四国4泊5日一人旅その１～猫の島まで足を延ばした香川県編

2021/11/08 - 2021/11/12

毎年恒例の2週間休み。年末には海外に行けるんじゃないかと期待を込めて取っておきましたが、コロナが収まってきたもののまだ当分海外には行けそうもないので、11月前半に消化することにしました。
とはいっても、子供たちは学校があるし、家で2週間過ごすのも…と思い、恐る恐るパパに「一人で四国に行きたいなぁ」と言ったところ、あっさり「いいよ」と言ってくれました。「（娘の）お弁当もパパが作るんだよ」と念押ししても「冷凍食品入れるから大丈夫」と言うので、娘にも申し訳ないけど、一人旅に出かけることになりました。最近のパパはゴルフと出張ばかりで家にいない日が多くてちょっと心配でしたが、仕事のスケジュールを調整して子供たちの面倒を見てくれたみたいです。
四国に行くのは初めてなので、4泊5日にしたものの、行きたいところがありすぎて、旅程を組むのが大変でした。
瀬戸内海の猫の島に行きたい。しまなみ海道は絶対。あとはうさぎの島も入れたい、というこの3点を中心に定番の観光名所を組み合わせて何とか詰め込みました。
走行距離848キロ、歩いた数は66,452歩にもなりました。
まずは香川県からスタートです。

＜スケジュール＞
11/08　羽田空港→高松空港、レンタカーを借りて栗林公園→男木島（通称猫島）→ことひら温泉
11/09　金刀比羅宮→善通寺→松山城→道後温泉
11/10　道後温泉→来島海峡展望館→大山祇神社（大三島）→大久野島（通称うさぎ島）→多々良展望台（大三島）→亀老山展望公園（大島）→ひろめ市場（高知）
11/11　桂浜→龍河洞→大歩危→祖谷のかずら橋→鳴門
11/12　うずしお汽船→大塚国際美術館→高松空港→羽田空港

エリア 香川

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

11/8
今回は一人旅だったのでツアーは使わず、飛行機、旅館、レンタカーをそれぞれ自分で手配しました。
飛行機はANAがちょうどセール中で、スーパーバリューで往復21,480円、車は日産レンタカーで、免責補償の保険料込みで26,400円でした。
朝7：35に羽田を出発し、8：55に高松に着きました。

空港から30-40分くらいで栗林公園に着きました。
栗林公園は、高松藩主松平家の別邸として300年前に造られたそうで、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で三つ星に選ばれています。
入園料410円。駐車場は25分100円、私は1時間ちょっと滞在したようで、300円でした。

栗林公園 公園・植物園

東京ドーム3.5個分の広さもあり、全部は周りきれそうもないので、ガイドブックにある写真の景色を見るために、南回り60分コースを歩きました。
「鶴亀松」は亀を連想される石組みの上に、鶴が舞うような形をした松がそびえているそうです。

栗林公園 公園・植物園

「商工奨励館」こちらは明治時代に建てられたそうですが、立派な建物で、庭に咲いていた金木犀の香りがマスクを通して漂ってきました。

栗林公園 公園・植物園

「日暮亭」に向かう小道。
マイナスイオンが出てます。

栗林公園 公園・植物園

「石壁」中国の景勝地にちなんで赤壁とも呼ばれるそうです。
ごつごつした岩がむき出しで、この先にはヤシの木があって、ちょっと変わった日本庭園だと思いました。

栗林公園 公園・植物園

南湖に到着しました。
この辺からはいかにも、な日本庭園です。

栗林公園 公園・植物園

奥に見えるのが掬月亭です。
まだ紅葉には少し早かったみたいで残念ですが、一部の木は葉が色づき始めていました。

栗林公園 公園・植物園

船にも乗れるようです。
乗船客も和傘を被っていて、過去にタイムスリップしたみたいな光景でした。

栗林公園 公園・植物園

後ろに控えるのが紫雲山で、見事な借景となっていますね。

栗林公園 公園・植物園

飛来峰から見た偃月橋。
これがガイドブックなどに乗っている定番の景色です。
橋がアクセントになっていてきれいです。

栗林公園 公園・植物園

芙蓉峰から見た梅林橋。
極楽浄土の世界をイメージして造られたそうです。

栗林公園 公園・植物園

栗林公園から男木島へ行くために高松港に向かいました。
ここは駐車場がないため、近くのサンポート高松地下駐車場に停めました。
（入庫後2時間迄20分毎￥100､2時間以上6時間迄30分毎￥100 、私は6時間停めて1,200円でした）
高松港は広くて男木島行の乗り場を探すのに迷い、切符売り場についたときはフェリーが港に着く直前で焦りました。

高松港 乗り物

女木島、男木島行は3番か4番乗り場だそうです。
切符売り場も屋内ではなく、こんな小さな窓口でした。

あ～、間に合ってよかった。
本数が少ないから1本逃したら痛いです。
予定通り12時発のフェリーに乗ります。
高松港から女木島まで約20分、そこから男木島までさらに20分、片道40分の船旅です。
男木島まで往復1,020円。

まずは女木島に着きました。
ここは鬼が住んでいたとされる洞窟があり、別名鬼ヶ島とも呼ばれています。
瀬戸内海の島々は現代アートの作品が数多くあり、特に直島、豊島などが有名ですが、他の島もアート作品で彩られています。
女木港周辺だけでもこんなにありました。

女木島（鬼ヶ島） 自然・景勝地

「20世紀の回想」
青銅製のグランドピアノの上で4本の帆が風にたなびいています。

「カモメの駐車場」
風が吹くと一斉にカモメが向きを変えます。

後ろ姿しか撮れませんでしたが、この「モアイ像」は、高松市内のクレーンメーカーが、倒れたまま放置されていたイースター島のモアイ像を立て直すというプロジェクトの際に、テストのために製造されたものだそうです。

続いて目的地の男木島が見えてきました。
山の斜面に沿って家がはりつくように立っています。

男木島 名所・史跡

男木港でもアート作品が観光客を迎えてくれます。
「タコツボル」
子供用の遊具だそうです。

「男木島の魂」
屋根は様々な文字が組み合わされています。

高松市男木交流館 (男木島の魂) 名所・史跡

フェリーはめおん号という名前ですが、女木島と男木島の頭文字（女男）をとったようです。
女木島の象徴が鬼で、男木島は灯台のようです。

帰りのフェリーが15時発なので、約2時間20分の滞在です。
まずは猫スポットとして有名な豊田姫神社に向かいます。
鳥居の横にはにぎやかな旗がたなびく海征食堂があります。
今は素通りですが、最後にフェリーを待つ間、ここでサザエ飯を食べました。

豊田姫神社には細い坂道を登っていきます。
男木島は周囲５キロ弱、人口200人に満たない小さな島で、海沿いの道以外は狭くて車どころか自転車も乗れないそうです。
ずっとこんな迷路のような細い道を歩いて行きましたが、なんとも風情のある街並みで素敵な島でした。

坂を上り始めたら、急に雨が降り出しました。
無料休憩所と張り紙があったので「夕日と猫の家」で雨宿りしました。
壁にはってあるカラフルな板は「男木島 路地壁画プロジェクト wallalley」です。
この島で集められた廃材などに、風景のシルエットを描いたそうですが、たくさんのおうちに設置されてました。

男木島 路地壁画プロジェクト 名所・史跡

大阪から移住してきたというご主人が猫のスポットや、各エリアにいる猫の紹介をしてくれました。
この手書きの地図はすごく参考になりました。
でも、残念なことに午後1時から3時くらいはお昼寝の時間で、あまり猫が見られないそうです。
この情報は島に来る前に知りたかった。
ご主人の話を聞いてると雨も止んだので、猫探しに出かけます。

するとすぐに第一島猫発見！

猫を追いかけ、また「夕日と猫の家」に戻ってしまいました。
ここはドリンクと軽食も出しています。
テラスからの眺めもきれいで、おすすめです。

つづいて第二島猫発見。
この猫ちゃん、耳の先が切れてるのわかりますか？
NPO法人が避妊・去勢手術をした際に、目印として耳に切れ目を入れたそうです。
この形が桜の花びらみたいに見えるので、「さくらねこ」というそうです。
ちょっと胸が痛くなりましたが、人と猫の共存のためにはこういった取り組みが大切ですね。

このミケ猫ちゃんにエサをあげていると、他の猫たちもやってきました。
エサについてですが、ネットで調べているとエサをあげていい、という情報とあげてはいけないという情報が交錯していましたが、どうもその時に拠るようです。
今はコロナ禍で観光客も少ないため、猫たちもおなかをすかしているようでした。

このミケはまだ食べたりないのか、神社まで階段を登ってついてきました。
それとも道案内をしてくれたのかな？いずれにしても、めちゃかわいいです。

神社から眺めた男木港。
天気は今一つでしたが、海がキラキラ光ってきれいでした。

豊玉姫神社 寺・神社・教会

矢印のところで猫がお昼寝しています。
怖がりなのか、近づくと逃げてしまいました。
お昼寝の邪魔してごめんね。

後ろからニャー（エサちょうだい）と呼び止められました。
振り向くとグレーのトラ猫がいました。
「はい、はい、待っててね」とリュックからエサを出して近づくと、

溝にもぐって隠れてしまいました…
呼びとめておいて、それはないんじゃない？？

近くにエサを置いたら溝から出てきました。
エサをあげたら警戒心が取れたのか、なでなでさせてくれました。

「夕日と猫の家」でもらった猫マップともう一つ便利だったのがこのアート作品の標識です。
行き止まりの道も多いので、どこを選べばいいのか、参考になりました。

漁港のほうにでました。（フェリーとは別の港です）
漁師さんたちのおこぼれにあずかろうとする猫ちゃんたちがたくさんいるそうです。

漁港からちょっと歩き、「歩く方舟」まで行ってみました。
旧約聖書にあるノアの方舟から着想を得たアート作品だそうです。

歩く方舟 名所・史跡

猫スポットと言われるだけあり、おなかをすかした猫たちがわらわらと出てきました。

ここでは10匹以上出会えました。
猫のお菓子をあげたり、猫じゃらしで遊んで、猫との触れ合いを堪能しました。
壁に顔を突っ込む不思議な猫を見かけたので動画を撮ってみました↓

https://youtu.be/2xNAh68jrww

「青空を夢見て」
学校の体育館に空と雲が描かれています。

塀の上に猫の置物がたくさん飾ってありました。
また猫の写真もたくさん壁に貼ってありましたが、何の建物かは謎でした。

細い坂道が多い男木島では日常生活にオンバ（乳母車）と呼ばれる押し車が欠かせないそうです。
たまたまオンバを押している女性にあったので、写真を撮らせてもらいました。

オンバはアートとの融合で、カラフルな絵が描かれていて個性的です。
オンバ・ファクトリーに寄ってみましたが、残念ながらこの日閉まっていました。

こちらは多分、島の子供たちが描いたアート作品です。

フェリー乗り場に戻ってきました。
よく見たら、漁船にも個性的な絵が描かれていました。
男木島ではアートが日常に溶け込んでいるようです。

最後に、海征食堂でサザエ飯を食べながらフェリーが来るのを待ちました。
のどが渇いていたので、ノンアルビールを頼んだら、昨日まではあったけど、今日は品切れ、とのことです。じゃあ、ウーロン茶といったらこちらも品切れでお茶ならあると、やかんからコップに入れてくれました。
商売っ気がなさそうです（笑）
フェリーが来るまで、お店のおじさんと世間話をしながら待ちました。
実は、もっと素敵な古民家カフェとかで休みたかったのですが、みんな休業中で、仕方なくここに来たのですが、島の人と話ができて楽しかったです。

15時発のフェリーで帰り、15時40分に高松港に戻りました。
すごく充実した島旅でした。
猫はかわいかったし、入り組んだ路地が並ぶレトロな街並みも雰囲気がよかったし、突如現れる現代アートの微妙な違和感も面白かったです。

高松港から1時間ちょっとでことひら温泉郷に着きました。
駐車場への道がわからず、2週周ってしまいましたが、ようやく今日の宿、「御宿　敷島館」に着きました。
大通りから、車が通れるのか不安になるほど狭い道を、ぐっと入ると駐車場があります。
旧敷島館の古材を利用し、新しく建て替えられた旅館です。

https://www.hotespa.net/resort/hotellist/shikishimakan/

ことひら温泉 御宿 敷島館 宿・ホテル

夏休みに行った、岐阜、北陸旅行ですっかり共立リゾートが気に入り、優待目当てで株まで買ってしまいました。
運よく株価が上がったので、利益確定で売ってしまいましたが、今回もこの御宿敷島館と、高知のドーミーインに泊まりました。
楽天トラベルで予約し、10％オフクーポンを使用して夕食、朝食込みで16,200円でした。

ことひら温泉 御宿 敷島館 宿・ホテル

宿には5時半ごろ着いたので、夕飯は8時からの回でした。
（5時半からと8時からの2部制です）
夕飯までお風呂に入ってのんびりしました。
お風呂はメインの湯船に、露天風呂、サウナ、寝湯など数種あり、シャンプーバーもありました。
さらに無料のマッサージチェアがあり、こんぴらさんのビデオを見ながら、マッサージができます。
風呂上りはもちろん、無料のアイスを食べて夕飯を待ちます。
（お風呂の写真は撮れないので、HPから拝借しました）

8時になったので夕飯を食べにレストラン「花橘」に行きました。

温泉宿の楽しみは豪華な夕飯ですよね♪
前菜盛り合わせ、茶わん蒸しにはさすが香川、うどんが入ってました。
刺身はお醤油とは別に梅風味のたれがあって、初めて食べたけど、おいしかったです。
アワビのバター焼きはボリュームがあって食べごたえがありました。

メインはしゃぶしゃぶで牛か鯛から選べます。
讃岐名物、骨付き鳥もいただき、〆のご飯は蛸釜飯でした。
ただ、お昼のサザエ飯も蛸の釜飯も、関東人の私にはなんだか物足りなく、醤油をひとさしかけたい（笑）

11/9
翌朝の朝食です。
朝から品揃えがたくさんでうれしいです。
ドリンクとうどんはセルフで取ってきますが、おなかがいっぱいでうどんにはたどり着けませんでした。

鯛のお刺身は最後はお茶漬けにして食べます。

朝9時ごろ、ホテルをチェックアウトして、荷物を預かってもらい、こんぴらさんに向かいます。
ちなみにホテルの駐車場は1時くらいまでなら使用していいとのことでした。

ここが参道入り口です。
金刀比羅宮は御本宮まで続く長い階段で有名ですね。
参道入口から御本宮まで石段の数は785段。
その先の奥社まで行けばなんと1,368段になるそうです。
私は最初から御本宮までと決めてました。

ここが100段目。
まだ余裕ですね。閉まっているお店が多いですが、にぎやかな参道なのでお店を見ながら進んできました。
ここからが一の坂と呼ばれる最初の難所だそうで階段のこう配が急にきつくなってきます。

200段。息が切れてきました。そろそろ休憩しないときついです。

もうすぐ300段。
残り491段とか言われると、まだ半分も行っていないという現実を突きつけられて悲しいです。
奥に見えるのが大門で、門をくぐったところから境内になるそうです。

365段目にある大門の前で登ってきた道を振り返ります。
けっこう高くまで登ってきました。

傘を広げたお店は「五人百姓」という、昔から境内で営業を許されている由緒あるお店だそうです。
みなさん「加美代飴」というべっ甲飴を売っています。
試食させてもらいましたが、だいぶ甘さ控えめの飴でゆずの香がついていました。
ここからはしばらくなだらかな石畳の道が続きます。

金刀比羅宮 寺・神社・教会

「こんぴら狗（いぬ）」
江戸時代は庶民の旅行が禁止されていましたが、神仏への参拝は認められていたそうです。
伊勢神宮を参拝するお伊勢参りが一番人気、こんぴらさんは2番手あたりだったようです。
ただ、東日本からこんな遠くまで旅するのは大変だったので、飼い主に変わって犬が参拝することがあったそうです。
首から下げた袋には、飼い主を記した木札、初穂料、道中の食費などが入っていて、旅人に連れられてやってきたようです。

表書院。
もうすぐ500段になります。

金刀比羅宮 寺・神社・教会

表書院の先からまた急こう配の階段に戻りましたが、「あれっ？500段から700段まで早かった」と思ったら、初めて参拝した人の多くが「本宮に到着した！」と勘違いする旭社だそうです。
ここはまだ628段。残りあと150段！

金刀比羅宮 寺・神社・教会

ここが本当に最後の上り坂。
こう配はきついけど、もうすぐだと思うと気分が明るいです。

金刀比羅宮 寺・神社・教会

785段、やっと御本宮に到着です！
大物主神と崇徳天皇を祀る御本宮には、海上守護・農業・殖産・医薬など、様々なご利益があるとのことです。

金刀比羅宮 寺・神社・教会

御本宮の右手は展望台になっています。
一番高い山が通称「讃岐富士」と呼ばれる飯野山です。
天気があまり良くなかったのですが、うっすらと瀬戸大橋も見えました。

参拝の記念に「幸福の黄色いお守り」と御朱印をいただき、三穂津姫社に来ました。
御本宮の御祭神である大物主神の后だそうです。

金刀比羅宮 三穂津姫社 寺・神社・教会

こちらは絵馬堂。
こんぴらさんは海の神様として有名ですね。
私も間接的ではあるものの海に関わる仕事をしているので、ここまで来て、使命を果たした気分です。

金刀比羅宮 寺・神社・教会

行きは大変だったけど、下りは楽です。
山の上だから期待してましたが、まだ紅葉の始まりですね。
修学旅行や遠足できている小学生の集団がたくさんいて、とても賑やかでした。
うちの娘たちは修学旅行がキャンセル、運動会も文化祭も縮小だったので、コロナが落ち着いてきてよかったです。

金刀比羅宮 寺・神社・教会

参道のお店も開いたので、お土産を物色しながら帰ってきました。

ソフトクリームは観光地の定番ですが、それにしても種類が多くてびっくりです。
和三盆、おいりソフト、しおソフトあたりはおいしそうだけど、醤油アイスや、かまたまソフトは食べるのに勇気がいりますね。

敷島館に戻って荷物をピックアップします。
だいたい2時間くらいの金刀比羅宮観光でした。
ちなみに黄色帽子の子供たちは旅館の前の足湯につかって大騒ぎです。

ことひら温泉 御宿 敷島館 宿・ホテル

金刀比羅宮から車で20-30分くらいで善通寺にやってきました。
善通寺は真言宗善通寺派の総本山で、弘法大師生誕の地だそうです。
弘法大師の前の両脇がご両親の像だそうです。

総本山善通寺 寺・神社・教会

境内は広く、途中道路を挟んで東院と西院に分かれています。
駐車場近くの西院から回りました。（駐車場代は300円）

総本山善通寺 寺・神社・教会

こちらは東院。
善通寺は「善（よ）く通る寺」ということで、受験生にも人気だそうです。
うちのお姉ちゃんが受験生なので、合格祈願をしました。
無事に志望校に受かってほしいです。

総本山善通寺 寺・神社・教会

車で善通寺に向かっているときに、遠くからこの五重塔が目に入り、わくわくしました。
高さが約43メートルもあり、木造の塔としては国内で3番目に高いそうです。

総本山善通寺 寺・神社・教会

さて、ようやくここで本場の讃岐うどんをいただきます。
口コミで評価が高かったので、釜あげうどん長田in香の香に来ました。
メニューは釜揚げと冷やしの二種類しかないです。
こだわりの専門店みたいな雰囲気で期待が高まります。

釜あげうどん 長田 in 香の香 グルメ・レストラン

初めてのお店で勝手がわからず戸惑いましたが、検索すると店での手順がすぐ出てきました。
入店したら注文口で、注文。
待ってる間にお茶碗を二つ取り、一つはお茶を注ぎ、もう一つは出汁用としてキープします。
うどんが来る前に出汁が入った大きな徳利が運ばれて来ます。
徳利は高温で重いため、グレーのひもを持って徳利を傾け、お茶碗に注ぎます。

釜あげうどん 長田 in 香の香 グルメ・レストラン

やっとうどんが来ました！
釜揚げって水で締めないから、表面はふわっとして、とろけるような感じです。
これがうどん？？と思いましたが、噛むと弾力があってモッチモチでおいしかったです。
今まで食べたことのない食感で、本場の讃岐うどんの奥の深さを感じました。
出汁はイリコベースだそうです。
鰹節が好きだけど、イリコ（関東では煮干し）もおいしいなぁと思いました。
釜揚げうどん小、税込300円です。
こんなにおいしくて安いなんて、コスパ最強です！！

おいしいうどんを食べてもう香川で思い残すことはありません。
次は愛媛県に向かいます。

釜あげうどん 長田 in 香の香 グルメ・レストラン

＜おまけ＞
会社の近くに丸香という讃岐うどんの人気店があるので、行ってみました。
釜玉発祥のお店と言われる「山越うどん」で修行された方が開いたお店で、いつも行列ができています。
12時半ごろ行ったら、30分待ちでした。

https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13000629/

うどん 丸香 グルメ・レストラン

釜玉とちくわ天を頼みました。
イリコの出汁が効いたつゆもコシのあるうどんもおいしかったです。
東京で本場讃岐うどんの味がいただけるとは、並んだ甲斐がありました。
ちくわ天は日によって味が変わり、この日はイカのゲソを使った弾力のあるちくわ天でした。
一緒に行った同僚と食べ終わった後、「次は何にしようかな～」と話し、自然とリピ決定です（笑）
釜玉小：500円、ちくわ天：220円
値段は東京価格ですが、場所を考えれば仕方ないですね。

うどん 丸香 グルメ・レストラン

この旅行記へのコメント （14）

• salsaladyさん 2021/12/19 10:23:46

  癖になるね～一人旅～

  ☆男木島での猫とのふれあいが嬉しそうで、また行きたくなるんじゃないかな❓
  
  ☆次は兎島？（最近兎が減ったそうだけど）。。。
  
  ☆４０代でまだ子供に手がかかる頃に中国上海への夏期講習（社会人なのに大学生と混じって）へ参加した無謀さを反省する私ですが。。。当時は女性の進出に意義を感じて夫を説き伏せたことを当たり前と思っていたので～
  
  ☆その後、中国に関しては完全に拒否反応が昂じ、すっかり中国語を使わなくなってしまった。あんなに好きだったテレサテンの歌もカラオケへ行けなくなって残念～

  Mugieさん からの返信 2021/12/20 08:47:25

  RE: 癖になるね?一人旅?

  salsaladyさん、おはようございます。
  
  男木島はとても楽しかったので、他の猫島も行ってみたいと思ってます♪
  
  40代で大学生に交じって留学するなんて、すごいですね！
  社会人になっても勉強したいという熱意を持ってたことに感心します。
  私も長女が生まれたときは、子供を保育園に預けて仕事をするなんて…とだいぶ批判されましたが、今は共働きがあたり前になりつつあり、時代が変わったなぁと思います。
  世間に負けず、頑張った甲斐がありましたね（笑）
  娘たちの時代にはもっと女性が活躍できる社会になってほしいです。
  
  私の職場では中国人と台湾人が一緒に働いてます。
  個人と個人の関係では、うまくやっていけるのに、国と国になると緊迫した関係ですね。
  人口が多い上に一党独裁で意思決定される、あのパワーには圧倒されます。

• たらよろさん 2021/11/17 22:53:27

  男木島

  こんばんは、Mugieさん
  
  2週間のお休み。
  毎年恒例～ううう、、、なんて羨ましい☆
  本来なら海外に行っちゃうけれど、今年もまだ無理だもんね。
  でも、日本って、本当に各地方で素晴らしいところが多くて、
  1週間回っても飽きないよねー。
  
  栗林公園って、何度も行ったことがあるんだけれど、
  船に乗れるって知らなかったー。
  え～、いつからだろう？
  昔からあったのかな？
  結構好きなお庭だからのんびり見ていたのに。。。
  今度またじっくり見に行くとしよう。
  そして、男木島！！
  まだ行ったことないんですが、こんなにたくさんのニャンコたちに出会えるンデスねー。
  暖かくなったら行ってみたいなぁ。
  
  
  たらよろ

  Mugieさん からの返信 2021/11/18 13:57:32

  RE: 男木島

  たらよろさん、こんにちは。
  
  うちの会社では年に一回、強制的に2週間休みを取らされるんです。
  いつもはこれでヨーロッパに行ってるのですが、小分けにできないので、海外に行けないときはつらいです。
  
  栗林公園はさすがミシュラン3つ星だけあって、松は立派だし、池はきれいだし、素敵な日本庭園ですね。
  でも、大きなヤシの木があったのにはびっくりしました。
  冬でも温暖だから育つんですね〜
  
  男木島は高松から近くて行きやすかったですよ。
  猫もかわいいし、島の街並みも素敵でおススメです。
  
  

• CatMomさん 2021/11/17 10:02:06

  男木島

  Mugieさん
  
  こんにちは。男木島、行かれたんですね(^^)
  瀬戸内海の島ってイイですよねー
  私も今回の旅行で愛媛県と香川県が大好きになりました!
  瀬戸内海に浮かぶ多くの島々。そしての猫の島。どこに行くか頭を悩ませました。男木島や鬼が島の女木島も、最後まで候補に残りましたが、列車のスケジュールなどを考慮して、結局青島と佐柳島となりました。
  また機会があれば是非、別の島々も訪れてみたいと考えています(^^)
  
  琴平では敷島館に宿泊されたのですね。
  ここも、私たちが最後まで候補に残していた旅館でした！
  結局私たちが宿泊したのは、桜の抄となりましたが…。
  
  とにかく、何をおいてもMugie さんの旅行記をUPするスピードに脱帽です笑
  私は、7月の旅行記すら終えてないですから…
  琴平の分はもう少しで終わりそうなまま放置していましたが、今夜あたりがんばって書き上げてみようかなぁ～という気になりました笑
  次の旅行記も楽しみにしております。
  
  CatMom

  Mugieさん からの返信 2021/11/17 21:27:44

  RE: 男木島

  CatMomさん、こんにちは！
  
  猫島も沢山あって、悩みますよね。
  ハンドルネームにcatが入ってる以上、猫好きですよね！
  私もスケジュールにうまく入ったので男木島にしましたが、飛び猫で有名な佐柳島もすごく惹かれました。
  私も瀬戸内海の島旅をもう一度したいです。
  あの海に浮かぶ島々は本当にきれいですし、島にも個性があって素敵ですよねー
  
  こんびらの宿ですが、桜の抄も新しくてきれいなお宿ですよね。
  私も迷いましたが、前回の夏休みの旅行で共立リゾートが気に入ったのと、歴史を感じる建物の外観で敷島館に決めました。
  
  旅行記は旅行から帰ってすぐの方が、テンション高めでかける気がします。
  うさぎ島も紹介したいので、愛媛まではすぐに書けそうです（笑）
  素人ながら、筆が進む時とそうでない時がありますが、忘れないうちに書き終えたいです。

• きーぽーさん 2021/11/16 09:00:12

  四国周遊♪

  Mugieさん
  
  おはようございます＾＾
  なんと、お一人での旅でしたか～
  4泊5日で四国周遊、いいですね！
  猫島の存在は知りませんでした。かわいい猫ちゃんたち…そしてうさぎ島にも行かれたのですね、コース取りが素敵です。
  一人旅を快く送り出してくれて、お仕事調整して頑張ってくれる旦那様も◎ですね♪
  （でもよく考えたら、毎日家で仕事していて、顔合わせ続けてるので、たまに不在にするのもお互いにとってアリかもなあ？私もいっちゃおうかな？って…気分になりました笑）
  
  続きを楽しみにしていますね＾＾
  
  きーぽー

  Mugieさん からの返信 2021/11/16 21:54:57

  RE: 四国周遊♪

  きーぽーさん、こんばんは！
  
  最近知り合いで円満別居をした人がいますよ。
  コロナで二人とも在宅で同じリビングで働いていたら気疲れしたので、すぐ近所に別の家を買ったそうです。
  もう一軒買ったのはびっくりしましたが、確かに適度な距離感は必要ですね(笑)
  
  瀬戸内海にはいくつか猫島と呼ばれる島があるんですが、今回はアクセスが良かったので男木島に行きました。
  ウサギの島は広島県の大久野島というところですが、猫にもウサギにも本当に癒されました♪
  次はかわいいウサギのショットをお届けします(笑)

• olive kenjiさん 2021/11/16 06:14:58

  ようこそ香川県へ

  麦さん　ようこそ四国、香川県へお越しくださいました。
  私の住む、小豆島をパスされたのが少しシャクですけどね。
  
  とてもいい四国旅行コースを行かれたかとと思います。
  今は猫とか兎の居る島が人気で、昔のような定番観光地への観光とは隔世の感があります。
  
  男木島は私も数回行きましたけど、まさか男木島が猫の島で有名とか漁船がアート作品になっているとは、つゆ知らずでした。
  歩く箱舟もシュールでいいですね。私の住む島は歩く方向の逆方向ですけど。
  
  サザエ飯も蛸の釜飯も、関東人の私には物足りないと書かれていましたが、別に関東人だけではなく私もそう思っていますよ。とにかく少なすぎる、ふざけるんじゃないと。
  
  長田うどんは、まだ行ったこと無いので、私自らも本場の讃岐うどんの奥の深さを知らんといかんなと反省しております。
  
  それから、お嬢様は必ず受験合格しますよ。弘法大師様がそう囁いていました。

  Mugieさん からの返信 2021/11/16 21:47:19

  RE: ようこそ香川県へ

  olive kenjiさん、こんばんは。
  
  小豆島にお住まいだったんですね。
  だからオリーブなんですね。
  オリーブは私にとって、ワインにかかせないです。
  
  小豆島は素敵なリゾートホテルも多いですよね〜
  せっかく行ったら、1泊はしたいと思うと日程に入りきらず、次回にしました。
  多島美の瀬戸内海には魅力的な島がありすぎます。
  また近々行きたいです。
  
  正直、現代アートにはそんなに興味はないのですが、あるとやっぱり目を引きますね(笑)
  
  讃岐うどんは今や東京でもチェーン店がいっぱいあって手軽に食べられますが、やっぱり本場の専門店は違うなぁ、と思いました。
  でも、お店によってもいろんなタイプのうどんがあるんでしょうね。
  
  受験は親は何もできないので、ひたすら神頼みです。
  弘法大師様のご利益があることを祈るのみです。

• さとこさん 2021/11/15 22:10:45

  1人旅！

  ムギーさんこんばんわ！
  1人旅ですかー！！なんか、旅のスタイルがどんどん変化してますねぇ。
  瀬戸内海のアートな島めぐりは私もしたいんですよねぇ。。
  いつか行こう。
  我が家は受験生２人いるので旅の計画立ててる場合じゃなく、、すっかり4トラベルからもご無沙汰してました。
  しぼらくはアフターコロナの旅はお預けです。受験生の行き先が確定したら京都も行きたいし、ディズニーも行きたいし、USJも行きたいし、、、
  その日が来るまで旅行お預けで頑張りますー

  Mugieさん からの返信 2021/11/15 23:12:46

  RE: 1人旅！

  さとこさん、こんばんは！
  
  前に広島に行ったとき、尾道から瀬戸内海の島々がきれいで、ずっと行きたいと思ってました。
  今回は四国からアプローチしたけど、しまなみ海道の半分も行けなかったので、残りの島も廻ってみたいです。
  
  来年一月からGo to トラベル再開するみたいですが、私も受験が終わるまではおとなしくしている予定です。
  うちは大学受験だから、ただ見守るだけで、親がしてあげられることなんてないんですけどね…
  
  お姉ちゃんが奈良に行きたいというので、桜の季節に行きたいなぁと思ってますが、桜咲いてることを祈るのみです。
  お互い志望校に受かってほしいですね〜
  
  ムギー

• 働きマンさん 2021/11/15 21:26:29

  おお！お一人で四国！？

  ムギーさん♪
  
  こんばんわ！
  四国に行くと言われていましたが・・・
  まさかお一人で行かれるとは思っておらず旅行記を読んで驚きました！（笑）
  
  ４泊5日も、ムギーさん不在で旦那様、頑張られましたね！
  すごいなー！
  我が家・・・お願いしたらやってくれるかしら？（笑）
  
  それにしても四国！広いですね！？
  ２日間でも結構回られていて、これまたびっくり！
  島に渡ると船の時間もあって結構大変なイメージがありましたが、ムギーさん、すごく楽しそう♪
  やっぱり事前に船やらいろいろなこと調べてから行かれているんですよね？
  
  金比羅山の御本宮なんて・・まさかそんなに階段があるだなんて・・。
  事前に調べたら・・・私だったら言ってないかもなーー一人だと。。（笑）なーんて思いながら読ませて頂きました！
  
  猫の島もいいですねー。
  私も猫！大好き！
  でも、ウサギの島も羨ましい（笑）
  
  続き楽しみにしていまーす♪
  
  働きマン

  Mugieさん からの返信 2021/11/15 22:58:26

  RE: おお！お一人で四国！？

  働きマンさん、こんばんは！
  
  一人旅なんてさみしくて嫌だと思ってましたが、行ってみたら全然平気で、かなり楽しかったです（笑）
  子供が大きくなったことと、パパが家事をやってくれたおかげです。
  文句も言われなかったので、また一人で行こうと思いました（笑）
  
  四国は広いですね〜
  3泊4日くらいが一般的なコースらしいですが、行きたいところはたくさんあるし、移動距離も長くて大変でした。
  何しろ、普段は週末たまに運転するくらいなので、よく850キロも走ったなと我ながら頑張りました。
  
  こんぴらさんの階段は長かったです。
  休み休み行ったので、それほどきつくはなかったですが、夏は暑くてムリだと思いました。
  でも、働きマンさんの屋久島登山より全然楽だと思いますよ（笑）
  往復で2時間ですからね。
  
  猫島の男木島は猫もかわいいし、島自体の雰囲気がよかったです。
  うさぎ島はうさぎがわんさかいて、モフモフし放題でこちらも楽しかったです。
  猫島に行くときにうっかり忘れちゃったのですが、うさぎ島にはちゃんと三脚を持って行ったので、うさぎのかわいい横顔がたくさん撮れました♪
  
  ムギー