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念願の有馬温泉で連泊することがようやくできた。5年ほど前から数回計画していたのだが、事情でキャンセルして寄れなくなったり、日程に合わせて予約できなかっり、主目的地からの移動時間などの制約や都合のため、なかなか実現できなかったので嬉しい。<br />有馬温泉からロープウェイが架かる六甲山へも初めて行き、神戸市街を見渡すことができるとともに、六甲有馬ロープウェイ関連の現況について知ることができた。

師走に兵庫県南部探訪 有馬温泉から六甲山へ

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2021/12/08 - 2021/12/11

71位(同エリア709件中)

K.Tomy

K.Tomyさん

この旅行記スケジュールを元に

念願の有馬温泉で連泊することがようやくできた。5年ほど前から数回計画していたのだが、事情でキャンセルして寄れなくなったり、日程に合わせて予約できなかっり、主目的地からの移動時間などの制約や都合のため、なかなか実現できなかったので嬉しい。
有馬温泉からロープウェイが架かる六甲山へも初めて行き、神戸市街を見渡すことができるとともに、六甲有馬ロープウェイ関連の現況について知ることができた。

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  • 昨日の空路移動と灘の酒蔵巡りを経て有馬温泉に夕方到着。<br />夕食は山陽・山陰フェアのブッフェ、お得な呉・岩国・鳥取の関東では手に入りにくい貴重な地酒の利酒ができ至福。興味を引く郷土料理が多数あり食べ過ぎた。<br />朝から宿泊施設の内湯で温泉をゆったり堪能した後、遅めの朝食。ブッフェのメニューが豊富でまた食べ過ぎ。体に良いのか悪いのか。<br />部屋から目の前に紅葉した2本の唐松が見えて良かった。部屋のグレードが多数あるが、少ない情報で最適な選択は容易ではなく、季節、天候や体調にも依存するので人生と同じくある意味博打だ。

    昨日の空路移動と灘の酒蔵巡りを経て有馬温泉に夕方到着。
    夕食は山陽・山陰フェアのブッフェ、お得な呉・岩国・鳥取の関東では手に入りにくい貴重な地酒の利酒ができ至福。興味を引く郷土料理が多数あり食べ過ぎた。
    朝から宿泊施設の内湯で温泉をゆったり堪能した後、遅めの朝食。ブッフェのメニューが豊富でまた食べ過ぎ。体に良いのか悪いのか。
    部屋から目の前に紅葉した2本の唐松が見えて良かった。部屋のグレードが多数あるが、少ない情報で最適な選択は容易ではなく、季節、天候や体調にも依存するので人生と同じくある意味博打だ。

    ホテルハーヴェスト有馬六彩 宿・ホテル

  • 斜面を上手く利用した立地で、階段状に広めの専用テラスがあった。温泉入浴後に火照った身体を冷ますのに重宝だ。<br />宿の温泉は施設規模にあわせてむやみに広すぎず良い。 お湯、設備や眺めが良いだけでなく、手入れも行き届いていて、蓼科、那須など他の地の施設同様に印象が良い。<br />コロナ禍がまだ気になるので、外湯めぐりをする気にはなかなかなりにくく、管理行き届いた施設でも油断ならない。会員利用が多く、偏った先入観かもしれないが、モラルの高く無いパッケージツアーの団体客の大集団や外国からの旅行者とかち合うことが無いのは安心で、最大の利点である。<br />温泉大浴場から離れた別棟へはエレベーターを乗り継がないとならない配置で、階段が非常用しかなく移動に使えないのがやや煩わしかった。食事や外出を含めて10回以上移動したが、何階に行くのか意識しないと間違えてしまう。エコ、適度な運動、密を避けるために階段は必要だ。

    斜面を上手く利用した立地で、階段状に広めの専用テラスがあった。温泉入浴後に火照った身体を冷ますのに重宝だ。
    宿の温泉は施設規模にあわせてむやみに広すぎず良い。 お湯、設備や眺めが良いだけでなく、手入れも行き届いていて、蓼科、那須など他の地の施設同様に印象が良い。
    コロナ禍がまだ気になるので、外湯めぐりをする気にはなかなかなりにくく、管理行き届いた施設でも油断ならない。会員利用が多く、偏った先入観かもしれないが、モラルの高く無いパッケージツアーの団体客の大集団や外国からの旅行者とかち合うことが無いのは安心で、最大の利点である。
    温泉大浴場から離れた別棟へはエレベーターを乗り継がないとならない配置で、階段が非常用しかなく移動に使えないのがやや煩わしかった。食事や外出を含めて10回以上移動したが、何階に行くのか意識しないと間違えてしまう。エコ、適度な運動、密を避けるために階段は必要だ。

    ホテルハーヴェスト有馬六彩 宿・ホテル

  • 温泉街のかなりデフォルメが利いた洒落た地図は、地形が複雑なので不案内だと分かりにくい。部屋からどの範囲が見えているのか歩いて確かめてみよう。<br />到着時は日没後だったので車で迎えに来てもらったものの、中心地域はそれほど広く無いので、坂が急ではあるが、歩いて巡るのにちょうど良い。

    温泉街のかなりデフォルメが利いた洒落た地図は、地形が複雑なので不案内だと分かりにくい。部屋からどの範囲が見えているのか歩いて確かめてみよう。
    到着時は日没後だったので車で迎えに来てもらったものの、中心地域はそれほど広く無いので、坂が急ではあるが、歩いて巡るのにちょうど良い。

    ホテルハーヴェスト有馬六彩 宿・ホテル

  • ホテルで六甲有馬ロープウェイのチケット引換券を入手し、駅まで車で送迎してもらうことができた。<br />さほどの距離ではないのだが、歩道の無い急な登り坂なので、体力と気力を温存することができて有り難い。<br />駅では派手な造形が迎える。左手の反対側は観光PR資料などが置かれていて実用的でもある。

    ホテルで六甲有馬ロープウェイのチケット引換券を入手し、駅まで車で送迎してもらうことができた。
    さほどの距離ではないのだが、歩道の無い急な登り坂なので、体力と気力を温存することができて有り難い。
    駅では派手な造形が迎える。左手の反対側は観光PR資料などが置かれていて実用的でもある。

    六甲有馬ロープウェー 乗り物

  • 搬器の三代目へのリニューアルに併せて駅内装もリフレッシュされていてくたびれ感は全く無く、テーマパークのアトラクションかのような期待感が演出されている。<br />滑車や曳索の回転の動きがシースルーで見え、数に限りがあるがベンチに座ってじっくり観察できる。

    搬器の三代目へのリニューアルに併せて駅内装もリフレッシュされていてくたびれ感は全く無く、テーマパークのアトラクションかのような期待感が演出されている。
    滑車や曳索の回転の動きがシースルーで見え、数に限りがあるがベンチに座ってじっくり観察できる。

    六甲有馬ロープウェー 乗り物

  • 乗車チケットは凝った意匠で、往復券は帰りにも改札で提示が必要なので無くさないよう要注意!しおりとして使うのに良いサイズだ。<br />改札はQRコードをスキャンする方式。<br />待合室に大きめなスタンプも設置されていて、スタンプマニアではなくても押してみたくなるものだ。

    乗車チケットは凝った意匠で、往復券は帰りにも改札で提示が必要なので無くさないよう要注意!しおりとして使うのに良いサイズだ。
    改札はQRコードをスキャンする方式。
    待合室に大きめなスタンプも設置されていて、スタンプマニアではなくても押してみたくなるものだ。

    六甲有馬ロープウェー 乗り物

  • 搬器は神戸にも大きな事業所がある世界的な輸送機器メーカー川崎重工などの日本製ではない。国内ロープウェイトップシェアの日本ケーブルが提携する、世界トップシェアのドッペルマイヤーとグループを組むスイスのCWA社の最新標準機のようで、下り側に一列窓側向きのベンチがあり座って絶景を堪能できる。<br />先に乗車された方々が前方側のポジションを選択されたので、シルバーシートでは無さそうだし、他に必要とされている方は居ないので利用させて頂いた。<br />なお、有料座席指定券や予約制度は無いようだ。

    搬器は神戸にも大きな事業所がある世界的な輸送機器メーカー川崎重工などの日本製ではない。国内ロープウェイトップシェアの日本ケーブルが提携する、世界トップシェアのドッペルマイヤーとグループを組むスイスのCWA社の最新標準機のようで、下り側に一列窓側向きのベンチがあり座って絶景を堪能できる。
    先に乗車された方々が前方側のポジションを選択されたので、シルバーシートでは無さそうだし、他に必要とされている方は居ないので利用させて頂いた。
    なお、有料座席指定券や予約制度は無いようだ。

    六甲有馬ロープウェー 乗り物

  • 12分の移動時間、同乗する車掌さんが、乗車中の注意事項や運行の説明だけでなく、ロープウェイの歴史や観光案内をしゃべってくれる。関西の駄洒落を織り混ぜた笑わせる話し方ではなく淡々と。<br />途中の索を支持する鉄塔頂部で保守作業がなされていた。鉄塔はリニューアルしてなく長持ちだ。<br />到着したプラットフォームに足場板が渡してあり、きっと足場板に乗って窓拭きしてくれているのだろうと勝手に感激したが、全く違う用途かもしれない。車掌さんや駅員さんに聞いて見たかったが、聞きやすい雰囲気ではなく、安全運行にピリピリしているのだろうか。<br />撮影を失念してしまったが、構内に架替工事を記録映像で紹介するコーナーがあり感動。

    12分の移動時間、同乗する車掌さんが、乗車中の注意事項や運行の説明だけでなく、ロープウェイの歴史や観光案内をしゃべってくれる。関西の駄洒落を織り混ぜた笑わせる話し方ではなく淡々と。
    途中の索を支持する鉄塔頂部で保守作業がなされていた。鉄塔はリニューアルしてなく長持ちだ。
    到着したプラットフォームに足場板が渡してあり、きっと足場板に乗って窓拭きしてくれているのだろうと勝手に感激したが、全く違う用途かもしれない。車掌さんや駅員さんに聞いて見たかったが、聞きやすい雰囲気ではなく、安全運行にピリピリしているのだろうか。
    撮影を失念してしまったが、構内に架替工事を記録映像で紹介するコーナーがあり感動。

    六甲有馬ロープウェー 乗り物

  • なんとすぐ隣に並行してロープウェイが架かっていて、長いこと休止しているようでボロボロに錆びついている衝撃的な風景が飛び込む。<br />繋がっている駅舎の外側は新しい駅名に変えられているが、内部には旧名称の表示がある。<br />六甲有馬の西日本を代表する名勝なのだから、マイカー登山に移り変わるなどで利用者が減って再開しないなら廃止して早く撤去すればと思うが、何やらとても複雑なようだ。<br />ロープウェイ山頂近くは、古くから六甲山カンツリーハウスとして各種のレジャー施設群があり、往年は賑わっていたようである。現在も冬季のスノーパークは健在。最近流行っている大型のフィールドアスレチック施設の拡充もなされているなど、活気を維持している印象だが、止まったままのロープウェイは背景事情を知らない訪問者にとっては驚愕である。

    なんとすぐ隣に並行してロープウェイが架かっていて、長いこと休止しているようでボロボロに錆びついている衝撃的な風景が飛び込む。
    繋がっている駅舎の外側は新しい駅名に変えられているが、内部には旧名称の表示がある。
    六甲有馬の西日本を代表する名勝なのだから、マイカー登山に移り変わるなどで利用者が減って再開しないなら廃止して早く撤去すればと思うが、何やらとても複雑なようだ。
    ロープウェイ山頂近くは、古くから六甲山カンツリーハウスとして各種のレジャー施設群があり、往年は賑わっていたようである。現在も冬季のスノーパークは健在。最近流行っている大型のフィールドアスレチック施設の拡充もなされているなど、活気を維持している印象だが、止まったままのロープウェイは背景事情を知らない訪問者にとっては驚愕である。

    六甲山カンツリーハウス テーマパーク

  • 休止中のロープウェイの搬送設備の一部がガラス張りになっていて、内部を見学できる。動いてないものの、何枚もロープウェイの仕組みなどの解説が表示されていた。

    休止中のロープウェイの搬送設備の一部がガラス張りになっていて、内部を見学できる。動いてないものの、何枚もロープウェイの仕組みなどの解説が表示されていた。

    六甲有馬ロープウェー 乗り物

  • 巨大な重錘や滑車の実物を初めてみたが圧巻だ。長期休止中にも関わらず内部は比較的きれいに維持されている。休止中なので法的な点検整備の義務対象外だと認識するが、見学のためなのか?<br />六甲ケーブルまでつながる路線を含めた、裏・表を合わせたロープウェイはかつて国内最長だった。六甲ケーブル方面へは途中駅で折れるが、支持するロープは1本で繋がっている珍しい構造だ。

    巨大な重錘や滑車の実物を初めてみたが圧巻だ。長期休止中にも関わらず内部は比較的きれいに維持されている。休止中なので法的な点検整備の義務対象外だと認識するが、見学のためなのか?
    六甲ケーブルまでつながる路線を含めた、裏・表を合わせたロープウェイはかつて国内最長だった。六甲ケーブル方面へは途中駅で折れるが、支持するロープは1本で繋がっている珍しい構造だ。

    六甲有馬ロープウェー 乗り物

  • 粘着テープによる無粋な方法は特に強い意図がなければ改善したほうが良いと思うが、施設の主要な仕様を簡潔にまとめた貴重な技術的資料もさり気なく掲示してある。足を止めて小さな字を追う人は少ないかもしれない。

    粘着テープによる無粋な方法は特に強い意図がなければ改善したほうが良いと思うが、施設の主要な仕様を簡潔にまとめた貴重な技術的資料もさり気なく掲示してある。足を止めて小さな字を追う人は少ないかもしれない。

    六甲有馬ロープウェー 乗り物

  • なぜか、施設の仕組みの掲示のみで、掲示目的やロープウェイの現況についての解説は無く残念。<br />貴重な施設の解説を見て、再開のためのスポンサーが名乗り出てくれると良いがどうでしょう。<br />瀬戸内海国立公園に指定されているので、廃止すると国の規制に従い人工物を残さない解体撤去工事計画の認可が必要になるようで受難である。地球上に溢れだした老朽化インフラ、廃屋問題を上手く解決する先駆けとして、神戸市や兵庫県、阪急・阪神グループなどの今後の挙動推移に着目し、出来る限り応援したい。

    なぜか、施設の仕組みの掲示のみで、掲示目的やロープウェイの現況についての解説は無く残念。
    貴重な施設の解説を見て、再開のためのスポンサーが名乗り出てくれると良いがどうでしょう。
    瀬戸内海国立公園に指定されているので、廃止すると国の規制に従い人工物を残さない解体撤去工事計画の認可が必要になるようで受難である。地球上に溢れだした老朽化インフラ、廃屋問題を上手く解決する先駆けとして、神戸市や兵庫県、阪急・阪神グループなどの今後の挙動推移に着目し、出来る限り応援したい。

    六甲有馬ロープウェー 乗り物

  • 六甲有馬ロープウェイで山頂へ登って訪れて見たかった六甲枝垂れは、周囲が開けていたためかガイドブックの写真からの想像より小型だった。<br />外観は、ステンレスパイプの溶接組に、小さい木材片が無数に取り付けられ網目状。開口、晴天とのバランスが絶妙だ。

    六甲有馬ロープウェイで山頂へ登って訪れて見たかった六甲枝垂れは、周囲が開けていたためかガイドブックの写真からの想像より小型だった。
    外観は、ステンレスパイプの溶接組に、小さい木材片が無数に取り付けられ網目状。開口、晴天とのバランスが絶妙だ。

    自然体感展望台 六甲枝垂れ 名所・史跡

  • 丘の上の神戸市街などが絶景な展望所に六甲枝垂れは立っている。<br />神戸市街地の展望は先のガーデンテラスに遮られているが、遠方の大阪湾の見晴らしは良好。どこでも同様だか眺望は背後からの日射しとなる時刻や季節を選んだ方がコントラストが高く良さそうだ。<br />その点では、我が地元の横浜市金沢区の野島山展望台は360度ぐるりと視界が開け、必ず見やすい日射しの箇所があり楽しみやすい。

    丘の上の神戸市街などが絶景な展望所に六甲枝垂れは立っている。
    神戸市街地の展望は先のガーデンテラスに遮られているが、遠方の大阪湾の見晴らしは良好。どこでも同様だか眺望は背後からの日射しとなる時刻や季節を選んだ方がコントラストが高く良さそうだ。
    その点では、我が地元の横浜市金沢区の野島山展望台は360度ぐるりと視界が開け、必ず見やすい日射しの箇所があり楽しみやすい。

    六甲山 自然・景勝地

  • 六甲枝垂れの内部の造形が美しい。<br />天井がなく、スタック効果で自然通風換気を狙った構造だ。<br />上部に登って展望することはできなく、想像より小さいが迫力はある。<br />

    六甲枝垂れの内部の造形が美しい。
    天井がなく、スタック効果で自然通風換気を狙った構造だ。
    上部に登って展望することはできなく、想像より小さいが迫力はある。

    自然体感展望台 六甲枝垂れ 名所・史跡

  • 自然通風システムを説明する控え目な掲示がある。<br />内部を何に使うのか、用途イメージが膨らむ案内文は無かった。閉館直後に貸し切り利用もできるそうだ。

    自然通風システムを説明する控え目な掲示がある。
    内部を何に使うのか、用途イメージが膨らむ案内文は無かった。閉館直後に貸し切り利用もできるそうだ。

    自然体感展望台 六甲枝垂れ 名所・史跡

  • ショートガイドツアーがあるとどこかに案内があったので入口で尋ねると無造作に無いと言われ残念。<br />底部は不思議な空間だ。さて円陣に座して何すべ。<br />現場で解説を少しでも聞いて見たかったのだが、理解を得るように解説するのはなかなか難しく廃止されてしまったのか、ただ単に日時曜日限定で運営されていることの説明が不足したのか。<br />排水設備の仕様も不明だが、水位が上がっても水没することは無かろう。<br />換気が十分では無いのか、狙い通りなのか分からないものの、経年で木材の変色ムラが生じるとともに、部分的にカビていた。拭き掃除で保守するは大変そう。

    ショートガイドツアーがあるとどこかに案内があったので入口で尋ねると無造作に無いと言われ残念。
    底部は不思議な空間だ。さて円陣に座して何すべ。
    現場で解説を少しでも聞いて見たかったのだが、理解を得るように解説するのはなかなか難しく廃止されてしまったのか、ただ単に日時曜日限定で運営されていることの説明が不足したのか。
    排水設備の仕様も不明だが、水位が上がっても水没することは無かろう。
    換気が十分では無いのか、狙い通りなのか分からないものの、経年で木材の変色ムラが生じるとともに、部分的にカビていた。拭き掃除で保守するは大変そう。

    自然体感展望台 六甲枝垂れ 名所・史跡

  • 六甲有馬ロープウェイ乗り場、六甲枝垂れやテラスがある地区と、六甲ケーブルカー間はバスが運行されていて、5分程度で移動できる。その先にも神戸市の観光牧場、摩耶山など観光スポットが東西に広く分布していて、そちら方面は縁があればまたの機会に探訪したい。

    六甲有馬ロープウェイ乗り場、六甲枝垂れやテラスがある地区と、六甲ケーブルカー間はバスが運行されていて、5分程度で移動できる。その先にも神戸市の観光牧場、摩耶山など観光スポットが東西に広く分布していて、そちら方面は縁があればまたの機会に探訪したい。

    六甲山上バス 乗り物

  • 広い展望テラスがあり、六甲山域の懐の深さ、遠く市街地の広がりや海岸線が良く観察できる。<br />先月出掛けた、神奈川県の大山阿夫利神社下社からの相模湾の展望も良かったが、市街地や海岸線に近く高い展望塔からの眺めは予想通り素晴らしく満足度抜群だ。<br />日没や夜景も素晴らしいだろうが、せっかく温泉に連泊しているので、遠征は早めに切り上げ、有馬温泉街の散策と、ゆっくり温泉を満喫することにする。

    広い展望テラスがあり、六甲山域の懐の深さ、遠く市街地の広がりや海岸線が良く観察できる。
    先月出掛けた、神奈川県の大山阿夫利神社下社からの相模湾の展望も良かったが、市街地や海岸線に近く高い展望塔からの眺めは予想通り素晴らしく満足度抜群だ。
    日没や夜景も素晴らしいだろうが、せっかく温泉に連泊しているので、遠征は早めに切り上げ、有馬温泉街の散策と、ゆっくり温泉を満喫することにする。

    六甲ガーデンテラス 名所・史跡

  • 先ほどの遠望はこの展望塔上からのもの。<br />小さめなサンタクロースが外壁をよじ登っているが、こちらは入場無料だ。<br />

    先ほどの遠望はこの展望塔上からのもの。
    小さめなサンタクロースが外壁をよじ登っているが、こちらは入場無料だ。

    六甲ガーデンテラス 名所・史跡

  • 長期休止中の巨大な表六甲ロープウェイの支柱やワイヤーロープはよく見なければ気にならないが錆びついて痛々しく寂しい。天狗岩近くの中間駅や六甲ケーブル側がどうなっているか想像できないが、復活や復旧を祈念する。<br />右手眼下はジンギスカンレストラン。神戸と言えば牛を連想するが、人気があるようだ。

    長期休止中の巨大な表六甲ロープウェイの支柱やワイヤーロープはよく見なければ気にならないが錆びついて痛々しく寂しい。天狗岩近くの中間駅や六甲ケーブル側がどうなっているか想像できないが、復活や復旧を祈念する。
    右手眼下はジンギスカンレストラン。神戸と言えば牛を連想するが、人気があるようだ。

    六甲山ジンギスカンパレス グルメ・レストラン

  • 最後に、六甲ガーデンテラスから六甲山カンツリーハウスの一部を構成する地域、六甲有馬ロープウェイの山頂駅方向の眺めについて。<br />中央の丘の上にあるのが六甲枝垂れだ。左手にスノーパークなどがある。六甲有馬ロープウェイは見えない。<br />気になるのは無線アンテナ群だ。林立するが軍事施設でも、もちろん秘密基地や研究所でもない。<br />かつて無線通信黎明、発展時期に建てられた電波中継局のあとらしく。建設当時は多くの無線技術者や保守要員が詰めていたようだ。技術の進歩で機器が小型化、遠隔運営となり、その後に天文通信館として中型の光学式天体望遠鏡を有する一般向けの天体観測科学館ができ、人気があったようだ。1995年の阪神淡路大震災を経て低迷し休館になってしまっている。現在もNTTやテレビの中継局として維持されているが、光ケーブル通信に置き換わったのか、大型パラボラアンテナは撤去され、ほぼ鉄塔だけになっている。<br />という訳で、六甲山のごく一部しか探訪してないが、神戸市街地の絶景だけでなく、昭和から平成の開発の縮図を多々実感して感無量。<br />こちらを読んで頂いた方もぜひともリサーチして現場探訪するなりアクションすることをおすすめします。<br />有馬温泉へ続く。<br />

    最後に、六甲ガーデンテラスから六甲山カンツリーハウスの一部を構成する地域、六甲有馬ロープウェイの山頂駅方向の眺めについて。
    中央の丘の上にあるのが六甲枝垂れだ。左手にスノーパークなどがある。六甲有馬ロープウェイは見えない。
    気になるのは無線アンテナ群だ。林立するが軍事施設でも、もちろん秘密基地や研究所でもない。
    かつて無線通信黎明、発展時期に建てられた電波中継局のあとらしく。建設当時は多くの無線技術者や保守要員が詰めていたようだ。技術の進歩で機器が小型化、遠隔運営となり、その後に天文通信館として中型の光学式天体望遠鏡を有する一般向けの天体観測科学館ができ、人気があったようだ。1995年の阪神淡路大震災を経て低迷し休館になってしまっている。現在もNTTやテレビの中継局として維持されているが、光ケーブル通信に置き換わったのか、大型パラボラアンテナは撤去され、ほぼ鉄塔だけになっている。
    という訳で、六甲山のごく一部しか探訪してないが、神戸市街地の絶景だけでなく、昭和から平成の開発の縮図を多々実感して感無量。
    こちらを読んで頂いた方もぜひともリサーチして現場探訪するなりアクションすることをおすすめします。
    有馬温泉へ続く。

    六甲山カンツリーハウス テーマパーク

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