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 自転車旅行関西編3<br /><br /> 8月7日、出発から6日目<br /> 6時半に起きる。旅館の窓から見上げると黒くて厚い雲が空一面をおおっていて雨の止む気配はまったくない。早朝からガチョンだ。今日は一日、雨の中の京都観光になるのかな~。泣<br /><br /> この旅で初めて宿で朝ご飯を出してもらえた。朝食を目一杯腹に詰め込み小さいおひつを空にする。おひつのお代わりが出来るなら昼飯用におむすびを作りたいところだが25歳の若者にそんな事が言える筈がない。<br /><br /> ゆっくりと9時に旅館を出発。宿代は3500円と当時でも安めだった(1975年)。日本最大の観光地、京都でもこんな安い宿があるんだなぁ。それとも私の泊まったあの部屋は特別か?<br /><br /> ※この近江屋は当時は木造の2階家で、風呂も木造の小さ目サイズだったと記憶しているが、先ほどネットで探したら当時と同じ東本願寺近くに立派に存続していました。しかも数階建てのビルディングに成長していました。見事に発展おめでとうございます、当時はお世話になりました。

自転車旅行関西編3

8いいね!

1975/08/02 - 1975/08/16

27383位(同エリア46601件中)

旅行記グループ 自転車旅行関西編

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おく

おくさん

 自転車旅行関西編3

 8月7日、出発から6日目
 6時半に起きる。旅館の窓から見上げると黒くて厚い雲が空一面をおおっていて雨の止む気配はまったくない。早朝からガチョンだ。今日は一日、雨の中の京都観光になるのかな~。泣

 この旅で初めて宿で朝ご飯を出してもらえた。朝食を目一杯腹に詰め込み小さいおひつを空にする。おひつのお代わりが出来るなら昼飯用におむすびを作りたいところだが25歳の若者にそんな事が言える筈がない。

 ゆっくりと9時に旅館を出発。宿代は3500円と当時でも安めだった(1975年)。日本最大の観光地、京都でもこんな安い宿があるんだなぁ。それとも私の泊まったあの部屋は特別か?

 ※この近江屋は当時は木造の2階家で、風呂も木造の小さ目サイズだったと記憶しているが、先ほどネットで探したら当時と同じ東本願寺近くに立派に存続していました。しかも数階建てのビルディングに成長していました。見事に発展おめでとうございます、当時はお世話になりました。

旅行の満足度
4.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
5万円 - 10万円
  •  本日最初の観光は雨の中から始まる。まず近くの東本願寺へ行ってみると寺の門の下で寝ている人がいた。何か惨めな気がするが、私も宿が見つからなけりゃあんなんだったなー。人ごとではないその人に妙に親近感を覚える。<br /><br /> 京都駅前を通って、今度は西本願寺へ行ってみる。さっきの寺と似たような感じだな。雨のためか観光客もまばらで、でかい境内がなおでかく見える。早朝だし、まだ一般の観光客は動き出さないようだ。

     本日最初の観光は雨の中から始まる。まず近くの東本願寺へ行ってみると寺の門の下で寝ている人がいた。何か惨めな気がするが、私も宿が見つからなけりゃあんなんだったなー。人ごとではないその人に妙に親近感を覚える。

     京都駅前を通って、今度は西本願寺へ行ってみる。さっきの寺と似たような感じだな。雨のためか観光客もまばらで、でかい境内がなおでかく見える。早朝だし、まだ一般の観光客は動き出さないようだ。

  •  新撰組ゆかりの寺、壬生寺へ行きたいのだが、小さく有名でもないので探すのに一苦労する。この頃はパソコンなんて物は一般的には存在しないし、コピー機で地図を印刷すること自体考えられない時代なので市販の折り畳み京都市街図を持参し、自転車で走る用には手書きでおおまかな地図を自転車のフロントバッグに挟んでいる。現代のようにスマホやタブレットでGPSが使える時代が来るまでにはあと40年くらい必要。<br /><br /> 雨の中をぐれぐれ探してやっと見つけた壬生寺は、期待していた新撰組ゆかりの遺品や資料はなく、ただメタボ気味の近藤勇の銅像があるだけだった。かな~り期待外れ。雨の中を彷徨って疲れていたし濡れ鼠なので軒下でしばらく雨宿りをさせてもらう。<br /><br /> 期待はしていないが、また電話の天気予報を聞いてみる。いつ聞いてもそっけないアナウンスしかしてくれない。嘘でもいいから午後は晴れるでしょうと言って貰いたい。日課の牛乳を2本飲んでおく。

     新撰組ゆかりの寺、壬生寺へ行きたいのだが、小さく有名でもないので探すのに一苦労する。この頃はパソコンなんて物は一般的には存在しないし、コピー機で地図を印刷すること自体考えられない時代なので市販の折り畳み京都市街図を持参し、自転車で走る用には手書きでおおまかな地図を自転車のフロントバッグに挟んでいる。現代のようにスマホやタブレットでGPSが使える時代が来るまでにはあと40年くらい必要。

     雨の中をぐれぐれ探してやっと見つけた壬生寺は、期待していた新撰組ゆかりの遺品や資料はなく、ただメタボ気味の近藤勇の銅像があるだけだった。かな~り期待外れ。雨の中を彷徨って疲れていたし濡れ鼠なので軒下でしばらく雨宿りをさせてもらう。

     期待はしていないが、また電話の天気予報を聞いてみる。いつ聞いてもそっけないアナウンスしかしてくれない。嘘でもいいから午後は晴れるでしょうと言って貰いたい。日課の牛乳を2本飲んでおく。

  •  1時40から2時20の間、二条城を見物する。雨宿りも兼ねてるので、どこへ行っても長めの観光。二条城の鴬張りの廊下というのはどんないい音なのかと思ったが、ただ「ギシギシ」と鳴るだけだ。ウグイスってギシギシって鳴くかぁ!?よく恥ずかしげもなくこんな洒落た名前を付けたもんだな。それはさておき現実的にはこの音は警備上の意味もあるらしい。江戸時代のセキュリティシステムってことか。<br /><br /> 京都御所の近くに小さなスポーツ用品店を見つけたので自転車向きの雨具を買おうと思ったが、それらしいのは置いてないとのこと。代わりに山岳用のポンチョを利用する人もいるそうなのでそれを買ってみる。膝まで隠れるようなでかい物だったので扱いなれないが、なる程これをかぶってれば濡れないで済むということか。もっと早く気づけばよかった。雨に二日降られてやっと雨具を買うという間抜けぶり。<br /><br /> 3時過ぎ、雨続きでうすら寒くなってきた。暖かい物が食べたくなって味噌ラーメンのお昼にする。餃子も豪華に二人前食べる。何つっても体力が基本だ。<br /><br /> 近くに床屋があったので髭だけ当たってもらうことにする。終わってみたら何と千円もした!当時、床屋で散髪・シャンプー・ひげ剃りと全部やって貰っても1200円程だったので、五百円くらいかなと思ったが、千円は全体の8割くらいの値段だぞ。もうやらない。実は私は電気カミソリしか使ったことがなくて、刃物のカミソリで髭を剃ったことがなかったのだ。千円も出せばT字カミソリが10本20本は買えそうだ。どっかで買って次は自分でひげ剃りに挑戦してみよう。<br />

     1時40から2時20の間、二条城を見物する。雨宿りも兼ねてるので、どこへ行っても長めの観光。二条城の鴬張りの廊下というのはどんないい音なのかと思ったが、ただ「ギシギシ」と鳴るだけだ。ウグイスってギシギシって鳴くかぁ!?よく恥ずかしげもなくこんな洒落た名前を付けたもんだな。それはさておき現実的にはこの音は警備上の意味もあるらしい。江戸時代のセキュリティシステムってことか。

     京都御所の近くに小さなスポーツ用品店を見つけたので自転車向きの雨具を買おうと思ったが、それらしいのは置いてないとのこと。代わりに山岳用のポンチョを利用する人もいるそうなのでそれを買ってみる。膝まで隠れるようなでかい物だったので扱いなれないが、なる程これをかぶってれば濡れないで済むということか。もっと早く気づけばよかった。雨に二日降られてやっと雨具を買うという間抜けぶり。

     3時過ぎ、雨続きでうすら寒くなってきた。暖かい物が食べたくなって味噌ラーメンのお昼にする。餃子も豪華に二人前食べる。何つっても体力が基本だ。

     近くに床屋があったので髭だけ当たってもらうことにする。終わってみたら何と千円もした!当時、床屋で散髪・シャンプー・ひげ剃りと全部やって貰っても1200円程だったので、五百円くらいかなと思ったが、千円は全体の8割くらいの値段だぞ。もうやらない。実は私は電気カミソリしか使ったことがなくて、刃物のカミソリで髭を剃ったことがなかったのだ。千円も出せばT字カミソリが10本20本は買えそうだ。どっかで買って次は自分でひげ剃りに挑戦してみよう。

  •  5時、閉館間近の金閣寺に入る。観光客は私の前に一組いただけでガラガラ。この頃になると雨はようやく止んで、池には幻想的なモヤが浮かんでいる。その中に、あの有名な金閣寺はあった。なんというラッキーな光景ではないか。超有名な金閣寺なのに、観光客はたったの2・3人しかいなくて静寂の中にモヤまで立ち込めるサービスぶり。こりゃ拝観料の十倍くらいの値打ちもんだで。<br /><br /> 金閣寺のそばに衣笠カトリック教会を見つける。司祭館を訪ね、故フローリー神父さんに書いて貰った不特定多数教会宛用紹介文の書いてあるノートを見せ、一夜の宿を頼んだ所、快く引き受けてくれたので一安心。一日雨の中を走り回った自転車の整備をざっとして油も差しておく。一通り終わってから夕食に出かける。泊めて貰うお礼の箱詰めお菓子を買い、大衆食堂で玉子丼と牛乳の夕飯にする。こんな感じで毎日、根無し草みたいな旅を続けているが、本人はそこそこ楽しんでいます。<br /><br /> 泊めて貰った建物は旧司祭館みたいな木造家屋で、先客が3人いた。やっぱり私みたいに京都を安上がりに観光しようという人達らしい。有名観光地の教会というのはありがたいというか、気の毒というか・・・。<br /><br /> その内の一人で牧野さんという人は、なんと前橋出身の関口神父さんとは東京瀬田の神学校で同期という人で、助任司祭になっていた。もう一人、宮田さんという人は桑名教会の信者で、桑名教会は泊まれるから寄るといいと言ってくれた。だが、泊まるところはその日の走り次第なので予定が立たないと言っておく。誰かが差し入れてくれた旨いスイカを4人で食べて眠りにつく。<br /><br />※これより数日後の話ですが、私は宮田さんの言葉を一縷の望みとして桑名教会に一夜の宿を請うことになります。<br />

     5時、閉館間近の金閣寺に入る。観光客は私の前に一組いただけでガラガラ。この頃になると雨はようやく止んで、池には幻想的なモヤが浮かんでいる。その中に、あの有名な金閣寺はあった。なんというラッキーな光景ではないか。超有名な金閣寺なのに、観光客はたったの2・3人しかいなくて静寂の中にモヤまで立ち込めるサービスぶり。こりゃ拝観料の十倍くらいの値打ちもんだで。

     金閣寺のそばに衣笠カトリック教会を見つける。司祭館を訪ね、故フローリー神父さんに書いて貰った不特定多数教会宛用紹介文の書いてあるノートを見せ、一夜の宿を頼んだ所、快く引き受けてくれたので一安心。一日雨の中を走り回った自転車の整備をざっとして油も差しておく。一通り終わってから夕食に出かける。泊めて貰うお礼の箱詰めお菓子を買い、大衆食堂で玉子丼と牛乳の夕飯にする。こんな感じで毎日、根無し草みたいな旅を続けているが、本人はそこそこ楽しんでいます。

     泊めて貰った建物は旧司祭館みたいな木造家屋で、先客が3人いた。やっぱり私みたいに京都を安上がりに観光しようという人達らしい。有名観光地の教会というのはありがたいというか、気の毒というか・・・。

     その内の一人で牧野さんという人は、なんと前橋出身の関口神父さんとは東京瀬田の神学校で同期という人で、助任司祭になっていた。もう一人、宮田さんという人は桑名教会の信者で、桑名教会は泊まれるから寄るといいと言ってくれた。だが、泊まるところはその日の走り次第なので予定が立たないと言っておく。誰かが差し入れてくれた旨いスイカを4人で食べて眠りにつく。

    ※これより数日後の話ですが、私は宮田さんの言葉を一縷の望みとして桑名教会に一夜の宿を請うことになります。

  •  8月8日、出発から7日目<br /> 金閣寺そばの衣笠教会を8時頃出発する。空の方は3日ぶりに晴れてくれたのでお天気の有り難さが身に染みる。ミサのあと泊めて貰った記念に神父さんに名前を書いて貰ったところ、書道をやってるような上手い字でたまげた。日本人の私の方が何倍もヘタくそ。<br />

     8月8日、出発から7日目
     金閣寺そばの衣笠教会を8時頃出発する。空の方は3日ぶりに晴れてくれたのでお天気の有り難さが身に染みる。ミサのあと泊めて貰った記念に神父さんに名前を書いて貰ったところ、書道をやってるような上手い字でたまげた。日本人の私の方が何倍もヘタくそ。

  •  すぐに近くにある石庭で有名な竜安寺へ行ってみる。みんなが「いーいー」と言うけれど、どうもこういう庭は理解に苦しむ。それに想像してたのよりかなり小振りな庭だった。観光写真はいつも実物の何倍も写りが良いように上手に撮るよね。<br /><br /> 小振りの庭で思いついたが、もしかして庭を作ったのは小堀遠州じゃなのかと思い、ウィキペディアで調べたら違った。でも、昨日よった金地院が小堀遠州の作とのことだった。おかしな所で共通点があった。<br /><br /> 上がり端に座って整った石庭をしばし鑑賞。観光客の3人に1人くらいは、このきれいに敷き詰めた石の上を走り回りたい衝動に駆られるのでは?なんて思いながら拝観してるんだから罰当たりな奴だ。<br />

     すぐに近くにある石庭で有名な竜安寺へ行ってみる。みんなが「いーいー」と言うけれど、どうもこういう庭は理解に苦しむ。それに想像してたのよりかなり小振りな庭だった。観光写真はいつも実物の何倍も写りが良いように上手に撮るよね。

     小振りの庭で思いついたが、もしかして庭を作ったのは小堀遠州じゃなのかと思い、ウィキペディアで調べたら違った。でも、昨日よった金地院が小堀遠州の作とのことだった。おかしな所で共通点があった。

     上がり端に座って整った石庭をしばし鑑賞。観光客の3人に1人くらいは、このきれいに敷き詰めた石の上を走り回りたい衝動に駆られるのでは?なんて思いながら拝観してるんだから罰当たりな奴だ。

  •  京都の町はずれにあった赤い毛氈のある日本的な茶屋で甘酒を飲んでみる。ショウガも付いた本格的な麹の甘酒は、普段飲んでるべっとり甘いものとは大違いで、馴染みのない味だった。これが京の都の味なのだろうとしみじみ思う(こんなもんでしみじみ?)。<br /><br /> 京の都の朝飯でも、今朝はやっぱり安上がりに済ますことにする。道ばたの店に寄って朝食用の食料を仕入れてから三尾(高尾、栂尾、槙尾)へ向かう。山の中へ入って行き、十時過ぎたころ清滝川のほとりでさっき仕入れた朝飯にする。今朝のメニューは牛肉なめこ缶、パンとトマトジュース。なかなか健康を考えてる取り合わせだ。旅の途中は普段より何倍も健康には気を使っている。一番恐いのは事故と病気だ。それじゃふたつだけど。

     京都の町はずれにあった赤い毛氈のある日本的な茶屋で甘酒を飲んでみる。ショウガも付いた本格的な麹の甘酒は、普段飲んでるべっとり甘いものとは大違いで、馴染みのない味だった。これが京の都の味なのだろうとしみじみ思う(こんなもんでしみじみ?)。

     京の都の朝飯でも、今朝はやっぱり安上がりに済ますことにする。道ばたの店に寄って朝食用の食料を仕入れてから三尾(高尾、栂尾、槙尾)へ向かう。山の中へ入って行き、十時過ぎたころ清滝川のほとりでさっき仕入れた朝飯にする。今朝のメニューは牛肉なめこ缶、パンとトマトジュース。なかなか健康を考えてる取り合わせだ。旅の途中は普段より何倍も健康には気を使っている。一番恐いのは事故と病気だ。それじゃふたつだけど。

  •  三尾を立て続けに見物する。槙尾西明寺にはロケ用の大きな杉の木のセットが据え付けてあって「危険、手をふれないでください。京都映画」の看板が張り付けてある。場所柄大変ミスマッチ。撮影日以外は片づける気にならないのかね。寺も良く許可しとくもんだ。<br /><br /> 高山寺には有名な鳥獣戯画があった。美術の教科書で見た鳥獣戯画ってこの寺にあったのか。でもきっとレプリカだろう。本物は宝物館にでもしまってあるのだろう。

     三尾を立て続けに見物する。槙尾西明寺にはロケ用の大きな杉の木のセットが据え付けてあって「危険、手をふれないでください。京都映画」の看板が張り付けてある。場所柄大変ミスマッチ。撮影日以外は片づける気にならないのかね。寺も良く許可しとくもんだ。

     高山寺には有名な鳥獣戯画があった。美術の教科書で見た鳥獣戯画ってこの寺にあったのか。でもきっとレプリカだろう。本物は宝物館にでもしまってあるのだろう。

  •  広沢の池、大沢の池を経て化野念仏寺へ着く。これまでの寺社とは大分趣が違う所で、テレビや写真でみるのより相当こぶりにできていて、まるで箱庭サイズ。でもこれが本当だ。マスコミは何でも上手に写真を撮るのだ。これさっきも書いたな。<br /><br /> この辺りにも名所は点在している。祇王寺は中に入ったが、落柿舎は外から写真を撮っただけ。これらは家族が女三人で京都旅行をしたときに写真で見ていたので羨ましかったが、実際に来てみると大したものではなかった。拝観するのも段々面倒になってきて適当に手を抜いて回る。お寺はどこも似たり寄ったりなので、いささか食傷気味になってきちまったよ。

     広沢の池、大沢の池を経て化野念仏寺へ着く。これまでの寺社とは大分趣が違う所で、テレビや写真でみるのより相当こぶりにできていて、まるで箱庭サイズ。でもこれが本当だ。マスコミは何でも上手に写真を撮るのだ。これさっきも書いたな。

     この辺りにも名所は点在している。祇王寺は中に入ったが、落柿舎は外から写真を撮っただけ。これらは家族が女三人で京都旅行をしたときに写真で見ていたので羨ましかったが、実際に来てみると大したものではなかった。拝観するのも段々面倒になってきて適当に手を抜いて回る。お寺はどこも似たり寄ったりなので、いささか食傷気味になってきちまったよ。

  •  4時前、嵐山渡月橋へでる。この辺りはとても賑やかでさっきまでの閑古鳥が泣いている一帯と比べると嘘のようだ。渡月橋って、橋があるだけの気がしていたけど一大観光地のようで意外だった。<br /><br /> ここには店が沢山あるので早めの夕飯のような、とっても遅い昼飯を食べることにする。かき氷の宇治氷は山盛りの氷の上に宇治茶がかかってるもので、冷房の店内ということもあって、すっかり冷え冷えになってしまった。肉丼はシバ漬が付いていて旨い。しば漬けが付いてただけだけど、やっぱり京都は肉丼と言っても京都らしさを感じられた。(単純)

     4時前、嵐山渡月橋へでる。この辺りはとても賑やかでさっきまでの閑古鳥が泣いている一帯と比べると嘘のようだ。渡月橋って、橋があるだけの気がしていたけど一大観光地のようで意外だった。

     ここには店が沢山あるので早めの夕飯のような、とっても遅い昼飯を食べることにする。かき氷の宇治氷は山盛りの氷の上に宇治茶がかかってるもので、冷房の店内ということもあって、すっかり冷え冷えになってしまった。肉丼はシバ漬が付いていて旨い。しば漬けが付いてただけだけど、やっぱり京都は肉丼と言っても京都らしさを感じられた。(単純)

  •  渡月橋を渡り、苔寺で有名な西芳寺へ向かう。この辺りは京都の中心から大分外れているので普通の住宅街の中に観光地がある感じだ。ここは期待にたがわないすばらしい庭だった。痛んできたコケの保存のために、そのうち拝観中止になるらしい。今見られるってことはラッキーだったようだ。<br /><br /> 日課のリポビタンDを飲んで、京都駅反対側にある東寺へ向かう。苔寺から東寺へは十キロ近くあるので、不慣れな道を地図を頼りに到着した頃にはすでに中には入れなかった。6時半になってるんじゃ仕方ないか。京都というと必ず出てくる五重の塔をせめて写真に撮っておく。<br />

     渡月橋を渡り、苔寺で有名な西芳寺へ向かう。この辺りは京都の中心から大分外れているので普通の住宅街の中に観光地がある感じだ。ここは期待にたがわないすばらしい庭だった。痛んできたコケの保存のために、そのうち拝観中止になるらしい。今見られるってことはラッキーだったようだ。

     日課のリポビタンDを飲んで、京都駅反対側にある東寺へ向かう。苔寺から東寺へは十キロ近くあるので、不慣れな道を地図を頼りに到着した頃にはすでに中には入れなかった。6時半になってるんじゃ仕方ないか。京都というと必ず出てくる五重の塔をせめて写真に撮っておく。

  •  自転車という性格上、予定が建てずらいので予約が必要な京都御所などは見られないが、これで一応京都で見物予定の所は全て回ったことになるので、夕暮れの中、京都を後にする。大きな橋を渡り振り向いて「グッバイ京都、またくるぞ」と心の中でつぶやく。か、かっこいい。次に目指すのは奈良だ。<br /><br /> 夕飯は通りっぱたにある店で、ロース生姜焼き定食560円。今夜の宿は宇治にあるカルメル会の修道院と勝手に予定しているのだ。ここには前橋出身で同い年の小沢さんがいるはずだから何とかなるだろう。

     自転車という性格上、予定が建てずらいので予約が必要な京都御所などは見られないが、これで一応京都で見物予定の所は全て回ったことになるので、夕暮れの中、京都を後にする。大きな橋を渡り振り向いて「グッバイ京都、またくるぞ」と心の中でつぶやく。か、かっこいい。次に目指すのは奈良だ。

     夕飯は通りっぱたにある店で、ロース生姜焼き定食560円。今夜の宿は宇治にあるカルメル会の修道院と勝手に予定しているのだ。ここには前橋出身で同い年の小沢さんがいるはずだから何とかなるだろう。

  •  宇治の圏内に入り、国道を離れ幾らか山に入った所に修道院はあった。小高い丘の上にあって、修道院へ通じる道は未舗装の暗闇が続く。いかにも「修道院への道」という所か。昼間見ればなんてことない道かも知れないけど、真っ暗闇の中、あるのかどうかも定かでない道を行くのは気持ちのいいモンではないで。<br /><br /> 玄関に入って声を掛けると頼みの小沢さんは信州方面へ行ってて留守だった。でも宿泊はokというので一安心。やっぱ知り合いがいるのは強い。紅茶とお菓子をごちそうになる。なんと前橋のせんべい「下馬将軍」が出てきたのにはビックリ。もしかして小沢さんが前橋に里帰りした時の土産か?きっとそうだろう。「前橋土産に旨いものなし」と一部で評判の前橋市だが、下馬将軍は前橋市民に親しまれたせんべいだ。でも私は一度も買ったことないですが。<br /><br /><br />自転車旅関西編4へ続く<br />

     宇治の圏内に入り、国道を離れ幾らか山に入った所に修道院はあった。小高い丘の上にあって、修道院へ通じる道は未舗装の暗闇が続く。いかにも「修道院への道」という所か。昼間見ればなんてことない道かも知れないけど、真っ暗闇の中、あるのかどうかも定かでない道を行くのは気持ちのいいモンではないで。

     玄関に入って声を掛けると頼みの小沢さんは信州方面へ行ってて留守だった。でも宿泊はokというので一安心。やっぱ知り合いがいるのは強い。紅茶とお菓子をごちそうになる。なんと前橋のせんべい「下馬将軍」が出てきたのにはビックリ。もしかして小沢さんが前橋に里帰りした時の土産か?きっとそうだろう。「前橋土産に旨いものなし」と一部で評判の前橋市だが、下馬将軍は前橋市民に親しまれたせんべいだ。でも私は一度も買ったことないですが。


    自転車旅関西編4へ続く

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