行くモン、熊本！ まずは天草へ。

2021/11/20 - 2021/11/21

11月の飛び石連休、3泊4日の熊本旅行に行ってきました。
最近は、近場の温泉などへマイカーで１泊2日のミニ湯治に行くことが多かったので、久しぶりの遠出＆飛行機搭乗。
既に羽田空港でわくわくしちゃいました。

人出は随分戻ってきていて、羽田空港のカードラウンジでは順番待ちをする人たちの姿もあり、私たちが乗った阿蘇熊本空港行の機内はほぼ満席でした。

今回はJALのダイナミックパッケージ（往復の飛行機に、最低１泊の宿泊をつけるプラン）を利用。
1泊目と2泊目は天草の下島の下田温泉と上島の松島温泉の宿を直接予約し、最終日の阿蘇の宿をパッケージに含めました。
①かけ流し温泉であること、②小さい（部屋数の少ない）旅館であることを決め手に選んだ天草の２つの宿は、どちらも食事が美味しく、いごごちが良く「当たり」でした。

しかしながら、両宿とも外観工事中で「紗」がかけられていたのには驚きました。
偶然っておもしろいねぇ。

エリア 熊本

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

飛び石４連休の初日。
羽田空港はなかなかの混雑ぶりでした。

熊本行の機内もほぼ満席です。

行ってきま～す。
とっても久しぶりの感じがするなぁ。

機内から見る東京湾と「風の塔」。

この日は快晴でしたが、気温が高いせいなのか、少しもやっています。

島原半島が見えて来ましたよ？
この機材はいったん有明海の上に出て・・・・

くるりと機種を返して、再び東へ向いて・・・

・・・阿蘇熊本空港に着陸しました。
なんと熊本空港は大改装中で、建物はすべてプレハブ造りになっていました。
レンタカーを借り出して、天草へ向かいます。

途中、遅めのお昼ご飯を食べていきます。
東京周辺だと、選ぶのが大変なほど、食べログなどにお店の情報があふれていますが、熊本市街地以外は情報がとれない～。
ここは、移動ルート上の不知火辺りで、どうにか検索出来た１軒。

「横綱ラーメン」というお店。
ラーメンとちゃんぽんのお店という事はわかったのですが、ネット検索では、店の外観や店内の様子がまったくわからなかったので少し心配していましたが、車を寄せたら、お店の方がドアを開けてくれ・・・

入店したら、笑顔でテーブルに案内してくれました。
カウンターとテーブル（３卓＋１卓）、広い小上りのノスタルジックな店内。

特に、このレトロなメニュー表が良いじゃないですか！
懐かしい感じですねぇ。

昔の中華食堂って、こんな感じでメニューが掲示されていましたよね。

もちろん、各テーブルの上にもメニューは置かれています。
ラーメン、ちゃんぽん、ホルモンとめし（飯）がメインで、めしのバリエーションとギョウザがサブのようです。

では、野菜たっぷりのちゃんぽん（600円！！安いねぇ）を。

おお、太くて丸いちゃんぽん麺だ。

私は特製ラーメン（600円！　因みにただのラーメンは500円！！！）。
こちらは癖のない豚骨スープに細麺。
特製はチャーシューと卵が多くのっているんだそう。

ご馳走様でした～。
店内には自家製（？）のくまモンたち。

お店は国道266号線沿いにあり、不知火海にも面していました。
ちょうど干潮時で、泥ぺたな海岸です。

横綱ラーメン、良いお店でした。
熊本での一食目が当たり店で嬉しい～。

三角に向かう国道沿いには早生のミカンを売るお店（直売所）が並んでいるので、少し購入しました。早生なのに甘くておいしい！？
低農薬の皮も食べたれるレモンも購入。これも「甘くて」美味しい。（もちろん酸っぱいですよ。）
写真は寄り道した戸馳島の若宮海水浴場。

宇土半島から短い橋で渡ってきました。
八代海に浮かぶ島々は上天草市＆下天草市に属してるのがほとんどなのですが、戸馳島（とばせじま）は、宇城市（2005年の合併前は宇土郡三角町）です。
海上には天草松島の島々。

さて、あそこへ向かいましょう。
今日は天草下島の下田温泉に宿をとっています。

道の駅　上天草さんぱーるにトイレ休憩を兼ねて寄りました。
おお、自衛隊くまモン！

いい年をした私が写真を撮っていたので・・・
（写真を撮る旨、お声掛けしています。）

広報班の方が缶バッチをくれました。
くまモンは自衛隊でも頑張っているのね。
今は熊本が最前線と言っても過言じゃないかも。

天草下島を反時計回りにドライブして、下田温泉の宿に着きました。
本当は下島の西海岸を「夕日ドライブ」する予定だったのですが、やはり西は日没が遅い～。
ギラギラの太陽光を直接浴びてのドライブでした。

宿ご自慢のかけ流しの温泉に浸かって、お部屋のテレビで大相撲を見終わったら、さあ夕食です。
くまモン、了解しましたよ。

夕食は食堂で。
ずらっとお料理が並ぶ「ザ・旅館の夕食」。
（１品づつ出てくる形式ではないと言いたいのです。）

豚肉の陶板焼き。
カマスの塩焼き。

お楽しみのお刺身盛り合わせ。
全て天草の地物だそうです。
（マグロもいくらもサーモンも乗っていないのが良いです。）

特に左上のイカ、その隣のカンパチ（？）が美味しかったです。

奥は魚（鯖）と野菜のフライ。
車エビの塩焼き。これは最高でした。特にミソ！
それから茶わん蒸し。

遅れて、渡り蟹が登場しました。
少し小さいけれど、味が濃くて美味しかったです。

下田温泉は天草下島一の温泉地だという事でしたが、食事を終えて外に出てみると・・・

下津深江川にかかる温泉橋の欄干の明かりが水面に映るだけの、静かな静かな町でした。
身体が冷えてきたので、宿に戻って、またかけ流し温泉に入ります。

おはようございます。
朝ご飯はシンプル。鯵の南蛮漬けがメインですね。

と、思ったら立派な鯛のあら汁がメインでした。
甘口のお味噌に鯛の旨味が良く出ています。
しかも、この頭には身がたっぷりついていました。
夫は、あらの食べ方が上手だと、宿に人に褒められて（？）いました。

２日目は世界遺産にも登録された「潜伏キリシタン関連遺産」を巡ります。
まず、大江天主堂へやってきました。

大江天主堂は「潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産ではありませんが、大江は隠れ（潜伏）キリシタンの里です。

現在の天主堂は、昭和8年（1933年）にガルニエ神父（フランス人宣教師）と地元の信者の方々が協力して建てたのだそうです。

白亜のロマネスク様式の教会。
高台に立っているので、国道389号線からも良く見えました。

この日はクリスマスの飾りつけを実施していて、「申し訳ありませんが、お墓の前から登ってください」と。

このお墓もなかなか興味深い。
和型の縦長の四角い墓石の上に十字架が立っているんですね。
天草の潜伏キリシタン文化の一端を見た気持になります。

教会のファサードは海をむいています。
有明海が見えました。

クリスマスの飾りつけに多くの人が出ています。
電飾コードを伸ばしていのでしょうか。

この教会の敷地にも、ルルドの聖母像とルルドの泉を模した洞窟が造られていて、信者の方々がお参りされているようでした。

教会内部も見学させていただきましたが、撮影は禁止されています。
シンプルな単身廊の造りで、すっきしとしたステンドグラスが綺麗でした。

ファサードの飾りつけの様子です。
梯子を長く伸ばして・・。
「グラグラして安定しないよぉ」と、上の人。
気をつけてくださいね。

飾りつけの最中でお忙しいでしょうに、丁寧に駐車スペースや登り道を案内していただき、内部の見学もさせていただきました。
ありがとうございました。

次に崎津教会に回ったのですが、崎津集落ではいろいろ素敵な出会いがあり、写真の枚数が増えてしまったので、その２に続きます。

この旅行記へのコメント （3）

• willyさん 2021/11/29 13:49:39

  懐かしいです

  れいろんさん、こんにちは。
  久々の旅行記楽しく拝見しました。
  天草は小学生のころに行ったきりで、天主堂などとても懐かしかったです。
  実は今年の夏、盆のついでに家族で行く予定だったのですが、例の豪雨で没になりました。
  九州の北西部ではワタリガニは秋の風物詩で、めしあっがっていただいて嬉しいような。味噌もわたしはどうしても関東東北の味噌はあわなくて、九州ものしかつかわないんですよ。。。
  
  willy

  れいろんさん からの返信 2021/11/30 21:32:56

  RE: 懐かしいです

  willyさま、こんばんは。
  
  旅行記を読んで下さって、メッセージまで・・・。
  ありがとうございます。
  
  個人的に、なかなかパッとしない秋でしたが、熊本旅行で活動再開という感じです。
  天草は、以前、一人で本渡周辺だけ行ったことがあるのですが、とても良い所だったので、今回は夫と出かけてきました。
  
  魚介類がとてもおいしく、甘い醤油や、甘いお味噌も面白く、食も堪能しました。
  
  willyさんは、沢に、ウルトラウォークにと、あいかわらずアクティブですね。
  しばらく、海外の高峰へは行けないかもしれませんが、モチベーションも高いままですね。
  本当に感心しています。正直、羨ましく思っているんですよ。
  これからも頑張ってくださいね。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　れいろん
  
  

  willyさん からの返信 2021/12/01 09:51:22

  RE: RE: 懐かしいです

  れいろんさん
  
  せっかく希望が見えてきたかなと思ったらまたも新たな変異株登場ですね。
  家族でのスキーやダイビングも国内は目先が乏しくなってきたし、やれやれです。
  高峰は来年もだめかもしれません。体力の維持が大変です・・・