雨の熊本旅行

2024/03/24 - 2024/03/26

阿蘇山の広大な草原や米塚を見に行こうと思い立ち計画した熊本旅行、3日とも残念ながら雨模様。阿蘇山は霧で全く見えずじまい。周辺の人気スポットと八代のくまモンだけが楽しめた。雨と霧中のドライブはきつく、宿泊した休暇村南阿蘇は、自慢の景色はまったくで施設も古かったが、料理は美味しく二日続けてビュッフェでも飽きなかった。

エリア 熊本

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

上色見熊野座神社（カミシキミクマノイマス）。るろうに剣心のロケ地らしい。
参道の両側には、趣ある石灯籠いしどうろう約100基！

拝殿。奥にこじんまりとした本殿がある。

拝殿の奥を上ると「穿戸岩」が見える。かなり急な坂を登る。

2つ目の鳥居左手前に大きな岩が祀まつられている。穿戸岩に穴が開き転がってきた石で「さざれ石」という。うっかりとしていると見逃してしまう。

穿戸岩の大風穴。外人観光客が多い。アジア人グループと西欧人カップル、日本の若いカップルも。女性同士の観光客もちらほら。

雨はパラパラ降っていたが、雰囲気は幻想的でとても良い。（途中にあったトイレが何とウオシュレット付きの洗浄タイプ！）

すぐ近くの休暇村南阿蘇到着。ここに2連泊の予定。

3階の洋室だが、部屋はキャリーケースを広げるのが難しいほど狭い。和室の方が広かったのかも。景色は雨で何も見えない。

阿蘇の味覚ビュッフェ。
阿蘇の郷土料理田楽や山女魚の塩焼き、エビの塩焼きが囲炉裏コーナーで提供されている。

赤牛のステーキ?は赤身で美味しくお代わりして3皿貰う。まずまずのボリュームの赤身肉?。鱒と鯛と鮪の刺身なども頂く。

露天風呂は、阿蘇五岳をのんびり眺めながら疲れを癒したいところだが霧で山は見えない。

翌日の朝食。先ずは洋食で。野菜サラダと卵とハムステーキ、牛乳、パン、ヨーグルト、コーヒーとソフトクリームを食べる。ハムステーキがおいしい。牛乳もなかなかいける。

食後のソフトクリーム(食べ放題！)も美味しかった。

外はやっぱり雨、天気予報通り。ナビに高森殿の杉（たかもりどんのすぎ）が出ないので妻の携帯のGoogle mapで探しながら進む。

入口の脇道がわからず右往左往。20分ほどかかって、やっと高森殿の杉の無料駐車場に到着。入り口が駐車場前にあるが、人だけが通れるような形で封鎖されていて、一見入り口とわからず、とても分かりにくい。入口と書かれた標識はあるのだが・・・。

熊本県阿蘇の縁結びの夫婦杉、天然記念物、菅野美穂さんが、杉からパワーをもらい、直後にの堺雅人さんと結婚したとかでは縁結びのパワースポットになっているらしい。

周囲の杉は天に向かって真っすぐに伸びているが、この杉はうねうねと枝分かれして大きく伸びて育っている。足場はあまりよくないが、妻は杉のぐるりを一周していた。

雨なので濡れない観光スポットとして近くの高森湧水トンネル公園に立ち寄る。10分ほどで9:30に到着。入園時間：9:00～18:00(冬～17:00) 、入園料：中学生～300円、第1駐車場に止めてトイレをすまし、トンネル入り口へ。

ここの湧水量は毎分32トンで、一年中トンネル内の気温は17℃、水温は13℃とか。季節外れのクリスマスのイルミネーションが飾り付けられたままで、案の定もう一つ。トンネル先端の鏡から大量の水が湧き出ているのを見て戻る。

そのまま車で、日本名水百選である白川水源へ。

透明な池の真ん中から滾々と水がわいているのがわかる。池の水が飲めるとのことで、PETボトルに汲んでいる人もいた。

雨が降っていて曇ってもいるが、目的地の一つである阿蘇山頂へ向かう。ようやく阿蘇山上広場着、周囲は霧で真っ白。

外人観光客がほとんど。白い霧の中に浮かぶ標識や警察の派出所の写真を撮る。

公園内には阿蘇駅からくるバスのステーションがあり、物産館にもなっていて外国人観光客でごったがえしている。火山灰で作られたというくまモンの小さな置物と美味しそうな土産物を幾つか買って出発。

2016年熊本地震で崩落した阿蘇大橋が約5年を経て、全長525m、最大橋脚高97mの新阿蘇大橋に生まれ変わって復活している。ヨ・ミュールの道を隔てた反対側にある駐車場に車を止める。

道は横断禁止なので、橋の下を回って道路の反対側へ行くことになる。最も、その途中の景色が素晴らしい。霧が出ていて橋の先が見えなくなっているのだが、なんとなく幻想的。

SNSで有名なのか、背の高い外国人二人組の観光客が写真を撮っていた。

店の人に勧められた南阿蘇のソフトクリームを楽しむ。

計画していた俵山峠展望所は南阿蘇を一望♪・・・出来そうにないので中止。そのまま進んで道の駅 あそ望の郷くぎのに。土産物を追加購入。モンベルにも立ち寄る。

二日目なので昨日とは違う料理を選ぶ。
ここの休暇村は子供連れの観光客に人気のようで、たこ焼きや唐揚げ、エビフライ、フライドポテトなどもある。赤牛のステーキは外せないので二皿もらう。エビフライと、思わず好きなポテトも取ってしまった。

お酒はれいざん原酒豪快300ml1300円を注文。

鯛のあら煮、赤牛のすき焼き、だご汁、早良とマグロの刺身、高菜ご飯を頂く。

デザートはソフトクリームとれいざんの酒粕プリン。
食後に、土産物を購入、米焼酎セットとくまモンクッキーにする。

三日目の朝。相変わらず霧で何も見えない。
7時過ぎから朝食。美味しかったロースハムステーキと付け合わせの蒸し野菜、牛乳、卵は頂くが、それ以外は和食にする。赤牛の牛丼はちょっとご飯を多くとりすぎた。

雨が降ったり霧に曇ったりする道を熊本方面へ向かい、八代ICで降りて、八代市街地を港に向かって走る。くまモンポート八代着。

ここは合計84体のくまモンのオブジェがお出迎えしてくれるスポットとなっており、とても面白い。ターミナルのすぐそばには円形に並んだくまモンたちが十二支それぞれのタスキをかけている。

世界最大のビッグくまモン全長6m。雨の中でもかっこよく片足で立っている。

54体のくまモン合唱隊はよく見ると表情が違うものが何体も。

日本庭園のコーナーには竹林に隠れているくまモンが何体も。

お風呂代わりに池に浸かっているくまモンもいる。

くまモンの壁画もある。
隣接する工場の壁面にもくまモン。

八代ポートを出て八代市役所隣の八代城跡駐車場（無料）に車を停め、くまモンロード&本町アーケードを歩いて回る。先ず市役所にいる歩く姿のくまモン。

城跡南側のくねっとしているくまモン。

ジャンプしているくまモン。

生簀料理屋さん前のくまモン。

仏具店前のくまモン。

ベンチに座っているくまモン。

桜十字病院前では白衣姿のくまモン。

イベント広場で微笑むくまモン。

くまナンステーション店舗前のくまモンのポスト。くまモンオブジェ巡りをしているらしい若い女の子の観光客もいた。

ハートマークを持つくまモン。

料理屋さんの前のおにぎりを持つくまモン。

大きな柚子を持ったくまモン。

温泉につかるくまモン。

ベンチに立つくまモン。

城跡の駐車場にようやく晴れ間が出てきた。

熊本駅に戻りレンタカーを返却、駅直結の複合商業施設アミュプラザくまもと1F熊本銘品蔵、隣接する肥後よかモン市場で駅弁を探す。

4時前だというのにほとんどの駅弁は売り切れ、少しだけ残っていた駅弁とつまみにサラダ入りちくわ1個を購入して新幹線に乗り込む。

今回持ち帰ったお土産。