2022/01/29 - 2022/01/29
106位(同エリア802件中)
さきさん
神奈川県西部へ行ってきました。二宮町の「吾妻山公園」で早咲きの菜の花を見て、駅近くでランチし、その後大磯に行き「大磯城山公園」などを散策しました。
東京から近く風光明媚な大磯には、明治以降多くの政財界人、文化人が別荘を構えていたことを知りました。その一つの「旧吉田茂邸」に行きました。他の別荘も公開に向けて整備が進んでいるものがあるので、また行きたいと思います。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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スタートは「二宮駅」まずは南口へ
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駅出てすぐに「ガラスのうさぎ」像がある。
「ガラスのうさぎ」は小学生の頃に読んだ本で、とても衝撃をうけた。東京下町で太平洋戦争に巻き込まれた少女の実体験を書いていて、リアルな戦争の悲惨さを訴えている。少女は終戦近い時期にここ「二宮駅」で砲撃で父を失った。抱えているのは形見の「ガラスのうさぎ」。少女の家はガラス工場を営んでいた。 -
北口から「吾妻山公園」に出発。梅沢口を目指す。
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梅沢登り口に到着。かなりわかりやすい案内が出ている。
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まずは「神明社」にごあいさつ
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振り返ると線路と海が見える。
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「吾妻山公園」に向けて登っていく。
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こんな感じの階段がずっと続く。そこそこ体力を使う。
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途中の眺めはそれほどでもない。
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10分ぐらい登ると「吾妻神社」に到着
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創建は110年ごろと伝えられており、現在の社殿は昭和18年に建てられたもの。
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通常は非公開の社殿内部に入ることができた。
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近くの袖ケ浦海岸を書いた絵。
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神社から山頂はすぐだった。
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菜の花が満開
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真鶴半島の方までよく見える。
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富士山とのコラボが売りだが、
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富士山はまったく見えず…
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でも一面の菜の花は見応えあった。
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看板猫
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猫と菜の花
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一段高くなった展望台に登ったり、小一時間ぐらい滞在した。
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無料のローラーすべり台があった。
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さすがに子供に混じって挑戦する気にはならず…
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役場口の方に降りる途中に「浅間神社」があったけど、先の見えない長い階段に参拝は諦めた。
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途中の展望スペースからの眺め
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役場口まで降りてきた。これから登る人もたくさん。
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ランチは駅南口の「リストランテ バール ラ ロッカ」
予約せずに行ったら、入れたけどすぐに満席になった。人気店らしい。 -
前菜3種
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パン
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リングイネ 釜揚げシラスとアサリ 茸のモンテ エ アーレ
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栗のムースとジェラート チョコレートパウンドケーキ
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ランチコース¥1650+コーヒー¥220+デザート¥330
どれも美味しくて大満足だったけど、提供に時間がかかり、12時過ぎに入店し14時近くに退店した。 -
駅からバスで「大磯城山公園」へ。「しろやま」かと思っていたら「じょうやま」だった。三井財閥の10代当主三井高棟がここに建てた「城山荘(じょうやまそう)」が、名前の由来となっているとのこと。
「旧三井財閥別邸地区」と「旧吉田茂邸地区」に分かれている。まずは山側の「旧三井財閥別邸地区」へ -
展望台からの眺望
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富士見100景だけど、
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富士山はやはり見えず
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国府橋(こうのはし)
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小淘綾ノ滝(こゆるぎのたき)
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「大磯町郷土資料館」入館料は無料で、「堀文子と大磯」という展示をやっていた。堀文子は大磯にアトリエをかまえた画家で、2019年に亡くなるまで50年以上を大磯で過ごした。
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外観は今は解体された「城山荘」をモチーフとしているそうだけど、ジブリっぽいなぁと思った。
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横穴墓群
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古墳時代後期の横穴墓群
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「旧三井財閥別邸地区」を出て道路を渡って「旧吉田茂邸地区」へ
兜門。兜の形に似ている…かな -
「旧吉田茂邸」観覧料¥510
「旧吉田茂邸」と言いつつも、ずい分綺麗だなと思ったら平成21年に焼失し、平成29年に再建された建物だった。 -
温室は老朽化していたので、当時のものかな
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楓の間(応接間)。執務室として使用していた。
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書斎。吉田のプライベート空間で、首相官邸との直通電話が置かれていた。
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浴室。舟形の風呂
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展示・休憩室
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昭和30年代に海外からの賓客を迎えるため増築した新館へ。
食堂(ローズルーム) -
金の間。賓客を迎えるための応接間
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吉田茂は、毎日のようにこの部屋から富士山眺めていた。
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ここで今日イチの富士山。う~ん微妙
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海も見える
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銀の間。吉田茂の寝室で、この部屋のベッドで最期を迎えた。
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浴室。広くて寒そう
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外に出たら、鹿がいて驚いた。いつもいるのかな?
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庭を散策。すぐ前は西湘バイパス
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「吉田茂銅像」サンフランシスコの方を向いているらしい。
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七賢堂。岩倉具視ら明治維新の元勲を祀ったものに、最終的に吉田茂が合祀された。
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梅が見ごろ
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庭園も美しい
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「明治記念大磯邸園」まで歩いた。地図で見ていて近いかと思ったら30分ぐらいかかった。ここには旧滄浪閣(伊藤博文邸跡・旧李王家別邸)などがあり、現在庭園の一部が公開されているが、16:30までなのでもう閉門だった。全面公開に向けて整備工事中。公開されたらまた来よう。
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西湘バイパスの下をくぐるトンネルを抜けて
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海岸へ。
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夕陽が見られた。
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西湘バイパス沿いをちょっと歩いて、大磯駅に向かう。
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すっかり暗くなってから「大磯駅」に到着。よく歩いた~
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