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 自転車の旅 おーい北海道(8)最終回<br /><br /> 出発から11日目、札幌教会の朝。<br /> 柔らかいソファの上で目覚める。昨日の目覚めはコンクリートの上だったからな、一日の始めとしたら大分違うものがあるよ。泊めて貰った者の仁義として今回もミサに与る。<br /><br /> ミサ後に外国人の方から、そちらの神父さんは誰ですかと話しかけられる。前橋のフローリー神父さんを知ってる修道士さんだった。同じフランシスコ会なので知っているようだ。隣の上司らしい神父さんに「フローリーだって」と言うが、上司さんは興味ないようだった。<br /><br /> ここはでっかい教会で、全体像は分からなかったが、修道院もくっついているようだった。泊めては貰えたが、そんなにフレンドリーでも無さそうなので昨晩の内から連泊は諦めている。

自転車の旅 おーい北海道(8)最終回

7いいね!

1977/08/06 - 1977/08/19

6545位(同エリア9564件中)

旅行記グループ 自転車の旅 おーい北海道

0

14

おく

おくさん

 自転車の旅 おーい北海道(8)最終回

 出発から11日目、札幌教会の朝。
 柔らかいソファの上で目覚める。昨日の目覚めはコンクリートの上だったからな、一日の始めとしたら大分違うものがあるよ。泊めて貰った者の仁義として今回もミサに与る。

 ミサ後に外国人の方から、そちらの神父さんは誰ですかと話しかけられる。前橋のフローリー神父さんを知ってる修道士さんだった。同じフランシスコ会なので知っているようだ。隣の上司らしい神父さんに「フローリーだって」と言うが、上司さんは興味ないようだった。

 ここはでっかい教会で、全体像は分からなかったが、修道院もくっついているようだった。泊めては貰えたが、そんなにフレンドリーでも無さそうなので昨晩の内から連泊は諦めている。

旅行の満足度
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
JRローカル
  •  7時頃教会を出て、まず大通公園に行ってみる。サッポロは大都市で、この教会から公園までは結構掛かるようだ。そろそろだがなーと走っていると、テレビや写真で見た風景のまさにその通りの大通公園が現れたので、サッポロだーっとの実感が湧いてくる。

     7時頃教会を出て、まず大通公園に行ってみる。サッポロは大都市で、この教会から公園までは結構掛かるようだ。そろそろだがなーと走っていると、テレビや写真で見た風景のまさにその通りの大通公園が現れたので、サッポロだーっとの実感が湧いてくる。

  •  嬉しくなってぼろカメラのシャッターをパチパチ切る。このカメラは小さなビスが2本も抜けていて、上の部分がガクガク動くような代物なので、フィルムを入れるとセロテープでべたべたと固定して写すカメラだから少々不安があるが、いつもそんな風にして撮ってるので、ま、今回も大丈夫だろう。今まで撮ってきた写真がパアだと凄く困る。<br /><br /> さて一息ついたところで、どっかで朝飯を食わなくちゃと思いつくが、まだ8時前なので普通の食堂はやってる訳がない。やはりこういう時は駅に限る。よほどの田舎でない限り、どこの駅でも立ち食いそばくらいは朝からやっているもんだ。札幌駅へ行ってみる。<br /><br /> さすがサッポロ駅、立ち食いそばどころか構内のちゃんとした食堂まで営業している。安くて量の有りそうなポークカツライスを食べて、今日一日観光するためのパワーを充填する。

     嬉しくなってぼろカメラのシャッターをパチパチ切る。このカメラは小さなビスが2本も抜けていて、上の部分がガクガク動くような代物なので、フィルムを入れるとセロテープでべたべたと固定して写すカメラだから少々不安があるが、いつもそんな風にして撮ってるので、ま、今回も大丈夫だろう。今まで撮ってきた写真がパアだと凄く困る。

     さて一息ついたところで、どっかで朝飯を食わなくちゃと思いつくが、まだ8時前なので普通の食堂はやってる訳がない。やはりこういう時は駅に限る。よほどの田舎でない限り、どこの駅でも立ち食いそばくらいは朝からやっているもんだ。札幌駅へ行ってみる。

     さすがサッポロ駅、立ち食いそばどころか構内のちゃんとした食堂まで営業している。安くて量の有りそうなポークカツライスを食べて、今日一日観光するためのパワーを充填する。

  •  腹も収まったことだし、これから本格的にサッポロ観光のスタートだ。昨日は、夕方に札幌着いて、宿捜しが先決だったから札幌の名所はどこも見ていない。まず札幌と言えば何と行っても最初に頭に浮かぶのは時計台だが、地図を見ると北海道庁が近くにあるようなので、まずは道庁まで行って写真に納める。現在もこの道庁が道庁として使われていると思っていたので外から見るだけで十分。次は時計台だ。<br /><br /> よく見る時計台の写真は、回りの風景は写ってなく時計台の建物しか見てないから、周囲がどうなってるのか見当もつかない。でも、この大都市の真ん中にあるのだから森の中にあるってことはないだろなー。

     腹も収まったことだし、これから本格的にサッポロ観光のスタートだ。昨日は、夕方に札幌着いて、宿捜しが先決だったから札幌の名所はどこも見ていない。まず札幌と言えば何と行っても最初に頭に浮かぶのは時計台だが、地図を見ると北海道庁が近くにあるようなので、まずは道庁まで行って写真に納める。現在もこの道庁が道庁として使われていると思っていたので外から見るだけで十分。次は時計台だ。

     よく見る時計台の写真は、回りの風景は写ってなく時計台の建物しか見てないから、周囲がどうなってるのか見当もつかない。でも、この大都市の真ん中にあるのだから森の中にあるってことはないだろなー。

  •  地図を頼りにウロチョロしていると、いきなりビルの谷間に時計台が姿を見せる。おーこれこれ、これこそ本物の時計台だよ。嬉しいねーと早速記念写真をパチリ。でも落ち着いてよく見ると、そこは時計台の横っちょでぐるっと正面に回ると写真で見るのとまったく同じ時計台の表情が見られる。ここも一枚パチリ。

     地図を頼りにウロチョロしていると、いきなりビルの谷間に時計台が姿を見せる。おーこれこれ、これこそ本物の時計台だよ。嬉しいねーと早速記念写真をパチリ。でも落ち着いてよく見ると、そこは時計台の横っちょでぐるっと正面に回ると写真で見るのとまったく同じ時計台の表情が見られる。ここも一枚パチリ。

  •  中は意外なほどガラーンとしていてまるで空っぽの倉庫だった。余りにシンプルなのでこっちの方が驚いた。もっと展示物なんかが所狭しと並んでいるものと思ってた。なので時計台で見るべき物は外観だけのようだ。

     中は意外なほどガラーンとしていてまるで空っぽの倉庫だった。余りにシンプルなのでこっちの方が驚いた。もっと展示物なんかが所狭しと並んでいるものと思ってた。なので時計台で見るべき物は外観だけのようだ。

  •  さっさと見物して出てくると、ポツポツと雨がぱらつき始めた。ポンチョを着込んで今度はポプラ並木で有名な北大へ行ってみる。青年よ大志を抱けで有名なクラーク博士の銅像があったので、そいつもパチリ。こざっぱりした観光客の団体が像の近くにいるので、みすぼらしい我が身を恥じて近づくことができない。早くどっか行ってくれ。

     さっさと見物して出てくると、ポツポツと雨がぱらつき始めた。ポンチョを着込んで今度はポプラ並木で有名な北大へ行ってみる。青年よ大志を抱けで有名なクラーク博士の銅像があったので、そいつもパチリ。こざっぱりした観光客の団体が像の近くにいるので、みすぼらしい我が身を恥じて近づくことができない。早くどっか行ってくれ。

  •  学内の案内図をチェックしてポプラ並木へ行ってみると、あるにはあったが想像よりそうとう小振りの並木道だ。よく有名観光地へ行ってみると、なーんだこんなモンかと思うことがあるが、これなんかその典型だろう。雑誌などでよく登場するこのポプラ並木は、地平線の彼方まで続く哀愁の道って雰囲気で、これぞ北海道だーってなりそうだが、実際に来てみると、百メートルも無い程短く幅も狭い小道だった。おまけに横から見ると奥に行くに従って段々とポプラの丈が低くなっているのが一目瞭然。こいつは植える計画段階から「どこまでも続く哀愁の道」の演出がしてあったんだと気づく。名作の舞台裏を見せられたようでガチョンだ。日本三大がっかりに認定しよう。<br /><br /> そんなのはさておき、名物とうきびを喰おうと、また大通公園に戻る。自転車で観光する長所はこういう都市部で最大に発揮される。一方通行も駐車禁止も一切関係ないからどんな有名観光地に行ってもこれで困ることはない。早い話、歩行者天国にだって乗り入れられちゃう。

     学内の案内図をチェックしてポプラ並木へ行ってみると、あるにはあったが想像よりそうとう小振りの並木道だ。よく有名観光地へ行ってみると、なーんだこんなモンかと思うことがあるが、これなんかその典型だろう。雑誌などでよく登場するこのポプラ並木は、地平線の彼方まで続く哀愁の道って雰囲気で、これぞ北海道だーってなりそうだが、実際に来てみると、百メートルも無い程短く幅も狭い小道だった。おまけに横から見ると奥に行くに従って段々とポプラの丈が低くなっているのが一目瞭然。こいつは植える計画段階から「どこまでも続く哀愁の道」の演出がしてあったんだと気づく。名作の舞台裏を見せられたようでガチョンだ。日本三大がっかりに認定しよう。

     そんなのはさておき、名物とうきびを喰おうと、また大通公園に戻る。自転車で観光する長所はこういう都市部で最大に発揮される。一方通行も駐車禁止も一切関係ないからどんな有名観光地に行ってもこれで困ることはない。早い話、歩行者天国にだって乗り入れられちゃう。

  •  大通公園には、トウキビ売りの屋台がやたら並んでいる。1本150円也を買ってかじっていると、日大の献血キャラバン隊の女の子が「お願いしまーす」とまとわりついてくる。血を抜かれることでの体力低下と注射針への恐怖で適当な事を言ってあしらう。<br /><br /> そうこうしている内、雨足はどんどん強くなってきたので、残念ながら予定のサッポロビール園は中止にして、歩いてススキノへ行くことにする。自転車は大通公園の木の下にポンチョを掛けて置いていくのだが、旅の日記帳と現金の他は、カメラ初め荷物の一切を置いていくのは少々不安がある。もう最終地までやって来られたので、ここ迄来たらなるよーになれの心境だ。<br /><br /> ススキノは北海道一の歓楽街で、面白げな店や怖そーな店がたくさんある。雨の当たらない地下街へおりていって名物札幌ラーメンのお昼にする。特にここんちが名物札幌ラーメンのお店という触れ込みじゃないが、札幌で食べればどこで食べても札幌ラーメンなんだろう。味噌ラーメンを注文する。前橋で食べる「道産子ラーメン」と同じような味にみえるが、「やっぱり札幌ラーメンは違うね!」と思った方がお得だ。メニューには毛ガニラーメンなんて高級品まであったが、もちろんそんな物には手が出せない。<br /><br /> 私としては、その後当てもないので地下街をうろついたり、地上のパチンコ屋に入ったりして不本意ながら長い時間を過ごしてしまう。せっかく札幌まで来てるのに、あー勿体ない。でも、雨の当たらない場所となると、こんなものしか思い当たらないので仕方ない。今思えば無理してもサッポロビール園に行っとけば良かったんだろうが、冷たい土砂降りの雨に長いこと降られていたので気が弱くなっていたのかもね。お陰で寒いし。<br /><br /> 4時を回る頃になると、さすがに放置した自転車が心配になってくる。案内板によると、地下街は大通公園まで続いているらしい。たまげたもんだね、やっぱり雪国だから地下が便利なんだろう。巨大な地下街なので地上への出口は大通公園だけでも幾通りもあって、出口から地上の様子を眺めては、あ、もっとあっちだを数回繰り返して自転車へ辿り着く。自転車はポンチョを掛けといたのにビショビショ状態だった。フロントバッグに入れて置いた地図もグシャグシャに濡れてしまっている。でも一応、自転車は盗まれることもなく無事だったのでホッとする。<br /><br /> さて、自転車ごと大っぴらに雨宿りできるところと言うと、どう考えても駅の他はない。それにどうせ今夜はサッポロ駅で寝るんだからと勘を頼りに駅まで行ってみる(地図はグショグショ)。駅前にやって来ると汚らしい若者が「今日はこれから輪行ですか?」と、これまた汚らしい若者の私に寄ってくる。自転車は持ってないが、身なりでサイクリストと分かるので、今日はこの辺りで寝るんだと答える。「じゃー、僕と同じだ」仲間が出来たと喜んでいる。<br /><br /> 彼は大阪から輪行でやってきて、北海道専門にキャンプしながら回っているとのこと。関西弁まるだし。2人組かと思ったら、もう一人は日帰りサイクリングを終えて札幌に戻ってきた会社員ということだった。その人は大阪の学生に自分の携帯ラジオをくれて去っていった。きっと、二人は駅で出会って意気投合したが、大阪の兄ちゃんは駅に寝ると言うので心配になって一緒に居たような気がする。そこへ私が登場したので、今夜の野宿仲間ができたのを見届けられたので安心して帰っていったということらしい。<br /><br /> 兄ちゃんとあれこれダベっている内、夕食はどうするんですかと言うので、「昨日はジンギスカン食べたら旨かったので、また食べるんだ」、「わー豪華だなー。僕は夕食に肉買っちゃたから」。豪華???400円で結構食いでがあったよと言ったら、彼はジンギスカンと言うのは5千円くらいすると思ってたそうだ。「肉は明日まで持ちますかねー」と言いだし、結局二人でジンギスカンを食べに行くことになった。<br /><br /> 大阪人は地下鉄に慣れているらしく、思いも寄らなかった札幌の地下鉄なるものに乗って、すすきのに向かう(実は私はこのとき地下鉄に初めて乗ったのだ)。ゴムタイヤで走る地下鉄は、とても静かできれいだった。地下鉄に慣れた大阪人もゴムタイヤで走る地下鉄は初めて見たそうで、写真に撮っている。カメラを持ってはいるが、普段は撮らないで記憶に残すようにしているそうだ。でも私の経験では写真に撮った物は一枚の写真を通してその時の状況が鮮明に残るけど、目だけで見た物はみんな曖昧だけどね。だから私は写真好き。<br /><br /> 初めて地下鉄に乗ったと喜んでばかりはいられなかった。降りるときに初めて見る訳の分からない改札があったのだ。駅員はいなくて、乗降客はみんな改札に並んでいる大きな機械にキップをチョンと見せてどんどん通過していく(最近ではどこの鉄道でも無人改札になったが、この札幌では既に1977年にやっていたのだった)。私も真似してキップをチョンと機械の所にかざして通り抜けようとしたら、扉がバンッと閉まってしまって、ブザーがブザーッと鳴り出した。オマケにどこに居たのか駅員まで飛んでくる始末。そしたら、キップはチョンと見せるだけじゃ駄目で、機械の中にスッと吸い込ませて改札を通り過ぎた向こう側で今入れたキップがピュッと出てくる仕掛けだった。恥をかいてしまったよ。でも、駅員さんも何事もなかったようにテキパキとその処理をしてくれたところを見ると、こういう不慣れな観光客はきっと後を絶たないのだろう。だったら親切なイラスト入りの説明板でも設置しといてくれよ、恥ずかしい。<br /><br /> すすきのは夜見ると一段と艶やかでありまして、色とりどりのネオンが街中ギンギンに光っていて別世界に来たようだ。雨の中、二人してジンギスカン屋を探すが、これがまるでなし。たっぷり濡れて「寒いなー、僕風邪引いたんと違うやろか」(大阪人は自分のことを「わて」と言うのかと思ってたら、この学生は僕で通してた)なんて言い出すし、私ももうこれ以上歩き回るのは嫌んなってるところに焼き肉屋があったので入ることにする。しかし、この店が当てはずれ。どうも高級な店らしく、ビールと一番安いホルモンとライスで一人1600円も取られてしまう。帰りに私が3食分の値段だと言うと、「僕なんか5食分や」。満腹にならぬまま駅に帰ってきて、売店でカステラを買って兄ちゃんに半分やる。<br /><br /> 彼は昨日すでにサッポロ駅を見たそうで「サッポロ駅は0時になると閉めちゃうんですよ」と貴重な情報を耳打ちする。バックパッカー族に外のベンチを取られない内に確保しとこうと言うので、早々にベンチにシュラフを広げる。本当に、駅構内には今夜の寝床にしようと蟹族がひしめき合っていた。彼らは0時になると追んだされるなんて夢にも思ってないんだろうな。哀れ。<br /><br /> 夕方から駅構内をずっとフラフラしている男がいて、あちこちの旅行者にやたら話しかけている。我々の所にも何度も寄ってくるのだがかなり怪しい。今度は、また別の偉い人相の悪い男が「あいつは置き引きだから気を付けろ。自分も前にやられた」と言い残してどっかに去っていった。おいおい、あんたの方がずっと人相が悪いんですけどー。でもきっと本当の情報だろう、あいつは確かにそういう気配が感じられる奴だと思ってたが、案の定だったらしい。大阪の兄ちゃんは貴重品の入ったザックを枕にして、私は金はシュラフの中に、自転車は寝ているベンチに立てかけて寝ることにする。<br /><br /> 今時分になると雨降りのせいもあってセーターを着ていても肌寒い(この時の気温16度)。そのままシュラフに潜ると調度いいが、まる3日間風呂に入ってなくて着っぱなしなので汗臭い。汚いのが平気な体質は、こういう旅行向きだ。でも寒いくらいの気温なので結構朝まで寝られた。たった一人の野宿と違い、隣のベンチには知り合いが寝ていると言うのは精神的に安心できる。<br /><br /><br /><br /> 出発から12日目、札幌駅のベンチで迎える朝。<br /> やっぱり木製のベンチはコンクリートの床より快適に寝られた。今日はいよいよ札幌を後にする日だ。大阪の兄ちゃんのベンチには、夜中に酔っぱらいが2人座ってずっと喋っていたそうで、よく寝られなかったらしい。私のように自転車をベンチに立て掛けとけば良かったと嘆いている。私としては、そんな話し声は記憶にないので結構よく寝られたってことか。<br />

     大通公園には、トウキビ売りの屋台がやたら並んでいる。1本150円也を買ってかじっていると、日大の献血キャラバン隊の女の子が「お願いしまーす」とまとわりついてくる。血を抜かれることでの体力低下と注射針への恐怖で適当な事を言ってあしらう。

     そうこうしている内、雨足はどんどん強くなってきたので、残念ながら予定のサッポロビール園は中止にして、歩いてススキノへ行くことにする。自転車は大通公園の木の下にポンチョを掛けて置いていくのだが、旅の日記帳と現金の他は、カメラ初め荷物の一切を置いていくのは少々不安がある。もう最終地までやって来られたので、ここ迄来たらなるよーになれの心境だ。

     ススキノは北海道一の歓楽街で、面白げな店や怖そーな店がたくさんある。雨の当たらない地下街へおりていって名物札幌ラーメンのお昼にする。特にここんちが名物札幌ラーメンのお店という触れ込みじゃないが、札幌で食べればどこで食べても札幌ラーメンなんだろう。味噌ラーメンを注文する。前橋で食べる「道産子ラーメン」と同じような味にみえるが、「やっぱり札幌ラーメンは違うね!」と思った方がお得だ。メニューには毛ガニラーメンなんて高級品まであったが、もちろんそんな物には手が出せない。

     私としては、その後当てもないので地下街をうろついたり、地上のパチンコ屋に入ったりして不本意ながら長い時間を過ごしてしまう。せっかく札幌まで来てるのに、あー勿体ない。でも、雨の当たらない場所となると、こんなものしか思い当たらないので仕方ない。今思えば無理してもサッポロビール園に行っとけば良かったんだろうが、冷たい土砂降りの雨に長いこと降られていたので気が弱くなっていたのかもね。お陰で寒いし。

     4時を回る頃になると、さすがに放置した自転車が心配になってくる。案内板によると、地下街は大通公園まで続いているらしい。たまげたもんだね、やっぱり雪国だから地下が便利なんだろう。巨大な地下街なので地上への出口は大通公園だけでも幾通りもあって、出口から地上の様子を眺めては、あ、もっとあっちだを数回繰り返して自転車へ辿り着く。自転車はポンチョを掛けといたのにビショビショ状態だった。フロントバッグに入れて置いた地図もグシャグシャに濡れてしまっている。でも一応、自転車は盗まれることもなく無事だったのでホッとする。

     さて、自転車ごと大っぴらに雨宿りできるところと言うと、どう考えても駅の他はない。それにどうせ今夜はサッポロ駅で寝るんだからと勘を頼りに駅まで行ってみる(地図はグショグショ)。駅前にやって来ると汚らしい若者が「今日はこれから輪行ですか?」と、これまた汚らしい若者の私に寄ってくる。自転車は持ってないが、身なりでサイクリストと分かるので、今日はこの辺りで寝るんだと答える。「じゃー、僕と同じだ」仲間が出来たと喜んでいる。

     彼は大阪から輪行でやってきて、北海道専門にキャンプしながら回っているとのこと。関西弁まるだし。2人組かと思ったら、もう一人は日帰りサイクリングを終えて札幌に戻ってきた会社員ということだった。その人は大阪の学生に自分の携帯ラジオをくれて去っていった。きっと、二人は駅で出会って意気投合したが、大阪の兄ちゃんは駅に寝ると言うので心配になって一緒に居たような気がする。そこへ私が登場したので、今夜の野宿仲間ができたのを見届けられたので安心して帰っていったということらしい。

     兄ちゃんとあれこれダベっている内、夕食はどうするんですかと言うので、「昨日はジンギスカン食べたら旨かったので、また食べるんだ」、「わー豪華だなー。僕は夕食に肉買っちゃたから」。豪華???400円で結構食いでがあったよと言ったら、彼はジンギスカンと言うのは5千円くらいすると思ってたそうだ。「肉は明日まで持ちますかねー」と言いだし、結局二人でジンギスカンを食べに行くことになった。

     大阪人は地下鉄に慣れているらしく、思いも寄らなかった札幌の地下鉄なるものに乗って、すすきのに向かう(実は私はこのとき地下鉄に初めて乗ったのだ)。ゴムタイヤで走る地下鉄は、とても静かできれいだった。地下鉄に慣れた大阪人もゴムタイヤで走る地下鉄は初めて見たそうで、写真に撮っている。カメラを持ってはいるが、普段は撮らないで記憶に残すようにしているそうだ。でも私の経験では写真に撮った物は一枚の写真を通してその時の状況が鮮明に残るけど、目だけで見た物はみんな曖昧だけどね。だから私は写真好き。

     初めて地下鉄に乗ったと喜んでばかりはいられなかった。降りるときに初めて見る訳の分からない改札があったのだ。駅員はいなくて、乗降客はみんな改札に並んでいる大きな機械にキップをチョンと見せてどんどん通過していく(最近ではどこの鉄道でも無人改札になったが、この札幌では既に1977年にやっていたのだった)。私も真似してキップをチョンと機械の所にかざして通り抜けようとしたら、扉がバンッと閉まってしまって、ブザーがブザーッと鳴り出した。オマケにどこに居たのか駅員まで飛んでくる始末。そしたら、キップはチョンと見せるだけじゃ駄目で、機械の中にスッと吸い込ませて改札を通り過ぎた向こう側で今入れたキップがピュッと出てくる仕掛けだった。恥をかいてしまったよ。でも、駅員さんも何事もなかったようにテキパキとその処理をしてくれたところを見ると、こういう不慣れな観光客はきっと後を絶たないのだろう。だったら親切なイラスト入りの説明板でも設置しといてくれよ、恥ずかしい。

     すすきのは夜見ると一段と艶やかでありまして、色とりどりのネオンが街中ギンギンに光っていて別世界に来たようだ。雨の中、二人してジンギスカン屋を探すが、これがまるでなし。たっぷり濡れて「寒いなー、僕風邪引いたんと違うやろか」(大阪人は自分のことを「わて」と言うのかと思ってたら、この学生は僕で通してた)なんて言い出すし、私ももうこれ以上歩き回るのは嫌んなってるところに焼き肉屋があったので入ることにする。しかし、この店が当てはずれ。どうも高級な店らしく、ビールと一番安いホルモンとライスで一人1600円も取られてしまう。帰りに私が3食分の値段だと言うと、「僕なんか5食分や」。満腹にならぬまま駅に帰ってきて、売店でカステラを買って兄ちゃんに半分やる。

     彼は昨日すでにサッポロ駅を見たそうで「サッポロ駅は0時になると閉めちゃうんですよ」と貴重な情報を耳打ちする。バックパッカー族に外のベンチを取られない内に確保しとこうと言うので、早々にベンチにシュラフを広げる。本当に、駅構内には今夜の寝床にしようと蟹族がひしめき合っていた。彼らは0時になると追んだされるなんて夢にも思ってないんだろうな。哀れ。

     夕方から駅構内をずっとフラフラしている男がいて、あちこちの旅行者にやたら話しかけている。我々の所にも何度も寄ってくるのだがかなり怪しい。今度は、また別の偉い人相の悪い男が「あいつは置き引きだから気を付けろ。自分も前にやられた」と言い残してどっかに去っていった。おいおい、あんたの方がずっと人相が悪いんですけどー。でもきっと本当の情報だろう、あいつは確かにそういう気配が感じられる奴だと思ってたが、案の定だったらしい。大阪の兄ちゃんは貴重品の入ったザックを枕にして、私は金はシュラフの中に、自転車は寝ているベンチに立てかけて寝ることにする。

     今時分になると雨降りのせいもあってセーターを着ていても肌寒い(この時の気温16度)。そのままシュラフに潜ると調度いいが、まる3日間風呂に入ってなくて着っぱなしなので汗臭い。汚いのが平気な体質は、こういう旅行向きだ。でも寒いくらいの気温なので結構朝まで寝られた。たった一人の野宿と違い、隣のベンチには知り合いが寝ていると言うのは精神的に安心できる。



     出発から12日目、札幌駅のベンチで迎える朝。
     やっぱり木製のベンチはコンクリートの床より快適に寝られた。今日はいよいよ札幌を後にする日だ。大阪の兄ちゃんのベンチには、夜中に酔っぱらいが2人座ってずっと喋っていたそうで、よく寝られなかったらしい。私のように自転車をベンチに立て掛けとけば良かったと嘆いている。私としては、そんな話し声は記憶にないので結構よく寝られたってことか。

  •  彼は予定より遅れているそうで、次の目的地まではサッポロ駅から輪行しちゃうことに決めたそうだ。手際よく自転車をパックしている。大きなリュックを背負い、小さなデイパックと自転車が入ったでかい袋をを両手に下げてもの凄い荷物だ。二人で記念写真を撮って分かれる。<br /><br /> 私はと言うと、朝飯を求めてまたもや地下街に潜る。もう小金を持ってるホームレスというところだ。地下をふらついていると、サッポロ生ビールという張り紙が目に飛び込んできた。考えたら、札幌での大きな楽しみの一つに生ビールがあって、昨日は札幌ビール園に行けなかったので生ビールがまだだったことに気が付く。朝っぱらだけどこれは迷わず飲まなくては。でも、実際飲んでみると前橋で飲むのと大差ないような気がする。やっぱり札幌ビール園でなくちゃ駄目なのかな?<br /><br /> 今度は店を代えて朝飯のラーメンを食べる。今度はさっぱりと塩ラーメンだ。地下街の立ち食いラーメンのような店だがこれも旨い。札幌ラーメンは2度食べられたので堪能した気がする。<br /><br /> 地上に戻って、駅の売店でサッポロシューマイなるものを売っていたので買い求め、駅の隅にうずくまって食べる。ここでは何でもサッポロが付くらしい。昨日の置き引き野郎がまだうろついているのを目にする。ありゃぁホントに本職のようだ。危ない危ない、油断した顔は見せられないぞ。<br /><br /> また大通公園に行って、テレビ塔の下で絞りたての牛乳と、ふかしたてのジャガイモを食べた食べた。これでサッポロで食べる予定のものは全部食べたので、これを良しとして大いに満足する。でもどれもみんな安モンばっかりだけどね。昨晩のホルモン焼きが一番高かったんだから名物を食べたと言ってもロクなもんじゃない。<br /><br /> さて、いよいよこれからは帰り道となる。サッポロを後に、フェリーに乗るべく苫小牧を目指して曇り空の下を走り出した。さよならサッポロ、必ずまたくるぞー(車で)。

     彼は予定より遅れているそうで、次の目的地まではサッポロ駅から輪行しちゃうことに決めたそうだ。手際よく自転車をパックしている。大きなリュックを背負い、小さなデイパックと自転車が入ったでかい袋をを両手に下げてもの凄い荷物だ。二人で記念写真を撮って分かれる。

     私はと言うと、朝飯を求めてまたもや地下街に潜る。もう小金を持ってるホームレスというところだ。地下をふらついていると、サッポロ生ビールという張り紙が目に飛び込んできた。考えたら、札幌での大きな楽しみの一つに生ビールがあって、昨日は札幌ビール園に行けなかったので生ビールがまだだったことに気が付く。朝っぱらだけどこれは迷わず飲まなくては。でも、実際飲んでみると前橋で飲むのと大差ないような気がする。やっぱり札幌ビール園でなくちゃ駄目なのかな?

     今度は店を代えて朝飯のラーメンを食べる。今度はさっぱりと塩ラーメンだ。地下街の立ち食いラーメンのような店だがこれも旨い。札幌ラーメンは2度食べられたので堪能した気がする。

     地上に戻って、駅の売店でサッポロシューマイなるものを売っていたので買い求め、駅の隅にうずくまって食べる。ここでは何でもサッポロが付くらしい。昨日の置き引き野郎がまだうろついているのを目にする。ありゃぁホントに本職のようだ。危ない危ない、油断した顔は見せられないぞ。

     また大通公園に行って、テレビ塔の下で絞りたての牛乳と、ふかしたてのジャガイモを食べた食べた。これでサッポロで食べる予定のものは全部食べたので、これを良しとして大いに満足する。でもどれもみんな安モンばっかりだけどね。昨晩のホルモン焼きが一番高かったんだから名物を食べたと言ってもロクなもんじゃない。

     さて、いよいよこれからは帰り道となる。サッポロを後に、フェリーに乗るべく苫小牧を目指して曇り空の下を走り出した。さよならサッポロ、必ずまたくるぞー(車で)。

  •  札幌から千歳経由で苫小牧へ通じる国道36号は、さすがに北海道の大動脈らしく、それはそれは立派な道だった。その割に交通量が少ないのはやっぱり人間が少ないってことなんかな?北海道に失礼かな?

     札幌から千歳経由で苫小牧へ通じる国道36号は、さすがに北海道の大動脈らしく、それはそれは立派な道だった。その割に交通量が少ないのはやっぱり人間が少ないってことなんかな?北海道に失礼かな?

  •  昼飯どきになったら道ばたにジンギスカン屋を発見!やった、また安くて旨いジンギスカンが食べられるぞとにやけ顔でこんにちは。今回もあの鉄兜の鉄板で食べられると思っていたが、ここんちはお好み焼きのような大きくて平たい鉄板で店の人が焼いてくれて、焼き上がると一纏めにして私の前にずいっと差し出すものだった。うーん、ちょっと期待してたのとは違うけど、これもジンギスカンだからいいか。これが昨晩のすすきのにあったら、大阪の兄ちゃんも喜んだのにな。

     昼飯どきになったら道ばたにジンギスカン屋を発見!やった、また安くて旨いジンギスカンが食べられるぞとにやけ顔でこんにちは。今回もあの鉄兜の鉄板で食べられると思っていたが、ここんちはお好み焼きのような大きくて平たい鉄板で店の人が焼いてくれて、焼き上がると一纏めにして私の前にずいっと差し出すものだった。うーん、ちょっと期待してたのとは違うけど、これもジンギスカンだからいいか。これが昨晩のすすきのにあったら、大阪の兄ちゃんも喜んだのにな。

  •  道沿いに千歳空港があったので野次馬で寄っていく。私はまだ飛行機と言う物に乗ったことがないので興味津々だ。離発着が見られるベランダでしばしのあいだ口を開けながら飛行機見物をする。<br /><br /> 下の階に降りていくと北海道牛乳を使ったというソフトクリームが売られていたので、これも北海道名物かも知れないと思ってひとつ買い求めて食べてみると、これがまぁ旨いのなんのって位旨かった。やっぱり酪農王国北海道では牛の乳さえ違うらしい。<br /><br /> 苫小牧のフェリーターミナルはやっぱり巨大だった。もちろん予約ナシの私でも来るとき同様に簡単に乗ることが出来た。こういう時に自転車は待たされないので楽ちんだね。

     道沿いに千歳空港があったので野次馬で寄っていく。私はまだ飛行機と言う物に乗ったことがないので興味津々だ。離発着が見られるベランダでしばしのあいだ口を開けながら飛行機見物をする。

     下の階に降りていくと北海道牛乳を使ったというソフトクリームが売られていたので、これも北海道名物かも知れないと思ってひとつ買い求めて食べてみると、これがまぁ旨いのなんのって位旨かった。やっぱり酪農王国北海道では牛の乳さえ違うらしい。

     苫小牧のフェリーターミナルはやっぱり巨大だった。もちろん予約ナシの私でも来るとき同様に簡単に乗ることが出来た。こういう時に自転車は待たされないので楽ちんだね。

  •  北海道に渡るときは津軽海峡だったので揺れることはなく快適だったが、太平洋を航行するフェリーは揺れが凄かった。雨降りなので波も荒れていたので尚更のようだ。私は車で酔うことはないけど、船の上下の揺れには弱いので酷く酔ってしまう。デッキに出て潮風に当たっても改善しない。車酔いなら停車できるが、船は逃げ場がないのが辛い。<br /><br /> 仙台港に到着しても雨がそのまま続いていた。ポンチョを被って仙台市内を目指す。フェリーターミナルから仙台までは15キロほどありそうで、視界が悪いこともあって1時間掛かってしまう。仙台からは輪行するので駅を目指して市内をよたよた走る。<br /><br /> 現代では(2022年)自転車を鉄道に載せるのは簡単らしいが、この時代では日本自転車振興会の会員証がないと自転車は持ち込めない決まりがあった。緩い決まりなので私は毎回「会員証忘れた」と一芝居打たなくてはならないが、駅員さんはそんなもの有っても無くても気にしない態度なので、これで困ったことはない。今回も無事に自転車持ち込みのための手廻り品切符もゲットできる。140円。<br /><br /> 地方から群馬県へ帰るにはその先に東京があるので行き先の電車で困ることはない。日本中の電車は東京を目指すことになっているのは同じ関東に住む群馬県人にとっては便利。座席は当然のことながら自由席なので、座れるといいなーと思いながら乗り込むと運良くひとつ空いていた席をゲットできる。あーこれで座ったまま群馬に帰れるとホッと一息入れたところ、向かいの席のおじさんと目があって互いにニコッとする。きっとおじさんも同じ思いだったのだろう。<br /><br /> 今回のサイクリングも色んなことが山盛りあったけど、病気も怪我もすることなく走り通せて得難い体験もできて大満足だった。電車に揺られながら、もう次はどこへ行こうかと夢は枯野を駆けめぐる。。<br /><br /> 「自転車の旅 おーい北海道」これにておしまいです。<br /> ここまで読んでくれてありがとうございます。<br /><br />●旅のデータ<br />使用金額約6万円<br />走行距離約1,200キロ<br />パンク 2回だけ(しかも1日に2回)<br />宿泊<br /> 旅館 2<br /> 教会 2<br /> 修道院 2<br /> 民宿 1<br /> 駅  4<br /> フェリー 1<br /> 自転車置き場 1<br /> 歩道橋の上(失敗)<br />

     北海道に渡るときは津軽海峡だったので揺れることはなく快適だったが、太平洋を航行するフェリーは揺れが凄かった。雨降りなので波も荒れていたので尚更のようだ。私は車で酔うことはないけど、船の上下の揺れには弱いので酷く酔ってしまう。デッキに出て潮風に当たっても改善しない。車酔いなら停車できるが、船は逃げ場がないのが辛い。

     仙台港に到着しても雨がそのまま続いていた。ポンチョを被って仙台市内を目指す。フェリーターミナルから仙台までは15キロほどありそうで、視界が悪いこともあって1時間掛かってしまう。仙台からは輪行するので駅を目指して市内をよたよた走る。

     現代では(2022年)自転車を鉄道に載せるのは簡単らしいが、この時代では日本自転車振興会の会員証がないと自転車は持ち込めない決まりがあった。緩い決まりなので私は毎回「会員証忘れた」と一芝居打たなくてはならないが、駅員さんはそんなもの有っても無くても気にしない態度なので、これで困ったことはない。今回も無事に自転車持ち込みのための手廻り品切符もゲットできる。140円。

     地方から群馬県へ帰るにはその先に東京があるので行き先の電車で困ることはない。日本中の電車は東京を目指すことになっているのは同じ関東に住む群馬県人にとっては便利。座席は当然のことながら自由席なので、座れるといいなーと思いながら乗り込むと運良くひとつ空いていた席をゲットできる。あーこれで座ったまま群馬に帰れるとホッと一息入れたところ、向かいの席のおじさんと目があって互いにニコッとする。きっとおじさんも同じ思いだったのだろう。

     今回のサイクリングも色んなことが山盛りあったけど、病気も怪我もすることなく走り通せて得難い体験もできて大満足だった。電車に揺られながら、もう次はどこへ行こうかと夢は枯野を駆けめぐる。。

     「自転車の旅 おーい北海道」これにておしまいです。
     ここまで読んでくれてありがとうございます。

    ●旅のデータ
    使用金額約6万円
    走行距離約1,200キロ
    パンク 2回だけ(しかも1日に2回)
    宿泊
     旅館 2
     教会 2
     修道院 2
     民宿 1
     駅  4
     フェリー 1
     自転車置き場 1
     歩道橋の上(失敗)

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