兵庫県民割でおでかけ　その4（神戸ポートピアホテル　＋元町周辺街歩き・ランターンフェア）

2021/12/29 - 2021/12/30

2021年最後のお出かけは、兵庫県民割を利用した第4弾、「近場でリフレッシュ」です。

神戸は我が家から、1時間一寸で行ける場所で、凄く見どころの多い街でありながら、日帰りでが殆どでした。

兵庫県民割で、最初のお出かけとなった六甲アイランドで、結婚記念日を祝い温泉に入りディナーを楽しむという、何気ない非日常を感じる、今までのガツガツとした旅とは違った、滞在型リゾートも良いな、と気づいた私達夫婦。
https://4travel.jp/travelogue/11724284

今回は偶然見つけた、兵庫県民限定プランを利用して、神戸ポートピアホテルに出かけてきました。
（凄くお得感があり、予約した時には、また来るとは思いもしませんでしたが、この後2回も来てしまいました。）

前編は、三宮から元町、ハーバーランドの街歩きから、南京町ランターンフェアを見て、ルームサービスでの美味しい食事までです。

エリア 神戸(兵庫)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車 徒歩

やはり神戸は近いです。
自宅を10時頃に出発しても、ホテルに昼前に到着しました。
こちらのホテルでは、三宮までシャトルバスがあり、ホテルに車と荷物を預け、夕食まで神戸市内を散策する事といたしました。

三宮駅前は、阪急の駅が完成して大きく変わっいて、三宮から元町に向けて歩きますが、元町の商店街は、「神戸の良さが元町に・・」というキャッチフレーズの通り、異国情緒漂う神戸を代表する商店街で、賑わいの中にも落ち着いた雰囲気が漂っています。

元町らしさのキーワードは、「まちづくりと景観」らしいです。
2003年に「神戸元町商店街景観形成市民協定」を定め、「高級感」「ハイカラ」「エレガント」をキーワードとしたまちづくりが進められていて、建築物や看板等にもルールを定めて、清掃や緑化にも積極的に取り組んでいるようです。

神戸元町商店街は、約1.2kmの距離に300余りの店が並んでいます。
創業150年近い老舗から、今年できたお店まで、新旧が融和した、新しくて懐かしい街の雰囲気があり、私も大好きな商店街です。

神戸元町商店街 市場・商店街

丁度ランチタイムという事で、色々探しましたが、夕食を考えて軽目が良いよね、と言うことになり、元町の大丸にあったMamezo&Cafeで頂きます。

9階のレストランフロアにある和カフェで、阪急山田にもあるらしいです。
近くですが知りませんでした。
座席数は、テーブル席と半個室で約40席と、やや小さい目のお店です。

Mamezo&Cafe 大丸神戸店 グルメ・レストラン

奥様、豆腐と根菜のハンバーグです。

豆腐ですからより柔らかな感じのハンバーグに、大根おろしと大葉が添えてあります。
おばんざい3種は切り干し大根やヒジキ等、体に優しいがコンセプトというだけに、夕食はがっちり洋食なので丁度良い感じです。
味噌汁も、出汁がしっかりしていました。
奥様珍しく、お代わりできるという事で、お願いしましたが1杯目と少し違って、出汁が薄かったようです。
飲食店では、味の一定、不変化は重要ですね。

私はもっと軽めで、餡バタートーストセット。
こちらは和菓子も美味しいらしく、餡が大好きな私にとって、至福のメニューですね。

大丸の斜め向かいに、三宮神社がありましたので、参拝してきました。

本当に中心繁華街にある神社ですが、祭神は天照大御神の御子である女神で、海の交通安全と商工業の繁栄、知恵授けに御利益のある神様のようです。

創祀年代は不明ですが、神社には1732年（享保17年）の銘がある手水鉢や、1748年の銘がある石灯籠が残っている、歴史のある神社のようです。

三宮神社 寺・神社・教会

JR神戸線の元町駅と、神戸駅間の高架下にある、元町高架通商店街（通称モトコー）は、私達お気に入りの場所でしたが、COVID-19の影響か、凄く寂しい状況になっていました。

戦後の闇市がルーツと言われていますが、カジュアル、メンズ、子供服等の独自ブランドのお店や、パワーストーン、雑貨や飲食店等、多種多様な個性的なお店が並ぶ商店街ですが、見ていて飽きない通りです。

現在、リニューアル工事も進められているようですが、地方都市のシャッター通りの様な雰囲気になっていました。

元町高架通商店街 (モトコー) 市場・商店街

元町から、南下してハーバビレッジ方面に、足を進めます。

1992年10月1日、三菱倉庫の倉庫跡地に阪急百貨店を核店舗として「モザイク」は船出しましたが、ハーバーランドの商業施設が全体的に不振に喘いでいた事からか、2012年に神戸阪急が閉店し、阪急百貨店の親会社がハーバーランド圏内の商業施設の運営から撤退し、跡地はイオンモールによる再開発が行われ、2013年「umie」としてリニューアルオープン、モザイクも編入されて現在は「umie MOSAIC」となっています。

海と運河に囲まれた施設は、ショッピング、レストラン等に加え、観覧車は神戸港、ウォーターフロントのランドマークとなっています。
また、周辺はアンパンマンミュージアム等を備える一大アミューズメントスポットとして、賑わいを見せています。

モザイク観覧車 名所・史跡

umie MOSAICに隣接して、客船ターミナル、高浜旅客ターミナルがあります。

ハーバーランド、umie MOSAICの東側、ウォーターフロントの岸壁延長約300mに3つのバースを備えている、旅客ターミナルです。
ここは、神戸港遊覧船の代表格、ミュージックレストラン船「コンチェルト」の発着場となっています。

冬場はアイススケート場も、オープンしていました。

umie MOSAIC テーマパーク

明治時代より、神戸旧居留地南のメリケン波止場等と共に、神戸港の主要な波止場の一つでした。

1886年以降は、皇室の神戸御用邸が下賜され、拡張・整備が繰り返されて、現在は新都心として、神戸ハーバーランド、海を挟んで中突堤やメリケンパークを正面に見渡す眺めの良い場所となっており、若い人を中心に賑わいを見せています。

高浜岸壁 (高浜旅客ターミナル) 名所・史跡

神戸港中突堤に建つ神戸ポートタワーはタワーは、世界初のパイプ構造の建造物で、和楽器の鼓を長くしたような外観が特徴的な建物で、神戸のシンボル的な景観です。
独特の構造（双曲面構造）・形状から「鉄塔の美女」と称され、高層建築物のモデルの一つであり、日本で初めてライトアップされた建造物のようです。

2021年9月27日から耐震化等の工事のため休館中で、2023年度に営業を再開する予定のようです。
今は、足場によって覆い隠されており、ある意味レアな風景となっています。

神戸ポートタワー 名所・史跡

神戸港から元町方面に戻り、南京町広場にて開催されている「南京町ランターンフェア」に向かいます。
中国提灯をランターンと呼ぶらしいですが、この時期の南京町は、ランターンの暖かな光で包まれた、中国情緒豊かな景観を楽しめます。

南京町広場 公園・植物園

広場の中心に位置するあづまや内に、小財神「財財・來來」のバルーン人形が展示されています。

神戸南京町、横浜中華街、長崎新地中華街は、日本三大チャイナタウンと言われていて、例年なら多くの観光客が訪れるのでしょうが、人出はまだ戻っていませんね。

それでも、南京町広場の400個以上のランターンは、クリスマスのイルミネーションとは全く違った、幻想的で中国情緒を感じる景色が広がっていました。

南京町ランターンフェア 祭り・イベント

南京町の東側入口、エントランスの長安門の手前に、可愛いお店がありました。

とろっとろのなめらかな「生杏仁プリン」の「神戸MILK」で、歩き疲れた体を休ませます。

濃厚なミルク感と、杏仁の独特の風味を持ったプリンが人気で、「1時間で2,310個売れた。」という、ギネスブックにも掲載されているお店のようです。

私達は、生杏仁プリン&ソフトクリームを頂きましたが、ソフトクリームは、ほのかな杏仁風味と、ミルクの相性がばっちりで、下のプリンは通常サイズの半分で、カラメルがないという事ですが、滑らかな口どけと、杏仁の風味が合わさって、美味しかったです。

生杏仁プリン 神戸MILK グルメ・レストラン

本日の宿、神戸ポートピアホテルです。

神戸市中央区のポートアイランドにあり、1981年開催の神戸ポートアイランド博覧会にあわせ開業した、完成当時ホテルとしては西日本最大級の規模で、32階建ての本館等、延床面積　110,000m2を超える大規模なシティリゾートホテルです。

神戸ポートピアホテル 宿・ホテル

ダイエー創業者である中内?氏の弟、中内力氏が、父から引継いだサカエをダイエーに売却した資金を元に建設したらしいです。

大小36のホール、レセプション会場、会議室を備えたコンベンションホテルです。


本館の外観は特徴的で、船をイメージし、平面は楕円形となっています。

今回は、本館の23階、ミッドセンチュリーフロアツインルームです。

室内は27㎡で、ゆっくりと過ごす事ができ、窓からの夜景も綺麗で、リゾート感を味わう事が出来ました。

浴室も広くゆったりとしていて、足を延ばして温泉気分でリラックスできました。

夕食は、時節柄密を避けて、ルームサービスをチョイス。

窓際にセットして、夜景を眺めながらの食事を楽しむ事が出来ました。

美味しかったですが、唯一の難点と言えば、保温等の手段は駆使して頂いていますが、熱々での提供とはならない事でしょうか。

ここから料理ですが、夜景を見るために室内の灯を少し落として撮影したので、ブレブレとなっています。

オードブルです。

こちらは魚料理ですね。

鯛はやはり美味しいな、と言うのが結論ですね。

使える写真の中の一枚、料理の全景です。

左が肉料理、こちらも美味しかったです。
（美味しい以外言えないという、ボキャブラリー不足を痛感します。)

最後はデザートと珈琲。

珈琲はポットで、食事終了時でも熱々でした。

お腹も一杯となり、食事後、腹ごなしを兼ねて、近くの散策路を歩いてみました。

夜になると、一際大きさを感じます。

周辺に高い建物が無いだけに、より大きさを感じますね。

前編、これまで。