺 寺・神社・教会

円覚寺の説明板．　

鎌倉時代後期に北条時宗が，中国より無学祖元禅師を招いて，元寇の戦いでなくなった敵味方の霊位を供養するために創建した．

円覚寺入口 ― 拝観料支払所(￥500）

円覚寺山門

円覚寺境内マップ ― 奥が広く，全部巡るのは大変です．

奥にある舎利殿は国宝だが，疲れてきていたので，そこまで行かずに引き返した．
でも通常は非公開のよう．

円覚寺の立派な山門．　

夏目漱石の「門」の舞台とされる．
夏目漱石は明治27年12月～1月にかけて円覚寺に参禅した．

円覚寺仏殿

円覚寺 寺・神社・教会

仏殿内部．　
本尊は宝冠釈迦如来坐像で，脇侍に梵天立像と帝釈天立像．

円覚寺選仏場．　修行僧の座禅道場．

円覚寺選仏場の内部．　大慈大悲観世音菩薩が安置されている．

選仏場の説明板

円覚寺居士林への階段

円覚寺大方丈の唐門．　本来の方丈は住職の居所のことを云う．

唐門の彫物

大方丈内の墓と左に百観音

百観音霊場の説明板

円覚寺の大方丈

大方丈の内部

方丈の説明板．　

本来の方丈は住職の居所のことを云うが，現在は本山行事の中心的場所になっている．

円覚寺の奥は広いですが，疲れていたので，大方丈で引き返しました．

国宝洪鐘(おおかね)・弁天堂への案内標識

国宝洪鐘への案内板

国宝洪鐘・弁天堂は閉まっていた ― 残念．

国宝洪鐘の説明．　

これで円覚寺を出ました．

北鎌倉駅（円覚寺のすぐ近く）― 円覚寺側の無人改札口．

ここから帰りました．

北鎌倉駅 駅