徳島・室戸・高知55フリーきっぷでDMVに乗りに行く2/3 世界初のDMV（デュアル・モード・ビークル）乗車と室戸岬

2025/07/03 - 2025/07/03

　わざわざ万博のためだけに大阪に出かけるのはもったいないので、以前から計画していた徳島の阿佐海岸鉄道のDMV（デュアル・モード・ビークル）乗車の旅に絡めて出かけてきました。旅行の時期は、高知北川村の「モネの庭」に青い睡蓮が咲き始める7月上旬にしました。この旅行記は3日目の主にDMVの乗車についての内容です。
　DMVは通常の交通手段なのにアトラクションの乗り物のような楽しさがありましたが、特に生活路線を走っているようでもないので利用者も少なく、ほぼ観光客だけでした。大赤字らしいので存続が危ぶまれます。

7/1 火曜日
13:00-15:30 東京-新大阪 のぞみ239号
15:38-15:42 新大阪-大阪
　ホテルチェックイン
17:03-17:10 西梅田-なんば 大阪メトロ四ツ橋線
19:00-21:00 なんばグランド花月（吉本新喜劇）18:30開場
21:14-21:22 なんば-梅田 大阪メトロ御堂筋線
　ホテルモントレ大阪ツイン 朝食なし

7/2 水曜日　晴れ時々曇り
09:42-09:47 大阪-西九条
09:55-09:56 西九条-九条 阪神なんば線
　九条駅のコインロッカーに荷物
10:08-10:24 九条-夢州 大阪メトロ中央線
　★大阪万博 東ゲート入場
21:26-21:41 夢州-九条 大阪メトロ中央線
21:58-22:31 九条-神戸三ノ宮 阪神なんば線
　グリーンリッチホテル神戸三宮 プレミアムツイン朝食付

7/3 木曜日　晴れ処により雨
08:55-11:01 三ノ宮-徳島駅 高速バス 104便
11:30-13:42 徳島-阿波海南
13:56-14:21 阿波海南-甲浦-海の駅東洋町 ★DMV乗車
14:55-15:39 海の駅東洋町 -ジオパークセンター 路線バス
15:44-15:53 ジオパークセンター-室戸岬 路線バス
　★室戸岬
16:39-17:35 室戸岬-法恩寺通 路線バス
　ホテルなはりツイン2食付

7/4 金曜日　晴れ
09:30-09:35 ホテル-奈半利駅 ホテル無料送迎
09:56-10:05 奈半利駅-モネの庭 村営バス
　★モネの庭
13:09-13:18 モネの庭-奈半利駅 村営バス
13:54-14:14 奈半利-安芸 土佐くろしお鉄道
14:32-15:28 安芸-御免 ★やたろう1号（オープンデッキ）
15:43-15:59 御免-高知
16:06-16:08 高知駅前-蓮池町通 とさでん交通
　リッチモンドホテル高知 ツイン朝食なし

7/5 土曜日　晴れ
09:30-14:40 トヨタレンタカー高知駅前（軽）
　★にこ淵
　★名越屋沈下橋
15:13-17:41 高知-岡山 南風20号
17:58-21:15 岡山-東京 のぞみ48号

エリア 阿南・日和佐・海陽・那賀(徳島)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 2.5
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日は三ノ宮のホテルを9時前に出て徳島駅行きの高速バスに乗ります。

グリーンリッチホテル神戸三宮 宿・ホテル

高速バスのチケットは「発車オーライ」の早割7で3,600円の20%引き、2,880円で購入しました。乗客は10人程度でした。

明石海峡大橋を渡り、淡路島を縦断し、鳴門海峡大橋が見えたら四国の徳島です。

約2時間で徳島駅に到着。

徳島駅 駅

徳島駅では「徳島・室戸・高知55フリーきっぷ」をみどりの窓口で購入、少し前までは55にかけて5,500円でしたが値上げされて5,800円になりました。

それでも私の場合、高知まで個別に買うと6,850円になるので約1,000円お得なりました。

徳島駅から牟岐線で終着駅の阿波海南駅を目指します。

途中、高校生が乗り込んできて結構混雑している区間がありました。牟岐線ですが思っていたほど海の眺めの良い路線ではありませんでした。

約2時間で阿波海南駅に到着。阿波海南駅からいよいよDMV（デュアル・モード・ビークル）に乗車します。

阿波海南駅 駅

DMVは55フリーきっぷでも乗車可能ですが、16名乗りで立ち席がなく予約で埋まると乗れません。「発車オーライ」で前日に予約状況を確認すると全席空いていたので今回は予約せず、当日枠で乗ることにしました。ちなみに予約するとフリーきっぷ対象外になり別途運賃がかかります。

DMVの阿波海南駅はバス停のような停留所になります。

DMV（デュアル・モード・ビークル）はその名の通り、まずはバスとしてこちらの停留所へやってきます。

バスモードで乗車後、線路のあるところまで走行し、列車モードになって線路の上を走ります。

しばらく待っているとDMVがやってきました。

普通のバスとして一般道を走ってきました。

見た目はボンネットバスのような形です。

阿佐海岸鉄道 乗り物

ここで乗り込みます。

予約がないことを告げて乗り込みますが、先客はゼロ、阿波海南駅で我々と台湾から来た若いお遍路さんの3人だけ乗り込みました。

先ほどの線路の部分まで移動し、阿波踊り？の音楽が流れてバスモードから列車モードにモードチェンジします。

一応列車なので駅にも停まりますが、本来の駅はホームが高いため、本来の駅の手前に簡易の低い駅が作られていてそこに停車します。

座席はほぼコミュニティバスのような感じ。立ち乗りは出来ません。

速度はゆっくりでガッタンガッタンと乗り心地はあまり良くないです。

アッという間に終点の甲浦駅に到着、バスモードにチェンジしてスロープを下ります。

甲浦駅 駅

今度は一般道をバスとして走行。

またアッという間に海の駅東洋町バス停に到着。こちらは室戸方面の乗り換えバス停になっているので下車しました。

DMVを撮影しようとモタモタしているうち、走り去ってしまいました。

海の駅の目の前は砂浜の海水浴場になっていますが夏休み前の平日なので誰もいませんでした。

室戸方面のバスの時間まで道の駅（海の駅じゃないの？）の売店で休憩し、

道の駅 東洋町 道の駅

室戸方面行きの路線バスに乗り込みました。

バスは海岸線の景色の良い道を走行、１時間ほど乗りましたが乗客は我々以外に１人だけでした。

徳島方面からは室戸岬への直通バスはないので、室戸世界ジオパークセンターで室戸岬方面のバスに乗り換えます。

室戸世界ジオパークセンター 公園・植物園

室戸岬に到着。室戸岬では次のバスの時間まで約４０分観光。

遊歩道を歩いて海岸へ。

室戸岬 自然・景勝地

室戸岬の先端部。もう少しどうなっているか見たくなり、観光協会の脇にある展望タワーに登ってみることにしました。

こちらが室戸岬展望タワー、地上６mの高い場所から室戸岬を眺められます。入口は奥の観光協会の建物の中を通ったところにあります。

先ほどより室戸岬の先端部がはっきり見えました。

室戸岬からまた路線バスに乗って今夜泊まる宿へ。

明日のモネの庭の訪問に備えて今日はホテルなはりに宿泊。奈半利駅から歩いてもこれる距離にあるので車がない人でも泊まりやすい宿です。

ホテル　なはり 宿・ホテル

広々としたツインのお部屋。

温泉ではありませんが大浴場があり、内風呂は総ヒノキ造りでした。露天風呂もあります。ただし、入浴は21時30分までなので注意が必要です。

夕食は肉と魚のバランスが良さそうなスタンダード御膳、ひがしこうちの名産の柚子豚を使った柚子豚御膳にしました。これに肩ロースと野菜の蒸焼きとデザートが付きました。