2021秋の乗り放題パスで中国山地キハ巡り！vol.2（岩徳線・姫新線編）

2021/10/08 - 2021/10/10

県境開放から１週間。行けるときに行っとけ。

“５時半打ち”で押さえ、８月に乗る予定だった某臨時列車ですが、容赦ない自宅縛りにより泣く泣く手放した指定券のリカバリーのためもう一度挑戦しました。せっかくなので、乗りつぶし以来ご無沙汰だった中国山地を取り巻くローカル線を乗り継いでみましょう。ローカル線が中心なので移動距離を稼がない超絶ゆとり行程ですが、たまにはこんな旅行もいいでしょう。セノハチのスターＥＦ６７を見てさらに東へコマを進めます。

きっぷ：秋の乗り放題パス
旅程概要
10.08：西熊本～川尻～西熊本～坪井川公園～黒髪町～防府
10.09：防府～倉敷～新見～津山～若桜～米子
10.10：米子～直江～三井野原～備後落合～広島～新山口～西熊本

エリア 広島市(広島)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

2021.10.09　防府
静かで光量も調節できる超高級ホテル快活クラブから歩いて１０分ほど、早朝の防府駅にやってきた。

防府駅 駅

2021.10.09　防府
始発に乗って…

2021.10.09　徳山
そのまま乗り続けても岩国には７時８分着。だったら…

2021.10.09　徳山
今回のテーマは中国山地vsキハである。岩徳線を選んで乗ろう。岩国到着は本線経由と同じ７時０８分。

2021.10.09　周防高森
すっかり明るくなった周防高森でしばらく停車。

周防高森駅 駅

2021.10.09　周防高森
秋の朝のすがすがしい空気が流れる。

2021.10.09　岩国ゆき普通列車車内
対向列車を待って発車。

2021.10.09　広島ゆき普通列車車内
この川を渡ると広島県である。

2021.10.09　大竹
なぜか大竹で少々停車。

大竹駅 駅

2021.10.09　広島ゆき普通列車車内
広電と並走。

2021.10.09　糸崎ゆき普通列車車内
広島で糸崎ゆきに乗り換える。

2021.10.09　向洋
向洋で降りて貨物列車をちらっと見よう。この先に控える連続勾配区間“セノハチ”では、補機をつないで後押しをする全国的にも珍しくなった区間だ。現在は広島タ→西条の上り貨物列車に対してのみ行われ、下りは単機回送となる。下り列車が坂を上る碓氷峠や板谷峠と違い、上り列車が坂を上るのでわかりやすい。

向洋駅 駅

2021.10.09　向洋
下り列車はカーブを描いて入ってくる。

2012.10.08　向洋
９年前のまだ塗り替え過渡期の頃。昔は編成が長かった（笑）。

2021.10.09　向洋
９年間放置していたら１運用まで減少したＥＦ６７。ＥＦ６５を種車とした１００番台だ。超絶逆光だが、動いているのを見られるのも最後かもしれない。

https://www.youtube.com/watch?v=n8ngZ90uECk

2021.10.09　向洋
検査の関係でもうそろそろ運用離脱かと思われている。さすがに次の改正は厳しいのではないだろうか？

2012.10.08　中野東・向洋
９年前はＥＦ６０を種車にした基本番もバリバリ活躍していたのだが、にわか者にはこれが限界で、オヤ３５などの思い出話は諸先輩方で大いに盛り上がっていただきたい。

2021.10.09　向洋
向洋から１駅…

2021.10.09　海田市
隣の海田市の２４時間スーパーで買い出しをして…

海田市駅 駅

2021.10.09　糸崎
晴れ渡る糸崎駅に到着！

糸崎駅 駅

2021.10.09　糸崎
絶賛増殖中の３００番代の牽く貨物列車を先行させる。

2021.10.09　糸崎
糸崎からは再びチーム黄色。

2021.10.09　糸崎
セノハチが苦手のＭＴ４６シリーズ。

2021.10.09　岡山ゆき普通列車車内
客が乗って来る尾道まで１本勝負だ。練り物は地域色が大きい。

2021.10.09　岡山ゆき普通列車車内
因島（と思われる）を眺める山陽本線の絶景区間。

2021.10.09　岡山ゆき普通列車車内
“しまなみ海道”本州側１発目の橋をくぐる。向島へは渡し船も便利だ。

2021.10.09　岡山ゆき普通列車車内
１駅ずつ拾いながら鈍行の旅は続く。

松永駅 駅

2021.10.09　岡山ゆき普通列車車内
山口ですっかり見かけなくなったＥＦ６６。

東福山駅 駅

2021.10.09　岡山ゆき普通列車車内
高梁川を渡って…

2021.10.09　倉敷
倉敷に到着！乗り換えは３分！

2021.10.09　倉敷
伯備線は「マリンライナー」でおなじみの２１３系。

2021.10.09　新見ゆき普通列車車内
久しぶりの伯備線だ。

2021.10.09　新見ゆき普通列車車内
寝てるか貨物追っかけてるかなので、なかなか景色まで見ることがなかったのだが、かなり絶景区間じゃないか。

2021.10.09　新見ゆき普通列車車内
真っ白な法面！

2021.10.09　新見ゆき普通列車車内
セメント工場？が隣接する井倉駅。

井倉駅 駅

2021.10.09　新見ゆき普通列車車内
次の石蟹で「やくも１４号」とすれちがう。約半分に間引かれているため、なかなか出会う機会は少ない。

2021.10.09　新見ゆき普通列車車内
晴れてよかった…

2021.10.09　新見
新見からは乗り潰し以来の姫新線。

新見駅 駅

2021.10.09　津山ゆき普通列車車内
向かいの備後落合ゆきはすごい混雑だが、こちらはゆったりしたもの。この区間は１日８往復で、中国山地界隈にしては多い方ではないだろうか。

2021.10.09　津山ゆき普通列車車内
次の岩山は２面２線を潰したよう。８．３キロに１０分もかかり地方交通線らしくなってきた。

岩山駅 駅

2021.10.09　津山ゆき普通列車車内
次は丹治部。

丹治部駅 駅

2021.10.09　津山ゆき普通列車車内
刑部は快速停車駅。鉄道好きでないと読めないのではないだろうか。

刑部駅 駅

2021.10.09　津山ゆき普通列車車内
沿線の中心の中国勝山。備中や美作じゃないんだね。

中国勝山駅 駅

2021.10.09　津山ゆき普通列車車内
こっち側にも落合はある。

美作落合駅 駅

2021.10.09　津山
新見から約１時間半…数々の２５キロ制限をクリアし津山に到着。

津山駅 駅

2021.10.09　津山
１番線には智頭ゆきが停車中。こちらに乗り換える。

2021.10.09　津山
２番線から佐用ゆきが発車していった。津山は４方向から路線が集まる要衝だ。行先事にホームが分かれている。

https://www.youtube.com/watch?v=s6FjJuXWBfQ

2021.10.09　津山
おぉ、ノスタルジー。

2021.10.09　津山
ポツンとキハ。「みささ」「みまさか」といった長編成の急行の分割併合が良く似合う広い構内だ。

2021.10.09　津山
３番線は姫新線下り、４番線は津山線である。

2021.10.09　津山
改めて、津山駅舎と１番線。１番線は因美線だ。

2021.10.09　津山
岡山方面は利用客が多いのであろう。堂々３両のキハである。

2021.10.09　津山
先ほどのノスタルジーが中国勝山に向けて発車していった。そろそろ席に戻ろうか。

https://www.youtube.com/watch?v=Chi460W2MiY

この旅行記へのコメント （4）

• まるきゅーさん 2021/12/11 12:21:44

  まさか山口と岡山くっつけるとは...

  とのっち様。こんにちは。まるきゅーです。
  一瞬タイトル見て「え、そこくっつける‼?」ってなりましたが案外行けましたね（笑）
  岩国から倉敷まで3時間半くらいですか...　吾妻線と烏山線くっつけた身からしても脱帽です...
  キハ47、40は東日本だともう見れなくなりましたが（強いて言えば富山だけは見られるようです）西でももう置き換えどきですよね。
  この色の120は唯一南小谷で見れるので東日本でも見れることになるのかな...(まあ行きやすいのは関西線の120ですけど...)
  そう言えば名古屋の中央本線新車の315に統一するみたいです。まるきゅー

  とのっちさん からの返信 2021/12/11 22:12:52

  RE: まさか山口と岡山くっつけるとは...

  まるきゅーさま
  
  こんばんは。書き込みありがとうございます。
  
  そんなに熱心に写真を撮らないので、だいたい１日を２〜３冊に分けるようにしているのですが、朝から晩まで乗ろうとするとこういう行程になってしまいます。田舎者は遠出をできる機会が極めて限られますので一気にやっつける作戦が身に染みついています。
  
  西日本のキハを一気に置き換えるのはかなり困難でしょうから、減便とちょっとずつの新造を続けるのでしょう。キハ１２０は塗装のバラエティ―が豊かで、今後もいろんな塗装が登場します。私は逆に東日本で活躍している車両に縁がありません。中央西線の情報ありがとうございます。銭取らるライナーはどうするつもりなのでしょうか？
  
  とのっち

• Akrさん 2021/12/11 11:30:46

  陽陰連絡急行

  とのっちさま
  
  こんにちは。
  「セノハチ」の67も引退ですか。デッキ付きのEF59を見てみたいなと思っているうちに置き換えられ、さらに置き換えた67も引退近しとは時の流れを感じます。
  そして勾配の難所に付けられた別称も「横軽」が無くなり「福米」も新幹線が通り、機関車で越える難所も「セノハチ」くらいじゃないでしょうか。
  
  中国山地のローカル線はいい雰囲気ですね。
  西の乗りつぶしでいちばん手を焼きそうですが(笑)ほぼ未乗なもので・・・
  この入り組んだ路線網を山陽と山陰を結ぶ多くの陽陰連絡急行が走っていましたね。
  「砂丘」「みささ」「つやま」「ちどり」乗ってみたかったです。
  
  色んな人の旅行記に登場しますが津山駅のホームは本当に良い雰囲気ですよね。
  乗りつぶしでも、この駅だけは少し時間を取りたいなと思いますね。
  「ノスタルジー」はキハ23(45)みたいです。
  
  Akr
  

  とのっちさん からの返信 2021/12/11 21:57:13

  RE: 陽陰連絡急行

  Ａｋｒさま
  
  こんばんは。書き込みありがとうございます。ＥＦ６７はですね、現在は１運用で１０月頃に検査かな…と思っていたのですが最近になってもまだまだ元気に走っているようで…おっしゃるとおり、補機の活躍はセノハチくらいでしょうか。後押しも捨てがたいですが、やはり中央西線や三岐鉄道の重連の方が好きです。
  
  中国山地のローカル線は乗り潰し以来ご無沙汰のところが多いです。私は「ムーンライト」シリーズを駆使して計画的にやっつけました。急行といえば「たいしゃく」の晩年にちまっと乗ったのと、「つやま」の間合いキロハを吉備線で乗ったくらいでしたが、あのように入り組んだ路線だと分割併合が活かされますね〜
  
  たしかに津山は人気ですね。よくお見かけします。転車台見学もいいですよ〜キハ４０・４７をあの色に塗るのは雰囲気づくりなのでしょうが、一般職ならキハ２３ですね。ＪＲ北海道の宗谷線急行風など、ちゃんとＪＲ化後に存在した懐かしい塗装の方がいいです。
  
  とのっち