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新型コロナ感染拡大もひと息ついていた11月末、紅葉のピークはやや過ぎているが混雑度はそれほどでもないだろうと判断し、京都の紅葉巡りに出掛けた。3泊4日の日程とし、大まかなスケジュールは下記のように設定した。なお、1・2日目は女房と二人で、3・4日目は所用があって先に帰宅した女房抜きの一人での紅葉巡りとなった。<br /><br />11月29日:嵯峨野・嵐山方面<br />11月30日:平等院・醍醐寺・東寺・清水寺<br />12月1日:奈良方面<br />12月2日:一乗寺方面、金閣寺・龍安寺方面<br /><br />京都は学生時代を過ごしたところだが、紅葉の季節には清水寺から銀閣寺にかけての東山界隈や大原のお寺しか記憶がなく、これまで行っていない嵯峨野や一乗寺界隈の紅葉巡りに是非行ってみたいと思っていた。また、7~8年前に世界遺産「古都京都の文化財」の全構成資産巡りを行い17個所の社寺を訪れた時は初夏~夏に掛けての季節で、青もみじが見事なところが多かったので、紅葉の頃に特に印象に残ったところには行ってみたいとも考えていた。加えて、奈良在住の友人に会うことも兼ねて奈良方面の紅葉巡りも行い、上記4日間の計画となった次第。<br /><br />1日目は、早朝に自宅を出発し京都駅には11時前に到着。宿泊するホテルに荷物配送を依頼してから、昼前にJR嵯峨嵐山駅に着いた。夕暮れまでに出来るだけ多くの紅葉名所を廻ろうと思い、天龍寺⇒竹の小径⇒常寂光寺⇒二尊院⇒祇王寺⇒宝厳院と訪れた盛り沢山の一日だった。<br /><br />

晩秋の京都紅葉巡り2021(1日目)ー嵯峨野・嵐山方面ー

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2021/11/29 - 2021/12/02

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ダイスケit

ダイスケitさん

新型コロナ感染拡大もひと息ついていた11月末、紅葉のピークはやや過ぎているが混雑度はそれほどでもないだろうと判断し、京都の紅葉巡りに出掛けた。3泊4日の日程とし、大まかなスケジュールは下記のように設定した。なお、1・2日目は女房と二人で、3・4日目は所用があって先に帰宅した女房抜きの一人での紅葉巡りとなった。

11月29日:嵯峨野・嵐山方面
11月30日:平等院・醍醐寺・東寺・清水寺
12月1日:奈良方面
12月2日:一乗寺方面、金閣寺・龍安寺方面

京都は学生時代を過ごしたところだが、紅葉の季節には清水寺から銀閣寺にかけての東山界隈や大原のお寺しか記憶がなく、これまで行っていない嵯峨野や一乗寺界隈の紅葉巡りに是非行ってみたいと思っていた。また、7~8年前に世界遺産「古都京都の文化財」の全構成資産巡りを行い17個所の社寺を訪れた時は初夏~夏に掛けての季節で、青もみじが見事なところが多かったので、紅葉の頃に特に印象に残ったところには行ってみたいとも考えていた。加えて、奈良在住の友人に会うことも兼ねて奈良方面の紅葉巡りも行い、上記4日間の計画となった次第。

1日目は、早朝に自宅を出発し京都駅には11時前に到着。宿泊するホテルに荷物配送を依頼してから、昼前にJR嵯峨嵐山駅に着いた。夕暮れまでに出来るだけ多くの紅葉名所を廻ろうと思い、天龍寺⇒竹の小径⇒常寂光寺⇒二尊院⇒祇王寺⇒宝厳院と訪れた盛り沢山の一日だった。

旅行の満足度
4.5
観光
5.0
ホテル
4.0
グルメ
3.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
新幹線 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 京都駅で軽く早めの昼食を摂って、昼前にJR嵯峨嵐山駅に到着。駅から歩いて10分程で、天龍寺へ。入口の看板には、世界遺産の表記と共に「庭園内 紅葉 見頃」と出ている。

    京都駅で軽く早めの昼食を摂って、昼前にJR嵯峨嵐山駅に到着。駅から歩いて10分程で、天龍寺へ。入口の看板には、世界遺産の表記と共に「庭園内 紅葉 見頃」と出ている。

  • 門を潜って本堂へ向かう途中の紅葉の木々。

    門を潜って本堂へ向かう途中の紅葉の木々。

  • 大方丈手前で拝観券を購入して、夢窓国司の作庭になる曹源池へ。

    大方丈手前で拝観券を購入して、夢窓国司の作庭になる曹源池へ。

  • 借景となる嵐山と曹源池の紅葉の組合せの妙を期待していたが、池の周囲には紅葉する木は少ない。おまけに午後の日差しは逆光になるので、嵐山の紅葉は判りにくい。

    借景となる嵐山と曹源池の紅葉の組合せの妙を期待していたが、池の周囲には紅葉する木は少ない。おまけに午後の日差しは逆光になるので、嵐山の紅葉は判りにくい。

  • 曹源池の向こうの青空には、面白い形の雲が出ていた。

    曹源池の向こうの青空には、面白い形の雲が出ていた。

  • 北門近くの竹林。

    北門近くの竹林。

  • 北門から出て、竹の小径を通過。ここは人出が多く、混んでいた。

    北門から出て、竹の小径を通過。ここは人出が多く、混んでいた。

  • 竹の小径を抜けて常寂光寺へ向かう。途中、紅葉のトンネルの木漏れ日の道を通過。

    竹の小径を抜けて常寂光寺へ向かう。途中、紅葉のトンネルの木漏れ日の道を通過。

  • 常寂光寺の山門を潜る。

    常寂光寺の山門を潜る。

  • 山門から仁王門への道の両側には、見事な紅葉のもみじが溢れている。丁度見頃のもみじだ。

    山門から仁王門への道の両側には、見事な紅葉のもみじが溢れている。丁度見頃のもみじだ。

  • 仁王門手前の紅葉。

    仁王門手前の紅葉。

  • 本堂裏には小さな池があり、落ちて浮いている紅葉の葉と沈んだ紅葉の葉が見られた。

    本堂裏には小さな池があり、落ちて浮いている紅葉の葉と沈んだ紅葉の葉が見られた。

  • 竹林の周囲にも紅葉のもみじがある。

    竹林の周囲にも紅葉のもみじがある。

  • 境内は山の斜面に沿って広く遊歩道が造られており、至る所に紅葉が拡がっていた。

    境内は山の斜面に沿って広く遊歩道が造られており、至る所に紅葉が拡がっていた。

  • 鐘撞堂横の紅葉。

    鐘撞堂横の紅葉。

  • 仁王門も正面からだけではなく、横から見るとまた違う風情がある。<br /><br />ここは余りの紅葉の見事さに、1時間ほど滞在して見て回ったことになる。

    仁王門も正面からだけではなく、横から見るとまた違う風情がある。

    ここは余りの紅葉の見事さに、1時間ほど滞在して見て回ったことになる。

  • 常寂光寺から徒歩10分で二尊院へ。総門の入口には「小倉山二尊院」とある。百人一首の「小倉山 峰のもみじ葉 こころあらば いまひとたびの 御幸またなむ」の小倉山が裏山になっている。

    常寂光寺から徒歩10分で二尊院へ。総門の入口には「小倉山二尊院」とある。百人一首の「小倉山 峰のもみじ葉 こころあらば いまひとたびの 御幸またなむ」の小倉山が裏山になっている。

  • 総門からの参道の両側には、見事な紅葉のもみじが溢れている。この参道は、先程の常寂光寺よりは広く長い。

    総門からの参道の両側には、見事な紅葉のもみじが溢れている。この参道は、先程の常寂光寺よりは広く長い。

  • 階段を上がった本堂のある区域には勅使門(唐門)があり、紅葉がアクセントとなる景観だ。

    階段を上がった本堂のある区域には勅使門(唐門)があり、紅葉がアクセントとなる景観だ。

  • 本堂周辺の景観。この辺りはそれほど紅葉は多くない。

    本堂周辺の景観。この辺りはそれほど紅葉は多くない。

  • ここに来て初めて知ったことだが、小豆の品種「小倉大納言」と小倉あん発祥の地だとか。総門近くには「小倉大納言ぜんざい」の幟のある茶店があり、小腹も空いてきたので入ってみる。

    ここに来て初めて知ったことだが、小豆の品種「小倉大納言」と小倉あん発祥の地だとか。総門近くには「小倉大納言ぜんざい」の幟のある茶店があり、小腹も空いてきたので入ってみる。

  • お餅が2個入ったぜんざいは、熱くて大粒の小倉大納言小豆が入っており、甘くて美味で、丁度良い休憩にもなった。

    お餅が2個入ったぜんざいは、熱くて大粒の小倉大納言小豆が入っており、甘くて美味で、丁度良い休憩にもなった。

  • 二尊院から徒歩10分程で、祇王寺に到着。祇王寺は山蔭にすっぽり覆われており、未だ14時半過ぎではあるがやや薄暗く、人影も少ない分ひっそりとした雰囲気だった。

    二尊院から徒歩10分程で、祇王寺に到着。祇王寺は山蔭にすっぽり覆われており、未だ14時半過ぎではあるがやや薄暗く、人影も少ない分ひっそりとした雰囲気だった。

  • 庭には落葉が敷き詰められたように拡がっていた。

    庭には落葉が敷き詰められたように拡がっていた。

  • 庭の紅葉は、全体的にはやや盛りを過ぎたという感じか。

    庭の紅葉は、全体的にはやや盛りを過ぎたという感じか。

  • 未だ黄色に留まっている紅葉もあった。

    未だ黄色に留まっている紅葉もあった。

  • 黄色から赤へのグラディエーションも面白い。<br /><br />この後、宝筐院へ行くか見逃した宝厳院へ行くか迷った挙句、後者を選択。

    黄色から赤へのグラディエーションも面白い。

    この後、宝筐院へ行くか見逃した宝厳院へ行くか迷った挙句、後者を選択。

  • 多少道を迷ったりしながら、宝厳院に到着したのは15時40分頃。嵐山の山蔭でこの時間帯には日が陰っており、ちょっと残念。

    多少道を迷ったりしながら、宝厳院に到着したのは15時40分頃。嵐山の山蔭でこの時間帯には日が陰っており、ちょっと残念。

  • 庭園巡りをするが、やはり太陽の光が欲しくなる。

    庭園巡りをするが、やはり太陽の光が欲しくなる。

  • 有名な獅子岩。なるほど、獅子が横たわる様を斜め後ろから見た形となっている。

    有名な獅子岩。なるほど、獅子が横たわる様を斜め後ろから見た形となっている。

  • まだまだ紅葉の盛りだ。

    まだまだ紅葉の盛りだ。

  • まだまだ紅葉の盛りだ。

    まだまだ紅葉の盛りだ。

  • 出口付近の紅葉のトンネル。

    出口付近の紅葉のトンネル。

  • 宝厳院を出て、未だ見ていない桂川の岸辺に出る。対岸は嵐山だが、紅葉のピークはやや過ぎているようだった。

    宝厳院を出て、未だ見ていない桂川の岸辺に出る。対岸は嵐山だが、紅葉のピークはやや過ぎているようだった。

  • 岸辺を歩きながら、渡月橋の方に向かう。西の空は、夕焼け空の一歩手前というところか。16時20分頃。

    岸辺を歩きながら、渡月橋の方に向かう。西の空は、夕焼け空の一歩手前というところか。16時20分頃。

  • 河の途中には堰がある。

    河の途中には堰がある。

  • 予約している夕食への時間調整と休憩のために、渡月橋手前の小さなカフェでコーヒータイム。カウンターだけのカフェで、暮れなずむ桂川と渡月橋を眺めながら30分程過ごした。

    予約している夕食への時間調整と休憩のために、渡月橋手前の小さなカフェでコーヒータイム。カウンターだけのカフェで、暮れなずむ桂川と渡月橋を眺めながら30分程過ごした。

  • カフェを出て、一旦渡月橋の袂まで行きJR嵯峨嵐山駅へ。18時に予約している、二条木屋町のがんこ寿司二条苑へ。

    カフェを出て、一旦渡月橋の袂まで行きJR嵯峨嵐山駅へ。18時に予約している、二条木屋町のがんこ寿司二条苑へ。

  • JRと地下鉄を乗り継いで、18時前にがんこ寿司二条苑に到着。ここは、高瀬川を開発した角倉了以や山縣有朋の邸宅だった屋敷が料亭になっている。以前、この近くの料亭で友人達と会食をした際にこの店のことを知ったので、一度は行ってみたいと思っていたのだ。

    JRと地下鉄を乗り継いで、18時前にがんこ寿司二条苑に到着。ここは、高瀬川を開発した角倉了以や山縣有朋の邸宅だった屋敷が料亭になっている。以前、この近くの料亭で友人達と会食をした際にこの店のことを知ったので、一度は行ってみたいと思っていたのだ。

  • 有名な庭園のライトアップされた様子を食事前に見物。

    有名な庭園のライトアップされた様子を食事前に見物。

  • 庭園見物の後に案内されたのは、先程の庭園に面していない個室だった。予約時の電話では大広間のはずだったのだが、部屋繰りの関係からか予約の難しい個室に変更されていた。

    庭園見物の後に案内されたのは、先程の庭園に面していない個室だった。予約時の電話では大広間のはずだったのだが、部屋繰りの関係からか予約の難しい個室に変更されていた。

  • 会席料理を頼んでいたので、最初に出て来た先付け。<br /><br />この後色々と料理が出て来たが、面倒になって撮っていない(笑)。約2時間の食事を終えて予約していた五条烏丸のホテルへ。京都駅から配送を依頼していたガラガラケース2個はちゃんと届いていた。<br /><br />翌日は、平等院・醍醐寺・東寺・清水寺のいずれも世界遺産のお寺の予定だ。<br /><br />(続く)

    会席料理を頼んでいたので、最初に出て来た先付け。

    この後色々と料理が出て来たが、面倒になって撮っていない(笑)。約2時間の食事を終えて予約していた五条烏丸のホテルへ。京都駅から配送を依頼していたガラガラケース2個はちゃんと届いていた。

    翌日は、平等院・醍醐寺・東寺・清水寺のいずれも世界遺産のお寺の予定だ。

    (続く)

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