2021/10/15 - 2021/10/17
187位(同エリア298件中)
TMBSさん
この旅行記のスケジュール
2021/10/17
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バスでの移動
徳島駅前→(徳島バス橘線)→橘営業所→(徳島バス川口線)→和食東
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電車での移動
山麓→(太龍寺ロープウェイ)→太龍寺
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電車での移動
太龍寺→(太龍寺ロープウェイ)→山麓
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バスでの移動
和食東→(徳島バス川口線阿南医療センター行き)→阿南駅前
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電車での移動
阿南→(牟岐線普通徳島行き)→徳島
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バスでの移動
徳島駅前→(南海高速バスサザンクロス号)→阪急三番街
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電車での移動
阪急大阪梅田→(阪急京都線準急京都河原町行き)→自宅最寄り駅
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この旅行記スケジュールを元に
新型コロナウイルス感染症の猛威による、長い緊急事態宣言が明けた2021年10月。
ちょうど、私たち夫婦もワクチンの2回接種が済んだということで、プロ野球のポストシーズンで慌ただしくなる(であろう)前の時期を狙って、四国八十八ヶ所霊場のうち徳島県内で未訪問だった4箇所の札所をまとめて巡拝することに。
最終回となる今回は、2泊3日の旅の最終日、第二十一番札所・太龍寺で徳島県内の区切り打ちを達成した際の様子をお届けします。
初日(鶴林寺)はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11723995
2日目前半(薬王寺から徳島市内へ)はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11729091
2日目後半(難所の焼山寺へ)はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11731249
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回宿泊したホテルサンルート徳島
別館の部屋からは、徳島駅とバスターミナルがよく見えました。
2020年から5度に分けて実施した徳島県内のお遍路の際、いつも決まって泊まったこのホテルですが、結願後第一番札所・霊山寺にお礼参りに行く際にも利用できればと思います。ホテルサンルート徳島 宿・ホテル
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ホテル1階のタリーズコーヒーでモーニングセットを頂いた後、チェックアウトを済ませてバスターミナルへ。
左がホテルサンルート徳島、右がアミコビルです。徳島バス徳島駅前案内所 名所・史跡
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太龍寺へは、阿南市方面に向かう徳島バス橘線を利用します。
橘線のバスは、一昨日鶴林寺に向かう際に乗った勝浦線のバスと同じ12番乗り場に発着。徳島バス徳島駅前案内所 名所・史跡
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このバスで、まずは阿南市内の橘営業所に向かいます。
徳島バス徳島駅前案内所 名所・史跡
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1時間強の乗車時間で、橘営業所に到着。
路線バス (徳島バス) 乗り物
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一般路線バスと高速バスの車輌がずらりと並ぶ徳島バス橘営業所。
ここからは、大阪への昼行高速バスも発着しているとのこと。路線バス (徳島バス) 乗り物
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橘営業所からは、川口行きの徳島バス丹生谷線に乗り換え。
のんびりバスに揺られていると、太龍寺山とロープウェイが見えてきました。 -
勝浦町の和食東バス停で下車します。
路線バス (徳島バス) 乗り物
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バス道を少し西に進み、最初の交差点を右に折れた先に、太龍寺ロープウェイ「鷲の里駅」を併設した「道の駅 鷲の里」があります。
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那賀川に架かる橋を渡ると、「道の駅 鷲の里」まではすぐです。
太龍寺ロープウェイ 乗り物
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ちょうど、太龍寺から山を越えてきたロープウェイのゴンドラが到着するところでした。
太龍寺ロープウェイ 乗り物
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和食東バス停から歩くこと10分少々で、「道の駅 鷲の里」の前まで来ました。
道の駅 鷲の里 道の駅
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「道の駅 鷲の里」はロープウェイ駅を併設しているだけあり、それなりに大きな規模でした。
道の駅 鷲の里 道の駅
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入口は左の奥まったところにあるので、少し歩くことに。
入口の脇には、美しい日本庭園が設えられていました。道の駅 鷲の里 道の駅
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ようやく、「道の駅 鷲の里」の入口に到着。
四国霊場第二十一番札所・太龍寺の玄関口とあり、寺院風の造りでした。道の駅 鷲の里 道の駅
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館内にはインスタグラマー向けの記念撮影パネルが。
私もその一人ですが、最近はお遍路をしながらその様子をinstagramに公開する人も多いです。道の駅 鷲の里 道の駅
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吹き抜け空間に展示されている、巨木を加工した一刀彫とお遍路さんをイメージした人形。
道の駅 鷲の里 道の駅
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太龍寺とその周辺のパワースポットを描いた絵画「丹生谷秘帖」
道の駅 鷲の里 道の駅
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太龍寺ロープウェイの時刻表。
8時台~16時台に20分間隔で運行されるダイヤとなっています。道の駅 鷲の里 道の駅
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大人1人2400円の往復切符を2組購入し、改札口へ。
11時20分発の太龍寺行きはまもなくの出発です。太龍寺ロープウェイ 乗り物
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イチオシ
太龍寺ロープウェイのゴンドラ。
今回乗車するのは、青地に黄帯のものでした。太龍寺ロープウェイ 乗り物
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プラットホームには、太龍寺の縁起と弘法大師についての説明板が。
太龍寺ロープウェイ 乗り物
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太龍寺ロープウェイの諸元表。
1992年にこのロープウェイが開業するまで、太龍寺へは麓の阿南市の駐車場や一つ前の第二十番札所・鶴林寺から険しい山道を歩いて登る以外にアクセスの手段がなかったといいます。太龍寺ロープウェイ 乗り物
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ゴンドラには、太龍寺のシンボルである龍のイラストが描かれていました。
太龍寺ロープウェイ 乗り物
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鷲の里駅の駅名標。
左のオブジェは、ロープウェイの滑車でしょうか。太龍寺ロープウェイ 乗り物
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女性の係員さんの案内に従い、マスクを整えてゴンドラに乗り込みます。
太龍寺ロープウェイ 乗り物
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いざ、空中散歩に出発。
太龍寺ロープウェイ 乗り物
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那賀町和食地区の町並み。
道中は、女性の添乗員さんが観光案内のアナウンスをしてくださいました。太龍寺ロープウェイ 乗り物
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画面中央付近に、つい今しがたバスを降りた和食東バス停があります。
太龍寺ロープウェイ 乗り物
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※高所恐怖症の方はご注意ください
ゴンドラの床面の一部には穴が開けられ、溝蓋が渡されており、ご覧のように眼下の風景を見下ろすことが出来るようになっていました。太龍寺ロープウェイ 乗り物
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ゴンドラは見る見るうちに高度を上げ、標高600m級の山に挑みます。
太龍寺ロープウェイ 乗り物
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眼下に見えるのが、先程まで私たちがいた鷲の里駅(道の駅 鷲の里)です。
太龍寺ロープウェイ 乗り物
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鈍い衝撃とともに、1つ目の支柱を通過。
太龍寺ロープウェイ 乗り物
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ということで無事に1つ目の山を越えました、太龍寺駅に着くまでには、もう1回山を越えないといけません。
太龍寺ロープウェイ 乗り物
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イチオシ
画面右側の山の上に見える屋根は、2日前に巡拝したばかりの第二十番札所・鶴林寺の三重塔です。
本来ならばあちらから山を下り、川を越え、さらにもう一度山を登って太龍寺に向かうのが筋なのかもですが、スケジュールや天候の関係でやむなく日を分けて徳島市内から両寺に単純往復とした次第です。太龍寺ロープウェイ 乗り物
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イチオシ
このあたりで、太龍寺から降りてきた下りのゴンドラと行き違いました。
もう1台のゴンドラの車体は、今乗っているゴンドラと逆の配色で、黄色地に青い帯が入っています。太龍寺ロープウェイ 乗り物
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歩きのお遍路さんが、ゴンドラに手を振ってくれました。
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お遍路さんの横にあるのは、ニホンオオカミの像。
平安時代、御大師様が太龍寺の山で修行していた頃、このあたりにはニホンオオカミが数多く生息していたのです。
ちなみにニホンオオカミの像には、太龍寺から歩いてアクセスすることも可能だそうですが、道が悪いためくれぐれも注意が必要とのことです。 -
ニホンオオカミに気を取られているうち、ロープウェイは2つ目の山を越えていました。
正面には阿南市の海沿いにある火力発電所、そして紀淡海峡の美しい海が見えています。太龍寺ロープウェイ 乗り物
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イチオシ
岩山の上に鎮座しているのは、若き日の御大師様を象ったブロンズ像「求聞持修行大師像」。
この像が見えてきたら、まもなく太龍寺駅に到着です。 -
鷲の里駅から10分の空中散歩で、太龍寺駅に到着。
進行方向左手に、境内への石段が見えました。太龍寺ロープウェイ 乗り物
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添乗員さんにお礼を伝えて下車。
帰りの時間のこともあるので、足早に境内を目指します。太龍寺ロープウェイ 乗り物
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駅舎を出ると、すぐ前に太龍寺本堂への石段がありました。
いよいよ徳島県内全23札所のうち、最後まで残った太龍寺に参拝します。太龍寺 寺・神社・教会
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石段を登りきった先が、太龍寺の本堂です。
太龍寺 寺・神社・教会
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イチオシ
本堂。
山上とあり風が強いため、お灯明を上げるのに四苦八苦しました。太龍寺 寺・神社・教会
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大師堂。
ここでは強風と油不足でライターの火がなかなか付かず、後から来たお遍路さんに貸していただいた別のライターでお線香に点火しました。
改めまして、ありがとうございました。太龍寺 寺・神社・教会
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何とか本堂と大師堂で納経し、納経所へ。
太龍寺の境内は思いのほか広大で、また起伏が激しい地形です。
写真は納経所に向かう途中に撮影した大師像。太龍寺 寺・神社・教会
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イチオシ
御灯明に思いのほか時間がかかってしまいましたが、何とか納経所で御朱印をいただきました。
これにて阿波国(徳島県)計23札所の区切り打ちを達成。太龍寺 寺・神社・教会
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帰りのロープウェイの時間まで、急ぎ足で境内を見て回ります。
こちらは多宝塔。太龍寺 寺・神社・教会
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無事に区切り打ちを達成したことに感謝し、深々と一礼して家内の待つ太龍寺駅に戻りました。
太龍寺 寺・神社・教会
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山小屋調の太龍寺駅舎。
太龍寺ロープウェイ 乗り物
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太龍寺駅ではきのこ茶のお接待をいただき、疲れた体を温めました。
きのこ茶の写真は撮り忘れましたが、上品な中華スープのようなお味でした。太龍寺ロープウェイ 乗り物
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12時20分発のロープウェイで、鷲の里駅に戻ります。
太龍寺駅の標高は476m、標高600m級の山を2回越える道中です。太龍寺ロープウェイ 乗り物
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曇り気味の1日でしたが、帰りの車中からは紀淡海峡の海が綺麗に見えました。
ちなみに、快晴の日には淡路島まで見渡せるそうです。太龍寺ロープウェイ 乗り物
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下界は一面の杉林。
太龍寺ロープウェイ 乗り物
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イチオシ
全部で4体あったニホンオオカミ像。
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上りのゴンドラとすれ違い
太龍寺ロープウェイ 乗り物
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あっという間に鷲の里駅が見える場所まで帰ってきました。
太龍寺ロープウェイ 乗り物
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那賀川の清流を渡れば、間もなく鷲の里駅です。
太龍寺ロープウェイ 乗り物
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さて、徳島駅に戻る前に、ここらで昼食としたいところ。
帰りのバスまであまり時間がないですが、「道の駅鷲の里」のレストラン「菩提樹」に入店。道の駅 鷲の里 道の駅
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イチオシ
ゆず酢を使ったちらし寿司「かきまぜ」とうどんのセットをいただきました。
「かきまぜ」は、ハレの日のご馳走として昔からこの地域で作られてきた料理で、ゆず酢が効いた素朴な味でした。道の駅 鷲の里 道の駅
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なお、「かきまぜ」は人気が高く、私たちが注文した分が最後の一食だったようでした。
道の駅 鷲の里 道の駅
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食後は急ぎ足で和食東バス停に向かい、阿南医療センター行きの徳島バス丹生谷線に乗車。
ちなみに途中の山口中バス停からは3Kmほど歩けば、第二十二番札所・平等寺(7月に巡拝済)にたどり着くとのこと。
何人かのお遍路さんが、山口中バス停で降りて行かれました。路線バス (徳島バス) 乗り物
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往路とは違い、橘営業所での徳島駅前行きのバスとの接続が良くないので、復路は橘営業所では乗り換えずその先の阿南駅前でバスを降りました。
阿南駅 駅
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数年前に建てられた、阿南駅の斬新な橋上駅舎。
阿南駅 駅
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阿南駅の駅名標。
札所巡りで2度訪れた阿南の街ですが、この駅を利用するのは今日が初めてです。阿南駅 駅
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帰りの牟岐線普通列車は、最新鋭の1550形ディーゼルカーでした。
阿南駅 駅
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徳島駅で下車した私を、思いがけぬ懐かしい車輌が出迎えてくれました。
1986年デビュー当時の塗装に復元された、キハ185系特急型ディーゼルカー。
私が物心付いた頃、四国の花形列車といえばこの車輌で、子ども向けの図鑑などで見るたびいつか乗ってみたいと思いを巡らせたものです。徳島駅 駅
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年季の入った跨線橋を渡って、改札口に向かいました。
徳島駅 駅
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復路の高速バスまで時間があったので、駅前のアミコビルにあるカフェ「マザーズコーヒー」で少し休憩。
マザーズコーヒー 徳島店 グルメ・レストラン
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2020年にそごうが撤退後、一時はもぬけの殻になっていたアミコビルですが、最近は高松三越の支店が出店するなど、昔日の賑わいを取り戻しつつあるようです。
アミコ専門店街 ショッピングモール
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復路は徳島駅前16時発の南海高速バス「サザンクロス号」を利用。
ホテルで荷物を引き取り、バス停前の土産物屋さんですだちのお菓子を買い求めてから、慌てて乗り込みました。徳島駅 駅
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帰りのバスは短距離仕様の車で、無料Wi-fiこそありますが、コンセントなしという状況でした。電池がおぼつかない中、配信のテレビ番組などを見ながら過ごすことに。
写真はアオアヲナルトリゾート付近から見た大鳴門橋。大鳴門橋 名所・史跡
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淡路島の室津PA付近で見た美しい夕焼け。
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阪急三番街でバスを下車後、フードコートで夕食をいただいてから「コウペンちゃん」ラッピングの阪急京都線準急で帰宅の途に。
大阪梅田駅 駅
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準急電車の運転室に乗っていた、「コウペンちゃん」のぬいぐるみ。
断続的に流行している新型コロナウイルス感染症の影響で、当初の想定より数ヶ月遅れる羽目になりましたが、幾多の困難を乗り越えて四国八十八箇所の最初の国である阿波国の区切り打ちを達成できたのには感慨深いものがあります。
この後、プロ野球オリックス・バファローズの優勝を挟み、遍路旅は一旦中断するわけですが、その後12月には初めて愛媛県の札所を訪れることになりましたので、そちらについても後日まとめさせていただく予定です。(完)阪急京都本線 乗り物
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四国八十八箇所(阿波国)
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