2022/01/17 - 2022/01/20
567位(同エリア746件中)
マリリンさん
この旅行記のスケジュール
2022/01/17
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かつてスキーに夢中だったころ、各地のスキー場へ白銀を追いかけ冬を楽しんでいましたが、今、唯一心残りなことが。それは蔵王スキー場の樹氷高原を滑っていないこと。当時、観光パンフレットや写真でみる蔵王スキー場の光景は素晴らしく憧れていました。しかし、機を逸し、いつしかスキーにも距離を置く生活に。
ちょっと年齢を重ねた今、板を履いてゲレンデに立つには何年ものブランクもあり、樹氷高原の滑走はあきらめ、往復ローープウェイを使う樹氷鑑賞を選びました。
数年前から樹氷の木、アオモリトドマツが、難しい名前の害虫(トウヒツズリヒメハマキ)の被害に会いダメージを受け、木がやせ細っていると聞いていました。奥羽山脈の特殊な気候が生み出す、世界でも類をみない珍しく美しい樹氷の再生に取り組んでいる現在、元の姿に戻るには100年以上、とも聞きます。
あなたたちが美しい時にこられなくて、ごめんなさい!!
昔を知らなくても、今年は雪の量も多く、樹氷は立派に成長していました。その景観は素晴らしかった。
蔵王に行く前に、新幹線ハヤブサにのって、前泊は平泉。中尊寺にもよりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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メタリックグリーンの車体。あこがれていた新幹線『はやぶさ』乗車は初めてです。時刻表を見て、その速さに驚きました。
東京駅から最初の目的地、岩手県『平泉』まで、一関で東北本線に乗り換えます。一関停車の『はやぶさ』を選んで・・・
はやぶさ19号(新函館北斗行き)東京駅10:44発一関着12:38
東北本線への乗り継ぎも大変良く、平泉12:53着東京駅 駅
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最速、最新鋭の『はやぶさ』から、二両編成のローカル線に乗り換えます。どちらの列車も大好き!!
平泉駅 駅
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一関から二駅、『平泉』へ到着。駅前〒ポストもご当地カラー。
平泉駅 駅
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今宵の宿は『毛越寺』まで徒歩3分。徒歩で平泉の世界遺産を回れる、とのうたい文句。旅館まで整備された広い駅前通りを歩きます。
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旅館『舞鶴』の看板が見えてきましたの。駅から徒歩7分とありましたが、ほぼほぼその通り、雪道を歩きます
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旅館、外観。
小さめな宿。温泉ではありません。すぐ近くの温泉ホテル『武蔵坊』とどちらにしようか迷ったのですが、施設が新しく、料理自慢の宿、とありましたので、温泉より夕食をえらびました・・・
たいした荷物はありませんでしたが、昼過ぎに到着できたので、見られるところまで見よう、と荷物だけ預けて、そのまま出発。 -
『毛越寺』入口
慈覚大師円仁が建立し、藤原基衡により整備され、中尊寺をしのぐほどの建物は焼却してしまったという。毛越寺 寺・神社・教会
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浄土をこの世に移したと言われる美しい『浄土庭園』を見て回る。
この冬の時期、池には全面氷がはり、空や緑を移す清らかな水面が失われてしまっている・・・(ザンネン??)毛越寺 寺・神社・教会
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順路に従い池の周囲を歩く
毛越寺 寺・神社・教会
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大きく荘厳な『本堂』
靴(長靴)を脱ぎ、上がり参拝する。正座した場所に敷かれた赤毛氈はポカポカと温かかった(うれしい!!)毛越寺 寺・神社・教会
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毛越寺浄土池の周囲を散策。
可愛く素敵な『鐘楼』 -
時間がたっぷり残っているので、中尊寺へも今行こう、と歩き出します。
ここ数日雪が大量に降った東北地方。雪国の冬を満喫するには最高のコンデションですが、足元は滑ります。
旅行前、雪道用にどっしりとした雪国長ブーツを持っていこうかどうしようか迷ったのですが、覚悟をきめてリュックに詰めたのが大正解となりました。
この時期、観光地点を結ぶバス『るんるん号』は走っていません。レンタサイクルなど登場できるわけもなく、歩くかタクシーを呼ぶか、・・・。
一人旅愛好家は歩く選択しかありません。
毛越寺から徒歩20分、更にその先、金色堂までの長い坂道を覚悟しなければなりません。 -
中尊寺入り口につきましたが、先は長い
中尊寺 寺・神社・教会
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『月見坂』をのぼり
中尊寺 寺・神社・教会
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『弁慶堂』を通り
中尊寺 寺・神社・教会
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『観音堂』をお参りして
中尊寺 寺・神社・教会
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中尊寺『本堂山門』到着
中尊寺 寺・神社・教会
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『本堂』
武家社会へ移り変わろうとしていた時代、悲惨な戦乱を体験した藤原清衡が亡くなった人々の鎮魂と生きてる人々の安泰を願い建立された、とされる。中尊寺 寺・神社・教会
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『鐘楼』もりっぱなものでした
中尊寺 寺・神社・教会
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見えてきました『金色堂』
よく目にするなにげない建物ですが・・・中に入ってびっくり。金色堂本体を覆い守るこの外観家屋の味気なさとはまるで変わり、まばゆい黄金の阿弥陀堂が訪れた者を圧倒します。中尊寺 寺・神社・教会
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『金色堂』内部は撮影禁止。写真のまばゆい黄金の阿弥陀様達は、絵葉書から・・
中尊寺 寺・神社・教会
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まばゆい黄金堂に満喫して外へ、再び歩き始めます
中尊寺 寺・神社・教会
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松尾芭蕉の像も、寒そうです。
中尊寺 寺・神社・教会
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能舞台も重鎮で見応えまりました。
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町を眼下に中尊寺の山を下り、いよいよ今宵の宿へ戻ります。
昼過ぎから歩き始め、およそ4時間。道は単純で迷うことはなく、空模様も良く、雪用ブーツも快適で、気分も上々。歩いている人などほとんどいない通りを、美味しい空気を吸いながら、雪の明るさでまぶしいほどの空の下せっせとあるきました。結果、とても満足いく旅の初日になりました。 -
旅館『舞鶴』和室、7,5帖、バスなし、トイレあり。
(お風呂は1階、浴室へ) -
満室で客数が多く、蜜を避け、食事処ではなく、部屋で夕食
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写真はお造り。
他に、鰻の蒲焼き、ビーフシチュー(もどき)など、デザートも含め品数は多くでましたが・・・(私的には)旅館らしい煮炊き物や板場の特徴がでる皿を期待していましたが願い叶わず。作り置きの利く小皿の数が目を引き、鰻も?デザートも?でした。
料金が安いのでこれ以上の贅沢はゆるされません。
コストパフォーマンスは良いとお勧めです。
世界遺産エリアを徒歩で回れ、施設も新しく清潔です。お料理自慢、と銘打っているだけの品揃えは十分で、対応も丁寧で親切でした。
ありがとうございました。 -
朝食は食事処で。
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一夜明けて、昨日の昼間は晴天でしたが夜に雪が降り、せっかく雪かきしてあった通りも再び一面雪景色へと変貌していました。「駅まで車で送ります」、と親切な心遣いをいただきましたが、「歩くのが好きで」と、辞退!知らない土地の何気ない景色を眺めながらブラブラと歩きました。
旅行前の計画では、今日も中尊寺見学をするつもりでしたが、昨日で満足してしまったので、予定変更で時間を繰り上げ、次の地、仙台へ早々に向かいます。 -
本日の宿泊は仙台ですが、フト逆方向、盛岡行きの東北本線にのりました。ローカル線に揺られて、一面雪景色の車窓を眺め、ただ列車の揺れに身を任す。急がない旅だから、一人気ままな旅だから、そんな贅沢もできる。今だからこそできる、大人の休日(えっ?)
平泉から1時間23分、前沢、水沢、花巻、・・・など、駅名をひとつひとつ追いながら至福の時。外は雪が舞っています。平泉駅 駅
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盛岡につきました。
仙台へ返す前に、通りだけでも歩いてみようか、とも思いましたが、意外と乗り継ぎ良く「はやぶさ」がありましたので、駅から街を見下ろすだけに・・・盛岡駅 駅
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更に更に、駅コンコースから、大きく岩手山が見えるではありませんか
(写真ではみにくいですが、肉眼ではきれいな雄姿がみえました)岩手山 自然・景勝地
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ただ駅ナカを歩いていただけなのに、自慢の山以外にも・・素敵なオブジェ
盛岡駅 駅
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ただ、わざと遠回りして立ち寄った盛岡の駅には・・・
「はやぶさ」クンと「こまち」さんのチュー!!も至近距離で目撃できました。盛岡駅 駅
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盛岡から「はやぶさ」に乗って仙台へやってきました。今宵の宿「JAL CITY」へ、アーリーチェックイン。まだ昼をまわったところなので、荷物を置いて松島海岸へ向かいます。
ホテルJALシティ仙台 宿・ホテル
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松島海岸駅に到着。駅前からすぐに海沿いの通りにでます
松島海岸駅 駅
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旅の予定が前倒しに早くすすんだので思い立ち、松島へやってきましたが、元々『瑞巌寺』へ憧れあって来たかった場所でした。今回ダメでもまた来ればよいかな、と次回の東北旅行へ持ち越していたところでしたが、思いもかけず来られた、と・・・・思い、瑞巌寺へいそぎました。
閉門時間、1月は3時半
ガーーーン、ほんのタッチの差で入れず、「4時半ではないの?」と、受付嬢に怖い顔で向ける醜態まで。
入り口だけ見て、円通院へ向かいます。
瑞巌寺当初の予定通り次回の東北旅行の楽しみなりました。瑞巌寺 寺・神社・教会
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『松島』は素晴らしい場所。それは日本三景の名に恥じない美しい風景と、
なにより個人旅行者にとっては、駅から徒歩圏内に名所があつまっている、という利点。 -
『円通院』
円通院 寺・神社・教会
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太子堂
お堂の先は松島の海、一望 -
御水主町(おかこまち)民家
ゆっくりと町を散策 -
いつものことですが、写真じょうずではありませんが、小さな島々が浮かぶ松島の海の風景は圧巻でした。
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松島海岸から仙台駅へもどり、夕食を。
今夜はビジネスホテルですので、夕食は外へ。
仙台駅周辺は大都会。何も不自由はありません。昨日は和食。明日も、旅館食(和食)・・・ということで今宵は中華(台湾料理)にしました。
小籠包が有名な『鼎泰豊』仙台駅直結のビルの中、『杜のダイニング』通りにありました。
一人食事には便利なハーフ麺もありました。味は良く、店の雰囲気も良く、非常にお勧めです -
旅行3日目、今日はいよいよ楽しみな蔵王温泉へ向かいます。
まずは、ホテルでの朝食。和食を選びました。定食盆と、ハーフビュッフェです。ホテルJALシティ仙台 宿・ホテル
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実はこの写真の車窓はバスからです。
ここ数日、降雪量の多い東北地方。昨日の雪も、列車に影響がでるほど降ったようでした。
仙台から山形まで、仙山線の各駅列車で揺られながら向かう予定でしたが、駅アナウンスによると
「昨日の雪の影響で、列車の雪落としに時間がかかり、〇〇発、山形行きの列車は運休とさせていただきます~~」
とのこと、一本後の列車で行くと、山形駅で、ホテル送迎バスの時間には間に合わない。送迎バスでなくとも、蔵王温泉へは路線バスで行けばいいのだが、駅から直接ホテルまで、運んでくれる送迎バスはやはり魅力。後発の列車を待たず、高速バス乗り場へ即決でむかいました。 -
以前、北海道でも大雪で列車が全く動かなくなった時、札幌ー函館を、高速バスで移動した経験から、「バスは強い味方」の印象がありました。
20分間隔で走る山形行きに乗車(1000円)山形駅まで一時間で結びます。 -
高速バスは、予定より早く山形駅に到着。時間余ったので改札まで行き、その後のJR運行状況を確認!!乗る予定だった後発の仙山線列車も運休でした。(バスに切り替えて正解だったわけです)
さらに、ホテル送迎バス内は、一人だけ、本当は六名の予定だったらしいですが、山形新幹線も大幅に遅れていると、いう。他のお客さんはみな、送迎バスをキャンセルせざるをえなかった、とのことで・・・
バスの運転手さん(黒のジャケットに蝶ネクタイしめてホテルマンっぽい)がつくづくいってました
「山形新幹線は雪につよいはずなんですが・・」と
ホテル『蔵王国際ホテル』到着蔵王温泉 蔵王国際ホテル 宿・ホテル
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部屋に入れるのは2時。まだ、昼前でしたので、荷物を置いて、さっそく隣のゲレンデへ。
ホテル玄関をでると『ゲレンデ』と矢印のかかった美しい青い橋がありました。愚かにも、その橋を歩きだしましたが・・・この近道は板を履いてゲレンデに出る方のものだと、橋を渡り広いゲレンデにでて理解しました。蔵王温泉 蔵王国際ホテル 宿・ホテル
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目指すロープウェイは、頭の上を通っていきます。
青い橋の向こう側はとてもとても広いスキーゲレンデでした。 -
ロープウェイ山麓駅まで、ゲレンデ内をズボズボ雪に足を埋めながら歩きます。
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途中、樹氷高原駅で、ゴンドラを乗り換えて、地蔵駅まで一気に空中散歩で上ります。
板を抱えている人、と同じ数ほど、樹氷鑑賞だけの人が乗っていました。 -
ちょっとガスっていますが、肉眼では十分な鑑賞風景でした
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今回は冬景色ですが、きっと春、夏、秋、いずれもきっと素晴らしい蔵王山の景色だと確信できます。
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スノーモンスター
山頂駅では、もちろん外に出られ。歩く観光客のための道も作られていましった。 -
山頂のお地蔵様。雪に埋もれて首だけになってました。
山の安全を願い建てられている首だけのお地蔵様にお参りしました -
山頂レストランで、昼食
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必ず食せるカレーを注文、ビールはちょこっとだけに。
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たっぷり雪山鑑賞を楽しんで、ホテルに戻り、部屋に案内されるのを待ちます。
フロントに併設して、ロビーラウンジ(飲み物他、アイスキャンディーなど、フリー)お土産屋、カラオケルーム(昼間は女子更衣室に)があります。
高級感ある落ち着いた雰囲気です。蔵王温泉 蔵王国際ホテル 宿・ホテル
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南館和室
眺望が良い、とありましたので・・・
多少の金額の差で眺望良い部屋を選べるのであれば、そうします。蔵王温泉 蔵王国際ホテル 宿・ホテル
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10、5帖+広縁(長椅子+単椅子)+上がり間(3帖ぐらい?)+洗面所+トイレ
蔵王温泉 蔵王国際ホテル 宿・ホテル
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冷蔵庫には、ウェルカムフルーツ
蔵王温泉 蔵王国際ホテル 宿・ホテル
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4時までは、女湯が清掃中なため、3つある貸切風呂へ、と伝えられ、無料で使えるうちに、と慌てていきましたが、すでの大、中、は先客が、一番小さなお風呂だけが空いていましたので、一人独占使用を良いことに、写真を!!
蔵王温泉 蔵王国際ホテル 宿・ホテル
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部屋の窓から景色。
さきほど間違えて徒歩で歩いた、橋も見えました。蔵王温泉 蔵王国際ホテル 宿・ホテル
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楽しみにしていた夕食、
見た目も味も申し分なく、素晴らしかった
選べる肉料理は『しゃぶしゃぶ』にしました。蔵王温泉 蔵王国際ホテル 宿・ホテル
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盛りつけも素敵な料理の数々。
お酒が進みました。蔵王温泉 蔵王国際ホテル 宿・ホテル
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ぐっすりと眠れた翌朝、朝日を浴びる蔵王連峰。
朝ぶろに入りに『八衛門の湯』へ向かいます。蔵王温泉 蔵王国際ホテル 宿・ホテル
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朝食はビュッフェ
蔵王温泉 蔵王国際ホテル 宿・ホテル
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帰りも送迎バスを利用して、山形駅まで送ってもらい、
山形新幹線に乗って、帰路につきます -
山形新幹線は、福島まで、普通列車と同じ線路を走り、しかも、単線なので途中駅ですれ違いのために待ち合わせをする!!!なんて、驚きの事実を知り、ビックリしました。
住宅の屋根の間を同じ高さで新幹線が走る。その事実に新鮮な驚きが。そして、福島で青森方面からきた東北新幹線『やまびこ』と連結。
長くなった『つばさ・やまびこ』号は、まるで人が変わったように速度を上げ、従来通りの路線、新幹線が走るべき高架路線をぶっ飛ばしながら入りだしました。そのぶっ飛ばしながら走る車内で、この旅が素敵な思い出に包まれた素敵な旅であったとつくづく感じ、幸せな思い出いっぱいでした。
日本って・・素敵な国ですね!!
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