2021/12/09 - 2021/12/09
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K.Tomyさん
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2021/12/09
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名湯に早く浸かりゆっくりまったりしたいところ、せっかくなので六甲有馬ロープウェイを降りて直接宿へ戻らず、有馬温泉街を散策した。
温泉街は平日にも関わらず結構な人出。人気の高さを実感した。炭酸煎餅も入手でき、ねね像、源泉、寺社などを巡ることができ、温泉街の状況を知ることができて良かった。
金の湯は塩化ナトリウム濃度が高く冷めにくいようだ。硫黄泉のような強い酸性とは違い、湯上がり後に肌がかさかさすることもなく、アフターケアも楽々だ。
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六甲有馬ロープウェイは上りで利用した座席が良かったのと、各種のメディアに選択的に登場する真っ赤な搬器に乗りたく時間調整するかとも思案していたが、運良く待たずにどちらも達成できた。
上りと下りの乗車中のガイドで鼓ヶ滝への散策を薦められたので、サブリミナル効果が作用し、早く宿に戻り温泉三昧したかったのに興味津々立ち寄った。
ホテルの部屋でテレビのスイッチを入れると流れるPRビデオでもぼんやり予習していたが、ロープウェイ駅から下り5分はお気楽な散策だ。鼓が滝 自然・景勝地
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紅葉はすっかり終わりすっかり落葉していて離れた位置からでも滝の見晴らしが良い。師走ではあるが11月並の暖かさで風も無く散策日和。
有馬六景にもなっているが、何度も洪水があり地形が変わっているようだ。
滝を眺めるベストポジションに茶屋がありひと休みにうってつけ。
新緑や盛夏も良さそうだ。鼓が滝 自然・景勝地
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ロープウェイ駅へ狭い歩道を登って帰らずに、公園へ降りて開けた道を歩いた。上空をロープウェイが通るはずだが尾根に隠れた配置のようで見えなかった。
鼓ヶ滝公園 公園・植物園
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滝川を渡り左岸へ。紅葉がまだ少し残っている。
鼓ヶ滝公園 公園・植物園
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六甲有馬ロープウェイからも見えた1連の大きな四角い池に到着。
有馬ます池 名所・史跡
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歴史ある「釣って楽しく、食べておいしい。」レジャー施設であり、比較的お手軽に参加できる仕組みだ。
有馬ます池 名所・史跡
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風格を感じさせる石の欄干の橋が架かっている。
案内掲示は適度にあった方が良いと思うが、ごちゃごちゃ統一感の無い意匠や色彩は格好良くない。有馬ます池 名所・史跡
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更に下ると程なく温泉街に着く。
派手な建築造形の月光園、初めて近くで見たので圧巻され、最近新しく建ったのかと勘違いして関西は景気がすこぶる良いのかと思いきや、90年代のバブル経済絶頂期に計画、バブル崩壊直前に建設されたようだ。
改めて良く見るとそれなりにくたびれてきているが、内装はどうだろう。規模が大きければ良いというものではないが、各種グレードが設定され、創業800年に達するような高尚な老舗旅館に比べるとリーズナブルな食事付きの宿泊パックもあるようだ。奥の山が落葉山で有馬六景のひとつか。有馬温泉 月光園 鴻朧館 宿・ホテル
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街の中心に温泉の守神である温泉神社が鎮座し、境内は良く手入れされている。
湯泉神社 寺・神社・教会
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有馬温泉は国内最古と言われる通り歴史が長く、神話として伝説された由緒正しい温泉である。人類誕生以前の太古から湧く温泉資源を、いくつも温泉井を掘って汲み上げし過ぎて短期に使い果たすことが無いように祈る。含有成分が多く濃く湯量が豊富な場合は、温泉が涸れるのではなく、たいていは管路の閉塞らしい。とにかく温泉を上手く活用維持するのは簡単ではない。
また、有馬温泉街は何度も大火にあって、その都度再興を果たしてきたようだ。神様も世相を良く見て愛の鞭を下さる。何事も道理から外れてはならない。湯泉神社 寺・神社・教会
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鳥居の先に緩い階段が続き、毎日参詣すると良い運動になる。
湯泉神社 寺・神社・教会
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神社の隣に立派な温泉寺が構える。梵鐘は有馬六景。
温泉寺 寺・神社・教会
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有り難く見事な薬師如来様を拝むことができる。世界平和を祈念する。
温泉寺 寺・神社・教会
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温泉寺から少し下ったところに金泉の源泉「御所泉源」がある。
御所泉源 温泉
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湯煙の量は控え目だが、90℃を超える熱泉だ。周辺の自前の源泉を持たない小規模宿などに配湯されているようだが、一般住宅でも破格で入手し毎日新鮮な温泉の湯を使えるのだろうか。
御所泉源 温泉
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前回駆け足訪問時にお世話になりました。
今回は宿の内湯で温泉三昧できるので外観を鑑賞するだけですが、繁栄継続状況を見れて喜ばしい限りである。金の湯 温泉
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懐かしい意匠の町内案内図。商店名称を記載することを優先したレイアウトで面白い。
そう言えば我が地元の神奈川県横浜市金沢区の京急線と横浜シーサイドラインが接続する金沢八景駅近くにもまだありますね。有馬本街道(湯本坂) 名所・史跡
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有馬川を渡った対岸には大型の日帰り温泉施設がある。
公営の外湯に比べる設備が充実しておりおすすめだ。
日帰り温泉施設の充実は温泉宿にとっては宿泊客の減少に繋がる可能性があるが、近隣住民だけでなく有馬温泉外に宿泊する旅行者が来訪する機会が増え、次は有馬温泉に宿泊、そして気に入れば連泊リピートが見込めて総合的には良好な結果をもたらすと考えられる。
太閤の湯は阪急グループと連携、隣接して宿泊施設も運営しているので抜かりがない。
有馬温泉では、草津温泉、信州湯田中温泉のような外湯めぐりの風習は無いようだ。有馬温泉 太閤の湯 温泉
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大阪や京都などへの高速バス便があり、あまり広くは無いが阪急のバスターミナルがある。寒い時期は屋内に待合室があると快適に利用できて良い。
JRバスはこちらからの出発ではなく、太閤橋のバス停からなので注意が必要。太閤橋バス停には屋内待合室は無い。
バスターミナルの先を左手に曲がると金の湯、銀の湯につながる有馬温泉街のメインストリートだ。有馬本街道(湯本坂) 名所・史跡
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「なま炭酸煎餅」とは、焼き立てごく数秒間のしんなりした炭酸煎餅である。手渡されて熱いうちにすぐ、いちにのさんで食さないとしんなりした食感は味わえなく、二口目はもう普通の炭酸煎餅の食感だ。
湯の花堂本舗 太閤通り店 お土産屋・直売所・特産品
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温泉番付で西の筆頭である有馬温泉ではあるが、戦国時代には栄枯盛衰があったようだ。ねね橋、ねね像の隣に掲示されている「有馬六景」は、京などで関心を引き知名度を上げて集客するため、お公家さんの尽力で高僧に創作を依頼してできたらしく、観光開発の歴史秘話ヒストリーとして興味深く、今後の歴史作りにて参考にしたいものである。
有馬温泉ねね像 名所・史跡
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有馬川の太閤橋とねね橋の間は親水公園として整備され川岸を散策できるようになっていて、各種イベントを開催する広場としても活用する計画のようだ。
水場を見下ろす景色は上州草津温泉の湯畑に似た感じがするが、湧出量の多い高温の源泉を加水せずに冷ます役割は無いようだ。有馬川親水公園 公園・植物園
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太閤橋の歩道路面は工事中。交通整理員が注意を促しているが、よそ見して段差などで蹴躓くことが無いよう足元に十分注意すべし!
太閤橋 名所・史跡
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もの凄い存在感のある袂石が有馬温泉街の入り口を守っている。伝承されている神話伝説は科学的ではないかもしれないが、神秘的な大岩の存在は厳かである。
さて、有馬温泉の入口部まで寄り道しながら下って来たので、そろそろ宿に入って夕食前にゆっくり温泉を楽しもう。
最後まで愛読頂き有難うございます。
良いお年をお迎え下さい。
来年に続きます、どうぞよろしくお願いします。袂石 名所・史跡
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